畦ヶ丸1292.6m・屏風岩山1051m ’5/04/10(日)

新松田の1番バス乗り場、西丹沢行きは8時25分だが、8時過ぎで40人以上が並んだ。
半分程度が大野山登山口までなので大野山行きの臨時便が出て約20人位が乗車した。桜の見頃だろうか。

西丹沢行きは丁度満席で出発。
大野山登山口で6,7人、棚沢キャンプ場入口(不老山の登山口)でも7,8人、玄倉で2人、
浅瀬入口で7,8人、大滝橋で1人、西丹沢では10人ほどが降りた。

バスを降りると若い人が「山に登る人は登山届けを出して下さい」と呼びかけている。
自然教室の中に用紙がある。

自然教室の西側の河内川を渡る吊橋は4月25日まで工事中のため、河川敷に下りて仮設の橋を渡る。

西沢を遡る道は右岸から左岸、また右岸と渡渉するが、大抵は立派な丸木橋が設けてある。
前に来たのは10年くらい前なので、これほど立派な丸木橋ではなかったと思う。


左に寄り道して本棚の滝を見物した。ここでは2組7人に出会った。
高い所に上がっても暫くの間、聞こえて来る音の源を見ておくのは良い。


分岐まで戻り、岩ゴロの谷筋を5,6分上げって行くと、左の尾根に取付く道が始まる。
本棚の滝の分岐から20分ほどで、畦ヶ丸の由来といわれるアセビが沢山現れる。開花している。

尾根筋を行く階段が面白い。


沢を外れてから、1時間ほどで、ようやく稜線に出て左に進むと直ぐに善六のタワだ。
道標の文字は薄れて剥がれかかっているが、かろうじて判読できる。


タワから4分ほどの小ピークにテーブルが設けられているので、ここでおにぎり休憩。


この先、階段を二つ上がるとなだらかな稜線が続き両側の山々の様子が見られる。
長い階段が続く所では左手には権現山が目立つ。7人ほどのパーティーが降りてきた。


小さなピークがあった。ここで行く手の畦ヶ丸が木の間越しに見えるようになったが、これが・1148らしい。


この少し先で撮ったものは・・アセビの多い丸い山との畦ヶ丸の山名の由来を納得。


12:46に畦ヶ丸に着いた。歩き出しから丁度3時間、(内、休憩と滝見物が30分。)


2組4名に会う。ここでは休まず、鞍部を越して100m先の非難小屋の方に行く。
参考の為に避難所の中を見ようと思ったが、前の空き地に陣取ったパーティの一員から声がかかって、駄目。
中で女性が着替えでもしていたのかな。

直ぐに大滝峠上に向け下る。 途中大きな木が倒れて枝が5、6本邪魔をしている所があったが約30分で着いた。

ここを直進すると屏風岩山に通じている。道は明瞭である。5分ほどで右に「信玄平、城ヶ尾峠」への分岐。
大滝峠上から10分ほどの朽ち果てた標識やベンチ等の残った所はGPSで確認すると大滝峠らしい。

更に13分ほどで左が開けた所からは畦ヶ丸や権現山が見えた。 ・989である。
畦ヶ丸(ここからは双耳峰だと知れる)
権現山

更に20分ほどで屏風岩山に着いた。14時06分。

大滝峠上までのルート上では合計25名ほどを見かけたが、こちらは 誰もいない。

左に進んで東峰から大滝橋に向かうならば、15:46発には間に合うと思われる。

少し雲行きも怪しいので、その次のバスになるかも知れないが、道の良い二本杉峠方面に歩き出す。
途中、靴紐を2回ほど締めなおす。前回右足の小指がえらく痛んで歩が遅くなったのだ。

満開のミツマタの林の脇を通過して、

急傾斜の先の鞍部からは、痩せ尾根に登らずに右の巻道を経て二本杉峠に出た。

広い林道に出て細川橋まで300m地点で下からバスの発車する音が聞こえた。15:56発だ。

バス停には16:00着。
この次のバスに乗ろうとしていたので構わないが、次のバスは最終の17:21だとは知らなかった。
(平日には16:36発があるのだが、土・日には書かれていないのだ。)

荷物整理や着替えなどをゆっくりしてから、近くの酒屋で飲み物を求めて、ゆっくり一杯やる。
次はお酒かなと、立ち上がると、日曜日には無い筈の16:36にバスがやって来た。
3人しか乗っていなかったが、丹沢湖バス停の辺りで歩いていた女性2人を拾い、6人になった。

谷峨を過ぎて、17時頃になると小雨が降りだした。

新宿6:31⇒新松田8:25⇒西丹沢9:45→10:22権現山分岐→10:28本棚の滝10:40→11:35善六のタワ
→1139小ピーク11:57→12:46畦ヶ丸→12:50非難小屋12:53→大滝峠上13:24
→14:06屏風岩山14:13→15:12二本杉峠15:17→16:00細川橋BS16:36⇒17:25新松田

'5/04/06 二本杉峠-屏風岩山-大滝橋は こちら

戻る   HOME