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今回使用した材料は、「オトナシート」というものです。「レジェトレックス」という材料はブチルゴム系の素材ですが、「オトナシート」はアスファルト系の素材です。入手先は「ドイト」というホームセンターです。ちなみにX80系ではフロントドア2枚分施工するのに、5枚入りケースを2個使いました。1個当たり2,200円くらいです。
施工上の注意ですが、炎天下であれば柔らかな素材なのですが、普段は固めです。したがってホットガンやドライヤー、バーナーなどで暖めてから貼らないと凹凸になじみません… |
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「エプトシーラー」という素材です。主に吸音に使う、発泡ゴム系の材料です。今回はスピーカーバッフルの防音・防振に使いました。
貼るに際しては、脱脂を十分行ってからでないとうまくくっつきません。ですのでパーツクリーナーやブレークリーンなどを使ってきれいにします。 |
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「オトナシート」をアウターパネルに貼り込んでいきます。サービスホールからアウターパネル(外板)に貼り、その上にスポンジを張って防音・吸音を行います。 |
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インナーパネルの穴(サービスホール)に「オトナシート」を貼って、塞いでいきます。小さい穴も塞ぎましょう。でも内張りを留めるネジ穴と、クリップの穴はふさがないよう、注意しましょうね。 |
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コードが出ているところをうまく塞ぎながらどんどん貼っていきます。ちなみに管理人はスポンジをコードに巻いて、音がもれないようにしました。 |
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落とし穴が待ってました。組み付けしようとしたら、内張りが当たるのでした…。仕方なくカッターで切り刻んで、開口を広げました。
スポンジが付いているかと思いますが、網戸の戸あたりスポンジ(大体200〜300円くらい)です。効果は結構バカに出来ませんよ。でも車両火災時にはよく燃えますけど(笑) |
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スピーカー周りにグレーのスポンジを貼りました。とにかく制震・防振に気を使いました。 |
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とにかく防音のため、スポンジ貼りまくりです。このグレーのスポンジは網戸用のものです。そして内張りの反響しそうな箇所にオトナシートを張っていきます。また、スピーカーのグリル周りには特に音漏れと制震に気を使いました。
(03.10.20追記)
あまりスポンジだらけだとドアパネルの振動を内張りに伝えてしまうようなので、一部取り外しました。また同時に内張りを留めるためのクリップを、新品に交換しました。リフレッシュの効果は結構あるようです… |
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仕上げに音漏れがしないようにぐるっと網戸用のスポンジを張りました。デッドニング専用品の方が良いに決まってますが、あくまでDIYで安く上げる!のがテーマでしたので、こういった素材で代用していきます。ちなみにこれはホームセンターで75円でした。 |
感想
純正に比べ、再生できる音域が広がったかと思います。特にボーカルの声がしっかり聞こえるようになりました。しかしブーミーな音(低音で、ブーンていう感じの音)は相変わらず排除できませんでした。この次はデッドニングです。なお内張りのはずし方は下記を参照してください。
→ドアの分解方法について |
デッドニングはエーモンのサイトに詳しく出ています。
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