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∮１幕 第１曲
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第１曲 二重唱（スザンナ フィガロ）
オペラの楽しみ方もいろいろあると思うのですが、劇場で公演を観る場合、序曲の魅力と幕開きの期待感は何ともいえませんよね。特にフィガロの場合、軽快で小気味よい序曲を聴いていると、これから始まる笑いと愛に満ちた芝居が心の中にわいてきます。そして、幕が上がると、さっそくフィガロとスザンナのコミカルな場面になる。その第１曲目がもうたまらないです。プレストの序曲から、「まぁまぁ落ち着いてみましょう」なんて感じかな。そんなに多くの舞台を観たわけではないですが、どんな演出でもこの曲の幕開けは楽しみです。（昨年のザルツブルクは大反響のようですが・・観てないのでわかりません）まあ、とにかくこの序曲と第１曲目はオペラを観る人をモーツァルトの世界に引きずり込む最高の組み合わせだと、私は思っています。 （02/04/13）
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