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APA4400G改造(分解とコンデンサ交換)

このアンプはAPA4200と同様に、クラリオンのアメリカ工場製のようです。また、マッキントッシュのパテント「パワーガード」搭載の高級機種です(発売当時)。
APA4200と比べ、MOS-FETで音だししている点が大きな違いかと思います。またこのアンプにはDCファンがついており、放熱対策も施されています。定格で100W*4ch、MAXで200*4chですので発熱量は大きいはずです。でも全体を見渡すと汎用品やローコスト品が見受けられましたので、音響用コンデンサやローノイズ選別品のオペアンプに変えることにしました。
ここは2次電源側です。大きなコイルとコンデンサが見えますが、交換はしていません。日ケミのKMGが6発です。
ここは1次電源側です。コンデンサと放熱用のヒートシンクに隠れてますが銅製のバスバーがあり、抵抗なく電流を流そうとする工夫がされています。
写真の「5532D JRC」という部品は、オペアンプです。新日本無線製「NJM5532D」です。
どちらかというと、中低音がしっかりしていて全体的に芯のしっかりした安定感があるらしいのですが交換してみました。ちなみに取り付けたのはテキサスインスツルメンツ製の「NE5532P」です。これは高音がやや落ち着いた音の出せるオペアンプです。
わかりづらくてスイマセン。写真の「2114D」という部品はやはりオペアンプ「NJM2114D」です。歯切れのいい活発なサウンドで高域が凄く伸びている感じがあるそうです。こいつは一般品ですので、選別品(ローノイズ)の「NJM2114DD」に交換します。
このアンプのヒートシンクは筒状になっていまして、DCファンが設置されています。ちなみにMOS-FETは結構発熱しますので放熱環境に気配りしているようです。
RCAケーブルの入力部分には、安物のコンデンサです。企業は利益を追求するのでコストダウンは仕方ないのですが…今回は日コンの「MUSE」に交換しました。
ここにはOSコンが搭載されています…これは交換していません。多分一般品のSCだと思います。次回はSAに変えてみようかな??
今回交換したのは日コン製の「MUSE」です。85℃品ですが、リードが非磁性体なので音質に影響少ないかと思われます。また、低背品をのぞいて一般品と置き換えがしやすいサイズなのと価格面で選んだわけです。
オペアンプは静電気と熱に弱いという、デリケートなつくりです。今回使用したのは新日本無線製のローノイズ選別品「NJM2114DD」とテキサスインスツルメンツ製「NE5532P」です。
こういったソケットを使うことで、半田付けの際の熱からオペアンプを守ることができるかと思います。そして差し替えて音の変化を楽しめます?!
今回、アンプにコンデンサをキャパシタ代わりにつけてみました。以前から使っていたのは紺色の63V15,000μFのネジコンでしたが、それに対しパラレルに、エルナーのオーディオ用63V10,000μFを追加しました。追加したら結構低音がよく出ていますよ。って気のせいかな?
感想
最初に音だししたときは「えっ?」っていう感じでしたが、エージング(慣らし)が進むにつれ潤いのある音になりました。くたびれたアンプのリフレッシュという目的は達せられたと思います。あとは電源部分のケミコン交換です。
オペアンプも狙った効果が得られた(?)と思います。
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