1972年10月の西武山口線

現在「レオライナー」の愛称で親しまれている新交通システム(AGT)が走る西武山口線は、
1984年までは蓄電池機関車が牽引する列車、愛称「おとぎ電車」の走る軽便鉄道でした。
1972年から頸城鉄道と井笠鉄道からやってきたSL“コッペル1号”が走り出しました。



西武山口線は、遊園地前(西武遊園地)〜ユネスコ村(2006年閉園)間の僅か3.6Kmの路線。
一見、“遊園地の遊戯物”と思われがちですが、れっきとした西武鉄道の一支線でした。



頸城鉄道から来た“コッペル1号”。 庫に佇んでいました。






遊園地前駅に隣接されていた車庫の全景。向かって右奥には、「おとぎ電車」を牽引する蓄電池機関車の姿も。






出発の準備中。






まず、遊園地前からユネスコ村へ向かう列車を撮影。バック運転でした。






ユネスコ村発遊園地前行き。「謙信号」のHMが。






客車は井笠鉄道から譲渡された木造客車。SLに良く似合っていました。






再び遊園地前で引き返しユネスコ村へ。道路沿いを走ります。後方には、信号所で交換した蓄電池機関車の姿も。






SLは一日何往復もしますので、撮影するのには事欠きませんでしたが、迫力には…。






列車交換の出来る山口信号所(狭山スキー場付近)を通過。


“昔日のアルバムから” トップへ


“1973年9月の留萌本線、函館本線”へ


トップページへ戻る