予讃線の下灘は1998年冬、1999年冬そして2000年冬の「青春18きっぷ」のポスターに登場した駅として今でも伝説に残る駅として有名である。過去に3回もこの下灘がポスターに使われたのは駅と目の前の伊予灘のロケーションが見事にマッチしていたのであろう。

 いちばん上の写真は1999年の冬のポスターをモデルにして撮ったものだが今では駅名標が正面を向いているが本当は撮影の為に裏返したものだった。その後ファンからポスター通りにして欲しいと求める声が多かったために正面に付け替えたと言う逸話が残っている。

 元々予讃本線として優等列車が走り、交換設備も備わった駅であったがカーブの多さや海沿いの為、悪天候時に弱い事も合い重なって内子線経由の山回りが開通するとこの区間は普通列車のみのローカル線になり、交換設備も廃止されホーム部分はすっかり埋められてしまった。また元は簡易委託の駅だったがきっぷを売っていた駅舎正面の商店はすでに閉まっているようだった。

 この駅は串と違って少しまとまった民家が建ち並んでおり中には3階建てのマンションやトラックの運送屋の事務所もある。ただし町の中心部は下灘〜串間のちょうど中間の位置にあり、駅はなぜかその町のはずれにあるという何ともいえない立地である。

 下灘から見える海は何度も新しい旅への誘いを促す駅だと感じてしまった。

                                                                   (2003.6.6)
下灘のホームにある雨よけ
下灘のホーム
Shimonada
下灘の駅舎
下灘の改札口


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下灘の列車交換用ホームの跡地
下灘