8月8日 ホニングスヴォ−グ ノ−ルカップ
再びバスに乗って北へ北へと。
「もう勘弁して下さい」というくらい圧倒的な景色が続きます。



バスが進むにつれ、木々はどんどん姿を消し、岩と草とコケだけになっていきます。V字型に切り立った海岸線をぐわんぐわん、岩肌剥き出しのトンネルをごうんごうんと進んでいきます。約5時間の後、北の果ての町のひとつ、ホニングスヴォ−グに到着です。
「ホテルは現地調達作戦」は、こんな小さな漁港では流石に通用せず、なんだかお高い部屋になってしまいました・・・

で、荷物を置いた後、そのまま今度はノ−ルカップへ行くバスに乗りに行きます。
ノ−ルカップはヨーロッパ大陸最北端の岬として有名で、他の国からの観光客もたくさん訪れる所です。「実は隣にある岬の方が微妙に北だ(本当)」とか「厳密にはヨーロッパ大陸とは地続きでない(本当)」とか色々言われることもあるのですが、そんな興醒めな事はひとまず置いといて、純粋に「北の果て」を楽しんできたいと思います。

夜9時頃に出発。片道50分ほどです。

道中。手前に写ってるのはガ−ドレ−ル。比較対象物(笑)。

ノ−ルカップは海抜307mに切り立った絶壁で、まあ柵があるので落っこちたりはしないのですが、とにかく寒い!真夏だというのにセ−タ−プラス厚手のウインドブレ−カ−でも歯が立ちませんでした。まあ夜中12時で曇っていたというのもあるでしょうが。
ちなみに白夜こそ終わってしまいましたが外は十分明るいです。
ここにはノ−ルカップハッレンという施設があり、中にはお土産屋さんやカフェ、郵便局等があり、賑やかで暖かい(←これ大事!)です。入場料がっぽり取られますが。
そしてここで長年の夢(?)だった「ノ−ルカップで『北の国から』のテーマを聴く」を達成!
・・・・・・何とも言えない微妙なテンションになりました。ええ、ホント。
どちらかというと「防人の歌」の方がハマり過ぎ。

そして夜1時発のバスでホテルに戻ったのでした。
ノ−ルカップの写真は載せちゃうと無粋かなあとか思ってやめときました。

この日の就寝は2時半。ああ明日は船があるから5時半起きだ・・・

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