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※キャスト、全体的な流れ等は 1990.7.25 art up 編 大阪城ホール のレポをご参照ください。

 

SHARISHARISM ART WORK < art up >
1990.8.16 横浜アリーナ

<曲目>

オープニング
浪漫飛行
Paradise '90
MC
SO COOL
メンバー紹介
平成アマゾンズのテーマ
奇跡のうた
JO登場
NICE TO MEET YOU
Funk-a-
ねーちゃん
STOP SHOT
プラムジュース
トラブルフィッシュ
言の葉
ピカソ ピ・ピ・ピ(
HAHAHAHAHA
Sure Dance
あたいのレディーキラー
Peeping Tom
Let' Go

<
アンコール>
アバンギャルド


パットミセテネー
アートの祭り
FUNKY STAR
KOME KOME WAR

狂わせたいの
Shake Hip

<レポート>

いよいよ、art up 編 最終日。
この日の席は下手端2列目。スピーカーのドまん前というところです。
実際は会場の作り上私の前に座席はなく最前列に等しいところでした。
最後列から最前列へというこの激しいギャップがなんとも……。そして、私の前にはカメラがある!キャホー^^
この日はさすがに最終日。
前奏曲が終ると、「よろしくっ!」と、どん帳が開く前からテッペイちゃんの声が飛ぶ!「Are you ready?!」と煽る煽る。

前に行って実感したのは、目もくらむばかりのセットのすごさ! 本当にすごい。しかも作りが細かい。
また、メンバーの顔がちゃんと見えるのには感動。
下ちゃんがすごいメイクをしている!(前からこうだったっけ??)髪は金のスプレーをして、アイメイクやノーズシャドウが濃い濃い(笑)。
金ちゃんの後頭部にはへばりつくように大きなピンが。これ、結構ツボでした。

「浪漫飛行」「パラダイス」と終って、MC。
私の席はマリちゃん側の端なので、ほぼ、彼の横顔を見ている格好になる。
この日も暑くて、テッペイちゃんによると、35℃あったらしい。
そんな中迎えたart up 最終日。曲順も変えてやってみようと喜ばせつつ、やっぱりいつもの通りにやるのでありました(笑)。
客いじりがまた面白かった。ひとしきり前を煽るテッペイちゃん。初めての前だったのでコール&レスポンスにも力が入る(笑)。
しつこいくらいの掛け合いの後、
テッペイ:「後ろ羨ましいでしょ〜(笑)」
そして、後ろを煽っては
テッペイ:「後ろは遅れるから、私が言う前に応えなきゃいけない…」
と、無茶苦茶な要求を出す始末(爆)。何度もやり直しをさせつつ、
「こうやって盛り上げればいいんですね。」とニンマリ笑うところが好きなんよねぇ〜。

あとは、メンバー紹介でいじられてたのは、得ちゃんでした。
目が小さくてナイフで切ったよう(笑)。ほとんど<傷のよう>だけど、実はかれは西洋人なんだとか。
テッペイ:「今日は <art up>なので、普通の拍手はいけません。ケツの前でやったり、コカン叩いっちゃたりなんかして、アハハハハ〜」
と、かなりテンション高いテッペイちゃん。
しかし、会場は「シーン」(笑)
テッペイ:「あら、今日のお客さん難しいわ〜(大爆)」

そして、ゲストの登場。もちろん、アマゾンズを従えた、名前を<マルーセル・マキ>にかえだただけのテッペイちゃん(笑)。
この日の挨拶は「おこんばんはでございましょう〜!」でした(笑)。
一人で紹介して、袖に走り込んでって、またすぐに別人格で出てくるところがなんともかわいらしい(笑)。
しかも私は下手にいたので、そのあたりの表情が見てとれてとても面白かったのです。
それで、歌が「SO COOL」とくるんだからねぇ。何なん!? このギャップは〜(爆)。
それにしても、「SO COOL」のカッコよさは、尋常じゃあございませんでした〜。

メンバー紹介では、いきなりミナコちゃんが踊っているときに靴が脱げて、ポーンと飛んでいってしまった!
靴ナシで踊るミナコちゃんを追いかけて行ってチャチャを入れる石井兄との微笑ましい光景も見れました。

奇跡の歌では、例の<骨が折れた>パフォーマンスの時の、
テッペイ「ほら、骨の破片は落ちてるでしょ?」
アマゾンズ「フンフン。(と下を除き込む)」
テッペイ「ああ、それは縮れ毛だよ。危ない毛ですよ〜」
というところで、クミちゃんがその毛を食べてしまった!風に見えた。(ビデオで見ると吹き飛ばしていただけだったけど:笑)。
テッペイちゃんが狼狽していたので、<食べた>と思い込んでいた私。
アマゾンズも回を重ねるごとに、すっかり打ち解けてきて、.アドリブも出ていい感じになってきたみたい。

そして、いよいよ<アンタ・ダリ氏>登場のコーナー。
指揮をとるマエストロ・カスヤンの会場を煽るパフォーマンスもどんどんエスカレートしてました。
煽った後に、会場に向って、<さあ、みんなで唄いましょう>というように指揮を取るポーズをしたので、
「ワーー」と調子を合わせてみたのですが、まわりで声を出したのは私一人だけだったので、ちょっと決まり悪かった(笑)。
MCで外していたためか、
「今日の客はシビアやさかいなぁ」
と、言ったりして笑わせてくれる。
そこで、彼の煽りに負けないように、金ちゃんのピアノの<ペロペロ奏法>に拍手喝采していたら、
「甘い客やなぁ」
と、冷たくあしらわれた〜(笑)。
この日のテッペイちゃんの大阪弁は、ほんの少〜し不調だったかも。
言葉がスポンとはまらない箇所があったりした。まあ、それもご愛嬌……(笑)。

この日は端とはいえ、最前列ということで、終始フロントを見とれておりました。
客の手を振るのに律儀に応えるマリちゃんも素敵でした。そして、ニコニコ笑いながら演奏するベーもすごくいい感じ。
そして、前で見ていると、カールスモーキー石井という人物と、それを演じている石井竜也という人物の両方が見れるのが面白い。
「あ、今素に戻った」とか「あ、今後ろを気にした」とか、
そんなことをいちいちチェックしては一人楽しませてもらいました〜。

そして、やっぱり素敵だったのは、
「STOP SHOT」「トラブルフィッシュ」「言の葉」「sure dance」「あとの祭り」「FUNKY STAR」……全部やん!(爆)
セクシー系は、もうもうもう…ヤラレまくりでございましたねぇ。

アバンギャルドの時
「カール」
「ジェームス」
「ヒューー」
も、さらにくどくてグッドでした〜。

歌の中で、
♪好きなアーティスト──♪
♪(JO)久保田♪
♪(テッペイ)ユーミン……♪

というところがありますが、ボーと聞いていて、
『そっか。ここで客席から<米米>という言葉が来るのを待ってるのかな』
と思ったもんだから、
「米米〜!」と言ってみた。
タイミングが遅くて、もう次のフレーズが被さってしまったのが残念だったけど、
確かにテッペイちゃんの顔がちょっと反応を示して、声の方向を手繰るような目線をしていたのありました〜。

アンコール
一曲目は、もちろん「あとの祭り」。
最終日はなんと計量カップのようなものにドライアイスを入れての登場!
ミニスモークというわけっすね〜。いやぁ、笑わせていただきました。
近くで見ると、こじんまりさがいじらしい……(笑)。

KOME KOME WAR の時に、ナント!天井から白い風船がいっぱい落ちて来たのです!
それはキレイな光景でした〜!
ちゃんとツアーのロゴまで入っていて感動。これが、横浜アリーナ名物<風船降らし(?)>の始まりでした。
間奏の「おくさ〜ん」というところでは、私の前を通って横の張り出しにメンバーがやって来た〜!
小躍りして踊っている私が、ブレまくり!識別不可能状態でセルビデオに収まっております(笑)。

再びMC。
テッペイ「なんかみんなが風船を持っているのをココから見るとエッチな想像をしてしまいますねー」などと、
感動ぶち壊しの(笑)下ネタトーク。
そして、約5万人を集めた浜名湖「渚園」ライブ(1990..8.11)に触れ、
テッペイ:「5万人ですよ。5万人! 拍手〜っていうと、ザザ〜って波のように後ろへ伝わっていくんです。
5万人っていう1個の人格があるような感じでした。」
さらに──
テッペイ「でも米米は1万人が限度ですね〜。東京ドームみたいなところでやるのはどうも…」
その言葉に会場からは割れるような拍手が起こっていました。

アンコール第二段は、
テッペイ「何が聞きたい?え?I CAN BE ? Shake Hip! ……せーのっ!」
で、「Shake Hip!」と言わせておいて、「狂わせたいの」。
ライブで聞くのは初めてで、涙チョチョギレでした〜(笑)。

三十路を迎えたテッペイちゃんは、♪わたしは恋の女♪のところを、自分では動かず、メンバーには
「ハイ。そっちそっち。── ホラ戻って戻って」と、指図しておりまして楽しませていただきました。

そして最後に、──
「それじゃ行ってみよう!Shake Hip!〜 」

キャーーー!!

ラストらしい気前よさで、躍り倒した贅沢なライブでした〜。

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