相模国海老名に国分寺跡を訪ねく
天平栄華をしのびます

2025年5月24日

神奈川区いまむかしガイドの会主催の海老名・相模国分寺コース 「相模国海老名に聖武天皇建立の国分寺跡を訪ね 天平栄華をしのびます」に参加しました。
海老名駅から出発です。
大型商業施設「ビナウォーク」に囲まれた海老名中央公園を通ります。 1/3に縮小して再現した七重之塔モニュメントがあります。
海老名の大欅です。舟をつなぐケヤキの杭が根付いたという伝説があります。
相模国分寺です。元の相模国分寺が戦国時代に消失した後、高台に残った 薬師堂をこの場所に移して再興されました。梵鐘は、1292年に国分尼寺に寄進されたものです。
海老名市温故館です。旧海老名村役場として大正7年に建築された ものを移築したもので、相模国分寺の考古資料等を保管・展示しています。
相模国分寺の配置図です。寺院の広さは東西約240m、南北約300mで、 法隆寺式の伽藍配置で、東側の金堂、西側に高さ約65mの七重之塔がそびえていました。
中門・回廊跡です。
七重之塔跡です。礎石が10個現存していて、その柱間から高さ65mの七重塔が 立っていたと推定されています。
金堂跡です。
講堂跡です。
僧房跡です。
逆川跡です。国分寺建立資材の運搬および海老名耕地への灌漑のため 開削された運河跡です。
相鉄線の踏切近くの相模国分駅跡がありました。 昭和16年に廃止され、厚木駅への線路は貨物線として使われています
龍峰寺(旧清水寺)です。
旧海老名村と周辺の氏神様を明治時代に合祀した弥生神社です。
国分尼寺跡です。遺構のようなものはほとんど見られませんでした。
海老名駅へ戻って帰りました。
おまけ:今回撮影した「海老名郷土かるた」の碑を纏めました。 (わ、る、ん、せ、や、に)
―以上―