ローズtea
Rosa spp
甘く上品な香りで、気分の落ち込みや不安を解消
美肌効果もうれしい
     お茶の効能/浄化作用、強壮作用、強肝作用、強肺作用、解毒作用
              抗生物質などによる薬害を取り除く
              神経疲労、二日酔い、更年期障害、便秘、肌のシミを改善
     注意点/新鮮なうちに使う。特にローズピンクは色が変わりやすいので、
           保管場所に気を付けて。日光や湿気には注意を。
           すべての方に効果があるとは限りませんのでご注意ください。
ローズ(バラ)は「花の女王」とたたえられるにふさわしい、
甘く魅惑的な香りと美しさを持ちます。
ハーブティーに使われるローズは、オールドローズと呼ばれる原種に近い品種で、
ガリカローズ、ケンティフォーリア、ダマスクローズ等があります。
ドライハーブにして利用しますが、中でも赤い花びらを「ローズレッド」、
赤い花のつぼみを「ローズバッズレッド」、
ピンクの花びらを「ローズピンク」、
ピンクの花のつぼみを「ローズバッズピンク」と呼びます。
この花びらとつぼみでいれるローズティーは、
ふんわりとしたかぐわしい香りが漂います。

ローズレッドとローズピンク、この二つの効能はほとんど同じですが、
ローズピンクの方がより甘く上品で繊細な香りがします。
疲れているとき、落ち込んでいるとき、不安なときなどに飲むと、
心身をリフレッシュして明るい気分にしてくれます。
また肝臓や胃腸の疲れ、便秘にも効果が期待できます。
ホルモンのバランスを整える作用があるところから、
女性の美しさと健康のために役立つお茶とも言えるでしょう。
ローズの属名「ロサ」はギリシャ語のロドン(赤)に由来すると言われます。
ローマ時代から花や果実は薬用として使われました。
また喜びの象徴として結婚式にはティアラを作ったり、
勝利者が行進をする通りに花びらをまいたといわれています。

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