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貼れる畳の施工要領書です。

貼れる畳 施工マニュアルSERVICE&PRODUCTS

貼れる畳 施工マニュアル

施工前の確認
  • 下地床面、特にモルタルは充分に乾燥させてから施工して下さい。
    通常の条件下で最低3週間以上の乾燥が必要です。
  • 下地床面に凸凹がある場合、ひび割れ、穴あきのある場合は補修を行って平衡にして下さい。
  • 油汚れ、ゴミ、ホコリがあると接着不良を起こしますので綺麗に取り除いて下さい。
下地の種類と条件
  木質仕上げ面(合成・パーティクルポート)
  • 段差がないこと。
  • 板のジョイント部分がたわまないこと。
  • 床下地として強度があること。
  • 古い仕上げ材や接着剤が取れない場合は、合板を下貼りするなどの処置をして下さい。
  • 古い仕上げ材の上へ直接床材を上貼りしないこと(浮きや剥れの原因となります)。
  モルタル仕上げ面
  • 打設後20日以上養生され含水率が8%以下。
  • 突起やゆがみ、段差がないこと。
  • 不陸(緩やかな起伏)の程度は1cmにつき4mm以内。
施工時のご注意
  • 貼り直しを行うと、両面テープの床材からの剥れることがありますのでご注意下さい。
    剥れが大きい場合は、両面テープを交換して下さい。
  • 畳おもては半田ごて等で簡単にコバ処理を行うことが出来ます。
接着剤にて施工する場合の推奨接着剤は以下のとおりです。
タイルメント社「スーパーウレタック」、 サンゲツ社「ベンリダインNTR」、 トーヨーポリマー「ルビロンP−1000」
※セキスイエスダイン社「U−750w」、コニシ社「ボンドKU928RW」、オーシカ社「セレクティUR−145」は、使用不可です。


施工に必要な用具
 ・メジャー(採寸)      ・カッターナイフ(切断) 
 ・チョークライン(墨出し) ・ローラー   ・瞬間接着剤(切断後のほつれ防止)又は半田こて


施工手順
  1. 下地調整、清掃する。
  2. 貼り始めの基準線を墨出しをする。
  3. 基準線に沿って仮敷きをおこない、大まかな位置を確認する。
  4. 中央部から外側へ順番に両面テープのリケイ紙を剥がして固定していく。市松模様になるよう縦横のして敷きこむ。(きつめに施工してしまうと、時間がたって中央部が盛り上がり、浮きの原因になる場合があります。特にカベ際部等を施工する場合には、注意が必要です。)
  5. 両面テープの部分をローラーで押し付けて固定していく。
  6. 周辺部分は、寸法に合わせてカッターナイフで切断する。
  7. カッターナイフで切断後、ほつれ止めのため、瞬間接着剤を含浸させる。又は半田こて等にてほつれ防止処理をして下さい。
  8. コグチが見える場合は、木枠等を設置する。



   

 



施工後のご注意
   
  • 畳おもて表面を傷つきから守る。
  • 什器などを移動する場合は、床面をこすらないように持ち上げて行って下さい。
  • 重量物の移動等に際しては、キャスター付のものであってもへこみ傷などがつきますので、合板などを床表面に敷き保護してください。
はがれ防止の為、接着後は、ローラーや重しなどで必ず圧着してください。

貼れる畳のご相談・御注文は、
0466-22-3351又は
ooyaseijyou@mui.biglobe.ne.jp
までご連絡ください。

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