倉岳山 高畑山、大桑山北尾根

大月市の秀麗富嶽12景9番山頂でもある、倉岳山990mは梁川または鳥沢駅から歩いて登れる山である。
通常は穴路峠を経て西隣の高畑山981.9mと結んで登られる事が多い。

04/11/23
梁川駅で降りると、神社のある・493峰の向こうにこれから、倉岳山が見える。

駅の下の国道を横切り、南の橋を渡って、円通寺の先で道が左右に分かれている。左に進む。


左の道をとり、しばらく歩くとトタン沢橋の先に、立野峠経由の登山道の案内が右にある。
標識に従って、右に坂を上がって行く。


坂を上がりきった所で右に踏み跡があるが、標識は無い(こちらは・747を経ての標識の無いルートです)。
ここでは南に直進する。

暫くは平坦な道だが、やがて沢を渡ってからは結構な登りが続く。


大きな栃の木がある。


一息つきたいような登りをこなすと、「倉岳山水場」に到着する。

二本のパイプから水がとうとうと流れ出ている。 
然し、「倉岳山水場」とある立札の真ん中に「この水場の水は飲料用ではありません」 の表示。
責任逃れのお役所仕事に、憤懣やるかたない、ご常連の落書きが書き込まれている。 こちら 36k

気を取り直して、ジグザグの坂をゆっくり上がって行くと標識の沢山ある立野峠に着いた。倉岳まで35分とある。
ここは十字路で、右に進んで急登をこなすと富士山が見えるなだらかな稜線から、一段と急登5分で山頂。


今日は、まだ早いので先客は単独者が2人のみ。快晴なので富士山がくっきり見える。

西に高畑山に向けて進む。暫くは平坦だが少し左に曲がって、急坂を下るようになる。

途中何組かのハイカーとすれ違う。
穴路峠から上がって来たというので倉岳から寺下峠方面に向かうのだろう。

こちらは穴路峠から直進して急登をこなすと天神山で、そのあと岩ゴロの稜線を行く。


左:雛鶴峠への分岐をすぎると間もなく高畑山山頂だ。
男性単独者が殆どの6人の先客。
ここでもまだ、富士山はくっきり見える。


まだ11時だが、例により、早めの昼食をとる。 

石仏-北尾根方面からの女性ばかり4人のグループが到着。
こちらは、入れ替わりに、西の大桑山980mに向かう。

こちらへの踏み跡はさすがに薄い。
間もなく、鞍部の岩の痩せ尾根。


前回は大桑山側から岩の上を越えたが、今回は右下の巻道を通ってみた。
幅の狭い崩れやすい道、下は転落したら崖なので、こちらもけっして楽ではない。
岩場を振り返った所。


植林の急斜面を上がって、大桑山山頂は小広場になっているが、植林に囲まれて展望は無い。


ここから一般道は、左前方の鈴懸峠の方向に進む。

今回は、標識の手前を右に北尾根を下る藪ルートで津成→鳥沢に向かった。
この降りは、一般的ではないので別ページにしたい。 こちら



立川6:43発⇒7:28梁川7:34→8:55水場→9:12立野峠→9:43倉岳山9:56→10:15穴路峠→10:21天神山→10:49高畑山11:25→11:54大桑山→・748m峰12:35→14:24津成→15:06鳥沢駅

他の倉岳山バリエーションルート

4/12/11 鳥沢〜北西尾根〜倉岳山〜北東尾根      こちら
4/12/17 梁川〜北東尾根〜倉岳山〜北西尾根(へそ水)  こちら
4/12/23 梁川〜北東尾根〜倉岳山〜北尾根       こちら


戻る   HOME