県道の陸橋の脇にひっそりと片面ホームが置かれている感じの門沢橋は、駅から茅ヶ崎寄りにある相模川の支流である永池川に架かる橋からその名が付けられた。

 1991年に電化される前は駅舎はなく、タブレット閉塞の非電化時代は入谷宮山とともに相模線の無人駅トリオの一つだった。

 相模線沿線の宅地化が進んで乗客が増え、電化後に門沢橋の駅に駅舎が造られ、その建物の中にコンビニ風のJAの直売所が併設され、委託ながらも有人駅となった。しかしながら、その直売所も2008年に閉店し、2009年には日中のみの営業時間になりながらも有人駅としての体裁を保ってきたが、2016年に相模線の起点となる橋本、茅ヶ崎における遠隔管理が行われ、線内の小さな中間駅が無人化、門沢橋もその対象となり再無人化という結果となった。

 無人となった駅舎内ではあるが、自動券売機や簡易式のSuicaの改札機がある中で、昔懐かしい乗車駅証明の発行機が備え付けられているのも、この駅の特徴とも言える。

 再無人化となった門沢橋ではあるが、日中はおよそ20分置き、上下線合わせて1時間に6本電車がやって来ることもあって、ホームには必ず何人か乗客が待っている駅である。

                                                         (2016.7.11)

門沢橋の駅全景。
棒線駅の門沢橋のホーム。
Kadosawabashi
駅名の由来になった門沢橋
門沢橋の改札口。Suicaの機械と同時に昔懐かしい乗車駅の証明書の機械がある。
門沢橋の駅舎。かつてはコンビニが併設されていた。


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門沢橋