恵比島駅は言うまでもなくNHKの朝の連続テレビドラマ小説「すずらん」の明日萌駅の舞台になった所である。昭和初期の佇まいを感じる駅舎には「明日萌駅」と表示されており、本来の駅名が陰を潜めてしまった感じがする。元々貨車駅だったが「すずらん」の影響で、その貨車駅に駅舎と同じ木材を覆うようにして建て、駅舎と同化してしまっている。

 駅前も「すずらん」のロケセットが建ち並んでおり、その中の「中村旅館」は「すずらん」の映画の資料が展示されており、自由に中を見る事が出来る。明日萌駅の駅舎も時間は決まっているが中を自由に閲覧する事が出来、人形ながらも萌や萌の父親代わりの次郎がいてドラマの雰囲気が味わえる。

 この駅舎は今でも訪れる人が絶えない。あまり列車の本数に恵まれていない路線なので車でやってくる人がいたり、中には観光バスのコースの一つにもなっているようである。しかしこの駅にやってくる人の平均年齢が40〜50歳台なのはドラマの影響か。

 また季節によってはSLのすずらん号が運転されており、この駅では15分停車しゆっくりと駅を見物する事が出来る。SLすずらん号の案内パンフレットには日本語だけではなく、中国語で表記されているが、話によると台湾の人がこの駅と北海道の雪景色に憧れてやってくると言う。沖縄よりも南にある台湾にとって日本の雪景色は素敵な物なんだなと感じた。

                                                                (2002.7.19)
恵比島のホーム
明日萌の駅名標
Ebishima
明日萌で汽車を見送る萌の姿
すずらんのドラマのロケセット
明日萌(恵比島)の駅舎


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恵比島