ダムカードの紹介です!
このページではダムカードの説明をしています。
ダムカードとは?
ダムカードとは、国土交通省河川局が、2007年7月よりフォーマットや配布方法等を細かく決めて発行しているカードです。
ただし、現在発行されているダムカードの中には、ダム管理者やその他の機関で見よう見まねで作成し
発行している非公式のダムカードも存在します。
公式ダムカードに関しては『国土交通省河川局ダムカード配布施設一覧表』に記載されています。
ダムカードの表示内容は?
@:ダム名
A:目的
B:写真
C:型式
D:バージョン並びに作成年月
@ダム名
ダム名とふり仮名が記載されています。
A目的
ダムの目的がアルファベットで記載されております。各アルファベットの意味は以下の通りです。
B写真
ダムの写真です。堤体正面からの撮影や空撮等いろいろな写真が使用されています。
また、一部のダムでは放流中の写真や建設中・完成予想図が使用されたダムカードもあります。
F:洪水調節、農地防災
N:不特定用水、河川維持用水
W:上水道用水
A:かんがい用水
R:レクリエーション
S:消流雪用水(現在記載されたカードはありません)
P:発電
I:工業用水
GF :重力式コンクリート・フィル複合ダム(一部ダムではG+Fの表示もあります)
GA :アーチ重力式コンクリートダム
G :重力式コンクリートダム
E :アースダム
CSG:台形CSGダム(現在記載されたカードはありません)
B :バットレスダム(現在記載されたカードはありません)
A :アーチダム
C型式
ダムの型式がアルファベットで記載されております。各アルファベットの意味は以下の通りです。
FC :アスファルトコアフィルダム(現在記載されたカードはありません)
FA :アスファルトフェイシングフィルダム(現在記載されたカードはありません)
MB :堰
R :ロックフィルダム
MA :マルティプルアーチダム(現在記載されたカードはありません)
HG :中空重力式コンクリートダム
Dバージョン並びに作成年月
ダムカードのバージョンと作成年月がVer*.*(20**.**)という表示で記載されています。(*任意の数字が入ります)
一番古いのはVer1.0(2007.07)です。2009年2月現在、一部のダムではVer2.0の表示のあるダムカードも
出現しています。
ダムカード表面
ダムカード裏面
I:堤高・堤頂長
H:ゲート
G:型式
F:河川名
E:所在地
N:ランダム情報
M:QRコード
L:本体着工/完成年
K:管理者
J:総貯水容量
O:こだわり技術
E所在地
ダムの所在地が記載されています。基本的に左岸側の所在地になりますが、右岸側が県境や
大幅に異なる場合は右岸側の住所も記載される場合があります。
F河川名
ダムがある、河川名が水系名と合わせて記載されています。
Hゲート
ダムに装備されているゲートについて記載されています。ダムによってはすべてのゲートが記載
されているとは限りません。
G型式
ダムの型式が記載されています。項目名として、形式又は型式と表示されていますが、
一部のダムでは形式→型式に変更されているダムカードも出現しています。
L本体着工/完成年
ダム本体の工事開始から完成年が表示されています。ちなみに、事前調査(計画)の段階から見てみると
50年くらい掛かるダムも珍しくありません。
K管理者
ダムの管理者が記載されています。
J総貯水容量
ダムに貯める事が出来る最大の貯水容量が記載されています。
I堤高・堤頂長
ダムの堤高(ダムの高さ)と堤頂長(ダムの長さ)を記載しています。
Oこだわり技術
ダムが一番自慢した事が書いてあります。特殊な工法の事やこのダムはここが凄いと言う様な内容のことが
記載されています。一部のダムでは、写真やCGが使用されています。管理者として一番見てほしいところかも・・・。
Nランダム情報
ダムの情報や周辺の事などがランダムに表示されています。また、一部のダムではこの項目が無いダムも
あります。
MQRコード
サイトに接続すれば更に詳しくダムデータを見る事が出来ます。ダムによっては、QRコードではなくサイトの
URLが記載されたダムカードもあります。
↓↓では、ダムカードを見て見ましょう♪↓↓