ニセコとの町境の直前に位置する棒線駅の昆布。内陸部にも関わらず海産物の名前の由来は、「小さいコブの山」という意味の「トンコ=ヌプリ」から来たという。

 駅の真ん前に羊蹄国道が走り、町境の地域ということもあって道沿いには蘭越町のPR看板が多く掲げられている。

 家のような小さな駅舎に青銅の街灯という洋式な建築物から駅の裏手へ行くガラス張りの跨線橋がとりわけ目立つが、これを渡ると町の温泉施設である幽泉閣に行くことができる。温泉の他に食事もできて長い待ち時間にはうってつけで、さらに宿泊施設もあるため複数人での旅行なら、ここで一泊するのも一つのプランとも言える。

 ご当地入場券の後釜として、JR北海道が販売している北の大地の入場券。昆布に関しては幽泉閣で購入することができる。

                                                        (2022.10.11)

昆布のホーム。町境に近いせいか、駅周辺は蘭越町のPRがすごい。


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昆布の待合室。跨線橋を渡ると温泉施設、「幽泉閣」に行くことができる。
Kombu
昆布に到着した函館本線の列車。新幹線が開通したら、この光景は見られなくなる。
跨線橋から見た昆布のホーム。バリアフリーで国道に出られる構造となっている
昆布