栽培のポイント
レモンバームtea
さわやかなレモンの香りは食欲をわかせ
ハーブティーの代表
    お茶の効能/鎮静作用、鎮痛作用、鎮痙作用、強壮作用、発汗作用、抗ウイルス作用
             抗けいれん作用
             不眠症、うつ病、神経障害、食欲不振、動悸、アレルギー、
             消化器系の不調を改善
    注意点/すべての方に効果があるとは限りませんのでご注意ください。
レモンのようなさわやかで甘い香りがするレモンバームは、
風邪をひいたときや、体力を消耗する暑い季節の飲み物にお薦めです。
消化や食欲を促すので、食前食後に飲んでも良いでしょう。
蜂蜜を加えたこのお茶を毎日飲んで、
100歳以上長生きしたという言い伝えもあります。
このお茶はレモンの香りはしますが、酸味はありません
口に含んだときはすっきりとして、後味はふんわりとしているので、
他のハーブとブレンドしても調和します。
ペパーミントやレモンバーベナとブレンドすると香りが引き立ちます。
浸出液(ハーブティー)を入浴剤として使えば、肌を清潔にし滑らかにします
一般名のバームはバルサム(芳香性樹脂)が省略されたものです。
その芳香に誘われてか花にみつばちが良く集まってくることから、
ラテン語のメリッサ(みつばち)という学名が付いたそうです。
地中海地方では2000年以上も前から栽培されてきたハーブで、
ミツバチから採れる蜂蜜が唯一の甘味料だった時代には、
とても関心の高い植物でした。
また薬効も古くから知られていて、
解毒剤や腹痛、歯痛などの緩和にもちいられてきました。
「バームは脳の働きを高め、悲しみを追い出す」と、
ヨーロッパへ紹介したのはアラブ人だったと言います。
レモンほど酸味の強くないレモンバームの葉は、
柔らかなレモンの風味を効かせたい料理に最適です。
肉、卵料理からサラダのドレッシングやシャーベット、
牛乳を使った料理にも良く合います。
アイスティーやオレンジジュースに浮かべても良いでしょう。
レモンバーム
Melissa officinalis
和名 セイヨウヤマハッカ  別名 メリッサ、バーム、香水薄荷(ハッカ)

栽培のポイント
耐寒性があり、高温多湿にも比較的強く、
生育が早いので育てやすいです。
日当たり〜半日陰まで適応し、腐食質に富んだ肥沃な土で、
水はけの良い場所に植えます。
有機質肥料を元肥や寒肥として施します。
秋または早春に枯れた茎葉を刈り取ります。
開花して実が付くと、株が老化しやすいので、
収穫をかねて開花する前に刈り取って乾燥保存すると良いでしょう。

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