飛び飛び日記 (2003年7月〜12月)

 

    12月31日   朝風呂

 きのうは大学から夜遅く帰ってきて風呂にも入らなかったので、けさ

朝風呂に入った。 ゴクラクゴクラク。 午後は、家族がパソコンで作っ

た年賀状の印刷を手伝い、その後、報告書の校正を宅急便で印刷に

送った。

 教育実習の評価を年内に終えようと考えていたが、残念ながら少し

残すことになってしまった。 正月明けに締切のある学部紀要に投稿

する論文の作成、定期試験の問題作成などもあるので、正月といって

ものんびりする暇がない。 しかし、11日からの週はたまたま仕事が

少ないので、少しのんびりできるかもしれない。 

 それはともかく、皆さん、よいお年を!

 

    12月30日   NHK・公明新聞

 先週末、自宅にNHKの記者さんから電話があった。 5月末の世界

禁煙デーの頃にも取材していただいた方だった。 全国の自治体で学

校敷地内禁煙が急増しているので、それに関する詳しい話とコメントが

ほしいとのことであった。 15分ほど話をしたが、ぜひニュースで大き

く取り上げてもらいたいと思う。

 また、タイに行く直前に、公明新聞から学校敷地内禁煙に関する原

稿依頼があった。 最初は時間がないので他の方にお願いしようかと

思ったが、あまりに直前で、そういうお願いをしている余裕もなかった。

それで自分でやることにし、原稿用紙4枚分を急いで書き上げて電子

メイルで送った。 2回やり取りをして3回目でOKをいただいたが、郵

送しなくてよいというのは便利で、本当に助かる。 この原稿が学校敷

地内禁煙のさらなる推進の一助となれば幸いである。

 

    12月29日   グッドラック 再放送

 年末番組で「グッドラック」が再放送されている。 番組に、喫煙シー

ンをやめてほしいと要望した、思い出の番組である。 最初の頃、見

逃した回が多いので、こんな話もあったのかと興味深く見ている。

 柴咲コウ、きりりとした顔立ちのいい女である。 ぐっとくるネ。 年間

シングルチャートの第3位に彼女の歌が入っていると聞き、またびっく

り。 恐れ入りました。

 

    12月28日   コミュニティセンターの大掃除

 午前中、20人弱の区政協力委員で、コミュニティセンターの大掃除

をした。 男性は、主に外側の担当で、外壁や窓ガラスをきれいにし

た。 ついでに、屋上の自転車駐車場に続くアプローチで、金網から

はみ出した植木の剪定もした。 私ははさみの使い方が悪くなかなか

切れなかったが、代わっていただいた方が、ばしばし切っていくので、

気合1つで違うものだなといたく感心した。

 後で、部屋に集まってお茶とお茶菓子をいただいてから帰った。

 

    12月27日   綾戸智絵をテレビで

 テレビのFUNという番組に綾戸智絵が出演していた。 最近、彼女

をテレビで見かけることが多くなってきた。 ちょうど、ルークスの岡君

から、綾戸智絵と山下洋介のコンサートがとても良かったという話を聞

いたところだったので、どれどれという感じで見た。 以前、聴いたとき

は、ちょっとくせが強すぎるかなと思ったが、今回のビートルズの「イマ

ジン」はとても良かった。 また、自分でピアノを弾いて歌うのだが、そ

のピアノが非常に感じ良かった。 ピアノを上手に弾いて歌える人はい

いなと、少しうらやましく思ったほどであった。

 いい歌を歌う上におもしろいおばちゃんときては、どうりで人気が出

るはずである。 爪の垢でも煎じて飲ませてもらいたい。 いやホンマ。

 

    12月26日   クラプトンのCD購入

 郵便を出しに行ったついでに商店街のCD店に、寄ってエリック・クラ

プトンのCDを1枚買ってきた。 そのCD店には小さな犬がいて、客が

犬を連れて入ってよいそうなので、私も犬を連れて入らせてもらった。

話を聞いたら、お店の方も以前、柴犬を飼っていて16歳でなくなった

のだそうだ。 奥さんが写真を出してきて、「似てるでしょう」とおっしゃ

った。 同じ種類だと、他の種類より、やはりかわいいと感じるのは、

おかしなものである。

 その後、向かいの薬局で、タイでちょうどなくなった育毛剤を買い、く

じを引くことになった。 4枚全部はずれだったが、はずれにも賞品が

あり、温パック、歯ブラシ、透明の救急箱2個をもらって帰った。 救急

箱はスキーのゴーグルのケースに使えるのではないかと後で思った。

 

    12月25日   めぐり逢えたら

 テレビを点けたら映画をやっていて、小さい男の子がラジオの人生相

談に電話をして、父親の再婚相手を探してほしいと話をしていた。 父

親に代わったら、父親役がトム・ハンクスであった。 雑誌の記者役の

メグ・ライアンが車の運転をしながら、その放送を聞いて父親の話にし

んみりして貰い泣きをするという具合であった。

 1993年の「めぐり逢えたら」というラブ・ロマンスで、ケリー・グラント

主演の「めぐり逢い」という映画をモチーフに使っていた。 そして、お

話はやがて、その映画のように、ニューヨークのエンパイア・ステートビ

ルでめぐり逢えるかどうかという展開になっていく。 おしゃまな子ども

たちが狂言回しとなって話を進める、おしゃれな「おとぎ話」であった。

 映画に使われたジャズ・ヴォーカルなどの音楽が絶品で、「あーっ。

映画はこうでなくっちゃ!」とさかんにため息をつきながら見ていた。 

特に、ジョーコッカーの歌う「バイバイ・ブラックバード」を聞いたときに

は、うれしさのあまり、おしっこがもれそうであった。

 世の中には素敵なものもたくさんあるのだなと、再認識させてくれた

大変に結構な映画であった。

 

    12月24日   メリークリスマス

 本日、タイ国から帰国した。 チェンマイでおもしろかったことを1つ。

ブックセンターで、ハリーポッター・フェアーが開かれていた。 店員が

マントや帽子をかぶって仕事をしていたが、何人かは登場人物の名札

を胸につけているようだった。 ハグリッド役は、ちょっと太めの女性

で、ひげをつけて愛嬌たっぷりだった。

 第5話のタイ語版が、大きなクリスマスツリーのように、きれいに積ま

れていた。 手前に置かれた鉢からは、ドライアイスの煙が立ち昇って

いるという凝り様だった。 なお、タイ語版の値段が分らなかったので、

店員に尋ねたところ、ハードカバーが595バーツ、ソフトカバーが495

バーツとのことであった。 英語版(700バーツ: 約2500円)も2冊

あったので、記念に1冊買ってきた。

 日本語版はまだ出ていないと思うので、この冬に英語版で話の筋だ

けは先に見ておくことにしよう。

 

    12月12日   白い巨塔

 「白い巨塔」の第1部が、きのう最終回を迎えた。 これは田宮二郎

主演で1978年に放送されヒットしたドラマのリメイク班である。 今回

は、田宮二郎が演じた財前医師を唐沢寿明が演じている。 大学病

院を舞台に、教授を頂点とした医学部の講座の権力闘争を描いてい

る。 そこにあるのはピラミッド型の世界であり、しかも教授と助教授

の違いでさえ、「助」の一字の有り無しだけで、その地位において天と

地ほどの差があるという。 

 医学部の権力構造が本当にドラマに描かれたようなものかどうか知

らないが、もし本当だとしたら相当に「異常」な世界だと思う。 まあ、

見ている分にはサスペンス・ドラマのようでおもしろいのだが。

 ちなみに、かくいう私も「教授」であるが、「兼小遣い」と続けるのが実

態に近いように感じている。 助教授から教授になったときも、「助」が

なくなった以外には、学内的には全く何の変わりもなかった。 しかし

私は、ごちゃごちゃ権力闘争をしているような所には関わりたくないの

で、そういううっとうしさがないという点において、現在の職場には大変

に満足しているのである。

 ところで、ドラマでは財前助教授が、教授選挙で選ばれて教授に就

任した。 私は、田宮二郎のときも今回も、ほとんど見られなかったの

で、今後の展開については、ぜひ楽しみに見ていきたいと思う。

 

    12月10日   多目的グラウンドに人工芝   

 現在、大学の陸上競技場の西側にある駐車場の奥に、新しいラグビ

ー場とサッカー場を建設中である。 これらの施設に人工芝が設置さ

れることになったが、ついでに、その少し北にある多目的グラウンドも

人工芝にすることが決まった。 現在、ソフトボールなどの授業の他、

部活動で陸上ホッケー部とアメリカンフットボール部がこのグラウンド

を使っている。 

 近年、陸上ホッケーの試合は人工芝のグラウンドで行われているの

で、これまで土のグラウンドでしか練習できなかったので、非常に不都

合であった。 というのは、人工芝ではボールのイレギュラーバウンド

が少ないため、スティックを横に使うことができるが、土のグラウンドで

はもっぱら縦に使うため、技術がかなり異なるのである。

 「夢」でしかないかと考えていたことが実現することになり、本当にうれ

しく思う。 きっと来年は良い年に違いない。

 ところで、旅行に出かけるための荷物を作るので、日記の方はこの

くらいにしておこう。

 

    12月9日    中山氏の紫綬褒章

 11月29日に体育学部の中山彰規氏の紫綬褒章祝賀会が、名古屋

市内のホテルで行われた。 私は多忙のため、失礼ながら欠席させて

いただいたが、出席した守能氏によると、会場は大変な賑わいだった

そうだ。 

 私の記憶では、中山氏はオリンピックの体操競技で6つの金メダル

を獲得し、それが日本で一番多い記録になっている。 また、守能氏の

「ムー猫」日記には、ユニバシアード、世界選手権、オリンピック、合わ

せて16の金メダルを獲得している。 身近に、こんなにすごい人がい

ることに改めて驚かされた。 なんだか、手を合わせて拝みたい気にな

ってきた。

 

    12月8日    学区のクリーンキャンペーン

 昨日、各町内から5名程度が参加してクリーンキャンペーンが行われ

た。 キャンペーンといっても、皆でいっしょにごみを拾って歩くというだ

けの話である。 本当は私も出かけるところだったが、仕事がつまって

いるので、妻に代わりに行ってもらった。 

 植田の駅前から二手に分かれて、駅前通りのごみ拾いをしたそうで

ある。 約1時間で終わったそうなので、ちょうどよいウオーキングにな

ったことであろう。

 私は午後から大学へ仕事をしに行ったが、ちょうど体育学部の一般

推薦入試が行われており、実技試験のためのゼッケンを付けたたくさ

んの受験者とその父母の方々が見かけられた。 実技試験の時に雨

が降らなかったので、関係者はほっとしたことであろう。

 

    12月7日    教員採用試験合格者の話を聞くつどい

 木曜の夕方、大学生協の学生委員が企画した「つどい」が行われた、

6時半からの開始ということもあって参加者が少なく、1年生の数名と生

協関係者(学生委員・職員)だけであった。 しかし、そのため逆に、参

加した学生にとっては、自分が知りたいことを丁寧に教えてもらえる良

い機会となった。 私も参加したが、この数年、合格者の体験談を聞い

ていなかったので、具体的な話に大変興味を引かれた。

 ちなみに、当日の演題と話題提供者は次のとおり。 「今年の採用試

験」:桜井 翼、「教員採用試験の勉強」:水谷友子、「教育実習」:二村

貴子、及び「その他いろいろ教職について」:古池 瞳。 いずれも体育

学部の4年生で、うち3人は教員採用試験に合格、ひとりは1次試験に

合格したが2次試験で不合格となり、再チャレンジの予定ということであ

った。

 この数年は、退職者の増加などで教員の採用数が多いので、合格す

るつもりで、早い時期からしっかり準備をしてほしいとのことであった。

先輩の皆さん方、お話、どうも有難う!

 

    12月4日    荷物がたくさん届く

 私の原稿がある『呼吸器NEWS&VIEWS』の最新号を、出版社から送

っていただいた。 「喫煙問題の新たな取り組み」という特集であったが、

世界や日本の最新のタバコ対策情報がいっぱいで、(自分のも入って

いるので恐縮であるが、)私などのタバコ対策関係者にとっては、涙が

出るほどうれしい冊子といえよう。

 また、東京の印刷会社から、伊藤忠記念財団調査研究報告書の校

正用ゲラが、原稿といっしょに送られてきた。 担当箇所が多いので、

荷物がまくらのように膨らんでおり、それだけで学部事務室にある私の

郵便受けがいっぱいになっていた。

 来週の末にはタイ国に出かけるが、他の仕事もあるので、その前に

校正をすべて終わらせることはできそうにない。 したがって、どの章を

済ませて返送するか、まずそれを決めなければならない。

 

    12月1日    地域安全パトロール

 夜、天白警察署で、地域安全パトロールの出陣式が行われた。 式

には、警察関係者の他、区長さんや天白消防所長さんなどが出席して

いた。 その後、100名ほどの住民が3つの班に分かれ、警察の方と

いっしょに、歩いて地域のパトロールをしながら地元の学区に帰った。

ついでにごみを拾おうということで、私もごみの袋をもらい、道々、空き

缶などの目についたごみを拾って歩いた。

 普通に帰れば30分も掛からない道のりであったが、大きなSの字を

描くように大回りをし、1時間弱歩いて駅前の公園に着いた。 公園に

は、先週の金曜に点灯式をした「もみの木」の電飾(クリスマスツリー)

が輝いていた。 そして仮設のテントでは、女性会の方がお汁粉とおに

ぎりを用意して待っていてくれた。 歩いてお腹もすいていたので、有

難く頂戴した。

 パトロールが魔除けになって泥棒が来ないことを、切に祈る。

 

    11月30日   「愛・地球博」の前売り券

 町内会を通して「愛・地球吐博」の前売り券の販売をした。 私のうち

でも立場上、数枚の券を購入した。 なにせ2005年3月25日開幕と

のことなので、その時まで、券をしまった場所を覚えていられるかが問

題である。 ビラによると、地下鉄「藤が丘」と愛知環状鉄道「八草」の

間を「リニモ」で結び、会場に隣接した「青少年公園」駅へ「リニモ」で行

けるようにするそうだ。 ちなみに、「リニモ」は、磁気浮上式のリニアモ

ーターカーである。

 万博の開幕直前に、大学に近い場所に愛知環状鉄道の「貝津」駅が

できるという話なので、駅ができたら一度くらいは大学から万博に出か

けてみようと思う。 

 

    11月29日   高橋先生のご来学

 先日、「インターネット禁煙マラソン」を主催する奈良女子大学の高

橋裕子先生が、私の研究室をご訪問くださった。 ちょうど、その日の

午後に名古屋で講演をする機会があり、その前に豊田キャンパスま

で足を伸ばしていただいたのだ。

 高橋先生は、文部科学省研究費を得て、4年計画で「大学禁煙化計

画」というプロジェクトを始めたのだそうだ。 ニコチンパッチの無償提

供や携帯電話のメイルを用いた禁煙支援などにより、大学の教職員

や学生の喫煙者を減らそうという試みである。 

 ちなみに、この12月にはキャンペーン期間として、「大学禁煙化」の

標語を募集し、優秀者には賞品も提供するとのことであった。 詳しく

は、来週、「タバコのない学校」推進プロジェクトのホームページに紹介

するので、関心のある方はご覧いただきたい。

 

    11月28日   模擬授業の担当者を発表

 先週、保健科教育法のグループリポートを提出してもらった。 今週

は、そのグループリポートを見て模擬授業の担当者を知らせる予定に

なっていたので、それに間に合わせるために大急ぎで点検をした。 

今回は5グループを選んだがクラスを2つに分けるのと、授業担当者

の男女の偏りがないようにするため、選ぶのがなかなか大変だった。 

 担当グループのみなさん、練習頑張ってください。

 

    11月25日   名曲バンド

 日曜の夜、名曲バンドの演奏を聴いてきた。 一時活動を休止して

いたが、今年からまた始めたそうだ。 昨年、バンドリーダーが病気で

倒れたのだが、7か月の入院後、なんとか日常生活ができるようにな

った。 そして、まだリハビリ中ではありますが、歌を歌えるまでに回復

した。 医者から「タバコを吸ったら死ぬよ」といわれているとのことで

あった。 「タバコはいかんね。 さんざん吸ってた人がいうんだから間

違いない」と、本人も話していた。

 アコースティックギター名人の雄さんも、最近は自称「健康おたく」だ

そうだ。 健康教育が専門の私としては、何年か振りに会った友人た

ちと非常に話が合うようになっていて、とてもうれしく思った。

 

    11月24日   やくざの隣

 日曜のテレビで、「スクープスペシャル 全検証! 警察の”闇”」とい

う番組を放送していた。 拳銃摘発については、9割が「ヤラセ」だと証

言する元警察関係者がいた。 また千葉県警では、研修会で講師が、

「拳銃の摘発は難しいので、ほとんどが”出来レース”になる」と説明し、

実際に40数件の摘発のうち本物は6件だったので、安心してほしいと

述べたという。 すなわち、「安心して」は、これまでも「ヤラセ」をやって

いるから、君たちも安心して「ヤラセ」をやってよいという意味であった。

拳銃の摘発数は、警視庁から渡される捜査費の額に大きく関係すると

いう。 したがって、警察は、犯罪防止でなく捜査費の額を増やすため

に拳銃の摘発をし、またその目的のためには、不正なことをして摘発

数を増やすというのである。

 さらに、国費である捜査費80億円、都道府県費の報償費が、すべて

警察の裏金になっているという恐ろしい話が、明らかにされた。 領収

書の偽造による「マネーロンダリング」を行い、勝手に使えるようにし、

本来使うべき目的ではなく、幹部の遊興費やヤミ手当に用いていると

いう。 領収書の偽造に関しては、すでに東京高裁で、領収書に勝手

に名前を使われた人が警察に損害賠償を請求して勝訴するという事

例も出ている。

 犯罪を取り締まるべき警察が、日本中で自ら組織的に犯罪を犯して

いるわけだ。 警察組織はアンタッチャブルだからと高をくくっているの

であるが、警察官の増員が求められている現在、このような不正体質・

構造を残したまま、組織を肥大させることは絶対に許されない。

 国民が怒りの声を上げ、「やくざの隣」のような警察がなくなるように

強く求めていくべきである。

 

    11月23日   ブライオニーが来日

 日経新聞の記事に、タイの人気歌手が日本でデビューすると書いて

あった。 タイびいきの私としては、ぜひCDを買いたいところである。

ブライオニーは、タイ人の母と米国人の父を持ち、1982年にシドニー

で生れたそうである。 米国育ちで、9年前からタイに移住したのだと

か。 アルバムは英語の歌なので、普通の洋楽として楽しめそうだ。

 12月21日に開かれる「J−ASEAN POPS」というコンサーに参加

するために来日する。

 

    11月22日   プリウスの点検

 出張から帰ってプリウスのガソリンがほとんどなくなっているのを忘れ

て乗っていたら、異常発生といいうランプが点いてしまった。 ガソリン

不足だと思ったので、ちょうど近くにあったセルフサービスのスタンドに

に飛び込んでガソリンを入れた。 しかし、警告ランプが消えなかった

ので、ちょうど先月、1年点検に出しそこねたところだったこともあり、

プリウスを販売店に持っていくことにした。

 プリウスはなかなか良い車だと思うが、発電機を前に積んでいるの

で、前のタイヤの減りがかなり早いようだ。 ローテーションもすでにし

ており、減ったいないタイヤがなくなったため、今回は4本とも新しい

ものに取り替えた。 そのため、ちょっと出費がかさんだが、スリップ

による事故の不安がなくなったのはうれしい。

 

    11月21日   ボジョレーヌーボ2003

 昨晩遅く、家に帰ったらキッチンのテープルにワインが置いてあった。

コルクが開いていたので、1杯注いで飲んでみた。 ワイングラスに注

いだら、いい香りが広がってきた。 たまにはワインを飲むことがある

が、このように強い香りを感じたことはめずらしかった。 味は軽くて、

飲みやすかった。 渋みが強くないのがいい。

 日記に書くために銘柄を確めたら、「ジョルジュ デュブッフ」とあった。

名前は全く知らないが、「ボジョレーの帝王」と書いてある。 「へーっ!

そうなんですか。 それはお見逸れしました」 さらに下を見ると、「まさ

に心躍るようなボジョレー」だと、念押しをしてあった。

 やはり、このくらい書く方が、飲む人も有難味を感じるて良いのだろ

うか。 どなたか、ボジョレーヌーボを飲みましたか?

 

    11月19日   東京タワーと半月

 東京では、六本木ヒルズの森タワー52階の展望台に上がった。 照

明に赤く照らされた東京タワーが街を背景にスクッと立っている。 そし

て、たまたま、少し離れた左のやや上方に下弦の半月があり、東京タ

ワーとバランスを取ったような配置になっている。 私は、偶然にできた

見事な絵をしばしの間、鑑賞したのであった。 やはり、東京の夜景に

東京タワーがほしい。 これがないと、きっと辛さの足りないカレーのよ

うに締まりがなくなるであろう。 その次に目を引いたのは、新宿副都

心であった。 ビル群が密集していて、海に浮かぶ島のように見えた。

 

    11月17日   東海地震の意見交換会

 日曜の午前10時から「東海地震の意見交換会」と題した会が小学校

の体育館で開かれた。 行政から、区役所、消防署、及び土木事務所

の代表が出席した。 区長さんの挨拶に続いて、阪神淡路大震災の映

像を交えた東海地震の防災ビデオが放映された。 その後、配付資料

を元に区役所の総務課長による約40分の説明があった。東海地震は、

これまでほぼ百年の間隔で発生しているが、最後に地震が起きてから

すでに150年も経っているそうだ。 その他、食品用包装ラップを非常

持ち出し品に加えておくとよいとか、緊急通報用の笛が役に立つなどの

話が印象に残った。 そして最後に、参加者から災害発生時を想定した

質問など具体的な質問がいくつか出された。なお、参加者は、試食用と

いうことで缶詰のおかゆをもらって帰った。

 私は9時の準備開始に少し遅れてしまい、いすを並べるのに間に合

わなかったので、会の終了後の片づけはしっかり手伝うようにした。

 

    11月16日   ピカソレンブラント

 東京では、上野の森美術館の「ピカソ クラシック展」と国立西洋美

術館の「レンブラントとレンブラント派展」を見ることができた。 金曜

は美術館が遅くまで開いているので慌てなくてすんだ。 重い荷物が

あったが、無料のコインロッカーに入れることができたので助かった。

 ピカソ展には、1914年から1925年の<古典主義時代>といわれ

る時期の伝統的な画風による作品が多く展示されていた。 私は特に、

オルガの肖像や素描による名士たちの肖像に魅力を感じたが、その

他、舞台幕の草案など、いろいろ興味深い作品があった。

 レンブラントはエッチングの小品も素晴らしかった。 なお、レンブラ

ントは光と影の画家として有名であるが、コントラストの効果もさること

ながら、光と影によって描かれる人物の表情にも、深みが増している

ことに、今回初めて気がついた。

 その後、上野から地下鉄日比谷線に乗って、六本木ヒルズにも行っ

たが、その話はまたそのうち。

 

    11月14日   朝から東京へ

 朝、東京に出かける。 新幹線は「ひかり」の本数が減ったので、ど

うしても「のぞみ」に乗ることが多くなる。 「ひかり」の「こだま」化とい

ったところである。

 ちょうどきのう、妻が東京の1泊旅行から帰ってきた。 上野の美術

館や六本木タワーの美術館を見てきたそうだ。 せっかくだから、仕事

が早く終わったら、私も駆け足で見てきたいと思う。 幸い金曜の夜は、

遅くまで開いている所があるようだ。 ここ何年かは「ついでに楽しむ」

という気持ちの余裕もなかったが、これからは積極的に楽しみを見つ

けるようにしたい。

 

    11月11日   世界に一つだけの花

 スマップの「世界に一つだけの花」のCDを先週、近所のCD店で買

ってきた。 それ以来、しばらく、通勤のときに車の中で聞いている。

この曲は、槙原敬之が作ったものだが、この人はなかなか才能があ

る。 確か、以前に覚醒剤の使用で捕まったりしていたが、また名前

を見られてうれしく思う。 ところで、この曲の歌詞はとても素晴らしい

と感じる。 聴いていると、自分が歌詞を作るときに、大切なことをよく

考えないで作っているということを知らされる。 

 日曜に、楽譜も手に入ったので、早速ギターを弾いてみた。 繰り返

しが多くて割合に単純な構造なので、あまり練習のできない私としては、

弾きやすくてうれしい。 たぶん、間延びしないようためと、自然につな

ぐために、歌に入る前と最後の「ラーララ」の繰り返しの前に、4分の2

の小節が置いてある。 昔、バンドでこういう小節がある曲を演奏した

ときに、よく間違えてズレたのを思い出す。 やはり練習が少ないと、

ちょっと変わったものは合わせるのが難しいのである。

 

    11月9日    小雨が止んで投票へ

 きょうは、午後に小雨が上がったので、妻といっしょに「さくら」を連れ

て衆議院選挙の投票に行った。 帰りに、コミュニティセンターの近く

で学区長に会った。 センターの前にマンションができるので、ちょうど

設計図を学区長に渡したところだったので、その件で声を掛けて立ち

話をした。 学区長は、もらったとのことで柿をたくさん、重そうに抱え

ておいでだった。 会ったついでに、柿をお裾分けしていただいた。

 近所にケーキ屋さんができたので、妻が試しに買いに行った。 ケー

キは少しこぶりで300円くらいのやや安い単価であった。 カロリー過

剰が気になる人が多いので、小ぶりというのは良いかもしれない。

 ところで、明日から大学でニコチンパッチ・キャンペーンを開始する

が、診療時間中でないと対応できないことを忘れており、その案内がし

ていたかった。 そこで、曜日ごとの時間を書いたポスターを作って印

刷し、コンビニで拡大カラーコピーをし、早速貼り出すせるようにした。

何かと、細々した仕事が多い。

 

    11月8日    日本が3連勝

 最終日の韓国戦は、緊迫した好試合となった。 先発の和田はパ・

リーグの新人王だそうだ。 テレビで、腕を後ろに上げた時に、ボール

が頭の後にあって打者から見えにくいといっていた。 細かいところに

いろいろな工夫があるものである。

 プロだけで作ったドリームチームが、地区予選に優勝し、アトランタ・

オリンピックの切符を手に入れた。 逆に、韓国はオリンピック出場を

逃がし、涙を飲んだ。 台湾戦に延長で敗れたのが最後まで響いた。

 ところで、工夫で思い出したが、今年、テレビでテニスの日本チャン

ピオン鈴木貴男が、サーブのときにボールを上げてから左足をベ−ス

ラインに沿って一歩踏み出してボールを打つのを気がついた。 ちょっ

と変な感じで、よく打てるなと感心していた。 私はサーブが不得意で

特にアドバンテージコート(右の方にサービスを打つ側)のサーブを苦

手にしている。 それで、思いついて左足を一歩踏み出して打つように

してみたところ、割合にジュースコートと同じ感覚で打てるようになった。

 相変わらずまったく威力はないが、違和感がなくなったのは大きい。

なぜかというと、アドバンテージコートでゲームポイントがかかっている

ときにダブルフォルトをすることが多くて、しばしばなさけない思いをし

たからだ。 ダブルフォルトさえしなければ、そこそこのゲームになるの

で、その差は非常に大きいのである。

 

    11月7日    長嶋ジャパン

 いわゆる1つの「長嶋ジャパン」が、ライバルの台湾に快勝し、オリン

ピック出場をかけた最終日の韓国戦に、はずみを付けて臨むこととなっ

た。 試合は、先発の松阪が好投し、終盤まで0点に押さえた。 そして

3人目の黒田も9回にランナー2人を背負ったものの、なんとかしのいで

台湾に点を与えなかった。 また、打線も中国戦に続いて爆発し、大量

9点をたたき出した。

 ところで、私は中国戦の上原登板は意外に思った。 石橋を叩いて渡

るという長島監督の作戦だそうだが、韓国戦の先発投手は誰なのだろ

うか。 当然素晴らしい投手を残こしているとは思うが。 

 

    11月6日    クニミツの政

 この夏のテレビ番組に「クニミツの政(まつり)」というのがあった。 

主人公のクニミツ青年は、小学校の教師に採用されたが、そこで地

域の問題と出会う。 新しい道路のために保育園がなくなるというの

で反対運動をする。 何かのことで教師をやめなければいけなくなっ

て、次に、自分が尊敬する政治家の秘書になる。 そして、その政治

家が市長に立候補し、その選挙運動をする。 といった筋だった。

 その選挙では、最後の最後になって、政治に無関心だった若者たち

の心を動かすことができ、投票日にたくさんの若者が投票所に集まっ

てきて投票をした。

 このような、希望を持たせてくれるストーリーは、大変素晴らしいと感

じた。 私は、学校教育において「責任ある市民」を育てることの重要

性を、日頃から強調しており、いろいろな機会にそのことを主張してい

るが、「責任ある市民」としての行動の一番分かりやすいものが、選挙

の投票である。

 近年、20代、30代の若者の投票率がさらに低くなっている。 しかし、

そろそろ目をさまして、今回の衆議院選挙にはぜひ投票所に足を運ん

でもらいたいと思う。 人口が少なくなっている今の若い人たちこそ、こ

れから自分たちが生きて行く社会をどのような社会にしたいのか、しっ

かり考えて投票するべきであろう。 いやだといっても、税金は払わされ

るのだから、自分に関係ないと思っていたら大間違いだヨ。 

 そうでしょ! 若いあなた。

 

    11月5日    神戸の学会大会

 私が主に活動している学会の年次大会が神戸市で開かれた。 昼も

用事が多かったが、夜も予定が詰まっていた。 久し振りの友人たち

に会うので、どうしても夜遅くまで話をすることになる。 ホテルの入口

が、すごく大きな建物の1つの入り口を入ったところにあったのだが、

最初の夜は、深夜にホテルに帰ったところ、入口が分からなくなって、

ひょっとして締め出しをくらったかなと、半分青くなりながら、必死で入

口を探した。 また、3日目は、朝一番から発表を聞く予定だったが、

寝過ごしてしまい、朝食も食べないで会場に出かけるはめになった。 

 なお、今回は「たばこのない学校」というシンポジウムがあり、各地で

タバコ対策に取り組んでいる方たちが来て下さった。 これも、久しぶ

りの方あり、お顔を拝見したことのないメイル友だちの方ありで、かな

り感激した。 シンポジウムで、和歌山県の学校敷地内禁煙を推進し

た方のお話を聞き、大いに勇気づけられたことを付け加えておく。

 

    11月1日    りんごのうた

 テレビで 「りんごのうた」 という歌が流れた。 おもしろいメロディー

だなと思って聴いていたら、椎名「りんご」の曲だった。 NHKの「みん

なの歌」には、時々いい曲が登場する。 以前、忌野清志郎の「ブーア

の森」が取り上げられた時に、NHKのテキスト買ってきて楽譜を見て練

習したことがあるが、この曲もテキスト買ってきて、歌えるように練習す

ることにしよう。 幸い11月もテレビで放送するそうなので、時間を調べ

てビデオで録画しようと思う。

 

    10月29日   学寮の集まり

 大学時代の寮生の集まりが、初めて名古屋で開かれた。 私の卒業

後、数年で寮が閉鎖になったため、私の下の年代はあまりいないよう

だった。 寮の第1期生は、ちょうど私が生れた頃に入寮をしており、

年でいうと20歳くらい上になる。 そんなことで、当日集まったのもほと

んど50〜70歳の範囲の方たちであった。 学生運動の盛んな頃に、

普通は2年で出るところを、寮に7年もいた方も参加されていた。 そ

の方などは、当時から寮の「伝説の人物」になっていた。 もっとも、私

もこの寮には4年住んでいたので、長さだけでいえば相当長い方だっ

たと思う。

 大きな企業で重要な地位におられる方、大学で教員をしておられる

方、弁護士さんに判事さん、ベンチャー企業を起こしておられる方など、

実に多彩なメンバーであった。 皆さん、それぞれに波乱万丈の人生

を歩んでこられたようで、「終身雇用制」などはとっくになくなっているの

かなという印象を受けた。

 寮歌を久しぶりに歌い、懐かしく感じたことだった。 歌を聴いて、よ

そのグループから、「卒業生です」といって若者がやってきたのは、ご

愛嬌であった。

 

    10月27日   荻原健司氏の講演

 オリンピック金メダリスト、元ノルディックスキー複合日本代表の荻原

健司氏の「私のスキー人生」と題する講演があった。 私は最後の30

分ほどを聞きに行ったが、430席くらいの教室が学生でいっぱいに埋

り、教室の横や後に立って聞く人や教室の外のロビーで聞く人もいた

ほどであった。

 荻原氏は、少し高めの声で一所懸命に話をしていた。 司会は、水

泳(平泳ぎ)の元オリンピック代表の高橋繁浩氏であった。 高橋氏が

参加者に質問を求めたところ、「勝ちつづけていたときの気持ちにつ

いて」と「試合で集中力を出すには」という質問が出された。

 2番目の質問に対しては、「ちょっと広い答になってしまうかもしれな

いが、原点にもどって、なぜ自分がこの競技をしているのか、競技が

好きだから始めたのではないのかといったことを思い出すことが大切

ではないか」という答があった。

 ちなみに、荻原氏は、1992年のアルベールビル、1994年のリレハ

ンメルのオリンピックで団体優勝をした。 また1993年から1995年

まで、ワールドカップの個人総合3連覇を達成。 オリンピックの個人

メダルこそ逃したものの、まさにスーパースターというべき大活躍をし

たのであった。

 

    10月23日   ざくろの実

 今週、実家から庭の木に生ったざくろの実が届いた。 夏に行ったと

きにざくろの木のことが話題になり、毎年実がたくさん生るので、成っ

たら送ってもらうという話になったようである。 私はすっかり忘れてい

たのだが、送ってくれた包みの中に実が4つ入っていた。 妻が、廊下

に実を飾ったが、実がぱくっと割れて外から果肉の付いた種が覗いて

いる。 何粒か取って口に入れてみたら、レモンのようなすっぱさが口

の中に広がった。 私は、夏みかんやすももなど、すっぱい果物が好

物なので、ざくろのすっぱさも大変心地良い刺激に感じた。

 すっぱいものではないが、以前、あけびの実を食べたことがある。

種がいっぱいという点で、ざくろと共通点がある。 そして、種があって

食べにくいので、ざくろもあけびも市場に出ないのだろうが、それだけ

に宝物のような貴重な食べ物に思われる。

 この週末は、ざくろをゆっくり味わうことにしよう。

 

    10月20日   小池栄子で地域安全

 18日に地元の中学校で、地域安全・暴力追放総決起大会が開か

れ、約800人の住民が集まった。 私も出席を要請されたが、忙しい

ので妻に代わってもらった。 出席者にはベストが支給されるとのこと

で、うちの町内は学区から黄色のベストをもらった。 胸のところに、

こぶしを突き出しているパチンコ玉のようなキャラクターが描いてあっ

た。

 大会では、人気タレントの小池栄子が護身術の実演をしたり、オー

プンカーでパレードをしたりした。 会場周辺には、小池栄子を目当て

に、はやりの「だぼだぼの」かっこうをした青少年が多数来詰め掛け

たと妻が話していた。 やはり、有名人の集客力はすごいですね。

 

    10月19日   はなわの愛知の歌

 きのう、テレビで人気タレントの「はなわ」が、愛知の歌を披露してい

た。 テレビ塔はサムイ(?)、名古屋駅前のナナちゃんはキモイ、愛

知は愛を知ると書くのに、誰々、誰々と光浦、みんな結婚できない、と

いった歌詞であった。 

 「そういう歌になるんですか、ほーっ」。 出来の良し悪しは言いがた

い感じだが、最後の「愛を知る」という解釈は、愛知の人にはなかなか

できないと思うので感心した。 (愛知の人でも、そう思っていた人が

いるのだろうか?)

 

    10月18日   Slow Blues

 理容店で、散髪をしてもらっている間ずっと、えらく渋い音楽が掛って

いた。 お店のお兄さん(この人、室伏広治応援同盟HPの管理者であ

る)に聞いたら、有線放送のブルースチャンネルだそうだ。 以前、研

究室で仕事をする時に音楽を掛けるといらいらしてくるので、掛けるも

のがないと書いたが、もしかして、「ブルース」だったら気分良く仕事が

できるかもしれないと思いながら聴いていた。

 うちにも以前は、ブルースのレコードやテープがあった。 オープンリ

ールのテープで、戦前のブルースも持っていたが、テープを少し残した

くらいで、後は全部捨ててしまった。 今では手に入らないもののある

かもしれず、考えるともったいないことをした。 

 ところで、最近、名古屋にブルースのライブをやる店があると聞いた。

名東区の「Slow Blues」という店である。 早速、ホームページを勝

手にリンクさせてもらった。 少し暇が出来たら店を覗いてみよう。

 

    10月17日   春日井市東部市民センターで講演

 きょうは、尾張教育研究会の愛日支部研究集会で、講演をさせてい

ただいた。 抄録集とパワーポイントの文書及び図と写真、CD−ROM

を使いながら話をした。 CD-ROMはやはり音が小さく、マイクを近づ

けてやっと音を拾えるくらいだった。 ところが家に帰って、CD-ROMを

見ていて、パソコンの横の音量調節を円盤を回したら、なぜか大きな

音が出た。 前日まで何度も試して大きくならなかったのにおかしなこ

ともあるものだ。 円盤がどこかで引っかかっていたのだろうか。 し

かし、今後学内でも使おうと思っていたので、ちゃんと音の出ることが

分かってよかった。

 結局、準備のために忙しく、ギターの弦を張り換える時間がなかった

が、たぶん調弦がきちんとできたので、まあまあの音が出たように思

う。 コンサートもできる会場だったので、音響がすばらしく、自分の声

がいい声に聞こえた。 いい舞台環境で歌えて、幸せに感じたが、時

間の余裕があって、なおかつこのような音響の良い場所でなら、毎日

でも歌いたいと思った。 いや、ホントの話デス。

 講演時間を10分ほど超過して、1時間半になってしまったが、先生

方に熱心に聞いていただき、大変うれしく思った。 また、歌の際にも

手拍子で盛り上げていただいた。 ご協力に深く感謝する次第である。

 

    10月16日   神舟5号

 テレビで「しんしゅう、しんしゅう」というので、信州のことかと思った

ら、神の舟、「神舟」だった。 

 中国が、ロシア(ソ連)、米国に続いて、世界の国で3番目に有人

宇宙船を打ち上げた。 さすが、中国は大国だなあ。 近い将来に

おける中国の経済的な台頭を予感させるのに十分なできごとであっ

た。 脱帽!

 

    10月15日   久々の散髪

 きょうは、あちこち電話を掛けたり、ファックスを送ったり、郵便局へ

簡易書留を出しにいったりした。 講義棟の入口に「禁煙区域です」

という掲示を貼りに行ったりもした。

 夕方遅くには、理容店に行って久しぶりに髪を切ってもらった。 髪

が長くなって、先がみっともなくカールし始めていたが、こんなに伸ば

したことは久しくなかった。 大学の近くの理容店に行くので、忙しくな

るとなかなか行けなくなるのである。 バリカンをかけて短く揃えてもら

い、とてもすっきりしたが、髪がうっとおしくなくなって気分も少し落ちつ

いた。 あさっての講演に間に合ってよかった。

 その講演であるが、小中学校の先生方がたくさん集まる会なので、

ここは1つ例の替え歌を歌って来ることにした。 それで夜遅く、ケース

にしまってあったギターを取り出して、ポロポロ弾いてみた。 よく考え

たら、夏休みに弦を張り替えたのだが、なんとそれ以来ほとんどしまい

っぱなしであった。 (「悲惨な」夏だったことが分かる。) 弾いて弾け

ないことはないが、ちょっと響きがなくなっているので、人前で演奏する

のにはイマイチだ。 もったいないけど張り替えようか。 でも、講演準

備の詰めもしないといけないので、時間もあまり。 悩むところである。

日記なんか書いている場合じゃないか。

 

    10月14日   デジタルプロジェクター

 きのうの日記は、あわてて書いたせいで脱字があった。 気がつい

たので直して、ついでに少し文も直した。

 名古屋の大雨は、時速100kmで東に移動し、東京で豪雨となった

ようだ。 竜巻まで起きたとか。 自然の持つエネルギーのすごさを見

せつけられた。

 さて、きょうは夜に、「健康科学系」のデジタルプロジェクターを借り

て、講演用に制作したパワーポイントのスライドを試してみた。 これま

では、パワーポイントで作ったものをOHPシートやコピー紙にプリントし

て使っていたので、直接スライドショーをするのは初めてであった。

 院生の吉田君に、少し操作を教えてもらいながらやってみたら、なん

かできたので、本番に向けての自信が付いた。 他所の方にいただい

てずっとそのままにしていたCD−ROMの動画も動かしてみたら、映像

を見ることができた。 ただし音が小さいので、どうやって音を大きくし

たら良いのだろうと疑問であった。 デスクトップ右下のスピーカーマー

クのところも最大の音量になっているし、どうも分からない。 当日、マ

イクをパソコンのスピーカーに近づけるしかないかな。

 

    10月13日   体育の日は午前に雨

 今日は八番宮の秋の大祭が催された。 ところが、あいにくの大雨

で、後でニュースを聞いたら名古屋では午前9時から10時の間に36.

5ミリの降水を記録したそうだ。 私は10時前に2頭のお獅子を神社

に運んだ。 傘を差して車から神社まで、お獅子を1頭ずつ濡れない

ように持っていったが、雨がすごくてズボンがべたべたになってしまっ

た。 雨が降って、外で行う町内の祭りができなくなったためか、宮司

が、神事を本式にやったため、たっぷり1時間かかった。 暇なので

宮司や神子さんをよく見ていたら、おじぎの時、上体を90度まで曲げ

ているので、「へえー!」と思った。 「トリビアの泉」なら、5ヘエくらい

か。 (確かひとりの持ち点は20へエだったように思う。)

 11時過ぎには雨が小降りになり、ほどなく上がったのだが、子どもの

お獅子はすでに中止に決まり、お菓子だけを配ることになった。 ガレ

ージの壁に「大運動会」の写真を貼ったのだが、組長さんたちに集まっ

てもらう予定にしていたのにそれも中止になり、見てもらう人が少なかっ

た。 誠に張り合いのないお祭りとなったが、やれやれ一仕事終わった

というところである。 

 なお、町内の方から、隣の学区では大運動会に出たい人がたくさんい

るという話があり、参考のためにどんな種目をやっているのか調べない

といけないなと思った。

 

    10月12日   ロッカーのハナコさんの主題歌

 家族が「ロッカーのハナコさん」の再放送を録画してくれたので、昨

夜、エアロバイクをこぎながら見た。 ハナコさんは、60年代ファッシ

ョンに益々磨きを掛けていた。 番組の最後に主題歌の説明があっ

たが、作詞作曲:竹内まりあ、歌:島谷ひとみ、とあった。

 あらあら、8日に今井美樹の作品と書いたのは大間違い。 竹内ま

りあと今井美樹の区別も付かないとは、我ながら情けない。 うそを

書いてしまいごめんなさい。

 ところで、土曜に、観月ありさ主演の「あした天気になあれ」という番

組が始まった。 シングルマザーの役で、名前が「さかいハナ」。 や

はり、ハナだった。

 

    10月11日   留学生などが合格

 私が研究指導を担当している研究生の趙建剛氏(中国)が、大学院

体育学研究科の修士課程入試に合格した。 また、博士課程入試で

は、大阪体育大学大学院出身の谷なお子さんが合格した。 入学後

は、保健教育の実践的な研究をしたいとのことであった。

 そういえば、このホームページのカウンター5,000をヒットしてくれた

桜井君(体育学部4年生)が、愛知県の教員採用試験(中学校保健体

育科)に合格した。 彼は、1年生の時から「教職研究会」に参加して

教員採用試験の勉強をこつこつと続けてきた。 努力が報われて現役

合格となったことに、私も大変うれしく思う。 

 なお、体育学部の1年生が、合格者に勉強の仕方を聞く機会を設け

たいと言ってきている。 積極的な人が増えているのは、とても良い傾

向である。

 

   10月10日   平成15年度大運動会(続き)

 ビーチボ―ル運びは、来賓と運動会の役員が参加する種目で、男

女がペアになって、ビーチボールを行きはふたりの頭で、帰りはふた

の胸で挟んで、運ぶのである。 私もこれに参加することになり、入場

門のところに行ったら、女性2人がペアになっているところがあって、

男女でということで、そのうちのおひとりと私がペアになった。 その方

は他所の町内の方で初対面あったが、前のペアを見習って、お互い

の背中に手を回して、しっかりボールをはさんで走った。 帰りは胸に

はさむわけだが、お互いの胸が向き合う形にならず(そうなると走りに

くいが)、体がやや開きぎみだったので、ボールが落ちそうになって困

った。

 

    10月8日   ハナコさん リターンズ

 「帰ってきた ロッカーのハナコさん」をNHKで放映中。 前作に続い

て、ハナコさん絶好調といったところである。 終わりの歌も、前と同じ

今井美樹の作品で、とてもおしゃれである。

 しかし、夜の11時頃はあれこれしていることが多く、テレビをつける

といつも番組が終わりそうになっている。 手に「ハナコさん」と書いて

おこうか。 しかし、ゆうれいだけに、そんなことをすると妙にに背中が

重くなった、なんてことになっても困るしね。 (ジョーク、ジョーク。)

 

    10月5日   薄曇りの中、学区の大運動会

 暑くもなく寒くもなく、運動会には絶好の条件であった。 私は、朝早

く起きて小学校に行った。 (前夜、疲れて12時より前に寝たので、な

んとか早起きができてよかった。) 運動場に寝かせてあった町内のテ

ントをみなさんといっしょに立ててから、器具係の仕事をした。 運動場

の隅にある倉庫から、競技に使う道具を出してきて並べ、各競技の前

に運動場の所定の場所に道具を配置した。 

 最初の玉入れは「傑作」だった。 私は同じ町内の横地さんとふたり

で白組のかごの竿を持ったが、しゃがんで支えていると上から玉入れ

の玉が、どんどん降ってくて、体に当る。 ひどいのになると、帽子のひ

さし(器具係はピンクの帽子をかぶった)に当って帽子が飛んだり、おま

けに顔に当ったり。 けがをするようなものではないが、「まいったなー」

という感じであった。

 仮装競技(行列)は、うちの町内は結局、参加者10人がみんな蝶に

なることしたが、羽が大きくて派手なものになったので、印象は強かった

と思う。 (続く)

 

    10月4日   大学院入試で、朝から大学に

 入試の係になっていたので、9時に大学に着くように出かけた。 午

前中は、試験監督がなかったので部屋で待機。 午後から、打ち合わ

せの後に博士課程の面接、そして少し時間を置いて修士課程の面接

に担当者のひとりとして参加した。 その後、研究科長室で、試験の採

点をした。 お昼ご飯のときに、9月熊本市で開かれた日本体育学会

で展示した体育学研究科のポスターは、なかなかりっぱで見栄えが良

かったという話がでた。 私は学会が重なったので、熊本には行かな

かった。 それで、そのポスターも本物は見ていない。 以前小ぶりの

見本を見たような気がするが、どんなのか忘れてしまった。(ゴメンね。)

 ところで、うちの学区では、午後2時から、学区の運動会の準備が行

われた。 入場門、退場門を作ったり、旗のついた紐を上に張ったりと

いった作業だそうだ。 また、各町内の組長さんたちは、運動場の周り

の指定場所に日よけのテントを組み立てた。 テントは建てずに寝かせ

ておき、次の朝、起こすようにするのだ。 妻に尋ねたら、役員のみなさ

んにもご協力いただき、何とかテントを組み立てたそうだ。

 明朝は、7時半にテントを建てに行く。 早いなー!

 

    10月2日   ゼミナール・研究室から教員採用試験の合格者

 教員採用試験で、ゼミナール所属の水谷友子さんが愛知県の中学

校に合格した。 また大学院の吉田博紀君も、静岡県の中学校に合

格した。 ふたりとも非常に積極性のある人で、この人たちが合格しな

かったら一体誰が合格するのかと思っていたので、「予定どおり」合格

してくれて大変うれしかった。 採用側の正しい選択に感謝の意を表す

る。 大変有難うございました!

 もう1つ、うれしい話がある。

 名古屋市教育委員会が2日、市立幼稚園、小中学校、高校、養護学

校の計415校・園のすべてを、2004年4月から敷地内全面禁煙にす

ると発表した。 私も、教育委員会に要望したり、議員の方に協力をお

願いしたりして、学校敷地内禁煙を心待ちにしてきたので、今回の決定

は、まさに、「夢のような」出来事であった。 数年前には日本でできる

と思えなかったタバコ対策がどんどん実現してきており、タバコに対す

る社会全体の意識変化を強く感じる。

 

    10月1日   ロッカーのハナコさん

 ただいま、NHKで「ロッカーのハナコさん」を再放送中である。 放送

時間が遅いので、全部見ていると睡眠不足になってしまう。 しかし、

最初の放送の時は、放送時間の関係か、ばかにして見なかったのか、

いずれにしても全く記憶がない。 

 今見ると、アメリカのジャズオーケストラ風の音楽からして、大変にセ

ンスが良い。 幽霊が主人公なのだが、なぜか違和感なく、おもしろい

なあと見てしまった。 大変に上質なオフィス・コメディだと思った。

 ちなみに、しばらくご無沙汰していたら、今週で「ニコニコ日記」が終わ

りになるようだ。 「ニコニコ日記」の最終回も見逃せないが、「ニコニコ

日記」が終わるとその後に「帰ってきたロッカーのハナコさん」が始まる

ので、そちらも大変楽しみである。 NHKも、なかなか粋な番組をやる

ようになった。

    

    9月28日   東海学校保健学会 50周年記念大会

 きのうは、名古屋駅前の愛知県中小企業センターで、第46回東海

学校保健学会が開かれた。 50周年記念ということで、記念講演会や

功労者の表彰などが行われた。 また、夜には、場所を変えて記念懇

親会も開かれた。 

 豪華な顔ぶれの記念講演会、充実したランチョンセミナーなど、盛り

だくさんの内容に、初めての参加者からは、毎年こんなにすごいのかと

いう驚きの声も聞かれた。 そういう人には、今回は特別なので、毎年

というわけには行きませんと、正しい情報を伝えておいたが、今年は本

当にすごかった。

 私の指導している大学院2年生の吉田博紀君が、学会奨励賞の4人

受賞者のうちに入れてもらった。 本人も私も、まったく予想していなか

ったので、私などは宝くじに当ったような気分がした。

 

    9月25日   秋学期

 22日(月)から、初めての秋学期が始まった。 セメスター制になり、

呼び名も「後期」から「秋学期」に変わったのだ。 それで、”初めて”

の秋学期というわけである。 24日、25日と雨で、しかもときどき強く

降って、元気のでないスタートとなった。 もっとも、元気がでないという

のは、疲れ気味の私だけが感じていることかもしれない。

 25日は、「保健科教育法」の初日。 この夏の教員採用試験では、

体育学部4年生の1次試験合格者が、昨年の2倍になった。 この調

子で、2次合格者も2倍になればと願っているが、授業を受けに来た3

年生も、来年、このくらいの合格者を出してくれるといいなと思いなが

ら、最初の授業をした。

 

    9月23日   ピンポン

 きょうは秋分の日、妻と妻の母は、豊田のお寺の行事に出かけてい

った。 私は、昼も近くなってから起きて、朝ご飯を食べ、原稿書きを

始めた。 愛知県警監修の子どもを対象としたCD−ROM教材、「5つ

の約束とこども110番の家」の紹介原稿である。 先週から書き始め

たのだが、きょうも確認のため、CD−ROM教材を動かして、子ども向

けのゲームを実際に試したりした。

 最近、太り気味のため、昼ご飯はパスしてその分を夜に食べた。 そ

れから、原稿の印刷や授業準備などのため、大学に出かけた。

 9時から、何かおもしろい番組をやっていないかとテレビをつけると、

何か卓球の出てくるドラマをやっていた。 もしやと思ったら、去年、劇

場公開された、窪塚洋介主演の「ピンポン」であった。 コーチ役の竹中

直人と卓球場の「おばば」役の夏木マリが脇を固めていた。 私は娘の

買った漫画を読んでいて、機会があれば映画を見たいと思っていたの

で、テレビで見られて大変うれしかった。

 卓球台の青い色がきれいだと感じたのと、迫力のあるプレーシーンが

おもしろかった。 映画の筋は、漫画を読んでいるために、話が飛び飛

びで「あらすじ」のようになっているという印象を受けた。 漫画を読んで

から映画を見た人と最初から映画を見た人の両方に、意見を聞いてみ

たいと思った。

 

    9月21日   東京で震度4の地震

 20日午後1時前、東京の大妻女子大学人間生活科学研究所にいる

ときに地震があった。 最初、「トン」と衝撃を感じた。 「あっ。 縦揺

れ!」と、部屋にいる人が叫んだ。 確かに縦揺れだったなあと思って

いると、こんどは横にぐらーりぐらーりと揺れた。 ビルの6階にいたの

で、揺れが大きかった。 新しいビルなので、耐震設計になっているだ

ろうと思い、その時はあまり心配しなかったが、あとでいくらか気味悪

さを感じたことだった。 また、「揺れで酔った」という人もいて、それを

聞いたら、私も少し気分が悪いような気がしてきた。

 1泊して、きょう無事に帰ってきたが、そういえば、先日新幹線の線

路に入り込んだのは、知的障害を持つ少年だったという。 親とはぐれ

て、迷っているうちに策を越えて線路に入ってしまったらしい。 意外な

ことがあるものだ。

 

    9月19日   貫太ですッ!

 東海テレビ(フジテレビ系列)で午後1時半から「貫太ですッ!」を放

映中である。 夏期休暇中によく見たので、もうじき終わるのが残念。

私は、貫太を始め登場人物がおもしろいと思ったが、妻は、話の展開

が早いところがよいといっている。 確かに、大問題が起きるのだが、

次の週には解決して何もなかったようになり、そして間髪入れず次の

問題が起きる、という具合であった。

 きょうの番組では、貫太が配達先であるひとり暮らしのおばあちゃん

の部屋に、「おばあちゃん監視カメラ」を取り付けていた。 また、予告

編で、新聞店の大将(石倉三郎)が、背広を着て議会に出かける場面

があり、選挙で市会議員(?)に当選していたことを知った。

 

 ところで、きのう新幹線の線路に人が入り込んだということで、新幹線

が長時間運休した。 朝まで電車の中で過ごした人も、たくさんいたらし

い。 私も明日、新幹線で東京に行くが、線路に入った人は何を考えて

いたのかしらないが、他人の迷惑になることはやめてほしい。 また、

こういう人には、刑事罰の適用と損害賠償の請求をきっちりしてもらい

たいと思う。

 

    9月17日   名古屋の女性通り魔事件、容疑者逮捕

 3月末に、名古屋市北区で女性看護師が中年女性の通り魔に刺殺

されるという事件が起きた。 これも私の実家から300mの至近距離

であった。 お盆に実家を訪ねた際に聞いたのだが、実家に警察が聞

き込みに来て、年齢が犯人の推定年齢よりかなり上なのに、私の義理

の母にも、当日のアリバイをしつこく尋ねていったそうだ。 疑われたよ

うで非常に気分が悪かったと母は話していた。 (しかし、そういえば、

顔や全体の感じは、犯人の似顔絵に似ていなくもない。)

 幸い、その通り魔の容疑者が先日逮捕された。 中年の女が窃盗で

逮捕され、家宅捜索の際に4月初めに起きた千種事件の被害者のブ

ランドバッグが見つかった。 (千種事件が、妻の実家から200mくら

いの場所で起きたことは、以前にも述べている。 単なる偶然に過ぎな

いが、数日のうちに両方の実家の近所で凶悪事件が起こり、「どうして

ー」と思った。) 追及の結果、犯行を認めたことから、女は千種事件で

再逮捕された。 現在、警察は北区の事件についても追及しているそう

である。 犯行をほのめかす供述も始めているようなので、おそらく看

護師を殺したのもこの女であろう。 なお、女は無職で、ブランドバッグ

などを盗んだり奪ったりして金に換え、生活費などに充てていたそうで

ある。

 ところで、テレビで女の顔写真を見たが、似顔絵の丸顔とは印象が

だいぶ異なっていた。 この女が犯人なら、似顔絵がイマイチだったと

いうことになる。

 

    9月16日   名古屋市東区のビルで爆発

 また、実家の近くで事件が起きた。 ガソリンで爆発が起きて3人が

死亡、40人以上が重軽傷を負うという大きな事件であった。 私が昔

通った小学校からは、東大曽根交差点をはさんで200mくらいの距離

である。 その辺りは当時とは建物の様子が違い、また、今ではたま

に車で通りかかるくらいであまり馴染みがないため、最初は場所がよく

分からなかった。 テレビで地図が出て、名鉄「大曽根駅」のすぐそばだ

と知って、ああ、あのビルかと思い出した。

 さて、事件の概要は次のようなものであった。 名古屋市東区東大曽

根町の名古屋大曽根第1生命ビルの4階にある運送会社「軽急便」の

事務所に、刃物を持った男が台車に積んだガソリン入りポリタンク2本

を持ち込んで立てこもった。 犯人は、そのうちの1本をけり倒して床に

ガソリンを撒いた。 犯人が立てこもるうちに、そのガソリンが気化して

部屋に充満した。 支店長以外の人質を解放したあと、午後1時過ぎに

犯人がガソリンに火をつけ、爆発が起こった。 (詳しい状況はまだ分

かっていない。)  しかし、犯人もあんなにスゴイ爆発が起こり、自分も

死ぬことになるとは思っていなかったのではないかと、テレビで専門家

が話していた。

 爆発の瞬間、部屋の中が火で真っ赤になり、そしてその火が窓から

噴き出していた。 爆風によってガラスが飛び散り、書類などの紙が空

中に舞った。 そして、それからすごい勢いで黒煙が、窓からもくもくと

噴き出した。 爆発で、犯人と支店長、警察官1名の計3名が死亡。 

待機していた警察官やビルの外にいた人たち40人以上が重軽傷を負

った。 

 最近は、事件の報道で犯罪の手口だけを頭に入れた馬鹿が、金を

奪うためにそれをまねて「めちゃめちゃな事件」を起こすことが増えてい

る。 報道は、どうしてもセンセーショナルなものに重点を置きがちにな

るが、犯罪抑止の観点からは、犯人の検挙や判決、刑の執行などを、

もう少し大きく取り上げるべきだと、ちらっと思ったことであった。

 

    9月14日   大江 光

 NHKアーカイブズで、94年に放送された大江健三郎と息子の光の

話を再放送していた。 光は障害を持つ子どもであったが、音楽との

出会いで作曲家としての才能を開花させる。 光の曲はCDにもなり、

クラシックの賞をもらったそうである。 番組の中で少し聞いたが、なか

なかいい感じの曲だった。

 話は変わるが、研究室で仕事をするときに何か音楽を掛けたいのだ

が、なかなか合う曲がない。 先日、ジャズピアノのCDを掛けたら、す

ぐにいらいらしてきて、CDラジカセをなぐりたいような気分になった。

ポップスもじゃまになるし、クラシックでもどうだろうか。 妻が、バッハ

とかモーツアルトならいいかもしれないというので、一度家にあるCDを

持っていってみようか。

 甚目寺の小学校の先生が、学校で掛けるためにデパートにリラクセ

ーションのための音楽を買いに行ったそうだが、私もそういうのを探し

に行ってみたい。

 

    9月13日   学区運動会の種目

 木曜の夜に学区の区政協力委員会が開かれ、10月5日に開かれる

学区運動会の種目が決定された。 紅白玉入れ、ビーチボール運び、

みんなの夢(町内仮装競技)、つな引き、皆で支えあう街(防災用具や

簡易担架などを運ぶリレー)、パン食い・美人コンテスト(パン食い競争

と白い粉の中にあるアメを口で探す競技)、及び紅白対抗リレーである。

 各町内で参加選手を選びそれを報告するのだが、期限が1週間以内

ということで、町内の各組に種目を割り振って選手を出してもらうという

方法以外、やりようがない。

 仮装競技は、コースの3ヵ所に仮装する道具を置き、順にそれを身に

付けながら運動場を1周するものである。 うちの町内では、例年その

競技の主体になってきた子ども会が、大変なので協力は子どもの参加

だけにしたいとのことで、仮装のテーマの決定から道具の作成までを町

内会が担当する。 これは「どえらい」ことになった。 私などは、9月中

締め切りのある仕事が集中しており、そういう「遊び」に使える時間はあ

まりない。 よそはどうかわからないが、うちの町内では「みんなの夢」と

いうより「みんなの苦しみ」になりそうだ。

 

    9月10日   ナニワ金融道

 『ナニワ金融道』(1990年〜97年、「週刊モーニング」に連載)の作

者、青木雄二氏が58歳で肺がんのため亡くなった。 最初に喉頭がん

と診断されたとき、「ハイライト(タバコの銘柄)のせいだろう」と思ったそ

うである。 その後、禁煙されたようだが間に合わなかった。 彼のよう

にタバコで早死する人がいない世界を早く作りたいものである。

 さて、『ナニワ金融道』は大ヒットし、スマップの中井君主演で、ドラマ

にもなった。 この夏に大学の小山氏に教えてもらったラーメン屋に、

月曜に行ったところ、入口にある本箱の一番下の段に、『ナニワ金融

道』の単行本がずらりと並んでいるのを見つけた。 誰かが第一巻を

読んでいたようなので、私は第2巻を少し読んだ。 この漫画を初めて

読んだが、独特の絵が大変おもしろかった。 内容についてはドラマを

見ていたので、「なるほど」という感じで読んだ。

 朝日新聞(9月9日)の夏目房之介氏のコラムによると、畳の目を全

部描き込んであったり、契約書を手書きで一語一句まで再現したりし

ているそうである。 ぼーっと読んでいて気がつかなかったので、次回

にラーメン屋に行ったら、ぜひこの点にも注目して読んでみたい。

 

    9月8日    ニコニコ日記

 NHKの夜の連続ドラマで「ニコニコ日記」というのをやっている。 先

週、確か金曜の夜だったと思うが、再放送の総集編を見ておもしろい

と思った。 女優の子どもをあずかっている元付き人の女性とその子、

にこちゃんを主人公とする物語である。 毎日やるようなので、覚えて

いたら見ることにしよう。

 明日は、「ウオーターボーイズ」と「クニミツの政」がいよいよ最終回

を迎えるようだ。 せっかく何回か見たので、最終回はぜひ見ておこう。

 

    9月7日    テニスで健康管理

 このところ、夜遅くまで仕事をし、その後寝ようとして部屋の湿度が高

かったり、クーラーの風が合わなかったして、夜中にしっかり寝られな

いことが続いている。 そのため、週末になるとお昼過ぎまで寝ること

が多く、起きても疲れが残っていることもあって、なかなかテニスに行

けなかった。

 きょうはなんとか午前中に起きられ、天気も非常に良かったので、1

時半頃に家を出てテニスクラブに行った。 クラブの受付で、以前に注

文して買ったグリーンサンド(オムニ)用の靴をもう1足とオールコート

用を1足注文した。 用具をしっかり揃えて、やる気を出そう。

 久々にプレーをしたが、せっかく買ったもののしばらく使っていなかっ

た新しいラケットをまた使うことにした。 ラケットはそう悪い感触ではな

かったが、打つ瞬間にグリップがゆるむという悪い癖が時々でた。 そ

れから、後でシングルスをした時、左右の幅がひどく狭い感じがした。

ちょっと横に打ったらすぐサイドアウトしそうに思った。 ゲームでは、凡

ミスも多かったが、少しはストロークが打てるようになってきた。

 減量も必要になってきたことだし、9月は、毎週1回以上を目標にテ

ニスをすることにしよう。

 

    9月6日    コースター脱線

 米国カリフォルニア州ロサンゼルス近郊にあるディズニーランドで5

日、ジェットコースター「ビッグサンダー・マウンテン鉄道」で脱線事故が

あり、1人死亡、10人が重軽傷を負った。 薄っすらとした記憶では、

25年ほど前にここに遊びに行ったことがある。 書いているうちに「ホ

ーンテイッドゥ・ハウス」や「潜水艦(海底電車?)」のアトラクションに感

激したしたことを思い出した。

 数年前、東京ディズニーランドへ行ったときには、「ビッグサンダー・

マウンテン」が工事中で乗ることができなくて、次回にはぜひと思って

いたので、こんな事故が起きて大変残念であった。

 長島スパーランドでも、8月に「スチールドラゴン」の脱線事故が起き

たばかりである。 このような外に設置されたジェットコースターは、何

か事故が起きるような気がして以前からあまり乗る気がしなかったの

だが、ディズニーの鉄道タイプのジェットコースターでも事故が起きると

なると、安心して乗るものがなくなってくる。

 東京ディズニーランドさん、ぜひ、安全管理よろしく。

 

    9月4日    和仏電子辞書

 コンサイス和仏辞典の入ったカシオの電子辞書を買った。 和仏辞

典は30年以上前に買ったものがあるようだが、引きにくいので自宅

で「お蔵入り」になっている。 もっぱら英仏辞典を使っているが、今ひ

とつ分からない場合も多く、ちょっと困っていた。 電子辞書の和仏を

使ってみたが、早いし英和よりもはるかによく分かる。 これで、私の

フランス語は、きっと格段に進歩することでしょう。 (だといいね!)

 

    9月3日    徒歩帰宅体験などの論文修正

 名古屋市消防局に送った論文原稿を、意見を付けて返送していた

たいたので、早速修正を始めた。 「徒歩帰宅体験」に関するものと

「図上模擬実習(DIG)」に関するものだ。 伊藤忠記念財団の委託

研究報告書の提出期限が迫ってきているので、少し気が焦る。

 きのうは、「小学校の事故やけがとその防止」に関する知識と行動

などのアンケートができた。 2年前から事故と事故防止に関する知

識のアンケートを作ろうとしていたが全然できなかった。 今回、県内

の小学校の先生から良い案がないかといわれて作ってみたのだが、

ようやく1歩前進したことになる。

 

    9月2日   パリ市街のマラソン

 世界陸上のマラソンはパリの市街地が会場となっていた。 市役所

をスタートし、ルーブル美術館、オペラ座、コンコルド広場、凱旋門、

ブローニュの森、エッフェル塔などの名所を通り、競技場にゴールイン

するコースであった。 そのため、競技もさることながら、パリの市内

見物を楽しむことができたので、その点も大変うれしかった。

 肝心のレースだが、男子は、個人では油谷の5位が最高、続いて佐

藤の10位、尾形の12位だった。 しかし、上位3人の合計タイムで競

う団体では一番良く、金メダルを獲得した。

 女子の方は日本時間で夜9時くらいのスタートだったので、全部見る

ことができた。 最後まで日本選手がメダル争いに加わっていたので、

期待しながら見た。 野口2位、千葉3位、坂本4位と、ふたりがメダル

獲得、ひとりが入賞した。 団体では圧倒的な優勝であった。 ちなみ

に、優勝はケニアのヌデレバ。 野口選手は筋力トレーニングを積ん

だとか、千葉選手は小出監督の元で練習したとか、本番前の番組もな

かなか興味深かった。

 日本チーム、男子の4×100m、4×400m、いずれも決勝進出は

りっぱな成績であった。 メダルも夢ではない。

 

    8月31日   末続慎吾 200m 銅メダル

 世界陸上男子200mで、末続慎吾が、ジョン・カベル(米国)、ダービ

ス・パットン(米国)に続いて3位に入った。 日本・アジアの選手として、

短距離種目での初のメダルの獲得となった。 タイムは20秒38。

 テレビで末続選手を見たが、短距離で日本選手が先頭争いをするの

が大変めずらしく、信じられないような気持ちだった。 私は日本人に

は短距離は無理だろうと決め付けていたので、そのような固定観念を

取り払ってくれたことをとてもうれしく思った。

 準決勝の映像で、末続選手のスターティングブロックの左右がほぼ

平行にならんでいるのを見つけて驚いたが、きのうの夕刊(日経)に、

審判員に注意されて、左足の位置を後ろに下げたとあった。その影響

でスタートの反応が出遅れたそうであるが、ルールはどのようになって

いるのであろうか。

 

    8月30日   さくらちゃんにノミ

 最近、さくらちゃんがどうも体を掻くことが多いなと思っていたら、きの

う妻が、首輪の辺りにノミらしいものがかなりいるのを見つけた。 私は、

話を聞いているだけで、背中が痒くなってきた。 早速、妻が近所の動

物病院で薬をもらってきて首の辺りの皮膚に塗った。 早くノミがいなく

なることを祈っている。

 私は、2時から学区運動会の第1回目総会に参加した。 競技部の

器具係になった。

 家に帰ると、テレビでサッカーの天皇杯愛知県予選の決勝を放送して

いた。 延長戦になっていたが、マルヤス工業が10分前に決勝ゴール

を奪って勝った。 相手の中京大学は、合計30本近くのシュートを打ち

ながら、決定力不足に泣いた。 守能先生、城山先生残念でしたね。

 

    8月29日   呼吸器NEWS&VIES   

 今週は主に、月末締め切りだった『呼吸器NEWS&VIES』の原稿を書

いていた。 この他に、『学校保健の動向』のコラムも校正もした。 それ

から、もう一息で『学校保健マニュアル 第6版』の原稿が出来上がりそ

うである。 それが終わると、やっと伊藤忠記念財団の報告書に専念で

きる。

 こんなに仕事の多い夏は、これっきりにしたいと思う。

 世界陸上では、末続慎吾選手が「余裕で」準決勝に進んでいるが、ま

だ準決勝のレースまでにかなり時間があるので、もう寝ます。

 

    8月26日   室伏広治 銅メダル

 昨夜は、深夜まで原稿を書いていたが、せっかくなので、パリで行わ

れている「世界陸上2003」をテレビ観戦した。 ちょうど男子ハンマー

投げの決勝があったので、生放送で室伏選手の投擲を見ることができ

た。 やはり生は、見ている方も緊張する。 第1投で80mを投げ、ベ

スト8入りをほぼ決めたので少しほっとした。

 試合は、最初から好調のチホン(ベラルーシ)が、圧倒的な力を見せ

て83m05で優勝。 室伏は、5投目に80m12を出すももの、ハンガリ

ーのアヌシュに6投目(80m36)で抜かれ、3位になった。 優勝できな

くて残念であったが、右ひじのけがのため、パリに乗り込んだ時点では

試合の出場もどうかという状態だったようなので、メダルを取れただけ

で大したものだ。 久しぶりに、室伏の雄叫びを聞けてうれしかった。

 室伏選手、銅メダル獲得おめでとう!

 結局、この日は、朝刊を読んでから寝ることになった。

 

    8月23日   スラムダンク

 娘がスラムダンクの漫画(完全版)を買ったので、私も読ませてもら

うことにした。 この夏、テレビでアニメを再放送中とのことで、番組が

娘の高校で人気になっているそうである。 昨年の夏の再放送は、私

も熱心に見たが、今年は仕事が忙しいこともあって再放送をしている

ことに気がつかなかった。 

 しかし、換わりに初めて漫画を読むことができたのでよかった。 22

日からの小旅行にも何冊か漫画を持っていき、夕食後に読んだ。

 ちなみに、娘は、20数巻のうちの19巻まで買い揃えたそうだ。

 

    8月22日    犠打の世界新記録  神戸新聞

 20日に、巨人の川相昌弘選手が犠打の世界新記録を達成した。

512犠打だそうである。 21年間、コツコツやってきた結果が実って

大記録となった。 ベテランの川相選手、おめでとう! まだまだやれ

るぞ。

 学校禁煙化に関する記事が、22日の神戸新聞朝刊に掲載された。

先日取材に答えたものである。 神戸新聞のホームページ(22日の

バックバンバー)にも、「県内は神戸市のみ 全国70自治体超が学校

禁煙化」のタイトルで載っている。 お時間があれば、ご覧頂きたい。

 神戸新聞ホームページ  www.kobe-np.co.jp

 

    8月21日   ロッキー3

 テレビで、「ロッキー3」を放送していた。 第3話は、チャンピオンの

アポロを倒して新チャンピオンになる第2話の終わりの部分から始ま

る。 その後、10回もタイトルを防衛する。 ハングリー精神を失って

しまったロッキーは、ランキング1位の挑戦者に、第2ラウンドでKO負

けをした。 そして、トレーナーのミッキーも心臓発作で亡くなる。 そ

の後、アポロがトレーナーを申し出て、ふたりで復活に賭けるという話

だった。 私は以前、第2話で飽きて第3話を見ていなかったが、今回

は興味深く見ることができた。

 ところで、チャリティーマッチで、プロレスのチャンピオンと対戦する

場面があったが、その相手役で出ていたのが、あのハルク・ホーガン

であった。 ハルク・ホーガンといえば、昔、新日本プロレスのIWGP

選手権でエプロンにいたアントニオ猪木にラリアットをくらわせ、失神

KOした事件で有名である。 その時、KOしたホーガンが、大変なこと

をしたというようにおろおろしていたのが印象的だった。 いずれにして

も、スタローン以上になつかしい人であった。

 

    8月20日   クニミツの政(まつり)

 火曜の夜、「ウオーターボーイズ」を放送している。 なぜかあまり見ら

れなかったが、先週、理由が分かった。 裏番組で「お宝鑑定団」を放

送しており、妻がそれを見るので私も好きでいっしょに見てしまうために

「ウオーターボーイズ」を見られなかったのだった。 その夜は、野球の

延長のために「ウオーターボーイズ」の放送が遅れ、そのため「お宝鑑

定団」の後でチャンネルを回していて番組を見つけたので、後半を見る

ことができた。

 きのうは、夜、大学で仕事をしていたが、やはりチャンネルを回してい

て「ウオーターボーイズ」を見つけて、途中から見た。 若者たちが、イ

ベントの企画で、さめのひれを付けて泳いでいた。非常に泳ぎにくそう

で、ご苦労なことだった。

 ところで、その番組の後、そのまま付けておくと「クニミツの政」という

ドラマが始まる。 この番組も時々見ていたが、主人公のクニミツは、

現在、選挙候補者の秘書をしている。 「おかしい社会は直そう」という

メッセージが感じられる真面目なドラマで、大変に好感が持てる。 どこ

かのコミックに連載されているらしいが、まんがの単行本があったら読

んでみたい。

 

    8月19日   学区報など

 先週、学区報「植田南」の編集委員会があった。 一部を除いて版下

が出来上がったので、文章の校正や紙面の修正をした。 事務局の方

が初めてEメイルで原稿を受けたそうで、その話で30分くらい使ったり

して、かなり長い会議になった。

 ついでに紙面を紹介すると、一面トップは、学区コミュニティゾーンの

第1号となった南小学校南側の歩車共存道路(コミュティ道路の幅が狭

いもので、歩道がない)の完成についての記事である。 写真担当の原

氏が朝早くに撮影した写真が、カラーでどんと載っている。 そして、学

区長と新しい天白区長の文がある。 2面の下段には、自転車駐車場

の問題が取り上げられている。 3面は全部、5月に行われたコミセン

フェステイバルの紹介に当てられた。 こちらも写真がたくさんあって、

当日の様子がよく分かる。

 私は、4面の区政協力委員の記事を書いた。 「健康増進法施行」

の紹介記事で、特に、飲食店の禁煙・分煙の推進を皆さんにお願いし

ておいた。

 なお、土曜には、神戸新聞の取材を受けた。 神戸市の学校敷地内

禁煙決定を受けて、全国の状況などを紹介したいとのことであった。

学校敷地内禁煙の広がりや必要性について、女性記者の方に説明を

した。 どんどん記事にしていただけるとうれしい。

 

    8月18日   MSブラスト

 パソコンが勝手に終了していまうという症状を起こすコンピュータウイ

ルス「MSブラスト」が、世界中で猛威を振るった。 16日にマイクロソフ

ト社のシステムを攻撃するようにプログラムされていたが、同社が、攻

撃対象となっていたURLを削除するなどの対策を取ったために被害を

受けなかったそうだ。

 大学のコンピュータの調子が悪いので、MSブラストに感染したのかと

心配したが、今回のウイルスは、ウインドウズ2000とXPを狙ったもの

なので、感染ではなかったようだ。 ほっとしたが、本当にいやな話であ

る。 最新のワクチン入りソフトはどうやって手に入れるのであろうか。

 

    8月17日   草取り

 昨日、午後から庭の草取りをした。 以前から妻が暇を見つけて草を

取っていたが、まだ半分近く草ぼうぼうで残っていたのだ。 曇りがちで

あまり暑くなかったので、よい機会だと思い草取りを始めた。 根っこか

ら抜くと土が掘れてしまうし、根っこから抜いてもどうせまた生えてくると

いうことで、妻の指示により鎌で刈ることにした。 

 輪っぱの付いた低い腰掛けに座って作業をするようにしたが、時々面

倒になり、腰掛けから離れてしゃがんで草を刈った。 途中で娘も呼ん

で、いっしょにせっせと作業をした。 雑草でぼうぼうだった庭がすっきり

して、下にあった石版が見えるようになった。

 次の日、思ったとおり腰が痛くなっていた。 雨模様で、「さくら」が家

中にいる間に、すずめが庭にたくさん集まって何かを食べていた。

 

    8月13日   ミラノ(豊田出雲殿の隣)

 先週、仕事を手伝っていただいている宮島さんや、学部生たちと、

ミラノというレストランに行った。 1,000円のランチがお目当てであ

った。 野菜、スープとパンまたはライスがお代わり自由なので、若者

にも人気があるようだ。 私は、ライスの皿を持ってパンを取りにいき、

パンかライスかどちらかしかだめですと、女性従業員にやさしく注意

された。 また、すでにお皿に乗せたパンについては許してもらえた。

そこで焼いているので、どんな味か試してみたかったのだ。 バター

がたっぷり入ったような、しっかりした味だった。

 ランチタイムが全席禁煙というのも、うれしかった。 入り口で、「ラン

チタイムは禁煙ですが、よろしいですか」と聞かれたが、予期していな

かったので、「いいです」とただ答えてしまった。 次回は、そう聞かれ

たら、「一日中禁煙にしてください」と答えることにしよう。

 

    8月10日  プライドグランプリ

 最近は、原稿書きの毎日である。 委託研究の報告書では、防災や

防犯などの内容を扱っている。 私にとっては、お盆こそ、文字通りの

「書き入れ時」だ。 とにかく文章を書きまくろう。

 ところで、今夜は食事の後、新聞のテレビ欄に「プライドグランプリ」を

見つけて、早速、テレビを付けた。 最初に、吉田英彦の試合が放送

された。 柔道家の吉田は、柔道着の袖を使って、田村潔司の首を締

め、ギブアップさせた。 田村もパンチ、キックで吉田を苦しめていた。

スリリングな試合であった。 次のメインイベントには、K1のミルコ・クロ

コップが登場した。 ミルコは、怪力イゴール・ボブチャンチンを左のハ

イキック1発でノックアウトした。 ミルコは、やっぱり強かった。 

 最後は、桜庭和志VSヴァンダレイ・シウバの復讐戦であった。 桜庭

は、以前、シウバに2回連続で負け、かつてない屈辱を味わった。 今

回は、ウエイト・トレーニングなどで体重を10kg近く増やし、背水の陣で

戦いに望んだ。 今回は桜庭の動きがよく、序盤は桜庭がやや優勢な

展開であったが、残念ながら、第2ラウンドに、シウバの左右のパンチ

を浴び、あっという間にノックアウトされてしまった。 ファンの悲鳴が聞

こえた。 桜庭は、とてもかわいそうだった。 ビエーーーン!

 最後に、アントニオ猪木が出てきて、「1・2・3・ダー!」で締めたが、

「ダー!」は、もはや「水戸のご老公」の印籠と同じ域に達したように思

われる。  「継続は力なり」を痛感した。

 

    8月6日   TV ウオーターボーイズ

 テレビのウオーターボーイズを初めて見た。 忙しくて見るのを忘れて

いたのだが、夜、研究室でチャンネルを回していたら、たまたまプール

の場面が出てきて、「そういえば」と思い出した。

 泳げない新入部員の高原君をめぐる騒動が、シンクロ部の廃部騒ぎ

にまで発展する。 けがをした水泳部長と泳げないはずの高原君が、

ハンデをつけて水泳の勝負をすることになる。 シンクロ部長、他3人が、

深夜の特訓で高原君を応援する。 さて、勝負の行方は? シンクロ部

の運命は? というお話であった。

 かっこいい男の子たちがいっぱい出てくるので、女子生徒には「たまら

ない」番組であろう。 私も、つい、シンクロ部を応援したくなってしまった。

せいぜい、時間のあるときにはテレビをつけることにしよう。

 

    8月5日    学区の盆踊り

 私は、3日の朝、その公園で、テントで使ういすとテーブルの搬入を

手伝った。 そして、3日と4日の夜は、そこで、婦人会主催の盆踊り

にゆかたを着て出かけ、舞台の女性たちの踊りを見て、振りを覚えな

がら踊ってきた。

 「天白音頭」、「名古屋音頭」といった地元の踊りが多かった。 今年

の新作ということで、「万博音頭」、「三味線ブギウギ」などの歌も登場

していた。 盆踊りは年に一度くらいしか踊らないが、それでもこの20

年で10回以上は踊ったであろう。 やっと盆踊り慣れてきて、きょうな

どは、初めての踊りにもなんとかついていくことができた。 雪駄でぞう

りずれになり、足の指が痛かったが、それを除けば、今回の盆踊りは

なかなか楽しめた。

 最後まで踊ったため、ゆかたのまま、いすとテーブルの片づけやテン

トの解体などの手伝いをすることになった。 そういえば、私のゆかた

は、地味で寝巻きのようなゆかたなので、皆さんが着ているような、パ

リっとしたゆかたが着たいと思ったことであった。

 

    8月3日    駅前商店街のお祭り

 2日の土曜は、駅前商店街のお祭りだった。 東京に出かける前に、

準備中のところを覗いてみた。 公園に屋台が作られていた。 そして、

広場の中央には舞台があった。 4時から駅前通りは車の通行を止め、

「歩行者天国」になったそうだ。

 私は知り合いの方にちょっと挨拶をして、すぐに名古屋駅に向かって

しまい、本番を見れなかったが、後で聞いたら、妻は、ブラスバンドの

行進を見たそうだ。 近所の中学には優秀なマーチングバンドがあるの

で、きっとそれだろう。 夜には、舞台でジャズバンドが演奏したという。

 商店街が元気なのは、とてもうれしいことだ。 リンクに商店街のホー

ムページがある。 そのうち、きっとこのお祭りの画像も載ると思う。

 

    8月2日    日本小児保健協会の会議

 夕方に東京で開かれた日本小児保健協会の学校保健委員会に出

席した。 東京駅に隣接する鉄道会館(ルビーホール)が会場だった。 

会議では、学校敷地内禁煙の推進のための提言を作成するために、

経験や情報を出し合った。

 メイリングリストでやりとりをしているが会った事のない3人の方に会

うことができて感激であった。 会議の後、何人かは2次会に残ったが、

私は学区で翌日開かれる盆踊りの準備を手伝うため、残念ながらすぐ

に名古屋に戻った。 ちょうど1日から東京駅周辺が路上喫煙禁止地

区になったので、どんな様子か見てきたかったのだが、会議の直前に

着くことになり、それもできなかった。

 しかし、名古屋駅の改札口を出たところで、偶然にホッケー部のOB

の方たちと会うことができた。 実は、名古屋市内で何人か集まって話

し合いをするということで私も誘われたのだが、出張の関係で参加を断

っていたのだ。 それが、思いがけず駅で会えることになり、「縁がある

ね」という気がした。 神戸からわざわざ来られた方があったが、彼も、

顔を知らない「メル友」であった。 

 きょうは、知り合いがたくさん増えた一日だった。

 

    8月1日    女子学生とテニス

 2科目の採点がやっと終わり、きのう成績票を提出した。 これで春

学期の仕事が全部済んだので、落ち着いて他の仕事に取り掛かるこ

とができる。 きょうは夕方に、仕事の手伝いをしてくれたゼミの女子

学生たちとテニスをした。 ひとりはテニス部員だったが、さすがにする

どいボールを打つ。 たっぷりストロークを打てたので、私も多少は強く

打てるようになってきた。 もうひとりの女子もちゃんとボールをつなぐ

ことができるので、後で2対1でゲームをして遊んだ。 ゼミ学生とテニ

スというのは、めったにないことでもあり、とても楽しかった。

 ところで、最近買った軽いラケットは、どうも合わない気がしてきたの

で、女子に使ってもらい、私は古いラケットを使った。 しかし、古いラ

ケットも、耐用年数を過ぎているような感じがするので、もう1本、あま

り軽くないラケットを買ってみようと思った。

 そういえば、ナイキの1cmサイズの大きいテニスシューズを買ったが、

これは大当りであった。 好みで厚めの中敷を入れるようになっている

が、私の足にこんなにぴったりくる靴は初めてだ。 動いているだけでも

気持が良い。

 

    7月29日   梅雨明けでも、また雨

 東海地方は28日に梅雨が明けたとのことだが、またすぐに雨模様

となった。 私は、家に篭って定期試験の採点作業をしている。 人数

の多い科目では、500枚近い答案用紙を見るので、やってもやっても

なかなか減らないように感じる。

 その他にもいろいろあって忙しいので、日記も休みがちである。 時

間が取れるようになったら、また書きます。

 

    7月24日   オープンキャンパス

 20日に、豊田キャンパスで「オープンキャンパス」が開かれた。 模

擬授業の担当が、桜井氏、中川氏、デモンストレーション、林氏。 そ

して相談係が勝亦氏、守能氏であった。

 10:00から16:00まで、高校生の相手をした守能氏は、ホームペ

ージ「ムー猫日記」の中で、「高校生の質問で目立ったのが、体育学

部を卒業後、トレーナーになれますか? 」というものであったと述べ

ている。 今週末は、私も名古屋キャンパスの「オープンキャンパス」

で相談係を務める。 ありそうな質問を予想して、少しは勉強しておこ

う。

 21日から、全国の強豪高校が集めて「中京サッカーフェスティバル」

が豊田キャンパスで開かれている。 そのため、大学は定期試験期間

中だが、キャンパスに多数の高校生が見かけられる。 試合のことで

頭がいっぱいかもしれないが、少しは良い印象を持って帰ってほしいと

思った。

 

    7月20日   植田神社の夏祭り

 今年も、早くも夏祭りがやってきた。 家にある「お獅子」を2頭、神社

に持って行ってお払いをしてもらう。 30分ほど神事に参列。 宮司か

ら、夏祭りは疫病除けとして始まった「川のお祭り」であること、西日本

では祇園祭、東日本(ここでは愛知県から東)では天王祭と呼ばれてい

ることなどを伺った。

 家では、ガレージに「お獅子のお宿」を作った。 ビニールを敷いて、

子どもたちや子ども会のお母さん方が座って休めるようにした。 写真

は、子どもたちが、お獅子で練り歩いた後にアイスバーを食べていると

ころである。

 

    7月19日   学校保健の動向(コラム)

 日本学校保健会から「学校保健の動向」という本が毎年出版されてい

る。 今回、その本のコラムで「学校禁煙運動の広がりと成果」について

書くことになり、今週、原稿を提出した。 学校敷地内禁煙を実施(予定)

している自治体のリストを載せたのだが、きょう、インターネットで、「学校

の禁煙」などのホームページを調べたら、さらに10程度の自治体が学

校敷地内禁煙を決めたことが分かり、非常に驚いた。 9月にも、新しく

「敷地内禁煙」を決定するところがあるし、校正の段階でかなりデータを

追加する旨、「保健会」に連絡しておく必要が出てきた。

 「かもめ通信」にも書いたが、学校敷地内禁煙は、ホームページの更

新が大変になるほど、全国に広がってきている。 現在、検討中の東京

都、埼玉県、名古屋市、神戸市などが決定すれば、「学校敷地内禁煙

は当然のこと」という認識が、教育界においても形成されることになろう。

 そういえば、読売新聞(青森)7月5日の関連記事(青森県の公立学

校敷地内禁煙)に、私の短いコメントが載っていた。

 

    7月18日   恋するトップレディ 再放送

 父親の後継者として選挙に出て当選した若い女性市長織原ちはるの

奮闘を描いたドラマであるが、東海テレビで再放送されていた。 このド

ラマは、私も途中から見始めてファンになり、以後ずっと見たのだった。 

きょうはたまたま自宅にいてドラマを見たが、子ども動物園を残そうとい

う話であった。 市長役の中谷美紀が、「だったら、市長、やめちゃおう

かな」と発言していたので、最初の頃の放送だと思う。 見ていない頃の

分だったので、大変興味深かった。 できれば来週も見たいと思う。

 

    7月17日   剪定・草刈

 先日、植田の桜並木の剪定が行われた。 車道の中央付近まで枝

が張り出していたので、屋根のようだなと思っていた矢先だった。 剪

定の後は、桜の枝が、床屋さんから帰ってきたようにおとなしくなって

いた。

 私は通勤で、日進市の米野木から豊田方面に向かう道路の1本北

の裏道を通るが、その道が東名高速とぶつかる場所の交差点は、左

右が非常に見にくい。 最後に少し坂を上がる形で、交差点から右へ

は下り、左へは上りの坂になっている。 悪いことに、雑草が茂って、

左右の視界をさらに悪くしているのだ。 それが、先日、きれいに刈り

取られ、右から来る車がかなり見やすくなっていた。 雑草だけでこん

なに違うのかと思った。 ちなみに、その交差点の近くには、バケツで

花が生けてある。 朝、車が裏返しになっているのを見たことがあるの

で、おそらく、夜に若者がそこで亡くなったのであろう。 ご冥福をお祈

りするばかりである。

 ところで、我家の庭も草がぼうぼうになってきて、ついに草刈部隊の

召集が掛かった。 腰を痛めて次の日に鍼灸院に掛らなくてもよいよう

に、作業の方法をしっかり考えたいと思う。

 

    7月16日   学内でテニス

 きのうは、試験期間に入り、たまたま時間が取れたので、夕方に他の

先生方とテニスをした。 最近は忙しくて、学内でテニスもなかなかでき

なかったので、思いついてデジタルカメラで記念撮影をした。 ホームペ

ージのネタになるかなとも考えた。

 新しいラケットを使ってみたが、相手側になんとかボールを返すくらい

はできたものの、使いこなすまでには時間がかかりそうだ。 しかし、そ

れよりも、サーブが突然入らないように感じて本当に入らなくなるという

「症状」が、まだ直らない。 肩を少し痛めている可能性もないではない

が、どうもよく分からない。 力んで、腕と肩に最初から力が入り過ぎて

おかしくなるということはいえそうだ。 いずれにしても、これまで、なんと

なくサーブを打ってきたが、一度初心に帰って、どうやって打つのかをし

っかり考えて練習した方がよいのかもしれない。 

 

    7月15日   日進市長選挙

 日曜に行われた日進市長選挙では、現職の佐護彰候補が、無所属

の新人2人を破って再選された。 佐護氏は、1期目に市政への住民

参加を進めたとのことで、今回の選挙でも、無党派層の支持を固めて

の勝利と報道されていた。 武蔵野美術短大の卒業というのも、政治

家としてはめずらしい。

 日進市では、いろいろな改革に取り組んでいるようだが、学校敷地内

禁煙も、早く進めてほしい。

 

    7月14日   愛知サマーセミナー

 7月19〜22日に、「第15回 愛知サマーセミナー 学びの祭典−

街とつながる学校900講座」が開催される(受講無料)。

 メイン会場は、中京大学、八事山興正寺(地下鉄鶴舞線、八事駅)、

及び中京大学附属中京高校(地下鉄鶴舞線、いりなか駅)。

 第15回 愛知サマーセミナー実行委員会の主催で、ゲストには、

伊達公子氏、喜納昌吉氏、松原武久氏など、多数の著名人が招か

れている。 中京大学の教員も参加。 体育学部からは、室伏氏、

湯浅氏、城山氏の3人。 

 詳しくは http://www.ask-net.jp/summer/ をご覧いただきたい。

 勝亦氏の部屋の外にカラフルなポスターが貼ってあったので、メモ

を取ってきて紹介させていただいた。

 

    7月13日   日本道路公団

 日本道路公団といえば、週刊誌で、藤井治芳総裁が「粉飾決算=巨

額債務隠し」を指示したり、民営化策に対抗するために秘密会議で「裏

顧問」を委嘱したことなどが取りざたされている。 公団の元幹部の内

部告発などによって明らかにされたものだ。

 新聞でも、民営化推進委員会のメンバーが、民営化作業に非協力

的な藤井総裁の更迭が必要という意見で一致したと報道されている。

 とにかく既得権益を守ろうという権力側の人たちが、「おかしな日本」

をしっかり支えていることが分かる出来事であった。

 訳の分からないような「道路公団」をなくすには、選挙民も、従来型の

公共事業を減らして、教育・福祉や健康・安全にお金を回すという候補

者をもっと当選させて、「道路族」などの抵抗勢力を減らすことが必要で

あろう。 頼むよみんな、しっかりしてネ。

 そういえば、きょうは以前に住んでいた日進市の市長選挙が行われ

た。 結果はどうなっただろう。

 

    7月10日   学校保健安全委員会

 海部郡の小学校で、学校保健安全委員会が開かれた。 委員会に

は児童、父母、教師がそれぞれ約30人ずつ参加した。 昨年度の事

故の概況報告と事故事例を元にしたグル−プ別の話し合いの後に、

私が、30分ほど話をさせていただいた。 小学生から保護者、先生ま

でという幅広い年齢の人を前に話すのは初めての体験だった。 事故

と防止防止の話であるが、「子どもの権利条約」についても触れ、「遊

ぶ権利」があることを紹介したので、そこの所は、児童の皆さんにも喜

んでもらえたのではないか。

 ところで、「日本道路公団」の東名阪と「名古屋高速」の名古屋高速

の料金が別になっているので、これを一本化してほしいという要望が多

いそうだ。 今回、私も名古屋高速から、500円を払って東名阪の大

治線に入ったが、すぐに、カーナビに「1km先出口です」と指示された。

距離にしたら、ひどく高い500円になった。 私も、料金の一本化が必

要だと思ったことであった。

 

    7月9日    卒業研究の説明

 3年ゼミナール、前期の最後の授業。 愛知教育大学養護教育の

卒業論文要旨や昨年度ゼミ生の卒業論文を見てもらい、どのような

題目の研究があるのかを確認してもらった。 また、研究方法の分

類や、研究目的、研究仮説といった事柄の要点を説明した。

 卒業研究は、調査・研究を行い、その結果をまとめるという方法を

学ぶ点に、大きな意義がある。

 午後は、「保健科教育法」の定期試験免除者の確認をし、リストを

作成した。 また、次の日に予定されている県内小学校での講演の

準備に時間を費やした。

 夕方には大学院研究科委員会が開かれたが、その直前に、滋賀

県の「毎日新聞」から取材が入った。 なんでも、教育長が学校敷地

内禁煙の実施を表明したとのことで、全国の動向についてたずねら

れた。 昨日も、埼玉県で積極的な動きがあるとの情報が得られた

が、学校敷地内禁煙も、いよいよ県単位での実施が一般化していく

ようである。

 

    7月8日    やっと1つ終わり

 きょうで、「学校保健A」の講義が終わった。 やれやれ。 後は、試

験問題の作成である。 2コマの講義の合間に、大学院「健康科学系

セミナー」での発表準備をした。 途中で「産経新聞」の取材が入った

り、教育実習の事後指導を休んだ学生がたずねてきたりと、あわただ

しくて大変だった。 木曜に県内の小学校で開かれる「学校保健安全

委員会」に招かれているので、その会の話題である学校事故の防止

について発表をすることにしたのだ。 夕方の大学院セミナーでは、良

い意見をたくさんいただくことができ、私にとっても有意義な発表となっ

た。

 

    7月6日    国際教育協力拠点

 大妻女子大学が、文部科学省の国際教育協力拠点校(学校保健分

野)に指定された。 タイ国調査に出かけているメンバーに声がかかり、

私も、この協力拠点事業の協力者となった。 そして、この土日に、大

妻大学で第1回のワークショップが開かれたので、1泊2日で東京へ出

かけてきた。 

 私も、会議に参加して、この事業がどういうものか、やっと分かったと

ころだ。 これに関しては、後日、改めて紹介することにしよう。

 とりあえず、1日目の夜の懇親会で焼酎をロックで飲んだら、後で頭

痛がして気分も悪く、寝てもなかなか寝られないというつらい夜を過ごし

たことと、2日目のお昼に、「ガンジス」というインド料理店でおいしいカレ

ーとナンを食べたことを報告しておく。

 

    7月3日    野球場でホッケーの練習

 陸上ホッケーの公式試合は、人工芝のグラウンドで行われるのが普

通になってきた。 残念ながら、ホッケー部は普段、土のグラウンドで

練習しているので、人工芝での試合のための練習ができない。

 人工芝ではイレギュラーバウンドが少ないので、組織立った攻撃がし

やすいことと、ボールを打つ時、止める時に、土のグラウンドでは縦に

使うスティックを横に寝かせて使うという、技術的な違いがある。

 きょうは、東海学生選手権の直前ということで、野球部の大内先生に

お願いして、人工芝の野球場を貸していただいた。 何でもここの人工

芝は、名古屋ドームで以前使っていたものだそうだ。 そう思うと、さら

に有難味を感じる。 人工芝は、踏むと少しふわっとした弾力があった。

試合で使う人工芝と比べて少し芝の丈が長いようだが、非常に大きな

差ではない。 実際、高知県で行われた国体では、このような人工芝の

野球場で、ホッケーの大会が開かれたそうだ。

 雨の中で練習した男女の部員たちはみんな、いい練習ができたと喜

んでいた。

 

    7月1日    室伏、歴代3位

 プラハ国際陸上競技大会で、室伏広治選手が、84m86という脅威

的な記録で優勝した。 自己の日本記録を1m以上も更新するもので

あったが、これは歴代の記録でも第3位、現役選手の中では最高であ

る。 事務室に私の郵便箱があるが、そこに入っていた勝亦氏の「号

外」で、このうれしい話を知った。 室伏重信氏がいうように(日経新聞

の記事)、85m近くというのは、とんでもない記録である。 また、直後

の6投目にも、84m80を投げたという話を聞いて、さらに驚いた。 

 本当に、強くなったものである。 大記録の達成に、大きな拍手を送

ろう。

    

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