10.先行足場組み

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■2002年2月14日(木曜日)
先行足場の組み立て作業が行われました。


朝7時半頃には足場施工業者の車が到着しました。車体に書かれた「ビケ足場」とは国内初のクサビ式システム足場のブランドで、足場の世界では事実上のデファクト・スタンダードになっているようです。

 (クリックで拡大画像が開きます)
妻が現場に行った午後2時過ぎにはすでに作業は完了していたそうです。これまでは基礎ばかり見ていたので2次元だったものが、足場が立ち上がると急に立体感を持って感じられます。

 
後述するように、足場の建地(たてじ:支柱のこと)は屋根より1m以上高くすると決められているためか、周囲の家と比べてもずいぶん高い印象を受けます。これに養生シートが設置されると、しばらくは隣家の日差しをほとんど遮ってしまうことになりそうです。

■先行足場工法について
先行足場とは軒高10m以下の低層住宅建築工事における安全対策のため、厚生労働省による「足場先行工法に関するガイドライン(H8.11.11付基発第660号の2)」によって標準化が推進されている工法で、同ガイドラインの定義によると「建方作業開始前に足場の設置を行い、その後の工事を施工する工法」であり、「基礎工事、埋め戻し及び地ならしが終了した後、建方作業の開始前に設置する」と定められています。
ちなみに「建方(たてかた)作業」とは建物自体の組み立てのことで、躯体工事のことを指します。上記のガイドラインによれば「足場先行工法においては、建方作業後壁つなぎ等による足場の補強が完了するまでシート等を設置してはならない」のだそうです。
建設業労働災害防止協会がまとめた「足場先行工法による足場設置・使用の要点 」は以下のとおりとなっています。

(1)足場設置の要点

1 建地を二列に配置した二側構造の足場とする。(二側足場)
  注)足場先行工法による枠組足場の設置でもよい。
  ※建地の間隔は1.85m以下
  ※建地は屋根より1m以上高くする
2 良好な地盤上に建地の脚部を据付ける。
3 幅40cm以上の作業床を設け、手すりを取付ける。
  ※幅40cm未満の場合は安全帯を使用する
  ※作業床は2m毎以下
  ※手すり高さは作業床から75cm以上
4 足場の四構面を堅固に緊結し、最上部に火打ちを取付ける。
5 屋根からの墜落防止用手すりを取付け、中桟を取付ける。
6 昇降設備を設ける。

(2)足場使用の要点

1 足場への積載荷重は一構面400kg以下で使用する。
2 足場使用前に足場の状態を点検し、異常のないことを確認する。部材が取外さ
  れていれば復元する。
3 躯体からのあきが30cm以上ある場所、足場から身を乗り出す作業など墜落の
  おそれのある場合には安全帯を使用する。
4 足場の手すりの登っての作業や足場上に脚立を置いての作業はしない。
5 昇降設備があるところ以外からの上り降りはしない。

現在の足場には写真で見る限り「火打ちつなぎ」(ねじれに対する強度を増すため、足場の四隅の上部に斜めに取り付ける筋交いのようなもの)が見られませんが、躯体工事のじゃまになるため、躯体完成後に設置されるのかもしれません。躯体の完成後、最終的に足場が組み立てられ、養生シートがかけられるものと思われます。
いよいよ明日から躯体工事です。

 


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