■2002年2月11日(月曜日)
今日は祝日なので朝から見学です。東京の最低気温が0.3度!背中に使い捨てカイロを2枚貼り、靴にもカイロを入れて防寒対策はバッチリです。
8時20分頃、作業員さんを乗せたトラックと、4t車に乗ったユンボが到着。先日監督さんからいただいたFAXでは今日まで型枠ばらしの予定でしたが、昨日の作業が早く進んだのため予定を1日早め、今日は一部基礎の埋め戻しと防水コーティング作業を行うとのことです。
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まず残りの型枠をはずしていきます。
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型枠がはずされるにつれ、基礎が全容を現していきます。
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まるで精密機械のように整然とボルトが並んでいます。
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基礎の全景です。(クリックで拡大画像が別画面で開きます)
向かいの3階建のお宅の屋上を撮影ポイントとして貸していただけることになりました。
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ちなみに上の写真は、左上のゾーンの地面に溜まった水をかき出しているところです。約1週間前に降った雨がまだかなり溜まっています。「こんなに溜まることはあまりないんですけどね」と作業員さんも不思議がっていました。
監督さんの計らいで床下全面に防水シートを敷いていただけることになったのですが、こうした水はけの悪さが後々悪い影響をもたらさないか。多分心配することはないのでしょうが、施主としては気になります。
■通気口ネットの取り付け
通気口部分にモルタル接着剤を塗り、中央のレールのように窪んだ部分にモルタルを塗り込んで、そこに縦縞の魚焼き網のようなネットをはめ込んでいきます。
■防水コーティング
基礎の外側に防水のためのコーティング材を2度重ね塗りし、さらにその上から保護塗料を塗布します。使用されていた防水コーティング材は「大関化学工業株式会社」の「パラテックス」という商品です。
パラテックスについては大関化学工業のホームページの商品説明に以下のように紹介されています。
合成樹脂系エマルションとセメント系特殊調合骨材を主原料とする画期的な特性をもつ
防水材、パラテックス。耐亀裂性・耐久性はもちろん安全性にもすぐれており、さらに長
期間にわたって弾性と防水機能を維持します。現在、パラテックスは建築用や土木用
などの防水材として幅広い分野で活躍中です。
同社のホームページによると、この防水剤は水分を含むと膨張する性質を持っており、コンクリートのひび割れに浸透して膨張することによって隙間を塞ぎ、水分が内部に浸入するのを防ぐ働きをするのだそうです。
上塗りの塗料は同じく大関化学工業の「パラテックスカラーコート
軽歩行型防水層保護塗料(指定色:YN-70)」です。
■埋め戻し
4tトラックの荷台から土をユンボですくい、基礎の上に渡した板の上をネコ車を使って奥の方から埋め戻していきます。土は片道20分くらいの西新井にある遠藤建材からピストン輸送で運んできます。
↓午後5時過ぎ、3台目の土が入れられ、ほぼ本日の作業が終わりに近づいた状態です。明日はさらに4〜5台分の土が入れられる予定とのことです。
作業が完了したときはすでに午後5時半をまわり、あたりは夕闇に包まれていました。
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