釧網本線には駅舎の中に喫茶店やレストランが併設されている駅がいくつかある。藻琴はその中のひとつであり、木造駅舎のかつての駅事務室を改造して造られた軽食&喫茶「トロッコ」がある。喫茶店内で近距離の切符を販売していたら簡易委託駅になってしまうが、ここでは切符の販売を行っていないため旅客上は駅員無配置駅、いわゆる無人駅の扱いになっている。

 今回の訪問は朝だったのでお店はやっていなかったが、1年9ヶ月前に藻琴に下車をした際に「トロッコ」を訪店をしているのでその時の訪問記になってしまうが、お店の中は鉄道の備品や北海道の鉄道の写真が飾られていたり、マンガの蔵書が多数ある。

またテーブルには訪店をされた方々の名刺が数多く挟まっていて、私も足跡として名刺代わりに好きなサッカーチームのサポーターの昔の会員証を挟んでいった。

 釧網本線のこの辺りの景色では車窓にオホーツク海が見えてくるのだが、ここは少し内陸部に入ってしまうため残念ながらオホーツク海を見る事が出来ない。駅前には国道244号線が走り、4車線と道路が幅広いので車が比較的速い速度で通過していく。

 藻琴の「トロッコ」の訪店の半年後、弟が北海道旅行で「トロッコ」を訪れ私の名前の入った会員証を見て驚いたと言う事を後で知った。

                                                             (2003.2.14)
Mokoto
藻琴の駅舎(別アングル)
藻琴の駅舎


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藻琴の駅舎内にあるお店「トロッコ」の内部
藻琴のホーム
藻琴