ペンタックスセブ工場
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ペンタックス工場は日本そのものだった
 
 セブへの修学旅行では生徒を引率し、ペンタックス工場を見学してきました。500人の現地人スタッフの他は数名の日本人だけしかいません。工場の中に入ると、その中の世界は日本そのものです。忘れていた、空気のひんやりとした感覚がもどってきました。案内してくださった日本人の職員の話では、セブの地層が、サンゴなどの石灰の成分が多く、地下水がたまりにくいため、慢性的な水不足になっているそうです。そのため、工場の屋根はもちろん敷地内にふった雨水はすべて浄化し、用いているそうです。工場そのものがセブの中にある日本世界となっているのです。
 ここでつくられたコンパクトカメラはおもにヨーロッパに輸出されているそうです。プラスチックを溶かして型をつくる巨大な機械などもみせてもらいました。組み立てラインの体育館のような部屋の真ん中にはガラス張りの廊下が通っていました。そこを通るとき、カメラを組み立てている人たちは一斉に私を見ました。300人位の人はすべて女性です。自分が動物園で見られている動物になったような気がしました。こんなにたくさんの異性に見つめられるのは(実際には見ていないかもしれない。自意識過剰ぎみ・・・) 生まれて初めての経験です。ベッカムとかは、いつもこの視線を感じているのでしょう。

フィリピン○×クイズ 
前回の答え ○
解説 アスファルトはとけるのでコンクリートが使われています。帰国したとき、道路の滑らかさに感動しました。

問7 フィリピンにはブリキでつくったジープが売られている。答えは次へ

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