大窪詩仏が讃岐の画人長町竹石を称えた詩の一節。以下は中村真一郎「木村兼葭堂のサロン」から。
「千里来遊ス、関東州、憐レム、君、世ト風馬牛ナルヲ」と世間の理解が及ばないのを歎じながら、更に、詩句を続けて「愁フル莫シ、海内、知ル者無キヲ。
我レ唯ダ君ヲ知ル、君、我ヲ知ル、二人相ヒ知レバスデニ余リアリ」