おくさまネット・ビジネスマンの自習室
ビジネスマンの新人研修室
◆新人研修項目 ◇ステップアップしてゆきましょう
社会人の言葉づかい 交通事故豆知識
会社の規則やルール 取引先との外出マナー
社会人としての心がまえ 社会人の基本マナー
社会人のみだしなみ 気づきの大切さ
株式をもってみよう 自分を鍛えよう
接客のマナー こんな社員になりなさい
得意先への訪問マナー 整理整頓を心がける
就職活動で苦労しやっと入社しても、基本的なものが分かっていないと、五月病になって、悪くすると退社となってしまう。石の上のも3年、頑張りましょう。基本的なことはとっても大切ですよ。
★彼女がいる方は「花言葉」を使って気持ちを伝えたらいかが・・・
<花言葉を貴方に・・>
★初歩的な基礎知識や常識的な言葉づかい、会社のルールや正義作法など新人に対する、研修で〜す。
 ベテランの人も「初心」を思い出して、もう一度復習の意味で勉強して下さい。

(参考文献「ズバリ!日本語で言えますか?」日本新書 四元正弘 監修/「ビジネスマン雑学読本」廣済堂 夏目利通 監修/「人はことばに励まされ、言葉で鍛えられる」PHP文庫 永崎一則著/商工にっぽん べいす などより抜粋・参考にしています)
おくさまネットHOMEへ ビジネスマン勉強部屋Homeへ

社会人の言葉づかい
◇社会人になったら「公私」を使い分ける。
 「〜っていうか」とか「ちょー〜」などの友達言葉や語尾上がりの言葉づかいはいけない。例え新人同士でも社内では使わない。言葉は習慣でふっと出てしまうので社会人になったら、普段から気よつけよう。言葉使いはしりきれトンボだったり聞こえるかどうかの小声でなく、はっきり、しっかりと簡単明瞭が原則です。

◇挨拶は人間関係の基本です
「おはようございます」「お先に失礼します(お疲れさまでした)」【出退社】 「いらっしゃいませ」「ありがとうございます(ありがとうございました)」「いつもお世話になっております」【来客】 「ありがとうどざいます。△△課○○○○です」(転送されてきたら)「おまたせしました○○です」【電話応対】 「行ってまいります、何時に戻る予定です(いってらしゃい)」「ただいまもどりました・だいま帰りました(お帰りなさい・おつかれさま)」【外出時】など、特に来客時には一人が言ったからいいというものではないのでタイミングは遅れても必ず挨拶でのお出迎えをしましょう。ただ態度や感情のともなわない挨拶では意味が無い、時には逆効果にもなります注意しましょう。

◇返事とお礼・謝り・断りの言葉づかい
返事はかならず「はい」です「うん」はいけません。
お礼は「どうも・どうも」はいけません、どんな小さなことでも「ありがとうございます」「おそれいります」「おかげさまで」「お手数をおかけしました」「ご配慮いただき・・」を励行
謝りは自分のしたことでなくとも(特にお客様には)「申し訳ありません」「大変失礼いたしました」「ごもっともです、おっしゃる通りです」と丁重に、
「説明不足で、お客様の誤解を招きまして」といったんは謝ってから、説明をします。一番いけないのは、「私じゃありません」(担当ではありません)や「だって・でも」「何かの間違いでは」などです。
断りはソフトにしかしはっきりと、「私の一存では決めかねますので上司と相談いたします」「誠に申し訳ありませんが〜はいたしかねます」「申し訳ございません、おことわりすることになっておりまして、みなさまにご理解をお願いしております」など簡単明瞭がいいと「それは、駄目です」「規則ですから」「無理です」などは、悪い印象が相手にのこるので注意。
会社の規則やルール (上に)目次へもどる

◇会社という組織の人間であるということ。
会社は面白いところ、教えてもらえるところではない、教えてくれて面白ければ貴方が会社にお金を払わなければならない。貴方はお金をもらって働くのであって、厳しいところと思うこと。会社は貴方の都合や希望に合わせてくれるのではない、貴方が会社の都合に合わせるという事を肝に命じよ!会社というところは、まず会社があり、次に個人がいるのであって社会人になったら、個人の権利ばかりを主張しても通らないのです。

◇始業時間30分前に出社せよ、
規則で就業時間が決まっているのだから「なにか30分損をした」という感じをもつ人がいるが、始業時間とは、仕事の準備が完了し仕事を始める時間のこと、清潔で整理の行き届いたオフィスはお客様の信頼も得られ気持ちいいもの、掃除も仕事の準備に入るのです。先輩が先にきて掃除をしているのに気にならないのは人間として失格です。自分たちの生活を支える会社に早めに出社して誠意を示すのは当然。準備にかかるの時間を決め(その準備も毎日同じではないはず)少し余裕を持って出社すること。

◇貴方は会社の顔である
他人は貴方で会社を判断する。机が散らかっていたり、お客様がいるのに同僚とおしゃべりしたり、昼休みだからとだらしのないかっこうをしたり、社名の入った車で前の車が遅いとクラクションを長めにならしたりすることは、会社の印象を傷つける事、一人の社員の言動でも世間は会社全体の評価とすることを忘れないこと。休みでも取引先の人に遇ったら挨拶をする。飲み屋で会社の不満上司の悪口を言ったりしない(誰が聞いているか分らない)休みであっても常に社員であることを認識し、マナーも規則と同じにまもろう。

◇早く学生気分を捨てよ、
明日休みたいので届をだしたら叱られた。休日の社内行事には参加しないでいたら先輩に注意された。服装や化粧を注意された。お客様との待ち合わせにぎりぎりにいったら上司に叱られた。仕事が遅いと叱られた。など、休みは早めに届け出ること仕事の段取りが狂い誰かが迷惑するので叱る、休みは当然の権利と思うなですし。休日とはいえ会社の行事、仕事の一環と考え、出来ゆる限り出席すべき。通勤着といえ派手なものや相手に不快感を与えるものはいけない。待ち合わせも何分か前に行くのは社会人としての常識、先にお客様がいたら、一言時間前でも謝罪すべきです。新人だからぼちぼち覚えればといったのに(同じ仕事は一回で身に付けよ)叱られた。などこれらはすべて学生感覚でいることで社会人としての自覚に欠けることです。

◇整理整頓せよ
最近片付けの出来ない若者がふえているが、整理整頓とは、「いるものと入らないものを取捨選択して、いるものを決められたれた場所に格納する」こと。(決められた場所は自分で効率を考えて作るもの)自分の物でもうまく整理整頓が出来ないのに、まして会社のものではとても無理なこと、社会人になったら、まず自分の部屋から整理整頓を心掛けよう。会社の書類カタログなどいるものが分るには仕事を熟知しておく必要がある。結局仕事の遅い人は、例えば見積業務でも、カタログなどを探している時間が早い人との差のようだ、普段から整理整頓している人は仕事が速い。

社会人としての心がまえ (上に)目次へもどる
◇仕事とはなにか
仕事とは読んで字のごとく「事に仕える」こと、仕事が無ければ人間は生きては行けない。よくドラマなどで「仕事と私とどちらが大事」と聞くおくさまがいる、私なら即座に「仕事」と答える、それは、その会社の仕事とか営業や経理という狭い意味の仕事という意味でなく「仕事」は人間が食べてゆくための手段、生きて行く前提なので、おくさまへの愛情以前の問題なのです。生きていなければ愛情云々はいっていられないのです。「会社と私と」を言われたら「お前」と言うでしょうがね。

◇仕事は厳しいもの
 お給料をもらって働くという事は厳しいもの、仕事の厳しさは「時間」の厳しさである、出社時間にしても、渋滞や電車バスなどの遅れは遅刻の理由にならない。そういったことも予測し早く出るべきだからです。自分のミスや未熟さのため上司や先輩の時間を奪う(浪費)ことは許されないのです。ましてや、会議やお客様との約束の時間に遅れたりは絶対に許されないと肝に銘じよ!

◇最初の仕事は「覚える」こと
 社内の人の名前、担当している仕事をまず覚える
名前と仕事内容がわからなければ、電話もとりつげません、部署ごとの配置図や組織図を参考に一日も早く覚えましょう。 また、会社には、専門用語(業界用語や提出する各種書式名など)があります。これも聞いたら1度で覚えましょう

◇給料をもらうということは
 給料をもらうのは、会社がものなりサービスなりを販売して利益が出るからもらえる。どのような部署に配置されても、お客様に「売る」(買ってもらう)ことが会社の業務、すべての仕事は「売る」こと「お客様」につながっていることを片時も忘れないこと、

◇健康維持は社会人の最低義務
風をひいて突然休むなど許されない「病気だから仕方がない」と思うな。風ばかりひく人は、健康管理すなわち仕事への心がまえが無いと判断される、、日常の生活習慣・食生活などもや夜更かし、暴飲暴食など必ず原因がある。まして風邪気味で多少熱があり早退して、病院に行かないのは少しでも早く治して周りに迷惑をかけないという姿勢・仕事への義務違反。

◇新人は叱られるのは当たり前
見込みの無い人を叱るほど、周囲は暇ではない、2度3度の同じ過ちはうっかりでは通用しない、繰り返すと「駄目人間」にされ人格さえ認められない。叱られたら言い訳はしない、言い訳する暇があったら仕事を確実にこなすことを考えよ。仕事は「結果」だけが問題にされる「一所懸命やったのです」では済まされない99点は0点と一緒、お金が1円足りなくても手形は不渡になるのです。仕事は百点満点でなければならない。だから最初はスピードよりも正確さが勝負です。
社会人のみだしなみ (上に)目次へもどる

◇第一印象が大切
よく新人研修で「第一印象について」の話しをするとき、新人にヒトがヒトを判断する項目をすべて挙げさせて、その中から「世帯者」「学歴」「性格」など外見上分らないものを消していくと「態度」「挨拶の仕方」「顔」「ヘアースタイル」「服装」「ひげ」「身に着けている装飾品」などがのこり、貴方も初めて会ったヒトを判断する場合こういったもので、ヒトを判断するのだから、自分も注意しましょうといった手法をもちいます。

今、社会で話題になっている「汚ギャル」(何日も風呂にも入らず、下着も何日も変えない女の子)などは社会人として論外ですが、ヘアースタイル(男子のロングヘアー)・ひげ、なども、それを理由に解雇を通達した企業が、個人のひげなどを理由に解雇はおかしいと裁判でも負けていますがいいと認められた訳ではありません、不潔感のあるもの、無精ひげや埃の付いた汗臭いロングヘアーはいけません。前に大蔵省でもヘアーカラーをした省員などが紹介されましたが、話題のサッカーのペッカムへアーなどの真似をする人もいますが、ビジネスマンが真似をするのは大変です。それは、仕事への姿勢としても「みだしなみ」も捉えるので、何か失敗でもしようものなら、あんな髪の毛をしているからと批判を受けます。するなら人の何倍も仕事の姿勢や成績も上げていかないとならないので勇気も必要です。

とにかく大切なのは「不潔な・汚い」「汗臭い」「香水が強すぎる」などといったもの、「最低人に不快感を持たせない」服装やみだしなみを心掛けましょう。派手な奇抜なものは避けで無難なものといっても、銀行員にありがちな、ほとんどダークスーツで個性を発揮するのはネクタイぐらいというのも、ある意味個性がなく、印象面では、相手はすぐに覚えてくれないかも、清潔でセンスのよい好印象の残る服装をみだしなみを心掛けたいものです。

◇TPOとは
時(time)と場所(place)と場合(occasion)。この三つの条件にあった服装、みだしなみをすること
このTPOにあった服装、みだしなみをしないと、社会人として常識がないとか、人間性を問われます。
こんな言葉を本で見つけました。
「外形も相手への配慮である」「心さえよければなどと、したり顔で言うなかれ、つきつめれば外形だって、その人の心の表出である」
服装は、人工的につくりあげたその人の心の人相である。外形、服装、態度は、多くの場合、その対象に対する配慮であって、心のあり方を示しているということになる。人が社会的責任を果たすというのことは、このような身近な問題を解決することから始まる。大上段に天下国家を論ずるだけではない。禅の修行のように、日常生活の中に、行(ぎょう・おこない)の重さがあることを忘れてはならない。身支度は仕事半分である。服装などできること、簡単なことから始めたい。・・

株式をもってみよう (上に)目次へもどる
◇株式とは
株式会社(有限会社)を設立する時に最初に集める資金(資本金)が株式となる。資本金1千万円から始めるなら
(借方)現金10,000,000(貸方)資本金10,000,000 として会社はスタートするわけだ。
机や車など会社に必要なものを揃え、商品の仕入れなどを購入し商売をスタートさせ、1年間の収支の結果、毎年利益が上がれば、配当を出資者に払い残りを積み立てていく事により資本金は増えてゆくわけです。
会社が軌道にのり利益なども増え、増資を繰り返して規模が大きくなり上場をすると一応大企業の仲間入りとなるのですが、上場できるのは日本の株式会社数の1%ぐらいで、なかには上場を望まない経営者もいるのです。

この上場とは、創業者や頭初の出資者が、経営権を手放すことでもある。限られた出資者が会社の運営を仕切ってきたが、上場によって一般の多くの人にに株式を買ってもらい経営権を手放す意味をもつ、(この時に経営権を売り渡す見返りとして大株主には多大のお金が入る訳です、通常50円の額面が何千円時には何万円で売却出切る)株式会社の運営は、業務は社長や役員が業務執行はするが、株主総会で、社長や役員を株主の51%の同意があれば決定出き、重要な方針なども決定できるので、今までは創業者が51%以上を持っていたものを一般に売却してしまうことを意味するからです。でもたいがいは筆頭株主に創業者がなり、相変わらず会社の運営は行っているのですが、優秀な人材がいれば社長に登用していく形になって行く。ですから中小企業では、ほとんど大株主=社長でまず社長には社員はなれないのですが、大企業では、社員は優秀で会社の業績を伸ばせる人なら社長になれる可能性があるわけです。

◇1銘柄だけを持ってみよう
この上場された株式を1銘柄だけでも買って持ってみましょう。経済のことや、株式会社の仕組み、株式投資を経験する事によりいろいろなことが分ってきます。今までは、新聞の株式欄にも興味がなかったのが、毎日今日はどうかな、上がったかなと興味をもって見るようになるし、円高だとこういった会社が上がるなどと経済の動きもわかってきます。資本準備金とは、増資、無償増資、などの意味や、またいろいろな経済的な指数についても理解を深めていくことになります。

株式を購入すると貴方も資本家になるわけです。でも通常は1000株単位なので資金は要りますが、今はネットで、ミニカブ投資といって通常の10分の1の資金で株式運用が出きるようになっています。最初は電力などの堅い会社がいいと思います。(100株単位で買える)四季報という株式専用誌を見て利益(過去・予想)状況などの財務指数を調べ、しばらく2〜3銘柄を選び、株価を追いかけてみて、比較的安値圏に入ったら思い切って購入してみましょう。でもあくまで自己責任で行うことです。人に勧められ購入したとしてもあくまで買うと決めたのは自分です、株式は会社が倒産したら、ただの紙切れになってしまします。しっかりした業績や今後伸びていくだろう業種や、まずは利益を継続して出している会社を選びましょう。
接客のマナー (上に)目次へもどる

◆お客様が見えたとき 「会社の第一印象はあなたで決まる」

◇「いらしゃいませ」「おはようございます」と挨拶する時は相手を見て立ってしましょう、座ったままでは失礼になる。銀行の窓口のようににひっきりなしお客様が見える職務は仕方がないが、原則は必ず立って挨拶をしましょう。

◇顔見知りのかたでも挨拶はなれなれしくしない

◇お客さまが名刺を出したら、両手で受取り、口頭で名乗ることを正確に聞き取り、名指しされた人に「〜社の〜様がおみえです」と伝える、離れた部署の人が名指し人の場合は、応接用のイスなどに案内し「こちらで、しばらくお待ちください」といってイスをすすめ、電話で名指し人に来客を伝える。「ただ今参ります」を伝え、もし電話中や少し来るまでに時間が掛かる場合は「しばらくお待ちください」と伝え、長くなりそうなら名指し人に確認をとる配慮をする。応接間は使っていなくても必ずノックして開き、お客様に先に入ってもらう、ただし、内側に開くドアや、電気やクーラーなどをつける必要がある場合は自分が先に入る。席には上座下座があるので上座をすすめる。
(上座とは基本的に、入り口から遠く落ちついた席、座って楽な席、全体がよく見える席と心得ておく)

◇ゆとりをもつ、お客様がみえてドギマギしたりあわててしまうのは「ゆとり」がないからである、自社の業務内容や担当部署の社員の名前など、前に来られた方なら、会社名と名前など、覚えていれば自然にゆとりが出来しっかりとした「応対」が出きるはず。

◇常にお客様の立場にたち「ようこそ」という気持ちをもって接客すれば多少ぎこちなくても相手は「好感」をもってくれる

◇お客様を案内する場合は「何処に案内するか」を伝えてから、ななめ前を空歩きお客様の様子を見ながら案内する。途中で同僚や上司にあって話しかけられても後にしてもらい案内中であることを忘れないこと。

◇エレベーターでは、「どうぞ」を一言を添え、お客様が乗降するさいは、ドアを押えるか、開ボタンを押していること。

◇お客様に一人で行ってもらう時は、場所の説明は社内の様子に不案内を前提にできるだけ分り易く説明すること。

◇お客様がコートなどを持っていたら部屋に入った時点でハンガーをすすめ、預かる場合は忘れないように注意する。

◇お茶などは、出きるだけ用談に入る前に出す、長くなる場合は途中でもう一度出すこと、出し方はお客様から、目上の人から順に出すこと。
◇用談中に割り込んできた用件は短時間で・・
用談中に電話やメモで割り込んでくる用件は「後で電話する」など最低限の返事を伝え、出来るだけ話を中断しないよう配慮する。どうしても緊急な場合、中断する事は失礼なので「ちょっと失礼します」と、お客様の聞こえない場所で出来るだけ短時間に済ませる。
◇時間の無駄は最大のマナー違反、必要以上にだらだらと話を続けない、用談の事柄を整理しておき、要領よく進めポイントはしっかり把握し確認もして、短時間で・・昼食近くは特に注意、また食事の用意など必要なお客様には予め上司と相談し対応しておくこと。
◇用談中にお客さまに電話などが入ったら、遠慮していたりして出ない場合「どうぞお出になってください」といい、決して迷惑そうな顔をせず、また話の内容に興味深げな態度はとらない、また「とちらから」など内容の詮索もしてはいけない。

得意先への訪問マナー (上に)目次へもどる

◆「会社の代表として行動せよ」

◇約束に遅れるのは最悪である
アポイントをとってあったら出来る限り約束の時間の少し前に必ず行く(あまり早すぎてもいけない)。どうしても遅れそうならば早く連絡をいれる、この際言い訳はしない。道順などがわからない場合早めに連絡を入れ道順を教えてもらう。

◇受付では「自社名」「氏名」「訪問する相手の部署名」「氏名」「用件」などはっきりと伝える
相手が緊急の要件で会えなくなった場合など、約束は約束と不満を漏らさず(不満顔もしない)貸しが出来たと思って、訪問を徒労に終わらせないよう、名刺・資料・伝言を添え渡してもらうなどその場で出来ることをして帰ること。帰ってから相手の時間を考え(夕刻か翌日朝一)、伝言などで説明できない部分など電話で伝えるとよい。次回の訪問日もアポもとれたらとっておく。

◇取次ぎ中は、いつ相手が見えても失礼のない姿勢で待つ
待っている間は席を進められたら、足を組んだりタバコをすったりしないで待つこと。

◇訪問先では下座に座る、勧められたら上座へ
訪問先では相手の社員全員がお客様であるという認識をもって失礼のないよう行動する。応接間など案内されたら下座にすわる。「こちらへどうぞ」と上座を進められたら「恐れ入ります」など一言述べてから上座にすわる。応接間の灰皿コート掛けなどは相手に断ってから使うものと心得、コート掛けなど進められなければコートは周囲にまとめて置くこと

◇資料以外の持ち物は席の側の床に置く
資料以外のものは机の上に置かないで待つ、担当者がきたら、すぐ立ち上がり相手に対して挨拶をする。初対面の相手には名刺を差し出す。相手の名刺は両手で受け丁寧に扱う、手土産があれば話の前に、着席は進められてからする、

◇用件は用向き概略を述べ、相手が理解し易いように簡潔な説明に
相手の貴重な時間を割いていただいているということを忘れずに、用向き概略を理解し易いように簡単に説明し本題に入る。課題については、何時までという期限をはっきりさせ回答をするか、もらうかはっきりさせておくこと、あやふやな受け方、出し方はしないこと。

◇お茶が出されたら軽く会釈し相手に勧められたら「いただきます」の一言を。進めてくれない場合は相手がお茶をのんだらいただくこと

◇訪問先の電話などは勝手に使ってはならない。
どうしても必要な緊急を要する時以外借りるな、である、訪問先を出てから公衆電話などで電話すること

◇用談中、相手の上司が見えたら簡単な自己紹介をし、相手の担当者の名をあげ「〜さんにはお世話になっております」の言葉を忘れずに。

交通事故豆知識 (上に)目次へもどる
◆「車両の管理は大切」

◇車両管理はしっかりと
会社の車両で自分の専用車あれば、毎日の点検を怠らないこと、社有車で共有で使用の場合は出る前の点検と車検証と自分の免許証は確認しておくこと。営業先や会社内でも「キー」は付けて置かないこと、盗難され人身事故を起こされると、管理責任が生じて責任は会社にくる。帰りは車検証とキーは一緒にして、定められた保管場所に必ずしまうこと。

◇通勤途上の事故は労災になる
朝は遅刻になるとあせって交通事故を起こし易いので、遠くに通勤する場合は必ず15分から30分の余裕をみて家を出る。多少の渋滞は考慮しておくこと。通勤途上は労災になるが、帰りにあまり通常の経路から外れると労災にならないし、時間も会社を出てから1時間以上も経つと労災として認めてもらえないケースがあるので注意。何よりも怪我をしたりさせたりは会社に多大な迷惑を掛けることを忘れないこと。

◇営業はお得意様の接待で少しでも飲酒したら、必ず車は置いてゆくこと、会社の看板をしょっていることを忘れない事、道路・交通・ガソリンなど交通関係の会社によっては飲酒運転は懲戒解雇の対象になる会社もある。懲戒解雇は退職金ももらえない会社の重罪罰則である。社会人なら「飲んだら乗らない、乗るなら飲むなです。」

◇不幸にして事故を起こしたら、けが人をまず病院への手配をして、警察に連絡し、次に会社の総務(事故係あるいは保険会社)と上司に連絡して事故状況(場所・怪我・車両の破損状況など)を説明し、得意先への訪問途中なら訪問先にも連絡してもらう、集金などの途中なら代わりを立ててもらうなり手配を頼む。自分が怪我をした場合は会社に連絡取れる状態なら病院から怪我の状態を連絡し手配をしてもらう。相手の確認(住所・氏名・勤務先など)免許証などでお互いに確認し、事後の連絡を取れるようにする。
新入社員で親に真っ先に連絡して失笑をかった例もあるが、まず怪我が酷ければ救急車や警察で会社が先である。親には怪我が酷ければ会社がしてくれる。

◇人身事故の場合相手が人や自転車の場合は死亡事故にもなるケースがある。怪我をさせたら、相手の見舞いなどは必ずすること(こちらが悪くなくても)もし事故係などの担当者がいても処理の責任は自分にあるので、一緒に見舞いには必ず行き、処理についてはお願いしていても、常に状況は聞きながら、申しわけないという態度を見せること。会社では通常事故報告を出すことになっている場合が多い会社の資産を壊し損害をかけたのである、事故報告書のみで済まさず上司や(中小企業では社長にも)詫びること、保険が掛けてあるといっても、保険料が上がるとか、何らかの出費が必ずあるのである。

◇交通事故によって相手を死なせた場合の責任は重い、業務上過失致死であっても懲役や禁固、罰金が刑事責任として問われ、民事上の責任として被害者への損害賠償(葬儀料・逸失利益・慰謝料)があり、行政上では免許の取消しなどがある。逸失利益とは生きていれば得られたであろう収入に対しての保障である。負傷させた場合でも、医療費・入院費・看護料などや休業による損害補償や慰謝料、後遺症が残ればその補償もしなければならない。

◇自分が死亡した場合は、仕事中のことあれば、労災になりますが、死んではおしまいです。補償や退職金をもらっても家族は悲しみます。くれぐれも当事者とならないように注意しましょう。事故の多い日は統計では土曜日、日曜日ですが、勤務日は火曜・金曜が多いので注意しましょう
取引先との外出マナー (上に)目次へもどる
◆「同行営業や取引先の案内など」

◇マナーの原則はいつ、どこでも同じ
「相手の立場にたち、不快な思いをさせない」というのが原則
◇電車などでは、乗降し易い席・見晴らしのいい席・乗り心地のよい席などを基準に席を空いている席があれば取引先に先にすすめる、得意先のためとはいえ人を押しのけるような取り方はかえって見苦しいので注意。
社内は密閉された公共の場所、臭いの強い整髪料などは注意、またタバコなどは控える、周囲にはいろいろな人がいる、声高に仕事の話をするのは避けること。

◇車での同行には
相手にはらはらさせるような運転は避ける。車両の点検清掃は必ずやっておく、まして燃料は必ず確認し満タンにしておくこと。駐車場料や高速道路などの料金は細かいお金は予め用意しておく。タバコなどは相手が喫煙する場合はいいが、出来るだけ控える。初めての場所に行く場合予め地図などで位置を確認しておくこと。

◇食事や喫茶店などでは
メニュー選びは高すぎるもの安すぎるものを選ばない、相手と同程度のものを選ぶ、むやみに時間をかけず、無難なものを即座にえらぶこと。相手を待たせないように、時間のかかりそうなものはさける。
自分の料理が先にきても、相手が進めるまでは手をつけない。逆に相手が先にきたら「お先にどうぞ」とすすめること。相手も喫煙しても食事中のタバコは厳禁。「食事の仕方でお里が知れる」という言葉があるが、普段から基本的な食事のマナーを実践しておくこと。
基本的に自分が支払いをするか、割り勘にするつもりでいなければならない。相手が支払うという場合、いつまでも遠慮しているのはみぐるしい。相手が支払をしているときは一歩下がってまち、たとえコーヒーいっぱいでもご馳走になったらお礼を忘れないこと。

◇親しき中にも礼儀あり
親しい間柄になっていてもあった時、別れる時の挨拶はしっかりとけじめをつける。
社会人の基本マナー (上に)目次へもどる
◆文書のマナー
◇宛て名の敬称は正しく付ける。一般的には「様」であるが、「〜課長」など役職をつけた場合は「殿」を、団体(会社、部署名)には「御中」を用いる。返信などの場合「御住所」や「御芳名」などは「御」「御芳」などは二重線でけし、「〜行」がついている場合は「行」を消し「様・殿・御中」の書き換える。誤字・脱字は注意(パソコンではうっかり出た字を入れ易い)し人の名前を間違えるのは大変失礼になるので同音の苗字名前は特に注意し(次郎・二郎・治郎など)勝手に思い込んでいる場合などあるので名刺などで確認してみること。ワープロなどで宛名も本文もとなると、なにか近親感などがなく、ちょっと肉筆でコメントなどつけるとよいが、文字は下手でも丁寧に書くこと。

◇ファックスのマナー
必ずしも送り状は必要ない(相手の紙が無駄)複数枚の送付はページNOを必ずつける。会社宛でも、部署名・担当者名を必ず付ける。重要な書類はファックスしたら、必ず電話で着信を確認する。送り先は絶対に間違えないこと、ワンタッチで送付出来る場合特に注意、情報の漏洩になり後にトラブルになったケースもある。

◇お金のマナー
お金にルーズな人は他のこともえてしてだらしがない人が多い、他のことがしっかりしていても「評価」が低くなる事を忘ず、お金の貸し借りはつまらないトラブルのもとになる、借りた場合は金額の大小にかかわらず出来るだけ早く返す。
自分の裁量で返せる範囲以上のお金は借りない。どうしても困った時に限るのは言うまでもないが、かえって細かな電話代など忘れがちなので注意する。
お金の貸し借りは友人をなくすことにもなる。友人が苦境にたった時には貸すのでなく、自分の出来る範囲であげること。
保証人にはならないこと。どうしてもしなければならない場合、連帯保証などは特に注意、自分の保証できる金額の限定が必要。

◇酒席でのマナー
楽しくするのは構わないが、はしゃぎすぎたり、人に絡んだり、自分がわからなくなるまで飲むのは厳禁。自分の量的守備範囲を心得て、特に取引先との場合はペースを普段より落として飲むこと。「酒の席だから」は通用しない、特に酒席は人の本性が見れると、酒の席だからこそ人柄を観察する人もいることを忘れずに自覚ある行動をとる。体質的にアルコールを受け付けない人もいるので、無理強いはしないこと。

◇通夜のマナー
通夜は平服で構わないとされるが、派手な服装は避け、アクセサリー類ははずし、ネクタイぐらいは黒いもので(駅の売店で売っていたりするので、まして営業マンなら会社に黒タイは用意しておくべき)。宗教・宗派や地方によっての作法習慣はかなり違うので、わからないことは周囲の人などに確かめること。知っている人との会話には注意する、軽率な行動、大きな声や、笑うなどもってのほか、遺族の身になって行動すること。
気づきの大切さ (上に)目次へもどる
◇自分の「座右の銘」をもとう
何か自分を奮い立たせるものや、考え方を示唆するものを持とう・・ここには、早く「気づく」ことによって自分の人生が変わる
だろう「気づき」を示唆するものを書きます。「人は人との出会いによってしか変わらない」と言うが、まず、「なんでも受け入れる素養」が大切と思います、「心のあり方に気づき」を・・・

◆人生の戦友をもつ
「かけがいのない良き友と出会い、何かを示唆する良き書とめぐり会う、そんな喜びをもてる人は、なんと幸せなことであろうか」
仕事上の知人も得がたいものだ、しかし、ともするとかけ引きの対象になる。あるいは職場内の競争相手として、異常な対立関係に発展しかねない。小学校の旧友、中学校、高等学校のクラスメート、大学の仲間など、あまり利害などをともなわない友人をもつことは、かけがいのない貴重なものである。彼らは人生の戦友である。また良書は、その都度違った味を伝えてくれる。心の安らぎ、生への感動をわきたたせてくれる。すべては心の豊かさを高めてくれるかけがいのない出会いである。

◆行動には心が先行する
「急ごうと思うから、歩幅が大きくなり、交互の速度が速くなる、心が行動に先行する」
石がとんできたなどというとき、反射的によけることがある。しかし、人間の行動の多くは、心のあり方が先行するものだ。「あなたの人生は思いどうりになる」とか「世の中の状況はすべて心だ」「願いは心のあり方によって手に入れることができる」などといった本がたくさん出ている。マユツバものもあるが、まったくのでたらめではない。人の行動は、心のあり方によってずいぶん変わるものだ。まずそれを心で願うことだ。そうすれば、意欲的な行動に転化できる。

◆強い願望が道を開く
求め続ける人は運命的な人と出会う。求め続ける人には、何かをつかむ時が必ず訪れる。何かの好機をつかみ、それをものにする前提は、自らしっかりした具体的な目標をもち、それを求め続けることだ。「運命は心の中にある」とヘルマン・ヘッセは言ったが、このことを意味するのだろう。断乎としてその目標に向かい、ひたすら歩み続けたら、やがて道は開ける。あなた自身の強い願望、それにかける熱意が成功のカギである。燃えようじゃないか,お互いの幸せのために・・

◆受け入れるものだけが入る
「ムリヤリに与えようとするそんな奇特なひとはいない、あなたが受け入れようよとしている、そのものしか与えてくれることはない」
あなたの服装も、食べ物も、生活態度全般をとうして言えることは、それはあなた自身が受け入れているからだ、ということだ。そうでなかったら、そうしないはずだ。だから他人は、受け入れようとする態度をとおして、その内面を察し、与えることになる。与えられるものは、率直に受け止めることだ。迷惑そうな顔をしたら、あなたの欠点や誤ったことに対しても、気付かせてくれる人はいなくなる。他人の忠告を受け入れられないガンコ者は、ひんしゅくをかい、自らの成長もとめてしまう。

(包容力の大きさはこの「受け入れる心の大きさ」なのか、いろいろなことに気付くのも・・・)
自分を鍛えよう (上に)目次へもどる
◇自然に実力はつかない、自分の限界を越えようとする者にしか実力はつかない。

◆実力を付けたければ、「向上心」をもち仕事に貪欲であれ。
自分を高め、認められることに貪欲であれば、「これではいけない」「ではどうするか」「なにができる」という考えが生まれ、そこから仕事や人生をよりつきつめて考え、より良い方向へ実践して行くことである。

◆人の嫌がる仕事を率先して受けよ。
どんな部署でも、そこからやりがいを見出すことをせよ、どんな境遇でも自分を生かす力を付ける、どんなことでも「自分のコヤシになる」と努力すること、経験は必ずどこかで生きるのです。

◆早く上達したければ、人より多くの時間を使え
労力は惜しまず。時間を惜しめ、それには、時間あたりの仕事量をふやしてとにかくやってみること。何事も10年やったらその道のオーソリティになれます。サラリーマンの多くは1日を8時間と思っている、そうではありません1日は24時間あるのです。仕事は8時間ではないのです。会社に居ようが居まいが時間は24時間あるのです。ゴルフの練習でもそうですが、多くの時間を費やし「量」をこなすと、今度は「質」を考えるようになる。そこまではとにかく「量」をこなすこと。

◆仕事には自分の思いをこめよ
どんな仕事でも自分の思いがこもっていない仕事は「よい仕事」とは言わない。仕事をやりがいと感じ楽しむためには「思いを入れる」こと。仕事は、結局「どうしていけば、気持よくお互いの人生を尊重しながら、より深く人間的にかかわりあっていくか」という、人生感と同じ、「恋人にこうしたら喜んでもらえる」と思うのと同じ気持ちでひとつひとつの仕事に取り組むこと。

◆手本とする人から学べ
会社は学校でない、教えてくれる、教わっていない、は通用しない。目標となる人を探し、仕事の姿勢、やり方を「盗め」です。「こごと」をいってくれる人が自分の一番の味方である、こういう人は遠ざけがちだが、感謝して積極的にかかわれ。そして学ぶこと。「守・破・離」という言葉がある、これは剣道の言葉ですが、最初は徹底して「学ぶ」、学んだら「独自のやり方」をみつける努力をし、「独自」のものを確立する。
まず、学ぶことをかたくなに守る(最低でも3年)ことです。

◆出来上がりを「イメージ」せよ
出来上がりを思うことで、どう仕事を進めればいいかが、みえてくる。完成イメージが大切。イメージが浮かばなければ、浮かぶまで上司に質問せよ。そして、手順を学ぶ、根回しをすることによって手順が見えてくる。根回しが出来なければ「完成イメージ」に近づかない。
こんな社員になりなさい (上に)目次へもどる
◇会社の常識を吸収できる社員

会社と社員は「労働契約」で結ばれているのである、社員は契約してないことをしなくていいと、会社が契約を破れば文句をいい、契約を守らなければ必要なら訴えてもいいと考え、
朝はぎりぎり出社、終業時間がくるとさっさと帰る。残業、休日出勤は出来るだけ避ける、雑用はしない、上司が決められた以外の仕事や緊急の残業を頼むと「今日は用がある」とか「それは自分の仕事ではない」、「今忙しい」と断ったり、有給は取らなければ損と考え、仕事を放り出しても取る、出てきても「上司、同僚に、一言もなし」。最低限就業規則をまもっていると、会社や同僚が困ろうと自分が暇で仲間が忙しくしていても平気でいる。会社行事のは参加しない。こんな社員が昇給とになると敏感になり、少ないと文句をいい、賞与でも少なくなれば、暗に仕事をしなくなったりする。会社は会社、自分は自分と割り切っている。文句や批判が多く、会社がプライベートの部分を侵害しようとすると会社を敵視したりする。
こういった、極端な社員はいないと思うが、でもこれに近い社員を「契約主義社員」という。

会社と社員は契約だけで結ばれているのではないのです。会社の最低限の決まり「契約」を突詰めると、スポーツなら分り易いと思うが、おれは守備だけやってれば、とか攻撃だけやっていればいいのではないでしょう、役割りは最低守り、手薄な部分を補完し合わなければ、。みんなが役割りだけやっていたのではバラバラな行動になり、連携が取れず結局は勝手な行動となり、試合に負ける(会社はつぶれる)のです

目的やルール、役割り、規則、など強調徹底したら、結局動くに動けなくなり、人間が意欲を失い、組織全体が崩壊してしまう。貴方が会社にいる間は、一つの船に乗り合わせた運命共同体なのです。社員はその船にのったクルーなのです。契約主義の社員はこの共同意識が欠如しているのです。会社は共同体のメンバーとして社員を遇しているのです。クルーが、共に悩み、共に喜び、語り合い、仲間と協力し助け助けられてやってゆく、わがままを言わず、力を合わせて苦難を乗り切って行くのです。

会社は、意欲のない人、無能な人、仕事の出来ない人は冷遇するのです。そうでないと、試合(競争)に負けて(倒産)してしまうのです。慈善団体ではないのです。弱者救済主義でなく、強者優遇主義なのです。そして一つの目的のために意志統一をしてゆくのです。そこから、社長や上司の細かな指導「おこごと」がでてくるのです。「平等」ではなく「公平」が会社の常識なのです。仕事の成果に対して「公平」に、が原則なのです。成果に対してでなければ、有能な人がやる気を失い、いなくなってしまうのです。

自分の好きな、楽な仕事はする、気にいらない仕事はいやがり、難しい仕事は「無理です」と断り、その日に仕上る仕事を翌日にもちこす、同時にいくつかの仕事を任されると混乱し優先順位はわからない、一緒に作業協力をしない、仲間が困っていても協力しない、助言すらしない。こんな人が仕事の出来ない人なのです。「仕事の出来る人」はこんな事はありません。観察してみてください、これだけではなく、会社の方針を、上司の意向を理解し、期待に応える努力、成果を上げている、それで上司に信頼されているのです。
給料が少ないと会社を非難するのは間違っています・・まず会社で必要な社員になることです。
整理整頓を心がける (上に)目次へもどる

◇整理整頓は「取捨選択して要らないものを捨てる事」
 今、若い人は整理整頓が苦手と言われています。親が手をかけ過ぎて育てたせいか?よくテレビでも整理整頓出来ない若い女の子の部屋を特集して笑い者にしていた番組がありました。
平均的なビジネスマンには1日に190もの情報が入ってくるという統計があるそうです。また探し物をするための時間は1年間に150時間も費やしているという。
整理法としては、保管の箱を用意し緊急でないものを入れ空き時間に処理する。すぐ処理するもの、後で処理するもの、捨てるものといった整理法です。
勿論、自分の机を自分仕様に使いやすくし、使用頻度の高い物順に手近に置いておくようにし、使う物がそれそれあるべき所になければならない。ファイルやトレイなどをうまく利用して仕事の効率アップを図ること、
しかし、一番必要なことは、自分の意識改革です。「苦手だから」や「あとで」がつきまとう。「あとで」は今緊急にする優先順位のある場合のみで、基本的には「今」か「もう手遅れ」のどちらかしかないと思うこと。
能力のない営業マンは「見積書」を作成するのに、実際に見積書を書く時間はわずかしか、かからないがカタログを探すのに大半の時間を使っている。普段の整理整頓がものをいう。終業時に必ず明日の仕事を効率的に行なうために整理整頓して帰りましょう。
机の上が”ぐじゃぐじゃ”なまま帰る人がいたら、上司は机の上のものを全部ゴミ箱に捨ててしまいましょう。(これっていきすぎ?・・)
とにかく、仕事の遅い人は、整理整頓が苦手な人といった図式にはまらないようしたいものです。

(上に)目次へもどる
おくさまネットHOMEへ ビジネスマン勉強部屋Homeへ