◇ NYLON DX INDEX ・Live(index) ◇
TATUYA
ISHII 2004 CONCERT TOUR
NYLON CLUB
DELUXE
2004. 6.
5
愛知厚生年金会館
vol.1
<曲名>
純愛
毒ひよこ
ドロンパ
NYLON CLUB のテーマ(仮)
LIFE IS WONDERFUL
気まぐれ恋懺悔
君はランバダンバンバ
MC
コ・ウ・カ・イ
DOROBOW
IMITATION GUY
MR.MOON
?(曲名不明)
小芝居
MISS KOMAGOME
今夜はダンステリア
HI TENSION LOVE
ヤメテ
小芝居
恋地獄神頼み
壮絶夜酒舞家
(アンコール1)
花more 嵐more
(アンコール2)
恥中海
HIP SHAKE
(カーテンコール)
初日に観にいくのは久しぶり。
この日を目指して来た客は多分みんな同じ思いだったことでしょう。
親戚を見守るようなキモチ。
でも、私は非常にフクザツでした。
なんせ、ファンとしてのテンションがかなり落ちていたので。
それでも、石井さんを見守ろうとするファン仲間の気持ちやら、
スタッフの必死の思いを知って、久しぶりの小遠征を楽しみに出かけていきました。
今回のメインは櫃まぶし。(爆)
急遽櫃まぶしツアーをすることになり、開園前に栄にあるとある老舗に行ってきました。
久しぶりのびゅー友たちと再会。何だかそれだけでもテンション上がってきます(笑)。
黒光りするような古くて磨き上げられた柱や、きれいにお掃除された店内、
そして、中庭には恋も泳いでいる!
お味もおいしくて、石井さんを肴にして小一時間楽しんできました。
さて、肝心のライブ。
席はラキチケで確保したもので、ラッキーなことに下手の8列目くらいのところ。
譲ってくれた方も隣にいて、しばらくお喋りして開演を待つ。
5分前を告げる合図は鐘の音でした。
緞帳は白い布製。NYLON CLUB DELUXE の文字。
ステージにも NYLON CLUB
と書かれた、プレート(?)があって、ランプやオブジェも付けられている。
そして、キンコンカンコン キンコンカンコン
キン・コン・カン
という喉自慢の合格の鐘音で、
緞帳が一部分だけ引き上げられ、出てきたのは東海林小太郎だった(爆)
車椅子に座り、点滴をつけられ、横手には医者(佐々木さん)と看護婦。
この看護婦がファンによるお手伝い。
■純愛
■毒ひよこ
■ドロンパ
なるほど、こう来たか〜。
と、最初ニヤリとしたものの、う〜ん、このハズし、どうなんやろう……?
堂々とゴージャスに真正面からやったらええのにぃ〜。
「毒ひよこ」を最初に観た衝撃は大きかった〜。
<<……?……>>
声も出ず、手拍子も出来ず、ただただ、言葉を失っておりました。
次回アルバムに入る曲目のタイトルを見たときに既に嫌〜な予感はしていたのですが、
<<おお〜、予感的中〜。>>
でも、本編ではなくて前座に持ってきてくれてまだヨカッタのかも?
そんな凍り付いている私とは違って、この日の客席は温かい雰囲気でした。
恐らく6割は"ポカーン"組だったような気がするけど、4割くらいの人たちが
とても温かく手拍子をしていました。
2曲終わってMC。
「本日は、更正した青年のお集まりになられる会に……」
佐々木医師慌てて耳打ち。
「 あ? 厚生年金?(笑)
……年金問題については私も……」
これには会場からドドっと拍手が起こりました。
「この人たち、何で集まってんの」だの、「本日はお日柄もよろしく」だの
ボケをかましながら次の曲、「ドロンパ」
ドロンパ、ドドンパ、ドサンコ、など言葉遊びがほのぼのとした曲。
さて、このオープニングには賛否慮論あると思うけど、私にはちょっと疑問でした。
キャラも前回と同じやしなぁ。
笑いを取るために衣装や小道具を使って作り込んできたけど、
逆にヤリ過ぎていて付いていけなかった。
そこまで自分を落とさんでもええんとちゃうの?
もっと堂々とやったらええんちゃうの?
と、変に昨年からのゴタゴタしたことと結びつけて考えてしまったんですね、きっと。
それがなかったら、流せたのかも。
後になってふと思ったんですが、
同じやるなら、東海林小太郎が、ジョーンズ・武藤が年をとった姿ということにして、
若かりし頃を回想するという設定にするとか、
そこまでストーリーを作りこんでたら感想も違っていたかも知れない。
第二部
緞帳が締まった後、司会者姿で登場した佐々木さんにより第二部の開演が告げられる。
シャネルのエゴイストの香りをプンプンさせて、出てくるのはもちろんあの男^^
その前に、
ここはとあるラスベガスのホテルの一室。
幕前に従業員に扮した藤浦さん登場。スタアの登場を待ちわびている様子。
支配人役の谷口さんも苛立ち気味。
……やがて、あたりに香水の香りが漂い始め、二人は気配であの男の登場を知ることになる。
「……今、声が聞こえました〜」
「え、何と?」
「"サイコー"
って。……彼が楽屋入りするとき"サイコー"って言ったときのショーは決まって─」
「どうなるの?」
「乱れるんです。(笑)」
二人はちょっと変体チックに身悶えながら退場。
緞帳が開き、白いマントをまとったスター、ジョーンズ・武藤登場。
手には白いトランク。
横手から差し出された契約書らしきものにスラスラとサインしながら階段を降りてくる。
トランクを下手へ置き、大げさな身振りで中なら取り出したものは、
マイク?? ではなくて、大人の〇△□◎×でありました。(爆)
ここで演奏されている音楽はナイロンクラブのテーマ、、みたいな曲。
コーラスに合わせて、ジョーンズ・武藤が、デラーーーックスと囁き声で応じる。(ポーズ付)
■NYLON CLUB のテーマ(仮)
■LIFE IS WONDERFUL
■気まぐれ恋懺悔
■君はランバダンバンバ
君はワンダホーーー!
と叫んで次の曲。恐らく新曲の「LIFE IS WONDERFUL」
イントロで「名古屋大好きーーー!」
明るく晴れやかな感じのスタート。これはなかなかグッドでした。
続く「気まぐれ恋懺悔」はステージでやると一際光ってました。
シャウトした歌い方がカッコいい。テッペイちゃんの男の魅力全開〜という感じ。
テンポもよく、ノレる曲です。
事実、第一部でシュンとしていた連れのサヤカ嬢が一転、ノリノリになってたし……(笑)。
この曲はもう少し後半に持ってきても良かったかも?
「君はランバダンバンバ」では巻き舌全開〜。
タイトルだけが"どうよ?"と思うけど、曲調は大好き。
こっちをよく見てくれたので尚更盛り上がり、「カッコええ〜」を連発しておりました。
何だかんだと言っても、このカッコよさの前ではすべてが消えてしまうわよ。
この路線で行くべきよ。
そんな気がしましたです。
つづく