11.躯体工事(1日目)

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■2002年2月15日(金曜日)

躯体工事の第1日目は2Fまでの柱、梁の組み立てです。作業は朝8時前からスタートしました。

 
まず基礎に基礎小梁(写真右の基礎コンクリートの間に渡した鉄製の梁)と壁受金物(写真には写っていませんが)を取り付けます。並行してクレーンが待機します。高さは20m近くあるでしょうか。ご近所の方も「すごいクレーンですね」と驚いていました。

 
次にクレーンで耐震ハイパーフレームと柱を吊り上げ、所定のアンカーボルトに取り付けていきます。各部材の寸法とアンカーボルトの位置が寸分の狂いもない精度もさることながら、離れた場所でも所定の位置にピッタリと降ろすクレーンの技術は感動ものです。かなりの熟練者と見受けました。


第1層の柱が林立しています。アンカーボルトはまだ仮留めのようです。

 
8時半頃床ヘーベル板が到着しました。電線の隙間を縫うようにしてヘーベル板を搬入します。ここでもクレーン操作の腕が光ります。

 
柱にあたる部分をノコギリで切り欠きます。作業員さんに頼んでかけらをひとつもらってきました。

 
床にヘーベル板を敷き詰めていきます。ヘーベル板は隙間無く密着しています。


空中高くヘーベル板が舞う様子は圧巻です。ちょっとしたスペクタクル・ショー?

■組み立て連続写真

躯体工事の模様を定点記録ビデオに残すことにしました。今日は8:00から録画をはじめ、途中休憩を挟んで17:40頃まで約500分のデジタルビデオデータが残りました。下の写真は映像の中からフレームを連続写真風に画像に書き出したものです。もとがビデオ画像なので画質が悪いのはご容赦ください。そのうち時間のあるときにコマ送りムービーにも挑戦してみたいと思っています。


柱とハイパーフレームを立てます→


1階床ヘーベル板がひかれました→


2階床の鉄骨を組み始めます→


2F床の鉄骨組みです→


2F床の鉄骨組みがほぼ完了→


2階床ヘーベル板をひき始めます→


2階床上に鉄骨も立っています→


屋上床鉄骨を組んでいます→


屋上の鉄骨もほぼ完了しました

今日の作業完了時の姿です。終了は6時近くでした。

予定としては明日・明後日と作業はお休みで、月曜日(18日)にトップハット部分の組み立てとコーナー板(ヘーベル板?)など、火曜日(19日)に壁板、開口フレームの取り付けとなっています。
ただ日曜日に雨が降るとの予報が出ているので、あまりひどく降らなければいいなと思っています。

(参考)定点観測の方法について

定点撮影でコマ送りムービーを作成するには、コマ送り撮影ができるビデオカメラを使用するのがもっとも簡単だと思いますが、わざわざ購入するわけにもいかないので、なんとか手持ちの環境でできる方法を考えてみました。
ちなみに手持ちの手持ちのデジタルビデオカメラ(SONY DCR-PC100)には「フラッシュ・モーション撮影」というコマ送り風の撮影モードがありますが、これは瞬間の映像を一定時間ずつ引き延ばしながら録画することでコマ送り風に見せるもので、テープスピードが変わるわけではないので再生時間も短くはなりません。
結局ノーマルスピードで連続撮影し、パソコンに取り込んでから一定の時間間隔で数コマずつ並べてムービーを作成することにしました。

SONY DCR-PC100にフル充電したバッテリーパックNP−QM70を装着した場合、液晶モニタOFFで約250〜255分連続録画できます。
時々電池残量やテープ残量を確認するためのモニタとして、電池式の液晶テレビ(CASIO製)をつなぎました(左下に小さく見える)。
LPモードで120分のDVテープを使えば、ちょうどテープ交換2回に1回バッテリーも交換できるタイミングになります。このためにバッテリーパックを新たに2本購入しました(1本1万円で2万円の出費!)。
三脚にぶら下がっているスーパーの袋は、強風対策のためのおもりです。最高のロケーションを提供してくださったお向かいさんに感謝。

定点ビデオ撮影の際に最も問題になるのは電源の確保です。家庭用ACコンセントが使えれば一番安上がりですが、お向かいさんにそこまでお願いするのははばかられたので断念しました。
アウトドア用のポータブル電源を購入して使う方法も考えましたが、現実的な使用可能時間が読めなかったのと、それなりに高額(3万円くらい)のため見合わせました。
家庭用コンセントが利用できる環境であれば、PCとコマ送り撮影用のソフトを組み合わせて使うのも一つの選択肢だと思います。例えばMacの場合(うちはMacなのですが)、「コマ撮り君」((有)アーク通信)というシェアウェア(3000円)を見つけました。これはAV機能を持つMacにビデオカメラをつないで、任意の時間間隔で320×240ピクセルの写真をHDに記録してくれるソフトウェアです。残念ながら最近の機種&OS(9.1)では動きませんでしたが、古いパフォーマ630では問題なく動きました。この連続写真をムービー編集ソフトで読み込めばコマ送りムービーの完成です。ただしアップルのiMovie2では静止画取り込みの最小時間単位が0.5秒(15コマ)なので、スムーズなムービーにするためには一工夫必要です。
Windowsにも同様の機能を持ったソフトがあると思いますので、条件が合う方は探してみられてはいかがでしょうか。

というわけで、第1日目の記録として500分強のビデオデータを作成することができました。躯体工事は合計3日間予定されていますので約1500分の映像ができることになります。ここからコマ送りムービーを作成するにはどのくらいの間隔で何コマずつ並べたらいいか、適切な画面サイズや書き出し形式と設定などまだ分からないことがたくさんあります。またウェブで公開するためのノウハウもありません。
そのうちお見せできるもができたら公開したいと考えていますので、どうか当てにしないでお待ちください。


 

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