ハーブtea     
栽培のポイント
ミントtea
強い殺菌力があり、心身の疲れを軽減
消化を助け、口の中をさわやかにします
     効  能/殺菌作用、発汗作用、利尿作用、抗けいれん作用
            胃腸不全・食欲不振・便秘・腎臓の不調・心臓の不調・貧血・低血圧・膀胱炎
            肥満・糖尿病・リウマチ・神経痛・神経不安・花粉症・発汗過多・つわりを改善
     注意点/
すべての方に効果があるとは限りませんのでご注意ください。
清涼感のあるさわやかな香りのミントには、多くの種類があります。
中でもお茶に使うミントは、
ペパーミント、スペアミント、アップルミントの3種類が上げられます。
ペパーミント
M.piperita
和名 セイヨウハッカ
ウォーターミントとスペアミントの交配種でピリッとした強い清涼感があり、
ハーブティーから薬用まで、さまざまな用途に利用されています。
メントールのさわやかな風味がします。
鎮静作用があり、
イライラしているときや不安なときに飲むと気分をおだやかにしてくれます。
口の中がさっぱりするので、脂っこい料理を食べた後や、
食べ過ぎた後にもおすすめです。
胃のもたれやむかつきを解消してくれるでしょう。
スペアミント
M.spicata
和名 オランダハッカ
ペパーミントよりも作用がおだやかで甘味がある。
アイスにするとさわやかさが引き立ちます。
アップルミント
M.suaveolens/M.rotundifolia
別名 マルバハッカ

リンゴの甘さとミントの清涼感が混ざった香り。
葉は少し厚みを帯びているので乾燥には向きません。
葉を細かくきざんで水に10分くらい浸出させて、
水出しティーとして楽しめます。
口臭予防にミントティーでのうがいもお薦めです。
病原性大腸菌O-157に対して強い殺菌力
抗菌性が強いと言われる緑茶ポリフェノールは
濃度が0.08%以上で菌の数を減少させたのに対して、
ペパーミントの精油は濃度が0.04%以上で完全に殺菌できると言われます。

ミント
Mentaba spp
別名 メンタ

栽培のポイント
日本を含む北半球の温帯に多くの種が自生または栽培され、
全草に清涼感のある芳香を持つものが多くあります。
葉の毛、葉柄、鋸歯などの有無や
葉形の楕円形、卵形、卵状披針形などの違いはありますが、
一枚の葉からなり、葉脈に沿ってシワがあり、十字に対生します。
薄桃色または白色の唇型花が、輪散状に葉腋につくか、
さらに複数集まって穂状または頭状に茎頂につきます。
ミントの仲間は交雑しやすく変異が多いので、
分類がしにくいグループです。
やや湿り気のある半日陰から日向まで容易に栽培でき、
土質は選びません
耐寒性はありますが、夏の乾燥や加湿には弱ることもあります。
密生した茎や葉は蒸れや病気を防ぐために、
刈り取って風通しを良くした方が良いでしょう。
地下茎が旺盛にはびこるので、広がっては困る場所なら
大きな鉢で育てましょう。
形態や性質を維持するには、簡単に行える株分け挿し芽で増やします。
株の更新は、鉢植えでは毎年、地植では2〜3年に1回行います。
錆病が発生したら株を処分するか、土壌も含めて殺菌剤で処理をします。

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