ビジネスマンの勉強部屋
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ビジネスマンの心得やビジネス用語 学習目次
◆新しい肩書き ◆コンピテンシーとは?なに?
◆モバイル・ソーホーとは ◆日本版401K とは
◆デジタル・デバイドとは ◆ブロードバンドとは
◆アカウンタビリティとは ◆オーガニックとは
◆サプリメントとは ◆ナレッジマネジメントとは
◆ヒーリングとは ◆ワークシェアリングについて
◆メガフロート・ジオフロントとは ◆ビジネスモデル特許
◆サバーバン・ワイフってなに ◆ヘッジファンドってなに?
◆経営者というもの ◆ナノテクノロジーとは
◆クラウドコンピューティングとは
 
★いつのまにか、あいつは頼りになる男になったと言われるよう、密かに勉強していきましょう。
  (参考文献「ズバリ!日本語で言えますか?」日本新書 四元正弘 監修 「ビジネスマン雑学読本」廣済堂
   夏目利通 監修 「パソコン通信とインターネット」三笠書房 宮田茂著などより抜粋・参考にしています)
<働く人の館(ビジネスマンの悩める部屋) BBSのHP、同じ悩みをもつビジネスマンの交流の場です>
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◆新しい肩書き
メディアでカルロス・ゴーン氏が日産の「COO」に就任と発表があり、COO?なに?と思った方が多くいたと思います。大企業でしか使わない肩書きですが、何をする人ぐらいは知っておきたいものです
ゴーン氏も今は「CEO」に就任しているようですが・・CEO・COOって?そこで
CEO (chief executive officer) 最高経営責任者
COO (chief operating officer) 最高業務執行責任者とは
CEOは企業のトップであり、最高の権限を持つとともに企業のすべての戦略策定に責任を負う。COOは企業経営の実行に責任を負う。日本式に言うと、CEOは会長か社長、COOは社長か専務というところです。日本企業もアメリカナイズされ横文字の肩書きで表す会社も多くなっています。

ちなみに「CFO」 (chief financial officer)は最高財務責任者で、企業の資金調達から運用までを任されている、財務と経理の最高責任者で、CEOとともに経営の中核となる重要な地位である。「CIO」 (chief information officer)は、最高情報責任者のことで、社内外の情報資源管理に責任を負う役職であり、CEOに直結し、企業のIT戦略に責任を負う立場である。

中小企業の社長さんはCEO・COO・CFO・CIOすべてを兼ねているわけです。これは大変なことですね
◆コンピテンシーってなに? (上に)目次へもどる
右肩上がりの経済成長が終焉し、年功序列式人事(賃金)制度が崩壊し、企業の人事制度がいま問われています。人事システムの転換が問題になり、日本の企業は経営の効率化を主眼に置くようになりました。同時に国際化も図り、企業自体の形が変わりつつあります。そのための再構築(リストラ=リストラクチュアリング restructuring)が頻繁に行われています。
(リストラ=再構築していくと余剰人員や能力が問われて人事異動などで整理が行われるため首切りのような感じで使われています)能力主義・成果主義に企業が変わった時、問題になるのが人事面の評価方法で、そこに導入されるのが、「コンピテンシー」(能力評価基準 competency)と呼ばれるものです。

コンピテンシーとは、企業が能力主義・成果主義の導入で、社員の能力を明確に順位付け(レベル分け)するために必要な尺度のことである。この尺度をもって社員の能力に順位(ランク)をつける。一般には、もっとも成果を生み出した社員の、それにかかった経費や時間など諸々の要件をデーター化し、能力基準とし、この基準をもとに、能力評価を20〜30段階に細分化し、各社員の評価とします。だだし、成果主義だけでは問題があり、数字として払わせない部分、企業へのロイヤリティや仕事・目標への取り組み姿勢や過程も評価していかないと、社員が育たないし、定着性もなくなるので、数字に表せない部分をどう評価していくかが問題となっていく。運用を誤ると企業の存続にも影響する懸念のある課題である。

年功序列方式でなく、評価制がより強くなるということは、細かい努力の積重ねも大切なこと。成果主義・能力主義の評価をしていくといっても、仕事への姿勢や将来管理職としての資質なども評価されているということだし、よほどの成果が上がっていれば別だが、事務職に陥り易い人が多いが、まず、自分の上司より出勤が常時遅いなどでは出世は見込めない、自分の都合で仕事をしている人は、いつも出退社が同じ時間など機械的なパターンになる、仕事の時間で対応している人は「きりのいいところで」と早い日もあれば、遅くなる時もありで姿勢として現れる。評価で月額千円違っても、毎年アップのアップ差と年額の積み重ねで、退職までに、家が買えるくらいの格差も生じるかも・・ご用心?ご用心!
◆モバイルってなに? (上に)目次へもどる

I T 用語一気に説明で〜す
◆プロバイダーは正確にはIPSインターネットサービスプロバイダーといい、インターネットの接続会社
◆ホームページ(Home Page)はインターネット上にある閲覧できるページのこと(本来はその最初のページのことだった)
◆ICタグとは
  あらゆる物体に取り付けて識別することできるタグ。情報を記録した1ミリ四方以下の微少なICチップとアンテナで構成される
  電子荷札(タグ)。 タグ読取装置からの電波をアンテナで受けて起電し、チップの読み出しや書き換えを行う。非接触電力伝送で
  動作するため、電池を内蔵する  必要がなく半永久的に使用できる。
OS(オペレーティングシステム・コンピューターのハードやソフトを管理する基本ソフト/マック・windows・Linuxなど)
◆ブラウザ(インターネットのホームページ閲覧ソフト、インターネットエクスプローラやネットエスケイプなどがそれにあたる))
◆コンテンツ
はホームページの内容物のこと。
◆サイト(ホームページのこと=場所の意)
リンク(ページとページが連動していること/接続先の指定の連結)
◆ネットサーフィン(HPからHPへリンク先を渡り歩くこと、電波の波を渡り歩くことから)
◆チット(リアルタイムでの双方向会話、電話と違って文字での会話で1対1もあればルームで大勢でも出来る。こと)
◆ネットオークション(だれでも参加できるインターネット上の競売・主婦が家庭の不要になった品物までだしている)
◆ネットブック(英: Netbook)とは、
  ウェブサイトの閲覧や電子メール・チャット程度の基本的なインターネット上のサービスを利用することを目的とした、安価で
  簡易的なノートパソコンである。
◆ダウンロード
はインターネット上から自分のパソコンにデータを受信すること
◆アップロードはインターネット上にデータ送信すること
◆LAN(ラン)は企業内情報通信網、ローカルネットワークともいう。
◆イントラネット(インターネットを使い、データを暗号化して、同一企業内情報通信網で本店と全国の支店などの通信網のこと)
◆ネットビジネスはインタネットを使って商売をすること
◆ドメイン(インターネット上の組織名・住所などのこと、同一のドメインはありえない)
◆フィッシングとは
  銀行や企業からのメールを装い、メールの受信者に実在する企業の偽ホームページにアクセスさせて、そのページにで
  クレジットカード番号やID、パスワード等を入力させて不正に個人情報を入手しようとする行為をいいます。
E コマース(インターネットのインタラクティブ性”双方向性”を利用した商業活動)
◆フラッシュSSD(Flash Solid State Drive)とは、
  半導体記憶素子であるフラッシュメモリを使用した記憶装置。通常は単にSSD(Solid State Drive、Solid State Disk)と
  呼ばれる事が多い。メモリディスクの1種。
◆サーバーモール
(電脳商店街/インターネットの楽天などがこれにあたる)
◆スパム(SPAM)は迷惑メール。
  いやがらせなどを目的として無差別送信されるメールの総称。もしくは、特定の電子メールアドレスやニュースグループに
  同一メッセージのコピーを大量に送信すること。ジャンクメールともいう。PDFスパム(PDFファイルに埋め込むタイプのもの)
  画像スパム(GIFやJPGといった画像ファイルに埋め込むタイプのもの)などがある。
◆バーチャルカンパニー(インターネット上のみに存在する会社・仮想会社)
ファームウェア とは、
  電子機器に組み込まれたコンピュータシステム(ハードウェア)を制御するためのソフトウェアで、ソフトウェアをROM等
  のLSIなどに書き込んだ状態で、機器に組み込んだもの。コンピュータシステムを組み込んだ電子機器本体(組込みシステム)
  に所定の動作をさせるためのソフトウェアであり、ハードウェアに密接に結びついていて、やたらに書き換えることのない媒体に
  書き込まれたものを言う。ファーム(堅い、固定した)という呼び方をしている。コンピュータの立ち上げに必要なBIOS(バイオス)
  もこのファームウエアの1つである。
◆ライブカメラ(生放送・ライブカメラは例えば富士山を24時間映している映像をネット上で流しているカメラ)
◆ハンドル(添付の意、ハンドルネーム、ネット上のペンネームのようなもの)
デジカメ(デジタルカメラ・フイルムを使わないで光を電子化しデジタル信号変換し記録媒体に記録するカメラ)
USBメモリは、
  (Universal Serial Bus) を用いてデータの読み書きを行う補助記憶装置のうち、USBコネクタがケーブルを介さず直接
  本体についているタイプのもの。一般に小型で、長さは数センチメートル、幅と厚さはUSB A端子より若干大きい程度で
  ある。「フラッシュメモリ」や「フラッシュ」、あるいは単純に「USB」と呼ばれている。
CCD(電荷結合素子という半導体素子、デジタルカメラの光センサー、画像の良し悪しはこの画素数で左右される)
ソーホー(SOHO)
  スモールオフィスとホームオフィスの頭文字をとった言葉で、通信網をつかった自宅やマンションの一室などの小さなオフィス
  のこと、サテライトオフィスもその一つ)このソーホーオフィス用にブースに仕切ったレンタルオフィスなども出現し、もう静岡県
  にもSOHO支援サイトがあります。・・ しずおかSOHOクラブ 
ソリューションとは、
  業務の問題の解決を、システム構築やその運営を通じて実現させていくこと。顧客企業がかかえる問題や課題に対して、
  専門的な技術とノウハウをもってその企業の要望に応じ、システムの立案、ハードウェアの提供からソフトウェア開発、通信
  回線の設置、運用代行などの機能を組み合わせて提供すること。
モバイル(携帯性、移動性を意味する、持ち運び出来る小型軽量化した情報端末パソコンのこと)

日本版401Kとは (上に)目次へもどる

右肩上がりの経済成長が終わり、日本企業の終身雇用制度も崩れ、新会計基準(退職給付会計)などで企業年金などの過去勤務債の積立不足などが問題となり、日本企業の退職金制度が見直される段階に来ている。
退職金前払制を導入した企業(松下電器産業など)では毎年、その年の退職金相当額を計算し定年退職時に受取ると仮定し現在価値に割り引いて支払う方法、社員は前払いでも定年時一括でも選択出来る。

このように退職金制度の見直しが進む理由は、今までの企業会計では退職金と企業年金は、同じ退職給付にかかわる退職債務であるのに、別のものと見なされていたが、これを一本化し、企業が負担するべき債務を明らかにしようというのが、退職給付会計なのです。退職時に払うのだから、終身雇用制では、現時点でその全額を積み立てておく必要はなかった、その時間差を考慮するため割引率という係数を使い、現時点の価値を求め、退職給付債務(PBO)とする。

従来の制度の下、退職金の積立は支払額の40%程度しかしていない(一度に退職しないのでこれで廻っていた)企業が多く、年金についても同様で、しかも運用成果が上がらず、必要な資金が確保できない状況で、ほとんどの企業が今までの積立では退職給付債務(PBO)全体をカバーすることは不可能になっている。
ところが新会計基準では企業はPBOに対する資産(負債とういべきもの)をすべて積立なければならなくなった。そこで表面化してくきたのが企業の資金不足である

年金の場合も企業の資金不足が響き、いまのままでは年金の支給額が決まっている「確定給付型年金システム」では(積立負担が)対応しきれなくなって、個人の責任による掛け金の運用によって給付金が変動する「確定拠出型年金システム」(これが日本版401K)に移行へと進みつつある。

多くの企業が退職金規定を見直したり、約半分を現在の退職金の積立分として個人に渡し、個人が運用先を選択し、運用資金として個人のものとして積立られ、定年退職時に受取るが運用先しだいで退職時の受取額はかなり個人差が出ることになる。また、この401K部分は中途退職時には支給されずに、企業間で移動(個人が移動するので)し積立は継続し、定年(定年年齢)時に受取ることになる。こういった方向に多くの企業が進みつつある

◆デジタル・デバイドとは・・ (上に)目次へもどる
デジタル・デバイド
このI T 革命は進み、まさにドッグイヤー(犬の年は同じ一年でも人間の7倍多く歳をとるので、早く進むとの意)の感があるとこの本(ズバリ!日本語で言えますか?)にも書かれていますがこうも早く世の中が進むと、コンピューターの恩恵にあずかれる人とそうでない人との間に所得格差や学歴などの社会的格差となってくることも考えられる。このデジタル・デバイドとは情報機器利用能力格差をいう。

サーバースクワッティング
インターネット上の組織名・アドレス(ドメイン)を企業と同じ名前で登録してしまう人がいる。この世界は先に登録した者がその名称を使う権利があるから、企業が登録しようとしても、登録済みとなり使用出来ない。先に登録した人からそのドメイン名を高額で譲ってもらうしかなくなるので、自分とはまったく関係ない人が企業に買わせる目的で登録し保有権をえて商売すること。
関係のない第三者が転売目的での登録に対して国際的なドメイン名の管理組織(ICANN)などの提訴機関が出来、ルールを策定している

リナックス・マルチユーザー・マルチタスク
リナックス(Linux)とは、フィンランドの学生が開発したOS(オペレーティングシステム・基本ソフト)でwindowsなどと同じ、コンピューターシステムですが、マックやwindowsと大きく違うのは、オープンソースといって世界のどの会社にも属していない独立した基本ソフトであること。オープンソースというのは、本の付録についているキャド(設計用ソフト)のように、プログラムを公開し、誰もがそのプログラムを使うことができること、すると他の人が改良してまた公開しネット上での改良やりとりによって、いろいろの人のアイディアが結集されどんどん進化していったものがリナックスで、複数のユーザーが同時に一台のコンピューターに接続出来るというマルチユーザー。一台のコンピューターで同時に複数の作業が出来るマルチタスクという環境を提供する。しかしインストールの方法や使い方がまだまだ難しく一般的に使用されるのは、まだまだ先のようだ。

データーベースマーケティング
デジタル化したデータベース(情報・資料集積体)がコンピュータ内にあり、マーケティングの際、その必要なキーワードによって欲しい情報を得る、このようなデータベースを利用したマーケティング方法をいう。

ファイヤーウォール
インタネットによって家庭や会社がつながってしまい、コンピューターそのものをいたずらする人間が出てくる。自分のコンピューターテクニックを誇示する目的で、勝手に人のデータベースに侵入したり書き換えたり、データを盗み出す者が登場した、これらをハッカーとよぶ、またメールでウイルスを送りつけ、また侵入してそのデータを破壊してしまう者も現れこれらをクラッカーというが、人の情報を盗み出しそれを使ってインターネットにアクセスする不正アクセスや誹謗中傷し嫌がらせのメールを繰り返し送るストーカー行為などの犯罪も多くなる。そこで重要になるのが、それら犯罪者をコンピュータに侵入させないよう、防止する保安設備・ネットワークセキュリティである。重要な資料のあるデータベースのほとんどが、特殊な暗号などで侵入を防いでいる、これら不正侵入防止システムを防火塀にたとえてファイヤーウォールという。

データ・マイニング
大量に蓄積された資料から、必要な資料を探し出す事、マイニングは鉱山から鉱物を掘り取り出すの意、ただデータを蓄積するたけでは意味がない、そのデータを生かす道がデータ・マイニング。

デファクト・スタンダードとデジュール・スタンダード
デジュール・スタンダードは、法的規格でJIS・ISOなどのジスや国際標準化機構が決めた「標準」規格。
デファクト・スタンダードは事実上の標準の意。法的規格ではなく、同類の中から一つの製品が市場競争に勝ち残り他の製品を駆逐して、結果的に標準になること。かってのビデオのVHS:DVDのように各企業がこのデファクト・スタンダードを目指してしのぎを削る。

パームトップ・ハンドヘルドからウェアラブル
これからのパソコンの進む方向でより小型化軽量化に、パームトップは手にひらサイズ(手帳サイズ)の意、ハンドヘルド(A5サイズぐらい)は手で抱えられるの意、より小型化パソコン。さらにウェアラブルというのは、身に着けられるコンピュータのこと。洋服の中にコンピュータが仕込まれているようなもので、それを着ていればパソコンレベルの作業が何処でも出来てしまうというもの。
◆ブロードバンドってなに? (上に)目次へもどる
インタラクティブ・アーカイブ・ブロードバンドって?、
最近「NHKアーカイブ」とか「WindowsMEにもインタラクティブトレーニングが付いた」とか、「ブロードバンド」にいたっては言葉の洪水のように毎日耳にする昨今です。ここで「インタラクティブ・アーカイブ・ブロードバンドって?I T 用語」を見ましょう。
その「I T用語」のI T (information technology)は情報技術と訳されています。

◆インタラクティブ
(interactive)
インタラクティブというのは双方向の意、TVなどの視聴者が有線で、番組にクイズ・アンケートなどで参加できる、これらお互いが送受信出来ることをインタラクティブという。ちなみにインタラクティブトレーニングは指示に従って、質問に対して入力したり相互に会話形式でのパソコンの使い方のトレーニング法

ブロードバンド
東電・I IJ・ソニー・トヨタなどがNTTに対抗してブロードバンドでの通信ネットワーク会社を設立と報じられた。東電の光フアイバー網とI I Jの技術とソニーのソフトを一体化し映画配信や将来の電話機能をインターネットにで行う方向らしい、インタネットのようにリアルタイムに双方向で情報のやり取りが出来ると、大勢の人が参加してくるので、情報を大量にしかも早く送受信出来ないといけないので、そこでブロードバンドとなる、このブロードバンド(broadband 広帯域)とは、光ファイバーを使って、高速・大容量のデータを送受信可能にする通信網のこと。従来の一般電話回線やISDN(総合デジタル通信網)は狭い帯域ナローバンドと言われている。

アーカイブ
データベースに近いが、アーカイブとは、さまざまな情報ファイルを集めた場所、大規模な記録や資料のコレクション、デジタルデータ化しての大量保存場所をいう。

このデジタル通信分野で日本のインフラ(インフラストラクチャー/基盤となる施設)が遅れているので、政府も後押ししている訳です。
◆アカウンタビリティ ってなに? (上に)目次へもどる

いま、アメリカの株式が揺れている、エンロンなどの不正経理が問題になり、グリンスパン米連邦準備理事会(FRB)議長は「資本家をだますのは、強盗に等しい、これを許せば資本主義の崩壊につながる」の意の発言をし議会に防止する法案の早期策定を促していた。(H14.7.17)
現在、企業のディスクロージャー(情報開示)の信頼性が揺らいでいる、会社の情報とは、株を買うか否か、(その企業に資本参加するかどうか)を判断するものだから、業績が伸張する会社には資本が流れ込み、業績不振の会社は自然に淘汰される。そのために情報は正しく正確でなければならない、企業のアカウンタビリティ(説明責任)が問われるのである。

経営者は企業活動における資金管理・運用を任せられているが、それらの履行・結果を株主に客観的に説明する義務・責任があるということである。資金の国際的な流れを考えれば、こういった会計基準やディスクロージャー基準とコーポレートガバナンス(企業統治・企業運営の意味)の国際標準化が、これからの日本企業に望まれる。

◆オーガニックとは (上に)目次へもどる
◇オーガニックの定義
農薬や化学肥料を使わないオーガニック(有機農産物)への志向が高まっている。これは消費者の食べ物に対する安全志向でもある。このような消費者の志向を受け、大手スーパーなども自然食品のコーナーを拡大して盛んに身体にやさしい食品などとして店頭に並べている。
ところが有機農産物といっても、実はピンからキリまであった。実際に化学肥料を使っていても、それが少量だからといって、有機農産物の仲間入りをさせたり、本当に一切の農薬や化学肥料を使わない食品などと同列に並べられているのだ。
そこで2000年4月、そのようなバラバラの状態を正しくすべくJAS(日本農林規格)法が改正された。この改正によって、農薬や化学肥料を一切使わないで栽培された有機農産物を検査し認証して、それを表示するという制度が導入されたのである。

このような動きは1992年、当時の農林水産省が「有機農産物等ガイドライン」を設けたことから本格的に動き出していたが、その表皮も強制的なものでなく、チェックする機関も、それに違反した際の罰則もないという、実効性に疑問が強く残るものだった。それが今回の改正によって「有機農産物=オーガニック」として認定を受けるには、JASの基準を満たし、第三者機関による検査を受け、その検査に合格して初めて有機農産物として「特定JAS有機マーク」をつけることができるようになった。このマーク以外は有機野菜などと有機農産物を名乗ることも表示することも認められなくなったのである。ただ、認証制度の浸透がまだまだであり、また、独自の基準を作っている直産グループもあり、消費者は見極める必要がある。
(「ズバリ!日本語で言えますか?」日本新書 四元正弘 監修より)

安いオーガニックを食べたかったら多少の虫食い跡や形の悪い野菜を食べることも必要、有機農業を少しだがやっている人が「害虫の駆除に農薬を使わないとかなり虫食いが出るので、少ないものを出荷し、多いものは自分で食べている」とのこと、味は同じなのに消費者は形状のいいものを要求するのですべてを出荷出来ないのでどうしても割高になると言っていたのを思い出します。”美味しいものには「ハエ」がたかる”ではないが危険な農薬を避けるならこんなことも考えるべきかも・・
◆サプリメントってなに? (上に)目次へもどる

今、中国のダイエット薬が、肝臓機能を犯したり、死に至る人も出て、日本だけでなくシンガポールなどでも問題になって、中国政府も検査を実施し20もの製品を製造禁止とした。一億総ダイエットの感がある昨今、このダイエットにも2種類あり、1つは、高血圧、糖尿などの生活習慣病で医師から減量を言い渡された中高年の場合と、もう一つが美容目的の減量である。前者のようにメディカル(医学の)な裏付けのある減量なら比較的安全だが、美容目的での若い女性のダイエットは自己流が多く、栄養のバランスを考えず、簡単な野菜だけというようなやり方は、無月経症、不妊症、また骨粗しょう症の原因になると指摘する医者もいる。
その栄養面を補うかのように、市販されている各種のサプリメント(栄養補助食品)をダイエット中に愛用し、万全を期したつもりになっている女性もいる。しかしサプリメントだけでは栄養面は補完されても、エネルギー面の補完が十分ではない。
しかも、急激なダイエットはリバウンド(体重の反発現象)がおき、以前にもまして体重が増えてしまう例も多い。
成分の検査を受けていないサプリメントやダイエット薬を、友人に効くからと安易にインターネットで購入し服用するのは非常に危険なことである、やはり医師の適切な指示により短期で結果を求めず長期的に体を変えてゆくダイエットが望ましい。
このサプリメントとはビタミン・ミネラルなど特定の栄養素を主成分とした栄養補助食品で薬品とは区別されている。

◆ナレッジマネジメントとは・・ (上に)目次へもどる
ナレッジマネジメントは直訳すると「知の管理」だが、企業におけるナレッジマネジメントは少し違う。簡単にいえば、企業内にある有用な知識(ナレッジ)を共有化したり、企業が抱えている課題を全社員が解決したり運営したりすることで、企業の目的を達成してゆく事である。
そのためには課題をどのように解決して行くかの知識・知恵を出し合うシステムを構築する事から始める。それには全社員一丸となったコラボレーション(協調)を高めていく必要がある。
そして、出し合った知識・知恵を共有するための
情報網として、インターネットを利用したイントラネットや、クループウェアー(企業内でのコンピュータシステムとソフトウェアーを組み合わせた一連のシステム)が欠かせない。この場合のグループウェアーにはデータベース、文書の共同作成、メール機能、プロジェクトの内容分析などのグループの意思決定を支援する機能がそなわっていなければならない。
すなわち、さまざまなデータ、ノウハウ、技術、情報、知恵をデータベース化して整理し、全社員が活用できる環境をつくるわけである。このナレッジマネジメントによって、新たなビジネス展開や、組織内の士気向上も可能になってくる。しかし、データベース化するまでに多大な時間がかかったり、それを活用するにも多くの時間が必要になる。それなりの体力のある企業なら可能な作業も、弱体化している企業にとっては難しいことになる。

中小企業には、その企業にあった部分的なやり方もあると思う、グループウェアーもコスト的にかなり安いものを出ていているので、在庫データの共有化や情報の共有化とメールでの社内連絡の迅速化、文書(管理書類)の共有化などを出来るところから整えていくべきか・・。
◆ヒーリングとは・・ (上に)目次へもどる
今ブームのヒーリング、いくつ知っていますか
新世紀になったとはいえ、不況からくる不安感や閉塞感は我々にさまざまな精神的な疲労をもらたしている。そんな社会環境のせいか、静かなブームとなっているのがヒーリングである。
ヒーリングとは、一言でいうと「癒し」である。どこかホットしたい、リラックスしたいという人々がこぞって心身の癒しを求めているのである。

ヒーリングの方法はさまざまだが、人気のあるのは、「アロマセラピー」である。これは花びらや薬草の持つ香を嗅ぐことによって神経を鎮静化させようとするものだ。花や薬草から絞リ出した植物性オイル ”アロマオイル(エッセンシャルオイル)”を肌に塗ったり、あるいは温めて香を嗅ぐのである。また「タラソテラピー」というフランスの海辺で生まれた海洋療法も、心身を癒してくれる。これは海草や海水、海辺の新鮮な空気を利用した療法だ。

アニマルセラピーもヒーリングの分野で、動物との交流によって心身が解きほぐされていくという動物介在療法である。最近のペットブームは癒しの時代を象徴している。
ビューティケアといって高齢者に行う癒しの療法もある。簡単な化粧をしたり、髪をカットしたり、マッサージするなどして、長く寝たきりの病人や高齢者の心を和ませるのだ。(高齢者美容的介護)

井川遥さんなどは「癒し系美人」として人気があるがこれも、視覚療法になるのかな?
◆ワークシェアリングについて (上に)目次へもどる
今の日本は景気が悪く、不況の波をまともに受ける業界では、リストラによる解雇、や配置転換にさらされ、例え解雇を逃れても厳しい環境で高い目標を与えられあえいでいる。パソコンに弱い中高年者は、システム化についていけなければ減給、あるいは配置転換,解雇とI T化の中でもあえぎ、このような厳しい状況を抱えたサラリーマンにとって健全な精神を保つ事が至難の業になっている。
また解雇されても、仕事を探すとなると、同じことで、以前の経験やブライドを捨ててかからなければ、新しい仕事はない。あったとしてもまた職場環境が猛烈なスピードで変化するデジタル・ディバイド(IT機器利用能力格差)が立ちはだかる。
さらに、ワークシェアリングによる賃金引下げの恐れをいだく。
このワークシェアリングとは「労働の分かち合い」と言う意味で、労働時間の短縮、休日の増加によって、同じ仕事をできるだけ多くの労働者で分かち合ってゆくことで、ヨーロッパでは失業対策として正社員の労働時間を減らし、その分パートタイマーを雇う方法が採用されている。ところが不況の日本では、労働の短縮に伴って賃金も減らす方向での導入である。余暇が増えても喜んではいられない。
こういったストレスに、さらにデジタル・ディバイドなどの回避のためパソコンに取り組むことによってテクノストレス(I T機器を操作しることによるストレス)が加わり、サラリーマンの精神は病んでゆく、
職安でも、このような失業者のメンタルヘルス(精神衛生)のケア―を進めているようだ。アメリカなどでは、激的なスピードで変化するビジネス環境で社内にもメンタルヘルスのケア―に取り組み社員の心を健全にして仕事をさせるという制度を取り入れている。
現在、50代の自殺者が増加の一途をたどっているのは、こうした悪環境の作用かもしれない。
ここへきて(H21.5)政府の雇用維持助成で、このワークジェアリングにたいして、企業の休業補償(6割なりの)に助成金が用意されました。なんとか、雇用を守るべく努力する企業への支援となっています。
◆メガフロート・ジオフロントってなに? (上に)目次へもどる

2000年6月に「大深度地下の公共的利用に関する特別措置法」(通称「大深度地下利用法」)という法案が国会を通過した。この法律は今ある地下よりもっと深い大深度(地下40メートル以上)の空間を公共利用出来るように定められたもの。
いわゆるジオフロント(地下空間)の開発のための法律で、「これだけの深さがある場合は地上の地主への補償なしで開発出来る」ということ、ジオフロントは造語でウオーターフロント(湾岸・水辺)からもじったもの。まだ夢の段階だが東京〜大阪間を地下で結ぶリニアモーターカー、大地下都市など、現実的なものとしては地下駐車場、地下鉄、ライフライン(電気・水道・ガス・通信)整備など。政府は国土の狭い日本では地下利用は将来の切り札と考えているようだ。
このジオフロントな対して、もう一つのものがメガフロート)である。(海上利用の)超大型浮体式海洋構造物という鋼鉄製の浮体ユニットを接合した、長さ数キロ、広さ数百ヘクタール、耐用年数数百年以上の人口地盤。これを海上に浮かせ、空港や防災施設、レジャー施設などに利用しようというのである。いわば海に浮かぶ都市だ。埋め立てに比べ費用や工期の点でメリットがある。

◆ビジネスモデル特許 (上に)目次へもどる
企業もコンピューター化、ネット化され、今までと違う形の仕事のやり方や手法が生まれてきた。例えばインターネット上の電子商取引などの「購入法」や「申込法」など、各業者によって異なる業務の手法・やり方がそれで、これらの独自のやり方・手法、― いわば、その事業形態の知的所有権を認め特許を与えるというのが、ビジネスモデル特許である。
最初に登録さえしておけば、あとは一回だけマウスをクイックするだけで、煩雑な手間が要らずに希望の商品が購入出来る仕組み、ネット上の決済をプリペードカードにしたりネット上の写真を自由に入れ替えたり出来る・・・・などなどの方式も立派にビジネスモデル特許として成立している。このようなビジネスモデルが生まれた理由は、より簡単に、よりわかりやすくすることによって、他社との差別化を図り、訪れる客を増やす事にあった。複雑な作業をしなければ買う事が出来ないとなると、そのサイトへ訪れる客は減ってしまう。だからこのように平易に、簡素化された仕組み=ビジネスモデルは、顧客サービスでもあるのだ。

そこで、このような仕組みを特許化し、その知的所有権を持つことで、他社との競争に勝ち、収益をあげようとする動きがアメリカから起こった。現在、日本においてもさまざまなビジネスモデルが特許として申請され、つぎつぎとその権利が認められている。さらに、そのような特許さえ持っていれば、自社の特許を他社に許可することで、他社の特許を使うことが可能になる。つまり、特許権者同士が、お互いの特許を使い合うという、相互使用を認める合意(クロスライセンス)も出来、市場から駆逐されることもなく、小さな企業でも大企業と対等に戦えるのである。
ビジネスモデル特許(ネット上の事業形態に与えられる特許)が今後一般的化すれば、さまざまな特許侵害にかかわる訴訟が起こると思われる。勝ち残るには相互使用特許権(クロスライセンス)で対抗できるだけの特許をどれだけ持っているかが大事になってくる
◆サバーバン・ワイフってなに? (上に)目次へもどる

ワイフがつくからってダッチワイフではないし、サーバーに似てるからって電子的な仮想妻でもありませんよ。
男女雇用機会均等法が改正され、1999年4月施行されました。さらに強化され、仕事上ではほぼ男女が平等な扱いを受けるものとなったのです。以前よりずっと女性の社会進出は多く見られましたが、まだまだ募集、採用、配置、昇進、退職、解雇、そして給与などの点で不当な差別があり、86年制定された男女雇用機会均等法は絵に描いた餅的なところがあったのですが。それがまた今回の改正で、ますます女性の社会進出は活発になり、キャリアウーマンと呼ばれる仕事に熟達した女性が、さまざまな業種で活躍するでしょう。
このように社会へ進出する女性が増えつつある現状ですが、地方、郊外に住み学歴もキャリアウーマン並みの主婦が注目を浴びています。彼女たちは「サバーバン・ワイフ」とよばれて、新しい政治感覚にあふれ、地域社会の新しき担い手として活動しています。例えば選挙の際、無党派の運動を支えているのも彼女たちと言えるのです。

さらに高齢化時代を象徴するようなお年寄りも現れました。彼らは「スマートシニア」と呼ばれる自立した熟年です。リタイア(退職・引退)後も若々しさを保ち、自分の楽しみを余生に見つけている人たちです。このようなスマートシニアは、退職する以前から自分達のライフスタイル(生活様式、暮らし方)を確立していて、だからこそ、退職後もいきいきと暮らしています。2005年以降、団塊の世代がぞくぞくとリタイヤしていく流れと呼応して、政治的にもビジネス的にも近未来の日本社会の一大パワーになっていくでしょう。

◆ヘッジファンドってなに? (上に)目次へもどる
ここ最近、富裕層や年金基金など機関投資家から億単位の資金を預かり、先物やオプションなどデリバリティブといわれる金融派生商品を駆使し、株式や通貨などに投資し運用するファンドをいう。現在は九千以上のファンドがありその資産額は、1兆4千億ドルを上回るとも言われている。
一般投資家から幅広く小口の資金を集める普通の投資信託とは違い、閉鎖的であり、高収益を狙い投機的に取引を繰り返すファンドも多い。もとはヘッジファンドというのは損失を回避(ヘッジ)するための金融商品を指していて、輸出入の代金支払い時などの為替ヘッジからはじまり、為替ヘッジが実取引(輸出入代金)から遊離して取り引きされ、また株価指数ファンドのヘッジ商品など多くのヘッジ商品があるのたが、本来のヘッジ機能からはなれ、高収益を目的に投機的に運用をするファンドが多くなり市場の、かく乱要因となる懸念が指摘されている。
 ポツダムで開催された、主要国(G8)財務相会合でこのヘッジファンドにリスク管理や情報開示を促し、監視を強化する声明を採択。声明はヘッジファンドが金融システムの効率化に貢献していることは評価しつつも、取引の複雑化などを踏まえ、連鎖的な危機を引き起こすなどのリスクに警戒する必要性を指摘。運用担当者の実務基準を見直し、リスク管理、取引金融機関や投資家への情報開示など強化するように促し、金融機関や投資家には、ファンドの投資状況や内容、リスク情報を適切に把握するように求めた。・・と新聞で発表された。
◆経営者というもの (上に)目次へもどる

経営者というもの
「経営者の本当の仕事は、一人一人の質において程度において異なる戦力を、いかに活用し、いかにそれぞれに即して高め、そして、いかに結合して行くかにある。
それは、たいへんな根気と努力を要し、しかも、その仕事を同じように根気と努力で分け持ってくれるスタッフが必要となる。そのスタッフからつくり育てねばばらぬ。
あくまで主観を排してクールに、そして忍耐強い苦役に耐えて。千差万別の社員を率い、その能力を個々に開花させながら、長い目で一大戦力にまとめ上げて行く―
経営者とは、そうした壮大にして地道な苦役の遂行者でなくてはならぬ」

           ・・・・これは、城山三郎著、「人生の流儀」の中の一節です。

貴方の会社の社長さんは、多かれ少なかれこのような苦労をしているはずです。
そんな見えない努力がわかりますか、どう見てもうちの社長はしていないと感じるならば、早めに転職を考えた方が?・・、自分が未熟で見えないだけなのかも・・、
管理職となる人は、部下を経営者の立場に立って育てまとめ上げていくのですから、自分も常にスキルアップし根気よく苦役に耐えて努力してゆくのです。
管理職となる人は、この経営者の努力や苦悩を理解し、よきスタッフとならねばならない。 うん!!

◆産業革命となるのかナノテクノロジー (上に)目次へもどる
将来の産業革命の担い手といわれるナノテクノロジー、ナノとは単位のこと、ミリメートルの千分の 1 がマイクロメートル、マイクロメートルのさらに1000分の 1 がナノメートルという単位で、分子や原子レベルの精度での技術をいい、原子や分子を操作して、人工的にウィルス程度(ウィルス1個の大きさは数十ナノメートル)の大きさの構造の物質を作製し、その構造を組立てて、あらたな部品や装置を創出する技術のこと。
  もう女性の目にもその技術の一端が・・???、アイシャドーで、見る角度が代わると色が変化するのは、ナノ的な粒子のアイシャドーとか、蝶の羽が光り変化するのとおなじとか、それはともかく、このナノテクノロジーで生み出されるものは、目に見えないようなロボットなどや、素材を加工して作ったような物でも、構成する分子を調べ、直に結合させて作るなど製造過程が逆転するような革新的なことが起こるのです。

  エネルギー産業では、低コストの高効率太陽電池、水素貯蔵材料など。製造技術産業、化学産業、宇宙・航空産業、環境産業などでも性能を一新する材料やシステムの開発など。幅広い分野においての未来技術なのです。
 勿論コンピーターの世界でも、ギガレベルの記憶容量をさらに拡大(高密度記録素子)できたり、高速なデバイスが開発されたり、医療では、がん患者の体内にナノロボットを送り込み脳内のがん細胞だけを破壊するようなことも可能になるかも、スパイダーマンではないけれど、分子の結合で蜘蛛の糸を作れたらそれだけでも大変な強度を持つロープとなるなど・・
このようにあらゆる分野に画期的革命をおこせるこのナノテクノロジーを先進国は争って巨額の開発費をつぎ込み研究しているようです。

ちなみに、余分なことですが、「1メートル」という単位は、1885年のメートル条約で世界の単位の統一をと、「地球の子午線の長さの4千万分の1を1メートル」とすることなったのです。
◆クラウドコンピューティングとは (上に)目次へもどる
最近この言葉をよく目にする。今日も「NECビッグローブは情報データやソフトウエアをデータセンターで共有・管理する「クラウドコンピューティング」の技術を活用した事業で、2012年度に300億円の売上高を目指すと発表した。」というニュースが流れた。「またグーグルがパソコン用OSへの参入を発表した。無償新OS「Google Chrome(グーグル・クローム)OS」は、パソコン業界にとってどんな意味を持つのか。」とのニュースも、これも先にあるのは「クラウドコンピューティング」かも知れない。
クラウドコンピューティング(cloud computing)とは、インターネットの先にあるサーバーに処理をしてもらうシステム形態を指す。インターネットを基本にした新しいコンピュータの利用形態である。ユーザーはコンピュータ処理を、ネットワーク(インターネット)経由で、サービスとして利用できる。「クラウド」(雲という意味らしい)は、ネットワークを表す。従来のコンピュータ利用は、ユーザー(企業、個人など)がコンピュータのハードウェア、ソフトウェア、データなどを、自分自身で保有・管理していたのに対し、クラウドコンピューティングでは「ユーザーはインターネットの向こう側からサービスを受け、サービス利用料金を払う」形になるというもの。
顧客管理のような企業の業務アプリケーションから、メール・サービスやファイルを保存するストレージ・サービスのような個人向けのものまで、クラウド・コンピューティングと呼ばれるサービスは多数登場してきている。最近では,ワープロや表計算といった,パソコン上で使うのが当たり前だったオフィス・アプリケーションも出てきている。クラウド・コンピューティングは一般に,専用のクライアント・ソフトは使わずWebブラウザ上から操作する。そのため,ユーザーが操作する端末側で必要となるのはインターネットと通信して結果を表示する機能だけである。コスト的には標準化や共通化することによって「使用料」としてのコストは数段と安価になるだろう。
しかし、まだまだ実用化には問題がある。標準化や共通性は、同じ業界でも個別企業の事務処理には企業独自の特殊性がある。個別の対応がすぐ出来るか、ネットの通信機能がマヒした場合どうなるか、また標準化や共通性はセキリュティ面での問題もある。自社でデータを持たないのは、委託先が倒産したらどうなる等リスクも大きい、などなど
しかし、大きな変革を予感するシステムではある。ビスタ(不人気で)の次は10月予定の「セブン」らしいが、今までのマイクロソフトの一人勝ちに変化をもたらす最近のIT動向です。
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