国防とはどの国にもあるあたりまえの権利です
1. 国防とは
国であれば、自国を守るのは、勿論国民であり普通の国であれば自衛のため国軍を持っています。
永世中立国のスイスでも国民皆兵であり軍隊組織を持っています。
今、日本はアメリカに守ってもらっています。国軍を持たず安保条約で保護されてきたのです。
9条で守られてきたのではありません.「侵略の戦争はしない」というのが9条で、これは大事なことです。
シビリアン・コントロール(文民統制)がしっかりしていれば侵略戦争は防げるのです。でも逆に侵略されたら戦うのです。
国防に関するかぎり、残念ながら日本は普通の国ではありません。中国や北朝鮮の脅威があるのに抑止力の概念もうすく
基地移転やオスプレイに反対している人もいます。また、思いやり予算や米国基地に反対する人達もいます。
嫌なら自国で徴兵制度を考え、自衛隊を国軍としてさらに強化して
(残念ですが自衛隊を国軍と言ったと大騒ぎする国ですが)米国に頼ることなく国防をすべきです。
そうすれば米国の戦争に巻き込まれないかなど心配せずにすみます。基地問題も国防上見直しして沖縄だけに集中せず
全国に国軍の基地を整備すべきでしょう.。

2. 集団的自衛権
これは、自分を助けに来た人が危なくなれば加勢する権利です。当然のことです。そうでなければその人は信を失い
誰からも相手にされなくなります。現在は複雑な国際環境で、自国を脅かす脅威という概念が複雑になっています。
しかし基本的に自国を守っている他国の軍が攻撃を受けたり、自国が他国から侵略されたり、あるいは脅かされた
時に、支援に来てくれた友軍が攻撃された時に一緒に戦うということです。
今の国会の議論を見ていると、野党は対決姿勢ばかり、与党のあら探しばかりで、最も大切な国防を考えての議論にみえない。戦争をするとか、自衛隊の活動範囲が広がるとか、自衛隊員の危険が増すとか。急ぎ過ぎるとか、自衛隊員は危険の伴うのは当たり前です。日本人は世界中にいるのです。事が起こってからでは間に合わないのです。どうしたら他国の戦争に巻き込まれないか、どうしたら文民統制が維持されるのか、どうしたら差し迫った脅威に対して対処していくか・・自国民が他国で救援を待っているのにどう対応するか・・、与党と一緒に前向きな議論をしてほしい。
国際関係でも「町内でドブ掃除することになって、うちは家訓でドブ掃除は出来ないことになっている。だから出ません。そのかわりお金を出します。」と日本はそのような状態だったのです。攻めてくる国はない、国防はいらない、米国基地は嫌だ、他国の兵士が日本の防衛の犠牲になっても、自分は国の犠牲は嫌なのでしょうか、あれは嫌だ、これも嫌だは国際社会では通りません。
みんなで考えましょう。