室蘭本線の撮影時に何気に登場してくるのがこの北舟岡である。信号場として開設されたが一時期交換設備が撤去された時期もあったが現在では交換可能な対向式ホームになっている。

 この駅の見所は駅のすぐ近くにある内浦湾とはるか遠方に見える有珠山である。内浦湾をバックにして写っている駅名標や有珠山をバックにして走るスーパー北斗と言った写真などがよく本などに載っている。

 北舟岡は伊達市内の駅で伊達紋別の隣の駅のため学生の利用が多い。学生は自宅から駅までは自転車を使っている様で駅から坂を上った交差点の所に駅の駐輪場がある。待合室は天井が大きいが草野球場のダッグアウトに置いてあるようなベンチが4つくらいしかなく、かなり広々した空間である。

 伊達という地名は伊達藩(現:宮城県)の入植による開拓で成功した地で、北舟岡の駅名も伊達藩にある故郷、船岡を想って名づけられた地名である。

                                                              (2003.7.7)
北舟岡の待合室
北舟岡のホームと有珠山
Kita-Funaoka
北舟岡の駅名標と内浦湾


ホームに戻る
路線別リストに戻る 都道府県別リストに戻る
北舟岡