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フィリピンのびっくり鉄道

 通勤に使うサウススーパーハイウエーに平行して、PNR(国鉄)のディーゼル車が走っており、その線路わきは不法に占拠され、たくさんの貧しい人々がひしめくように住んでいました。踏み切りから見ていると、左右にぐらぐらゆれながらゆっくりと走ってきます。日本の電車のように殺人的なスピードで通り過ぎるわけではありません。写真の列車は屋根がとんがっています。どうしてとんがっているのかといいますと、人がただ乗りしたり、ごみを屋根に放り投げることを防止するために考えた苦肉の策です。(1990年代) 屋根が平らだと線路わきの住人がゴミを屋根に放り投げ、ゆれるのでまた別の場所に落ちます、落ちたゴミはまたそこの住人が放り投げてあげる。これの繰り返しで、ラグナ湖周辺まで運ばれるという具合です。のちに三角屋根への改造にはかなりのお金がかかるので、取りやめになったという話をききました。

フィリピン○×クイズ 

前回の答え ×
解説 一個10円程度で買えます。学校の校庭の10倍ぐらいもあるパイナップル畑を見たことがあります。肥料には尿素などが使われているそうです。デルモンテなどがプランテーションをもっています。

問6 フィリピンの道路はコンクリートでできている。答えは次へ

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LRT軽便鉄道 電車です