北海道ではお馴染み、サッポロビールの宣伝がついた駅名板。ホームからは札沼線非電化区間沿線では珍しい飲食店が見える。


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札的の駅全景。片面ホームとモルタルの待合室の駅だ。
Satteki
 ここ最近、無人駅で下車して飲食店を探すというテレビの企画が密かに定着している。主として田畑が広がる札沼線の非電化区間において、飲食店はおろか、周辺には自販機もない駅がいくつか存在する。

 コンクリ敷きのホームとモルタルの待合室を持つ札的、駅の構造そのものは、どこにでもある無人駅ではあるが、駅から100メートルくらいしか離れていない国道275号線に出てすぐの所に駐車場完備の大きな飲食店が、どっしりと建っている。また店の前には自販機もあるため、隣駅から歩いてきた人にとっては重要な水分補給の場となっている。

 店の存在には魅かれるが、隣は新十津川行きの1本以外は折り返し地点となる浦臼なので、いったん下車して浦臼から折り返してやって来る列車に再び乗るという訪問が容易な駅であると言える。

 旅の初日に札的に降りたが、後日比較的スケジュールに余裕があったため、昼食のために近くの飲食店に寄ってみた。そこは店内が結構広く、メニューも本格的な中華料理を出してくれる店であった。

                                                     (2018.9.2)

札的のホーム末端。ここでも1日1本しか停車しない新十津川の駅名が表示される。
札的のホーム。浦臼の折り返しを活かせば、効率よく訪問ができる駅だ。
札的