【〓注意〓】これは架空の物語でありフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。【〓注意〓】

 

片栗粉X実験レポ


ある所に男が居た。

其の男は友人から片栗粉Xの話しを聞いたんだ。

其の時見た掲示板には詳しい作り方が書いてあった。

男は思った

「これやったらネタになるかな…」

その時頭に浮かんだ言葉は

「好奇心とは!!精神の成長に於いて最も大切なものだ!!」

だったらしい。

このあと男はどうしたと思う?

もう男は来るとこまできちまってたんだな。

それを止めることなんて誰にも出来なかったんじゃないかな。

でも男はこう思ってたらしい。

「もし紙コップとかいい感じのものが無かったらやめよう」

・・・でもあったんだ・・・

 

紙コップ

 

とりあえずどんな恐ろしい結果になるか解らないので、もしもの時剥がれ易いように油を塗っておいた。

そして片栗粉は・・・

・・・・あったんだ・・・・

そのときも無かったらやめようとか思ってたらしいがな。

 

そして片栗粉を紙コップの中に入れる。

・・・ドバッ!!

「うわぁ!こぼれた!!とにかく掃除しとかないと!見つかったら言い訳が出来ねぇからな」

そんなアクシデントもありつつ男は作業を続けた。

勢いあまって紙コップの半分ぐらいまで片栗粉が入ってしまったみたいだが男は片栗粉は多めがいいって聞いてたらしくてな。

そのまま水を加えた。

何となく戻すのも汚らわしい気持ちになってたんだろうな。

 

とにかく水を入れてみるとすぐに吸い込まれて片栗粉が固まる。

全然混ぜたりなんて出来ないほどに・・

水を入れすぎると失敗するらしいんでかなりビびりながら男は水を加えてった。

 

・・だが全然埒があかねぇんだこれが。

固まって固まって。

なんか上澄みだけ溶けてるんだが下の方はずっと粉っぽかったらしい。

そこで男はお湯を加えてみることにした。

 

ポットの前に持っていって

 

・・ジョボボぼ

 

 

「うをっ!!入れすぎたか!!????」

 

あん時は男は相当焦ってたね・・・・

なんたって今まで全然溶けてなかった奴がいきなりどんどん液体になっていくんだ。

混ぜてもいないのに

ビビルだろう?

 

とにかく混ぜてみると案外いい感じぽかったそうだ

そうだな・・・まぁ聞いた話なんであれだが・・・・

練乳ぐらいの感じかな

結構ドロドロになってたらしい。

結局量はコップの3/4ぐらいになった。

 

 

まぁそうなったとこで男はついにレンジへそいつを放り込んだ。

 

・・・・1分!

 

静かに男は待つ。

 

 

ピー!ピー!

できた。

 

取り出すとかなり膨らんでいる。

・・と一気にしぼんでしまった。

見た目は粉がついてて外からじゃあまり確認できないが

・・・なんつうかこう・・・

あれみたいだったらしい

これも聞いただけなんであれだが

・・・・・・わらび餅・・・・

あれに粉がついたみたいだって言ってたな。

中身は半透明だったらしい。

 

 

レンジに入れる前と変わらない量ぐらいになった。

恐る恐る触ってみる。

・ ・ 熱い

とりあえず熱いうちに穴をあけておかないといけないらしいので指を入れてみる。

「ふ〜んそんなに熱く・・・うぅぅわぁっっっちいいいいいい!!!!」

だが耐えられんほどでもないので入れては冷やしいれては冷やし何とか底のほうまで穴があいた。

 

 

とここで男は思いついた。

「穴広げんのに氷って使えないか!?」

もはや試してみたのだが水にはもう溶けそうに無いのだ。

恐らく大丈夫。

氷を突っ込む。

 

1つ

2つ

3つ

 

っとここでいッぱいになっちまったらしい。

そうそう

量のことなんだがさっきも言ったように紙コップの3/4

 

深さ10cm弱

 

つまりとてもあれの長さを全てカバーは出来ない。

 

不安はあったが突っ込めば押し広げられて根元のほうにまで来るかなぁとか期待してたんでそこんとこはあんま気にしてなかったらしいがな。

 

さて続きだ

 

氷のおかげで中は相当冷えたように思えるが、氷を取り出し指を入れてると段々熱くなってくる。

信じられんほどに

 

そこで男は氷と冷凍庫を使って中と外から冷やすことにした。

時間にして3分・・・も無かっただろうか。

温度はかなりいい感じになったってな。

その前から思ってはいたらしいんだが

指を入れてみたときは相当期待できる感触だったってよ。

 

 

 

ついにここからが本番だ。

とある掲示板に書いてあったように男も

「リンス上等!」

とか思ってたみたいだから、迷いも無くリンスを使ってたな。

 

 

入れてみる。

 

 

思うのはやっぱまず音だ。

音が凄いらしい。

 

深夜にやってた男はビびりながらやってたそうだ。

 

入れてみる前からうすうす気付いてはいたのだがやはりと言う感じで男は思った。

 

きつい

 

よさ気な響きかもしれないがそうではないらしい。

恐らくは作る時点で水が足りなかったと男は言ってたな。

 

きついと何が困るって嵌ってこすれないんだ。

コップから外れちまうんだとさ。

 

ここにきて最初に塗っておいた油が裏目に出た。

 

だがここまで来て修正も出来ないのでそのまま続けたんだと。

コップの上からしっかり握ってこすった

 

 

 

 

結果としてはあまりいいもんじゃなかったらしい。

 

それは恐らくは失敗作だからと言っていた。

ただあれだけ騒がれたその気持ちよさの片鱗を見たとも言っていた。

とにかくカリへの刺激が凄かったとも言ってた

試してみる価値はあると言っていた。

 

 

 

 

 

まぁやってみるみないは個人の自由だが、その男は仲間が欲しそうだったぜ?

どうだい?あんたも仲間になってみないかい?

 

 

 

 

 

 

なんだって?俺?俺は御免だ。

みんなの報告を読んで楽しませてもらうよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追伸

 

使い終わったそれは男はコップだけ再利用できるかもと最初は思ってたらしいがきつくてコップから外れたんで

ベコベコになっちまったらしい。

コップも一緒に捨てることにした。

男はそれを埋めるつもりでいたが、川が氾濫していたのを見て

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・

・・投げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

男が言うにはある友人の言葉を思い出したって言ってたな

「土に還るもんは捨てていい」

って言葉。


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