TWO TONE TOUR top ● Live(index)
TATUYA
ISHII 20th ANNIVERSARY 2005
TWO
TONE TOUR
Tender Champagne
Night
2005. 716
Zepp Nagoya
< Vol. 2 >
■2918
■夢の中
■ONE MORE KISS
■WAVE
■SUMMER ENDS
音的に一番うれしかったのがP-smoke
の隠れた名曲「2918」。
コンガを主体にしてギターを極力絞っていました。本当に不思議ですが、コンガひとつでホッと一息つけます。
そしてこの曲は歌い方もシンプルに歌われていました。
続いては問題作(笑)「夢の中」
アレンジは「浪漫」バージョンの力強いもの。この曲のビートに合わせて石井氏の動きもかなり大きなものにエスカレートしていきます。
ここで瞬間芸的振り付けの妙に耐え切れずに私らは爆笑。これはお笑いかい!
だから、そんなガニ股で、妖怪みたいに何やってんですかぁ(爆)。
男前が台無しじゃないですかぁ(爆)。
ここで、一旦着替えのため袖に掃けたような気がしますが、定かではありません。
引っ込み際にサングラスを取ってポーズ。あれ、こっち見た?(爆)
すぐに着替えて登場(着替えのタイミングは自信なしです。)。白とシルバーのフリフリ、ハデハデ衣装でした。
曲はACRIから「ONE MORE KISS」。イントロで傘を持って登場。
その傘を下手へ放り投げて、日本舞踊のように両手でこねこねしてボールを作る石井さん。
はて、どうする?
と見ていたらそのボールを身振りで会場へ投げる仕草。
すかさず手を上げてキャッチ!あちことで手が上がったけど、
多分受け止められたと思う、わたし(爆)
ここでは比較的普通に歌っていたような気がしますが、次の「WAVE」では肩をピクッピクッと動かす仕草であくまでも笑いを取ろうとする(爆)。もしもし、、お客さん困ってるじゃありませんか〜(爆)。
そして、「SUMMER ENDS」夏らしい曲が続きます。曲タイトルをメモしていたら、ごまさまに叩かれて顔を上げる。また何かやらかしています。マイケルジャクソンのスリラーのような振り、だから、スィートな曲なんだから、頼んますよ(笑)。
■MC
「みなさま、本日は白百合タケオショーへようこそ(笑)。
今日はこのように、ゆったりとお席へ腰掛けていただいて私のショーを楽しんでいただいておりますが、ステージにもこのように豪華なソファーを用意しました。……ホテルから借りてきたものでございます(爆)。
今日は優雅に……熱帯魚も泳いでおります。」
円盤型のモニターを指差すが、そこに映っていたのは、
「あ、金魚か……」
「人が生きると書いて人生と読む。人と言う字は、こういう風に書きますが、……」
客席からだと反対になることに気づき、
「あ、入るになっちゃった(爆)」
かなりミエミエのボケの連発です(笑)。
「次は米米時代の曲で、"グラデーショングラス"と、もう1曲は、これは聞いてのお楽しみにしておきましょう。今はもう使われなくなった、受話器という言葉をこれほど切なく歌い上げたのはこの歌くらいではないでしょうか?
それでは2曲続けてお聞きください。」
■グラデーショングラス
■FARAWAY
■STAY
この2曲も小道具が有効に使われました。まず、「グラデーショングラス」はグラスを持ってお歌いに。
曲の最後がかっこいい。
「FARAWAY」では、金の受話器が登場。この名曲で笑わせてどうする?
途中歌詞が出てこなかったのか、1拍遅れで歌詞確認、そのあとうまく辻褄合わせる。
そのことを指していたのか定かじゃございませんが、「間違っちゃったごめんなさい」と歌っておられました(笑)。チャーミングです^^
そして最後の曲は「STAY」。これもメドレーで登場したことはありましたが、ちゃんと聞くのはANTI以来?
色っぽいANTIとは違ってビート感のある力強いアレンジでした。
■六本木
■迷路97
アンコールの手拍子の中メンバー登場。一列に並んでシャンパンを飲む仕草。
位置につく。
ナレーションで次の曲が六本木であることが告げられ、客席からは期待感に満ちた拍手が起こる。
六本木といえば、DRAGASIAで痺れたファン多数、しかし、
登場した石井さんを見た瞬間、「ええーーーーーー」
ものの見事にハズされました。ヤラレました。何でそこで崩すのよー!(憤)
それは和服とジュディオングが融合した、驚くべき衣装!きれいに足をすくわれました。
もろ1コーラス歌いきる間、憤懣やるかたない思いに記憶がございません(大笑)。
しかし歌はよろしゅうございました。
MC。(オ○マ口調。)
「名古屋コーチン、大好きです(爆)。この格好で20周年を迎えるとはは思ってもみませんでした(大爆)」
<<自分でデザインしたくせに>>
「ワタクシの人生は苦労の連続でしたが、この衣装は出来た人間しか着れない衣装です。
ちょっとあぶない宗教家みたい。」
人生は迷路というわけで、次の曲はあの迷曲「迷路」
風が衣装をなびかせて、とっても優雅。身のこなしも自然に柔らかくなり、女性的な優美な歌い方、と思ったら急にアワアワ言い出すし、もう彼を止めるものは何もないという感じでした(笑)。
<<ええ、ええ、もう何でもやってちょうだい。>>と、こちらも諦めがつきました(大爆)
そして、迷路の主人公はとうとう──
「奥さん、ダンナには内緒ですよ。だってダンナさんとも出来てるんですもの(爆)」
魔のトライアングル関係に突入した模様です。
ナレーションがコンサートの終わりを告げる。
メンバー一同ラインアップで礼。石井さんの感激で涙ぐんだ表情が面白い。
そして手を振りながら退場。石井さんは引っ込み際、オブジェに取り付けられた銅版みたいなものを鏡のように覗き込んで身だしなみを整えている(笑)。石井さんが去った後もメンバーに対しての拍手が続く。これがなかなかいい感じ。ドラムスの人がそれに応えて丁寧に一礼して退場したのが印象的でした。
■青空の向こう側
再び起こる手拍子。
やがてパっとステージが明るくなり石井さん、メンバー登場。
「さ、恋人たちいいですか?
つながってる人たち〜?」(爆)
石井さんのオカマ口調、最高です(笑)。
最後のプレゼント曲は、名古屋空港セントレアのCFソング「青空の向こう側」
最後はさわやかに(?)、歌いきって幕となりました。
退場するときはやっぱり鏡でチェックしていらっしゃいました(爆)。
■全体を通して
曲のバリエーションはあるにしても、その繋がりやストーリー性があればもっと完成されたショーになるような気がします。細かく見ると隠されたストーリーがあるのかも知れませんが、コンサートを見た時の印象では、ただバラード曲を連ねていた感が拭えず、それを何とか盛り上げようとするかのように、いろんな歌い方表情で笑わせていましたが、やや一発芸に頼りすぎている気がしました。
中央から動かない点は、笑いで相殺されていたようであまり気にはなりませんでしたが、曲によっては動いてもよかったのではないかと思います。
微妙なところから、やがて爆笑ネタへと客席を誘導していく石井さんはさすがと思いました。
多分、いじるメンバーがなく、一人で一生懸命立ち回っているのがよく分かります。
せめてメンバーを巻き込めばもう一味違った笑いを提供できるのではないかと思います。
次回の進化に期待したいところです。
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