お坊山:続き  元に戻る   HOME

笹子雁ガ腹摺山・米沢山・お坊山・棚洞山・入道山 04/03/17(水) 晴天、春霞。

お坊山(東峰)
分岐から直進
僅かに登っていくと小広いお坊山(東峰)山頂1421mがあり、左にベンチが2脚ある。滝子山が正面にまじか。
(大鹿峠への分岐を見逃して来てしまう人がたまにいるようだ。山名標は無いので、間違いに気づき難い。)

ここでお茶にする。13時10分から13時30分。だんだん後続の人達の声が近くなってきた。

踏み跡がしっかりした道が東南尾根の上についていて、全く不安がないが、結構な急傾斜なので、悪天候の
時は滑り易くて大変だろう。
少し登り返した長い小山の端の方にある棚洞山1201mは立ち木に札がかかっていたが、判りづらい。

ここから、お坊山を振り返ると、ピラミダルに見える。


標高1010m辺りの小ピークの下端にベンチが一つ置かれている。。
この尾根は巻き道がジグザクをきって尾根に上がってきた所毎にベンチが設けられているようだ。

ベンチから200m程下がった990m辺りで、道は尾根伝いに伸びているのだが、道の真ん中に赤ペンキで
目立つ、何の為か不明な標識がある。左手の支尾根の方にも、その先の森の中にも・・・・・

ホームページで調べた限りでは入道山の先の尾根伝いは、送電線の巡視路経由で思わぬ所に
降り立ったとか書いてあるので、行けるのは確かだが、・・・・今日の所は、ここから左の方に降りてみよう。

道の脇には赤塗りの境界柱が連続していたので、標識は登山者用のものではなく、別の用途のものであろう。
途中の藪の中、5mほどの距離にいたイノシシを驚かせてしまった。
15分程で未舗装の大鹿林道に降り立った。


大鹿林道は、直ぐに舗装林道になったが、高速道路をまたいでから国道に出て右折し、笹子駅までは1時間かかった。

高速道路の上を渡る手前に公園風の所があり、小金沢連稜、滝子山、大鹿峠などの絵地図のなかに、
お坊山登山口が中央道笹子の上りのバス停のそばにあるように描かれている。 


左下の部分拡大

また、別の情報では吉久保地区の稲取神社の境内に、お坊山の案内図があるそうだ。
 
3月27日(月)
お坊山の南東尾根の端、お坊山登山口から入道山あたりまでのルートに行ってみた。

中央高速の大月で降りる。コンビには初狩駅の近くにローソンとセブンイレブンがある。

吉久保入り口バス停を右折して稲村神社手前を左折して大鹿峠・滝子山方面に向かい、
高速道路の上をまたぐ橋を渡って左折して、
坂をゆるく下った 中央高速の上りの笹子バス停の手前を右に行くと、お坊山登山口の看板がある。

歩き出し12時5分。
引き返すように曲がって高速道路の脇の急坂を少し登ると右手にまた看板がある、

直進の道は間もなく下がって行くので違う。看板の手前を右に入って崩れかけた所を通過してジグザグを切る様に
なると少しまともな山道になる。えらい急登である。先行者の足跡がある。若い人が一人降りて来るのに出会った。
30分ほどで稜線に乗る。ここに後述の送電線標識がある。

稜線を上がって、1時間ほどで最初のベンチ(1脚のみ)のある小ピークで休憩。滝子山の眺めを楽しむベンチである。

ここでおにぎりを食す、13時5〜20分。上のほうから人声が長い間続いている。

その先、わずかで棚洞山であるので歩き出すと、向こうから、2人組が降りてきて私を見て、助かったと声をあげる。
ここはどこですか?       

お坊山東峰の東南尾根の棚洞山と入道山の間ですよと、地図で説明する。

笹子鳫ガ腹摺山・米沢山・お坊山から大鹿峠経由で甲斐大和に向かう筈が、現在地が全然判らない。
途中で会った人たちに口頭で教えてもらったので地図を見たりコンパスを出したりは一度もしていないそうだ。
女性のほうは、例の振り向けば判る「大鹿峠方面を指している」ベンチの後ろの標識も見たそうなんだが、
その先の標識で左折するということも聞いて知っていたにもかかわらず、標識を見落としたということ。
ちょうど先ほどの若い人が追い抜いて行くのに付いて来てしまった感じらしい。
その後、聞いていた鉄塔がなかなか見えないといいながら下り続けたらしい。

とんだハプニングで、棚洞まで上がるのは止して、分岐のあたりまで案内しながら下ることにした。
13時40分、まだ昼食をしていないということなので、分岐の100m程手前の小ピークで休憩。

大分憔悴しているようなので、こちらの道の方が尾根伝いで景色も良かったと慰めて、・・・
この先の標識の所では左に(登山口のほうへ)下るよう念を押して、笹子駅までの道を教えて別れた。

100mほど先の(送電線巡視用の)標識 に←No2公団笹子線,→No3公団笹子線とある。

道なりに左に下るのが正しい。(先ほど自分が上がって来た:詳細図の緑色ルート)

左はお坊山登山口に通じているが、右は足元、枯れ木で閉じられており、物好きにも行ってみると
廃道みたいな岩場やロープの垂れた所のある険しい道で、高速道路の下を潜り抜けて村はずれの
崖の上に出る。
左に進んでいくと稲取神社からの道と合流するので右折してガード下を通って吉久保入り口バス停の所に出る。
(詳細図の青色ルート)。バス停から笹子駅には右に25分程度の歩きである。

ルートの詳細図は こちら 113kb

行程全図は こちら 120Kb
標高グラフは こちら  27Kb

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