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#X80系はドアを閉めるとルームランプがパッと消えてしまいます。#X90系以降は残照回路が組み込まれているのでこういったものが必要ありません。しかし当時の「高級車」として、ぜひほしい部品でしたので今回製作しました。
製作に当たっては写真の商品(1,000円くらいで市販されています)を改造して、残照の時間を調整できるようにしました。 |
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パンダ号には自作LEDフットランプが組み込まれています。今回これに残照回路を追加しました。
回路を追加するに当たって左記のように配線を引きなおしました。また、GND側にダイオードを加え、他の照明機器からマイナスの電流が逆流してこないようにしました。多分こうしないとドア警告灯も一緒に残照してしまうのではないかと思います。
残照回路は市販品の改造です。残照時間を調整した後は、両面テープで固定しました。それにしてもトランジスタ2個とコンデンサ1個、そしてダイオードと抵抗の組み合わせですが、よくできた回路です。ドアスイッチOFFでコンデンサに充電が始まり、充電が終了すると電流が流れなくなり照明が消える、という仕組みです。
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製作した「残照回路」です。2個写ってますが、実際には1個で1台分です。ちなみに光っている物体は「冷陰極管」(蛍光灯)です。超小型インバーター付で売ってました。何に使うかはナイショです… |
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拡大した回路の写真です。トランジスタが大きいですね。発熱量はかなり少ないので、安心して使えます。
水色の部品で残光時間を調整します。パンダ号は、ドアスイッチOFFから約4秒で消灯するよう調整しました。 |
残照回路の動画です(24.1Kb)
(ASF形式・再生にはWindows Media Playerが必要です。下記よりDLしてください。)
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感想
夜、ドアを閉めると足元を照らすランプが徐々に暗くなってゆくのを見てちょっとだけ優越感を感じます(笑) |
足りない部品は秋葉原で購入しました。東京ラジオデパートなんかをマメに探せば見つかりますよ! |