大谷海岸のホーム
展望台から撮った大谷海岸
大谷海岸の駅名標と名所案内板
道の駅が併設されている大谷海岸
Oyakaigan
大谷海岸


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 大谷海岸は気仙沼線にある駅で元々は大谷と名乗っていたが、平成7(1995)年に道の駅ができ、平成9(1997)年に現在の駅名に改称された経歴を持つ。道の駅があるので分かると思うが駅は国道沿いに位置し、駐車場も整備されている。

 大谷海岸の道の駅の別名は「はまなすステーション」と言い、お土産の販売だけでなくマンボウが見られるアクアリウムやお隣の市の気仙沼名物のフカヒレが食べられるレストラン、さらには太平洋が望める展望塔がある。

 肝心の鉄道の駅だが道の駅と海岸の間に片面のホームがあるのだが、建物が大きいのと海岸の松の木の木陰のせいで少し薄暗い感じがする。それでもJR側は快速列車を1往復停車させており、観光地としてかなり意識しているようだ。

 大谷海岸は「日本一海水浴場に近い駅」と銘打っており、海岸へは道の駅の2階から「マンボウブリッヂ」という橋を渡るとすぐ出られる。日本の水浴場88選に選ばれているだけあって海水と海岸線が美しい。

 またNHKのBSで放映された「列島縦断 鉄道12000km 最長片道切符の旅」で旅をしていた俳優の関口知宏がこの大谷海岸で途中下車をして浜辺で海を眺めていたらメロディが浮かんできたと言うエピソードが残っている。関口氏の話では東北の民謡と今まで見た風景が混ざって出てきたとのこと。

 この大谷海岸の浜辺で関口氏が浮かんできたメロディはその後の旅を重ね、「結」という一つの曲になった。

                                                                 (2005.1.20)