傷病者を床などの上に寝かせたままにしておくと、体温が下がり、状態が悪化することがあります。傷病者の体温を保つため、できるだけ早い時期に毛布などで全身を包み保温します。また下からの冷えを考えて、新聞紙を敷くだけでも効果があります。毛布で傷病者を保温する時は、傷病者に動揺を与えないように注意しながら行います。
|
|
|
|
2. |
毛布を傷病者の片側に置き、体を手前に引き起こして、体の下にさし入れる。
|
|
|
|
3. |
傷病者の体をもとにもどし、体の下の毛布を引き出す。
|
|
|
|
4. |
傷病者を包む。肩や足を十分に包む。できれば、協力者が多い方がよい。
|
|
|
|