「I メッセージ」 と 「You
メッセージ」
相手に対して何かを伝えるときに、「私(I)」を主語にしたメッセージが「I
メッセージ」。
「あなた(You)」を主語にしたメッセージが「You
メッセージ」。
たとえば、──
本を読んでいるときに、隣でバラエティ番組を子供が見ているとします。
ボリュームも高く、次第にイライラしてきます。
そんな時、
「もうすこし、ボリューム小さくしなさい。」
これは「You メッセージ」。
実際使われるときは、もう少しえらそうな言い方になってることも多い^^
いわば「お前がやれ〜」ということでしょう^^
コレに対して、もしこう言ったとします。
「お父さん今大事な本読んでるんや〜、そやからもうちょっと小さくしてくれへんか?」
これは、まず最初に自分の状況を言ってから相手に依頼しているので、「I
メッセージ」。
「You
メッセージ」は自分より地位が上の人に使うことはまずありません。
これを言うときは大抵、心理的には自分が相手より上にみている場合が多いのです。
同じ内容を言われて反発心が起きないのがどちらかは言うまでもありません。
でも、普段自分がどっちの言葉を使っているかを思い浮かべると──、
前者を使ってることって多いですよね。
ちょっとした意志伝達にもコツがあるようです。
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