提 言:  神奈川県  ・・温暖化CO2削減対策     KN_Proposal06292007_kankyo.xlsProp001!  
                ・・建設発生土比重見直し・運搬効率改善対策 Kanagawa/KN_Proposal06292007_Kankyo.htm  
              初版: H19/2007/6/29 更新: H20/2008/07/23
<A> 建設発生土比重見直し&運搬効率改善&温暖化CO2削減対策          
公共工事に於ける定数見直しに因る CO2削減 及び 経費削減          
速やかに 神奈川県の公共工事発注条件 建設残土地山比重1.8=>1.55 を      
    検証して 敏速な適用の徹底を図ること。            
速やかに 神奈川県の公共工事発注者責任を果たすこと。        
結果として 神奈川県内を走る 国発注の公共工事用ダンプ車台数削減      
      ・CO2排出量削減を強く求めること。            
                     
  参照資料--01    建設発生土量 vs  CO2軽減量・・・・データ・詳細        
  参考資料--01A   建設発生土量 vs  CO2軽減量・・・・データ・サマリー        
  参考資料--02    国土交通省データ 「土の比重(重量容積比)」        
                     
進捗履歴:                    
<15> H20/2008/7/23 神奈川県県土整備部からの進捗説明・・・続3          
県の対応策の結果が 県下市町村にどのような影響を受けている確認したが 「協定書」などには 未だに何も
「指示・変化なし」との由。                
                   
H20/2008/7/23 に県土整備部技術管理課長:千葉氏 及び 環境農政部環境計画課長:山田氏 と電話にて
その後の改善対応を敏速に実施すべく強く促した。          
横浜市ではH7年以来 市発注工事の全ての「残土」は 地山比重=1.56 相当として運送効率,CO2発生量を
最適化しており 同じ事を「県」が行なうだけなのに何故数年間も掛けて未だに実践できないのかを両氏に  
質した。                  
                   
環境計画課長:山田氏からも千葉氏と早急に連携して行動を促進させるように依頼した。    
技術管理課長代理:三枝氏から連絡があり 7月末頃を目途に進捗を知らせるとの由。    
<14> H20/2008/5/09 神奈川県県土整備部からの進捗説明・・・続2          
県から最新状況の説明あり。 於:県合同庁舎・・藤沢県土木事務所 会議室 H20/2008/5/09    
  神奈川県県土整備部技術管理課 三枝 課長代理 , 伊田 主任技師    
要旨:                  
   全県地域に広げて検証を実施した結果  50%を超える工事において「地山比重」が 「1.6」であることが判明した。
   したがって 従来から長年にわたり「検証なしで」使用されてきた「地山比重=1.8」 を 発注工事ごとに「土質」を
   検査することによって 大半の県発注工事で使用される残土運搬ダンプ台数を 10%以上(= 1.6/1.8)削減できる
      事が判明した。                
   この結果に伴い 県としては「積荷の姿=荷姿」ガイドを近々に作成して 今年度内には正規に採用するとの由。
<13> H19/2007/12/07 神奈川県県土整備部からの進捗説明・・・続          
宮崎様                  
 日頃より、ご理解とご協力をいただいておりまして、お礼申しあげます。        
 現在の技術管理課の取組み状況については、先日ご報告したとおりでございます。      
 この中で、実際に工事現場において、荷姿の検証等を行っていくことについてご説明しましたが、この検証を
来年の1月〜3月に行うことができるように、現在、関係の          
土木事務所と実施方法について調整を行っているところでございまして、来年の1月中旬頃に実施方法等の  
概要について報告させていただきたいと考えております。 引き続き、よろしくお願い致します。     
          県土整備部 技術管理課         
            リサイクル推進班 筏谷        
                   
追伸:                   
   後日 県土整備部 技術管理課 から電話連絡があり 次の事が明確になった。    
     懸案の「地山比重(重量容積比)」に関しては          
      従来 長期間算定基準として 「1.8 トン/m3」が用いられてきたが      
      広範囲の実測の結果 その数値より 明らかに 「軽い(小さい値)」である事が判明した。  
                   
<12> H19/2007/11/16 神奈川県県土整備部からの進捗説明          
宮崎様                  
当課における現在の取り組み状況について報告させていただきます。        
宮崎様から提案をいただいております「建設発生土搬送効率の改善」については、近隣の自治体の取組状況や
県内土砂の単位体積重量について調査し整理を行っているところでございます。      
                   
こうした中で、今回調査した単位体積重量を適用した場合、その荷姿の検証、現場における管理方法や管理体制、
並びに運搬時の安全性の確認などについて、実際の県土整備部の工事現場において検証したいと考えております。
                   
 現在、この検証の実施手法等を詰めているところでございまして、その概要ができましたらご連絡させて
いただきますので、よろしくお願い申し上げます。          
        神奈川県県土整備部技術管理課 三枝課長代理  
        担当 : 筏谷 TEL 045-210-1111     
        H19/2007/11/16         
                   
<11> H19/2007/9/10  松沢成文神奈川県知事からの回答            
  日ごろから県政にご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。      
ご提案につきましては次のとおりお答えいたします。          
                   
○ 県における温暖化対策の取組み全般について            
 本県では、県有施設等において電気・ガス等のエネルギーを使用することにより排出される温室効果ガスを削減するため、  
神奈川県地球温暖化防止実効計画を策定し、温室効果ガスの削減の取組みを行っています。      
                   
 ご提言の内容に関する本県の検討にあたっては、交通安全の確保、施工の管理及び環境への配慮などを含め総合的に判断すべき
ものと考えております。                
                   
○ 県公共工事における建設発生土搬送効率改善について          
 本県では、ダンプトラックによる土砂、工事用資材等の運搬にあたって、『標準現場説明書』にて、荷積みの高さが枠を超えない
水平積み運動を徹底しています。また、建設発生土を取り扱う上で、基準とする土砂の単位体積重量は、県内各地、含水率等により
一律に限定できないので、これまでの知見に基づき『土木工事数量算出要領(案)』や各種構造物の応力計算等で全国的な基準
として用いている、地山状態での標準的な数値である「1.8t/?」とし、1台あたりの標準的な規格を10t車で「5.555?/台(地山)」として
います。                  
                   
 この水平積み運動への取組は、過積載による違法運行の防止に関する国の『過積載による違法運行の防止に関する当面の
                   
対策について』(昭和56年関係省庁申合せ)や『ダンプカーのさし枠装着車両等の一掃に関する対策について』(昭和61年関係省庁
                   
申合せ)の通知を参考に、過積載車両の違法運行を防止するとともに、土砂の飛散や落下を防ぎ、交通安全の確保等にも配慮した
ものです。                  
                   
 したがって、本県におけるダンプトラックでの土砂運搬の積載量の考え方は、単位体積重量が標準(1.8t/?)よりも大きい場合は、
積載車両の能力による重量で制限され、小さい場合は水平積みの観点による容積で制限することとしているものであり、単位体積
重量が標準(1.8t/?)よりも小さい場合であっても積載時に荷台容積の水平位を超える土砂は積載しないよう指導をしています。
                   
 ご提案のありました内容に関しては、発注者として十分留意すべき事項であると認識しております。    
                   
 県として、現在実施されている水平積み限定の考え方をどこまで緩和ができるのか、その検証のための作業として、@県内の
単位体積重量の把握A他自治体の事例検証B @、Aの検証を踏まえた上で、実現性に向けた方策の検討を行っていきます。
                   
 上記に示した県の取り組みの作業を概ね3ケ月(10月末)を目途に行うこととし、県として何ができるのか、提案内容に対する
方向性を出していきたいと考えております。              
                   
 なお、参考までに、今回回答いたしました事柄につきまして、さらに詳しいお問い合わせがある場合には、次のとおり担当して
おりますことを申し添えます。                
                   
○ 県における温暖化対策の取組み全般について            
 環境農政部環境計画課地球温暖化対策班 有原(電話0452101111内線4076      
○ 県公共工事における建設発生土搬送効率改善について          
 県土整備部技術管理課課長代理 三枝(電話0452101111内線6102        
 同        課建設リサイクル推進班 筏谷(電話045-210-1111内線6124        
                   
初秋の候、ご健康に留意され、お過ごしください。          
                   
平成19年9月10日                
                   
  宮崎 碩文 様                
                   
    神奈川県知事   松 沢 成 文          
                   
    整理番号 No.A−19−08−089          
             県民部広報県民課わたしの提案班今福        
             〒231−8588 横浜市中区日本大通1        
             電話(045)210-1111 内線3672・3673        
             ファクス(045)210-8833          
                            
<10> H19/2007/8/20  わたしの提案(知事への手紙  via  フォームメール        
[提言: 温暖化・CO2対策]              
地球温暖化・CO2削減対策として 貴職下環境農政部環境計画課部門に対して 下記ページ掲載のように  
「特別な経費・予算が不要 且つ 即実行可能な案」として提言して その進捗をフォーロしてきております。  
                   
当案件については H17/2005年から 貴職下県土整備部技術管理課と連携して事を推進して来てはいますが
 今日未だに 実行に移されていません。            
つきましては 当提案メールを通じて 関連部門が「一層 早期に実践に移すことが出来ますよう」貴職からも  
  喚起を促して下さいますよう願う次第です。            
以上 2007/8/20                
<9> H19/2007/8/20  電話 with 神奈川県環境農政部環境計画課 山田課長        
県としては「CO2削減対策」は県境計画課が主導権を持って 計画を推進すべきと伝えた。    
環境計画課として 技術管理課の「具体的なチェック内容」を確認して 当方に連絡くれるように頼んだ。  
<8> H19/2007/8/20  電話 with 県土整備部技術管理課課長代理 三枝氏        
次回チェック・ポイントを10月として それまでに「本案件についての方向性をも含めて決める」・・・・との由。  
具体的なチェック内容が示されなかった。            
<7> H19/2007/8/14  電話 from 神奈川県環境農政部環境計画課 石原さん        
技術管理課とも過去の経緯と技術的根拠を確認済みとの連絡あり。        
速やかに県の行動に移すことにしているとの由。            
<6> H19/2007/7/17   書面 from 神奈川県環境農政部環境計画課 山田課長        
当方が指摘したとおり 県土整備部技術管理課三枝課長代理とも連携して      
今後の具体的策を検討するとの由。              
<5> H18/2006〜H19/2007/07/20   県土整備部技術管理課課長代理 三枝氏と打ち合わせ「早急の対応&CO2削減」
<4> H18/2006/02/13 再実測 神奈川県藤沢土木事務所 岩本氏 ・・・ H17/2005/11/28実測の再確認済み  
<3> H17/2005/11/28 残土比重実測 県土整備部技術管理課課長代理網倉氏と「赤羽仮置き場」で実測   
同席者:岩本氏                
実測結果 : ほぐし比重 = 1.2〜1.25   ==>> x 1.25(容積変化率) 地山比重 = 1.56  
<2> H16/2004〜H17/2005  横浜市の残土調査「南本牧処理」  ・・・・ 地山比重換算値=1.56 を確認  
<1> H14/2002/2/21〜 公共工事関連調査開始 「建設発生土」と運搬実態調査