飛び飛び日記 2004年1月〜6月

 

   6月26日    学校保健分野の国際教育協力

 昨年からの継続になる、文部科学省の国際教育拠点事業のワーク

ショップに参加するため、25、26日と東京都千代田区の大妻女子大

学人間生活科学研究所に出かけてきた。 東南アジアの国への学校

保健に関する技術移転について検討しているのだが、基本的な重要

事項を確認できるので、大変に勉強になる。

 ところで、今回は市ヶ谷駅にあるピザとパスタの店で、パスタを食べ

たが、パスタ料理などにハーブを使うのが、お店の「売り」らしかった。 

なかなかいい店なので、せいぜい利用しようと思った。

 また、東京都内の中心部にあるJRの駅が朝7時から9時までの時

間が全面禁煙になっていることを、駅ホームなどのポスターで知った。

そういえば、ニュースで聞いたことがあったのを思い出した。 また、

電車を乗り換えた「御茶ノ水」駅は終日禁煙になっていたが、そういう

駅もいくつかできたらしい。 もう一度、以前のニュースを探して読んで

みることにしよう。

 帰りに、東京駅で「のぞみ」に乗ったら、名古屋から中央線と地下鉄

に乗り換えて、2時間半で自宅に戻れた。 何年か前は3時間弱だっ

たので、かなり早くなったように感じる。 東京に行く用事がかなりある

ので、時間が短くなったのは非常に有り難い。

 

    6月22日    6月の台風

 月曜は、台風6号が関西地方を縦断して行き、娘の高校も2時間目

から休講に、また、豊田の大学も、2時限から休講になった。 東海地

方には、台風が午後に最も接近するとのことで、強い風がずっと吹い

ていた。 それで、私も大学に出校するのをやめたが、雨風がすごか

ったので郵便局への行くのもやめて、自宅にずっといた。

 ところで、日曜の「喫茶プラスワン」のコンサートは、なかなか興味深

かった。 雄さんは、インストロメンタルの曲の他、何曲か弾き語りをし

てくれたが、中でも、海援隊がコンサートの最後の曲でよく歌っている

という 「そんぐふぉーゆう」と言う曲が印象に残った。 この曲は、時々

雄さんともいっしょにコンサートをしている、えぐちあきら氏が作詞をし

たものだそうだ。 なお、当日共演した日比まさひこ氏は、独自のギタ

ー奏法としぼるような歌声で、大きな存在感を感じさせていた。 また、

詞の良さにもひかれるところがあった。

 

    6月21日    父の日

 「父の日」というのがあるそうだ。 テレビでそんな話をしていたので

思い出した。 しかし、なんとなく最近の自分には関係ない日のように

感じていたのだが、今年はめずらしく、家族が私に「父の日」のプレゼ

ントを用意してくれたのであった。 意外だったので、よけいにうれしか

った。

 ところで、数日前、おもしろい夢を見た。 南米かどこかで、「ジュラシ

ックパーク」のように恐竜がいるジャングルの上空、数千メートルから、

なぜか落ちていって地上に降り立つというものであった。 色もついて

いたので、上空からのジャングルの映像がとても美しかった。 それ以

来、本当にパラシュートか何かで降下したら、気持ちがいいかもしれな

いなという気が、ちょっぴりしている。

 

    6月20日    喫茶プラスワンへ

 台風6号が沖縄に接近中とのことで、ずっと曇り空が続いている。

昨夜は激しい雨が降ったが、一休みといった様子である。 きょうは久

しぶりにテニスクラブに行こうかと思っていたが、体が疲れている、天

気が悪いといった理由で行くのをやめにした。

 お昼に妻を八事の辺りまで車で送った帰りに、植田西の第1楽器に

寄って、エレキギターのシールド(コード)を買ってきた。 ついでに、楽

譜のコーナーを見たら、九ちゃんの「上を向いて歩こう」など、好きな曲

の楽譜があったので、少し買った。

 夜は、川名の「喫茶プラスワン」に、雄さんたちのコンサートを聞きに

行くことにする。 あしたの天気は、きっと雨だろう。

 

    6月19日    名古屋大学で学習会

 午後、名古屋大学の保健管理センターで東海学校保健の編集委員

会と東海学校保健学習会が開かれた。 大学構内に車を入れるのに、

駐車券が必要となり、また月から金にしかその券を買えないという不

便さである。 

 しかたがないので、総合保健体育センターに停めさせてもらうのだが、

そこから保健管理センターまで、約8分歩かないといけない。 ちょうど

良い散歩コースではあるが、お昼なので暑いと一汗かいてしまう。

 その後、豊田の大学に戻って資料を取ってきて、陣中の「うなぎ屋」で

夕食を取ってから家に戻った。 「うなぎ屋」では、ご主人と奥さんが、

世界禁煙デーのときのイベントで歌を歌っているところをニュースで見

たと教えてくれたが、さすがにNHKのニュースは見ている人が多いの

だなと感心した。

 

    6月18日    ユー・ガット・メール

 メグ・ライアンとトム・ハンクス主演の1998年の映画「ユー・ガット・メ

ール」をNHKの衛星第2で放送していた。 私は、映画館で見たことが

あるが、放送しているのに気がついて途中から見た。 

 メールのやりとりだけをしている相手に、最後の最後に会うことになる

のだが、どういうことで互いにメールを始めるのだったのか忘れてしま

った。 どうでもよいことではあるが、少し気になる。

 映画を見て、公園(ニューヨークのセントラルパークか?)の花がきれ

いだったことと、最後の方で、男性の歌手による「オーバー・ザ・レイン

ボー(虹の彼方へ)」の曲が流れたことが印象に残った。

 

    6月13日    WHO神戸センター ポスター展

 WHO神戸センターが主催した、世界禁煙デー ポスター展の見学の

ために、5月末に神戸市に出かけてきた。 会場は、ひょうご国際プラ

ザ2階の交流ギャラリーであった。 平日のせいか、入場者がとても少

なくて残念だったが、その分ゆっくりと医学系学会や文部科学省などの

禁煙ポスターを写真に撮ったり、無料配付の資料やポスターをたくさん

いただいたりすることができた。

 いただいたポスターには、WHOの今年の禁煙ポスター「タバコと貧困

 − 悪循環」、「タバコ病ポスター」など、貴重なものがあった。 予想

以上の収穫で、大変うれしく思った。

 

    6月11日    「青少年問題」

 「青少年問題」という雑誌の依頼原稿を提出した。 今回もメイルで

送ってよいということだったので、送る手間は少なくて済んだ。

 やっと1つ終わったわけだが、5月30日の報告書案もまだ書いてい

ないし、中学校での講演のフォローもしなければいけない。 リポート

の採点を含めて仕事が山積みである。 とにかく、集中して、短時間

でどんどん片づけるようにしよう。

 

    6月9日     岡山から帰ってホッケー

 私が挨拶回りを担当した教育実習校7校のうちの、最後の1校を今

朝訪問して、その足で岡山から名古屋まで「のぞみ」に乗り、豊田キャ

ンパスに戻った。 

 スクールバスを降りると、目の前にある生協のお店に行き、修理を

終えたコンピュータを生協で受け取ってきた。 そして、かばんを引き

ずり、荷物をいっぱい担いで研究室に戻った。

 プリントの印刷依頼をし、講義棟前で吸い殻拾いをしてから、服を着

替えて多目的グラウンドに行った。 そして、女子部の連中といっしょ

陸上ホッケーの練習をした。 大学院生の金さんもやってきて、男子

部の指導をしてくれたが、その前に、私に、土のグラウンドと人工芝の

グラウンドでの技術・戦術の違いについて講義をしてくれた。

 初めて聞いた話もあって、ホントに違うものだなと、非常に感心した。

 ちょうど、月曜、火曜と歩き回っていたので、走ったりするのには体

が慣れていたのでよかった。 最後に、15m四方くらいの場所を使っ

て5分ハーフのミニゲームをした。 狭いゴールを4か所作り、2か所

ずつ攻め合うというものだった。 なかなかおもしろいアイデアだと思っ

た。 私も参加したが、無駄な動きが多いせいか5分で息が上がって

しまい、後半はゴール前を固める役(キーパー)に回った。 

 数年振りに部員といっしょにホッケーをしたが、なかなかおもしろかっ

た。 ぜひ定期的に練習をしたいと思った。 それから、土曜にテニス

に行ってから、たまたま、毎日のようにすごい運動量をこなしている。 

たった数日間で、足の筋肉も太くなってきた。 なんとかこのまま、運動

習慣を定着させたいものである。

 

    5月22日    乾燥コーン

 家族がインターネットで注文して、伊那のカンテンパパ(伊那食品工

業)から乾燥コーンを送ってもらった。 「自然そのまま・無添加」と包

装に書いてあるが、ガジガジ噛んでいると甘味が出てくる。 ひとり1

袋の割当なので、一気に全部食べそうになるのを我慢して、少しずつ

食べ、1週間くらいは楽しみたいと思う。

 小さい頃、毎年夏になると、岐阜県にある母の在所に行き、毎日の

ように、とうもろこしをたくさん食べたのを思い出した。

 

    5月17日    2回目のライブ

 昨夜、名東区の「スローブルース」で、GOOD OLD BOYS のラ

イブがあった。 私は2回目の参加。 昼から名古屋市内にメンバーが

集まって練習してから、直接「スローブルース」に出かけた。 

 先日、妻の友人たちと「なばなの里」にいっしょに出かけたが、その時

バンドのことを話したら、その中のお一人が早速ライブを見に来てくだ

さった。 ライブをする店に来ることも初めてとのことであったが、どん

な印象を持たれたであろうか?

 ところで、今回の演奏では、ハース・マルチネスの Saturday Night

という曲が、デキシーランド・ジャズ風というのか、ラグタイム風というの

か、ちょっと変わった感じで、特におもしろいと思った。 この曲の入って

いるCDは、1975年の作品であるが、バンドリーダーから借りたものを

家で掛けていたところ、それを聞いた妻が「全く古い感じがしないね」と、

いっていた。 確かに、昔のものにも、今でも通用するような良いセンス

の曲がけっこうあるのだ。

 

    5月14日    タイヤの交換

 原因は不明ですが、タイヤがパンクしました。 きのうの深夜、大学か

ら家に帰ろうとして、少し車を動かしてからそれに気がつきました。 駐

車場から10mくらい出たところで分かったので、そのまま強引にバック

で、駐車場まで戻りました。 そして、研究室から家に電話して、妻に車

で迎えに来てもらいました。 結局、家に帰ったのは1時半を過ぎてい

ました。

 きょうは、電車に大学に行きましたが、講義資料の準備など、いろい

ろしていたら夜の7時になってしまいました。 外が少し薄暗くなってきた

ので、タイヤのことを思い出し、あわてて駐車場に行きました。 男性で

はめずらしいのではないと思いますが、私はこれまでタイヤ交換をした

ことがありませんでした。それで、マニュアルを見ながら、馴れない手つ

きでジャッキを回し車を上げていると、有り難いことに、家に帰ろうとして

駐車場に来た青木先生と武田先生が声を掛けてくれました。

 お二人に、ジャッキアップのタイミング、ホイルカバーのはずし方や固

いナットの外し方、締め方を教えていただきながら、なんとかタイヤを交

換することができました。 細かい点で、いくつもコツのようなものがある

ので、ひとりだったら、ちゃんとできたかどうか分かりません。 締め具

の上に乗っかってナットを外したり締めたりするなどは、30分考えても

思いつかなかったことでしょう。 お二人に来ていただいて、本当にラッ

キーでした。

 

    5月9日     宝塚歌劇展

 連休中に名古屋の松坂屋で、宝塚歌劇の展覧会が催された。 見に

行った娘からその話を聞いて、めずらしいなと思ったが、どうやら今年

が90周年に当るそうだ。 それで、その記念として全国で展示会を開

き、宣伝に努めているようである。

 展覧会には、ポスターやステージ衣装の衣裳の展示、ビデオシアター、

商品の販売、トークショーなどがあったという。

 たまたま、先日、宝塚にお住まいの「ひめ」さんから、宝塚の街にある

銅像の写真を送っていただいたので、ここで紹介させていただくことに

しよう。

 1枚目は、<花の道>。 阪急電車の「宝塚駅」から「宝塚歌劇団」へ

行く道をこう呼ぶという。 高層マンションの手前にある建物が劇場で、

大きい方は、2400人、小さい方は500人が入れるそうだ。

 

 2枚目は、<花の道>にある、「ベルサイユのばら」のアンドレとオス

カルのオブジェ。 いかにも「宝塚」らしい一品である。

 

    5月6日     フランス語をさぼっていました

 フランス語の先生が、3月末に日本に帰ってきたのだが、私の仕事

が忙しいので、レッスンをずっとお休みにしてもらっていた。 連休中

になんとか一回ということで、きのう久々にお願いしたのだが、12月初

め以来5か月振りであった。 いろいろ忙しくて、その間、まったく勉強

しなかったため、おそろしいことに会話能力がゼロに近いところまで戻

ってしまった。

 会話ができないのでしかたなく、以前、「トヨタ博物館」でもらってきた

フランス語のパンフレットを使って勉強した。 日本語のパンフレットも

手元にあったが、フランス語のパンフレットは、日本語をフランス語に

訳したもののようであった。 翻訳というのはなかなか難かしいらしく、

先生の指摘によると、パンフレットのフランス語には、細かい点を含め

て、意外に多くの誤りがあった。 

 そのうち、「トヨタさん」に誤りを教えてあげることにしよう。

 

    5月4日     連休中のテニス

 連休中に一度、テニスクラブに出かけた。 研究室に置いてあったテ

ニスシューズが、壊れて使えなくなっていたことが先日分かったので、

クラブでプリンスのテニスシューズを1足注文した。 しばらく壁打ちをし

てから、誰かいっしょにゲームをしてくれる人がいないかと探したら、ひ

とりでいる男性がいたので声を掛けた。 コートで相手のペアの方に、

その男性が、クラブのシングルスのチャンピオンだと教えられた。

 私とペアになってゲームをしてもらったが、チャンピオンは、フォア、

バックともしっかりとラケットを振り、テンポの速いストロークを打ってい

た。 また、ライン際のストレートやショートクロスに、正確かつスピード

のある配球をしていた。

 私の場合は、トップスピン系のボールが主なので、どうしても高低に

意識が行くが、その分、左右のコントロールがいいかげんである。 コ

ースを打ち分けるには、どうしたらよいのか、いまだによく分からない。

 誰か教えて!

 

    5月3日     喫茶プラスワン

 この前の土曜の夜、名古屋市昭和区の川名にある「喫茶プラスワン」

へ、フォークソングを聴きに出かけた。 GOOD OLD BOYS のユ

ーさんが、毎週土曜に演奏するからと誘われていたのだが、連休で時 

間が取れてやっと行けた。 店にはなぜか子どもが数人もいて驚いた。

大人といっしょに来ているのだが、常連のような感じだった。 小さな子

が演奏に合わせて、ギターの胴体を叩いたりしていた。 このくらい小さ

い頃から音楽に親しんでいると、将来すごい演奏家になれるのではな

いか、などと思いながら見ていた。

 お店のマスターなど、プロで活動していた人たちの歌を聴き、またユー

さんのギターを聴いて満足して帰ってきた。 若い男性が、「赤とんぼ」

の歌を、カッコよく歌ったのにも感心した。

 11時半過ぎに、地下鉄に乗ろうと川名の駅に向かったら、交差点の

すぐ手前で、右の前輪が中央分離帯を乗り越えてしまい、またいだ状

態になって、もがいている車を見つけた。 脱出できるはずもないのに、

いつまでもエンジンを回してタイヤをギャンギャンいわせている様子か

ら、飲酒運転ではないかと推測した。

 駅に公衆電話があったので、110番に電話したのだが、警察の人

は、どこの交差点かいえという。 川名駅のところの交差点は1個所し

かないのに、2個所あるうちのどっちだと、うっとうしいことをいうので、

もう一度掛けるといって電話を切った。 もたもたしていると最終電車

を逃すのではないかと少し心配だったが、もう一度交差点まで戻って、

車がまだもがいているようならまた電話しようと思った。 

 表に出てその車の方を見ると、すでに1台パトカーが来ているようだ

った。 やれやれ。 もう電話をする必要がなくなり、さっさと地下鉄に

乗って家に帰ることができた。

 

    5月2日     看護専門学校で講義

 4月30日に、蒲郡市立ソフィア看護専門学校で、「喫煙防止」につい

ての講義をしてきた。 とにかく、日を間違えることもなく、遅刻をする

こともなく、ちゃんと行けたので上出来である。

 フォークギターとマイクスタンドを持参していき、講義の途中でタバコ

の替え歌を2曲披露した。 歌のときだけ、眼鏡をサングラスに換えて

みた。 一部に「かっこいい」の声あり。 (どうも有難う!)

 1年生と3年生を別々に講義したので時間は長くなったが、普段から

「学校保健A・B」がそういうパターンなので、特に困ることはなかった。

 蒲郡で食事をした後、高速道路で豊田にもどり、ゼミナール学生の

自己紹介をゼミのホームページにアップしたり、その他の仕事をしたり

してから、深夜に帰宅した。

 

    4月29日    なばなの里

 妻が友人たちといっしょに「なばなの里」に出かけるというので、私も

ごいっしょさせていただいた。 以前から、花がたくさん見られるところ

に行きたいと思っていたので、ちょうど良い機会だった。 名古屋の杁

中(いりなか)から、「名古屋高速」と「東名阪」を使って35分で、三重

県長島町にある「なばなの里」着いた。 便利になったものである。

 きれいな場所で、半日ゆっくりと過ごすことができた。 天気も良かっ

たし、暑すぎることもなかった。 一番大きなお花畑を見渡せる屋外の

休憩場所で、ペットボトルのお茶を飲みながらシンセサイザーの演奏

を聞いたが、音楽が場所に合っていて心地よかった。

 露天風呂にも入ることができ、大変に満足した。

 

    4月25日    腰を痛める

 23日の午後遅くに、「子どもをタバコから守る会・愛知」で、中川氏と

名古屋市教育委員会学校保健課を訪問した。

 24日には、朝、豊田キャンパスに行って資料の印刷をしてから、名

古屋大学の保健管理センターへ、「東海学校保健」の編集委員会と学

校保健学習会のために出かけた。

 家に帰ると、疲れが出て、夕方から床についた。 そして、夜遅くに起

きて少しだけ食べてからまた寝てしまった。 風邪が治っていないこと

もあり、ちょっと体が弱っていたようだ。 そして、次の日も朝遅くまで寝

て起きたら、寝過ぎのためか、だんだん腰がおかしくなって、骨が少し

ずれたようになってしまった。 すぐに治ればよいが・・・。

 

    4月24日    松田丈志 オリンピックへ

 水泳日本選手権の200mバタフライで、松田選手(中京大2年)が

ベテランの山本選手を最後でかわして優勝。 派遣基準タイムも上回

ってアテネオリンピックへの出場を決めた。

 自由形1500mでは、予選では基準タイムを越える日本新記録を出

したものの、決勝では優勝したものの、タイムが悪かったため、オリン

ピックでは泳げないことになった。 200mバタフライの決勝の後、1

時間もしないうちに泳いだので、疲れが残ってしまったのだろう。

 オリンピックといえば、女子サッカーの日本代表も、最終予選で、北

朝鮮に3−0で快勝し、8年ぶりの出場を決めた。 強豪の北朝鮮に

は、いままで勝ったことがなかったということで、日本も強くなったもの

だと感心した。 なお、アジアのもう1つの代表は、韓国を破った中国に

決まった。

 

    4月23日    4月に真夏日

 きのうは名古屋市で30.3度を記録し、「真夏日」(最高気温30度以

上)となりました。 4月としては、観測史上最高とか。 7月上旬から中

旬の気温だということで、豊田キャンパスでも、「どういう暑さだ」と、み

んな驚いていました。

 私も、プリントを忘れて教室に行きかけ、取りに行ったために時間が

なくなって走りましたが、教室に着いてから、どっと汗が出てきました。

夕方には、名古屋キャンパスで開かれた会議に出席。 豊田キャンパ

スでは、夜に大学院体育学研究科の新入生歓迎会が開かれましたが、

私は会議のために欠席したので、歌を披露する機会を逃しました。

 

    4月21日    愛知県教委の訪問

 16日の夕方、「子どもをタバコから守る会」として、世話人代表の中

川氏、賛助協力者の坂田氏と3人で、愛知県庁の西庁舎にある愛知

県教委の健康学習課を訪問した。 

 今年度から愛知県立学校が敷地内禁煙となったので、やはり、先生

たちへの禁煙支援が大きな課題となっているようであった。 研修会の

講師依頼の話が出たり、5月30日の会の後援を内諾していただいた

りと、いきなり、お互いに助け合う関係になることができ、本当に有り難

いことだと思った。

 20日に大学院の健康科学系セミナーで、「タバコのない学校」推進

プロジェクトのこれまでの活動について話をしたので、準備のために、

これまでに取材に答えた新聞記事を整理していたら、2003年6月14

日の中日新聞、「愛知県の県立校 禁煙に」という記事に、健康教育へ

好判断というコメントをしていたことが分かった。 そのコメントで、いくら

かでも県教委のお役に立てたかもしれないと思うとうれしい。 

 

    4月17日    区政協力委員会総会

 15日に区政協力委員会(平成15年度委員)総会が開かれた。 私

にとっては区政協力委員としての最後の会合になる。 この仕事のた

めに2年間とても忙しかったが、おかげで地域活動のことをたくさん知

ることができた。 学区のことでは、夏に駅前の自転車駐車場がいよい

よ有料化されるという話が目新しかった。

 最後なので、入会申込書を配って「子どもをタバコから守る会・愛知」

を作ったことを話し、5月30日に中京大学で記念マッジッショーとお話

の会を開くことを紹介した。

 また、学区長などが、私が伊藤忠財団の研究報告書を作成したこと

を話していただいたが、学区の防災訓練などについて書いたもののあ

るため、見たいという方がいらっしゃった。 それで、天白区図書館に

報告書を1冊、寄贈させていただくようにしようかなと思った。

 帰りに、半期分の費用弁済(謝金のことをこのように呼ぶようになっ

たらしい)をいただいてきた。 これには、区政協力委員と防災対策委

員の両方の分が含まれている。

 

    4月16日    竹島水族館のアシカ・ショー

 忙し過ぎてなかなか日記も書けなかった。 少し間が空いてしまった

が、蒲郡の話の続きをしよう。 看護専門学校からバスで蒲郡駅に戻っ

たあと、予定していた竹島水族館の方に徒歩で向かった。 そろそろ

12時という時間になったので食堂を捜したら、「生命(いのち)の海科

学館」の向かいに旬菜料理の店があった。 1800円のランチしかな

かったが、そのことがかえって好ましく感じられた。 海の幸の料理は、

なかなかおいしく、さすが蒲郡だと思った。 特に、温めながら飲むア

サリの汁には、ちょっと感激した。

 10分ほど歩くと竹島水族館に着く。 表に、世界一周をした「エリカ

号」が飾ってあるので、すぐそれと分かる。 建物の壁にある「竹島水

族館」の文字や看板がちょっとレトロな雰囲気を出していた。

 この水族館はとても小さいが、アマゾンの淡水魚が充実している。 

また、生物の説明が1種類ずつ丁寧に書いてあるのが良いと思った。

さらに、エイなどに触ることができたり、海がめにも触れそうな近さか

ら見られたりするところが良い。 噛まれるとけがをするが、その辺り

もスリルになっている。 1時半から行われたアシカの「ナナちゃん」の

ショーもとてもおもしろかった。 鼻でボールを受けたり、長い棒を鼻の

上に乗せてバランスを取ったり、水中から飛び出して輪くぐりをしたり

と大活躍であった。 前足を合わせて拍手をするのもかわいかった。

デジカメで写真を撮ったので、そのうちホームページに載せるようにし

よう。 竹島水族館は、小さいけれど満足度がかなり高かった。

 

    4月10日    蒲郡市立ソフィア看護専門学校

 ひどい間違いをしてしまった。 蒲郡市にある専門学校の入学式に出

席しようと思って出かけて行ったのだが、学校に着いたところ、建物に

は鍵が掛けられ、人の姿がなかった。 おかしいなと思って、案内の手

紙をかばんから取り出してよく見ると、入学式の日付がきのうになって

いた。 

 日にちを間違えたので、次の話はどうでもよいことになったのだが、も

う1つ間違えた。 というのは、金山から名鉄で蒲郡まで行ったのだが、

これがまた、大失敗。 金山から乗って、安城と西尾で待ち合わせをし

て計2回乗換え、蒲郡に着くまでに、なんと2時間近くも経っていた。 

10時からの式に出席するつもりだったのだが、蒲郡駅からタクシーに

乗り、学校に着いた時には11時15分になっていた。 

 「ひどい遅刻だな、もう式は終わってしまったかもしれない」と心配して

いたら、実は、「式はきのうだった」という落ちが付いたのだった。

 ちなみに、JRだと、金山−蒲郡間は、快速、新快速で、それぞれ34

分と33分である。 値段もJRが950円、名鉄が1180円。 二度と使

わないだろうというコースで行ったことになり、今回に限っては、遅刻に

もならなかったので、かえって良かった。

 しかしながら、入学式には結果的に無断欠席してしまったので、これ

については専門学校の方々に深くお詫びいたします。

 

    4月9日    春学期の開講近づく

 イラクでは、日本人3人が人質に取られるという事件が発生し、大き

な問題となっている。 人質が無事に解放されることをお祈りする。

 12日(月)から、早速、教育実習指導が始まるので、その準備に追わ

れている。 今年は、「余裕のある生活を」と考えていたのだが、さすが

に新学期は、なかなか厳しい。 しばらく、仕事漬けになりそうだ。

 

    4月6日    3か月振りのテニス

 午後遅く、テニスクラブに出かけた。 平日とあって、メンバーは余り

多くなかった。 壁打ちをしてから、女性のグループに入れてもらって

ダブルスをした。 本当に久しぶりだったが、力の加減がよく分からな

いのだろうか、バックアウトが多かった。 

 ところで、クラブにはたくさんの桜があるが、それらがすべて満開にな

っていて、お花見を楽しむことができた。 贅沢な気分を味わった。

 

 7日に、中京テレビのニュース・プラスワンで、学校敷地内禁煙の特

集を放送するらしい。 学生に見せるように、ビデオを取っておこう。

「守る会・愛知」の分が、9日に放送されるという話もあるが、あまり期

待しないで待つことにしよう。

 

    4月5日   ガーデンコンサート

 「ランの館」の館長さんに、春のガーデンコンサートのポスターと「ラン

の館」招待券を送っていただきました。 ポスターは、黄緑のランの花

を中央に配した春らしいデザインです。 5月1〜5日の午後1時から3

時まで、毎日、日替わりのコンサートが開かれるそうです。 その他、

4月18日から5月23日までの日曜と祭日の2時からも、いろいろなコ

ンサートが予定されています。

 入館料は、小中学生300円、高校生以上700円。 招待券は、4月

8日から5月23日までのものです。 2枚1組で先着で4組の方に、素

敵なポスターを付けて差し上げます。

 もし招待券のほしい方があれば、ご一報ください。 当然、無料です。

 

    4月4日    50周年記念 土曜記録会

 きのうは、1年生の健康診断があり、大学院健康科学系の先生方と

大学院生がいろいろな仕事をするので、私も様子を見に出かけた。 

そうしたら、幸い順調に進んでいるようだったので健康診断の方は失

礼して、昨日話がまとまった大体育館の角にある喫煙場所の撤去作

業をすることにした。 体育学部事務室の方に断って台車を借りてき

て、3つの大きな吸い殻入れと「喫煙所」の看板を、講義棟のあるキャ

ンパス中央部の喫煙場所まで、順番に運んでいった。

 構内の道路沿いに、体育会、文化会の部やサークルが、ずらりと机

を並べ、また学生が道に並んで客引きのようになって、新入部員の勧

誘をしていた。 私はその中を、大きな吸い殻入れを載せた台車をガ

ラゴロ押しながら、何度も行き来したのであった。

 かなり時間が掛ったが、やっと終わって陸上競技場の方をみると、

人がいっぱいいて、何かアナウンスもしていた。 どうやら、陸上競技

部の土曜記録会のようであった。 中に入ると中尾氏や勝亦氏がいて、

話を聞くことができた。 50周年記念の大会ということで、高校や中学

の選手にも来てもらったために、なんと、1200人ほどの人たちが集ま

ったのだそうだ。 

 学内に活気が溢れていたので、私もなんだかうれしくなってきた。

 

    4月3日    写真が見えない

 GOOD OLD BOYS のページにポスターや写真を加えたが、そ

のポスターの画像が見えない。 また、新しく加えた5枚の写真は見え

るが、以前に入れておいた6枚の写真が、最初から見えなかったのか、

見えなくなったのか分らないが、とにかく見えない。

 ラビットさんに教えてもらって分ったのだが、自分のパソコンでホーム

ページを見るとその画像が見えるというのが不思議である。

 訳が分からなくて、どっと疲れた!

 

    4月2日    学校敷地内禁煙 始まる

 2004年4月から、愛知県、岐阜県、三重県の県立学校など、多くの

自治体で学校敷地内禁煙が始まりました。 また、静岡県では、今年度

中にすべての公立学校を敷地内禁煙とするそうです。

 名古屋市立の学校も1日から実施したので、私の地元の小学校でも、

学校の建物の入り口に、市教委の全面禁煙のポスターが掲示されまし

た。 写真をご覧ください。

 私はこの3年ほどタバコ対策に関する仕事をしてきたので、地元の公

立学校(小・中学校・高校・特殊学校)・園がすべて敷地内禁煙となり、

まさに感無量の思いがします。 31日の中京テレビのニュースで、名古

屋市内の学校が明日から禁煙になると紹介していましたが、教育界に

おける画期的な出来事なので、もっといろいろなメディアで大々的に取り

上げてほしいものです。

 

 

    4月1日    パソコンが戻る

 コンピュータが帰ってきて、3週間ぶりに日記を書くことができました。

買ってから4、5年経つので、そろそろ新しいコンピュータに切り替える

ことも検討しないといけません。 ドライブのバックアップも全く取ってい

ないので、まずバックアップをしようと思います。 新学期の講義期間に

突入する前にやらないと。

 ところで、この3週間は、日記の代わりに掲示板で近況などをお伝え

しました。 大学の多目的グラウンドで人工芝の工事が行われているこ

と、21日にGOOD OLD BOYS のライブをしたこと、陸上ホッケー

の女子日本チームがオリンピック予選で優勝したこと、などを話題にし

ました。

 

    3月10日   墓場の鬼太郎 −ひでり神−

 きのう、娘がダンボール箱から、「墓場の鬼太郎」という漫画を出して

きた。 何かを探していてこれを見つけたらしい。 「ゲゲゲの鬼太郎」

は昔、「墓場の鬼太郎」というタイトルだったようだ。 単行本の第6巻

だが、「ひでり神」、「妖怪大統領」、「妖怪ラリー」、「朧(おぼろ)車」な

ど、おもしろい作品、ダイナミックな作品がずらりと並んでいる。 後年、

「ゲゲゲの鬼太郎」になってからよりも、作品のスケールが大きいよう

う思われた。

 アカデミー賞では、ファンジー作品、「ロード・オブ・ザ・リング」の第3

話「王の帰還」が、作品賞など、11部門の賞を受賞した。 「墓場の鬼

太郎」の漫画を見て、「ロード・オブ・ザ・リング」に対抗できるのはこれ

くらいしかないような気がした。 日本でも、「墓場の鬼太郎」の壮大な

話を、お金をかけて実写版の映画にしてほしいものだ。

 「ロード・オブ・ザ・リング」は無理でも、「ハリー・ポッター」には勝てる

のではないだろうか。

 

    3月7日    たそがれ清兵衛

 テレビの「金曜ロードショー」で放送された「たそがれ清兵衛」という映

画を見た。 皆さんご存知のように、真田広之、宮沢りえ主演の時代劇

で、先日のアカデミー賞にノミネートされた作品である。 

 こういう話題性のある映画を「お茶の間」で見られて、とても得をした

気分であった。 以前、何人かの知り合いから「いい映画だよ」と聞い

ていたのだが、その時は見に行く余裕がなかった。 それで、今回初め

て見たが、さすがに山田洋次監督の作品だけあって、テンポが良く、ま

た次々に興味を引く話が展開されるので感心した。 「たそがれ」と呼ば

れる風采の上がらない武士が、実は小太刀の達人だったという設定は、

ちょっと「必殺仕事人」の同心、中村主水(藤田まこと)を思い出させた。

 また、最後の対決場面は非常に見事だったし、竹光(たけみつ)の下

り(相手の剣客が急に態度を変えた)にも、かなり現実感があった。

 ところで、真田も宮沢も、「なになにでがんす」と話していたので、一

瞬、鹿児島弁かと思ったが、それにしては前からズーズー言っていたの

で、どうも鹿児島弁ではない。 後まで見て、どうやら東北の小さい藩の

話らしいと分かった。 鹿児島は「がんす」ではなく、「ごんす」だったよ

ね。 それから、それから、「がんす」といえば、昔の漫画「怪物君」の狼

男が「オーでがんす!」と叫んでいたようだ。 話が逸れてゴメン。 

 

    3月6日    ひょっこりひょうたん島 のキャラクター

 「サンクス」で飲み物を買うと、ひょこりひょうたん島のキャラクター人

形がおまけにもらえるらしい。 娘も、キャラクターがほしいといって、

妻を引っ張って近所の店に出かけていった。 キャラクターのためにお

茶やミルクコーヒーを何本か買ったが、肝心のおまけの方はサンデー

先生が3つ重なったとのことで、ぼやきながら帰ってきた。

 私も昔、グリコを買って、おまけを集めたことを思い出した。

 

    3月5日    喫茶プラスワン

 地下鉄鶴舞線「川名」下車、西へ徒歩3分(山中交差点南西角)のと

ころに「喫茶プラスワン」という店がある。 音楽家で、「海援隊」(武田

鉄矢のグループ)のアルバムにある「そんぐ・ふぉあ・ゆう」の作詞をし

た江口晶さんのお店だそうだ。

 Good Old Boysの 石浦雄二氏が提案して、1月から毎週土曜

日の夕方から夜までを、フォークソングの演奏大会にしているという。

飲み物代だけを払って、参加者が順番に好きな曲を演奏するのだそう

だ。 お金もたいしてかからないので、毎週お客さんで賑わっているら

しい。

 私は、その昔、東京の吉祥寺で、高田渡や武蔵野タンポポ団などの

演奏を聴いていた。 しかし、それ以外のフォーク歌手・グループは、5

つの赤い風船、フーク・クルセダーズくらいしか知らず、あまりなじみが

なかった。 それで、昔のフォークソングを今聴くと、案外新鮮に感じる

かもしれない。

 3月は少し時間に余裕があるので、一度ここに行って、皆さんの演奏

を聴いてみたいと思う。

 

 「喫茶プラスワン」  電話 052−833−9944

   名古屋市昭和区花見通2−3−2 コーポ トシ1F

 

    3月2日    蹴りたい背中

 古本のチェーン店に行ったら、レジの向いに「蹴りたい背中」の単行

本が置いてあった。 芥川賞の受賞作で、高校生を主人公にした作品

だということだけは知っていたので、娘が読むかなと思って買ってきた。

 居間のテーブルの上に置いていたら、案の定、娘が持っていき、あっ

という間に読んだ。 筋だけ追うなら1〜2時間で読めそうなので、ホン

トは、文体を楽しんだりしないとつまらないのかもしれないが、とりあえ

ずざっと読んでみよう。

 本の表紙は空色で、そこにTシャツ、短パン姿でベンチに座っている

女の子の絵が描いてある。 そうそう、作者は綿矢りさ。 メモの代わ

りに書いておこう。 裏表紙をめくったところに、「インストール」という作

品の宣伝があった。 娘はすでにこの本も読んだそうだが、宣伝文句

を見ると、「女子高生と小学生が風俗チャットでひと儲け」とあった。 

はーっ。 そうなんですかー。 娘の感想やいかに。

 

    2月28日    防犯灯が付いた

 今年は、2月が29日まであるので、うれしい。 それだけ、新学期の

始まりが遅くなるので。 (少しはゆっくり休みたい。)

 ところで、先週、学区に防犯灯の設置希望を出したら、今週、早速、

電気屋さんが、設置場所の打ちあわせにきた。 そして、きのうの昼、

我が家の近くの暗い場所に電気屋さんの車が止まっているのを偶然

見かけたら、夜コミュニティセンターに行ったときには、もうその場所

で防犯灯が明るく輝いていた。 

 電柱の5mくらいの高さに2本の蛍光灯が取り付けてあったが、新し

いので非常に明るかった。 また、道路に沿って歩道の方向を照らす

ようにしてもらったので、歩道の部分がかなり明るくなり、ずいぶん歩

きやすくなった。 この場所は地下鉄からの帰り道にも当るので、とて

も助かった。

 

    2月27日    ○○先生ですか。

 アンケート調査でお世話になった保育園や幼稚園などに伊藤忠財団

の報告書を送った。 B5版で400ページ近くある厚い本なので、6冊

持っていったらかなりの重さになった。 大通りに面した郵便局に車で

出かけたのだが、前の道路に車が並んでいて、しかたなく裏通りの変

な場所に車を止めて少し歩いて郵便局に戻った。 郵便局の中もお客

さんが多く、局員の対応も悠長な感じであった。 本を送る手続きはす

ぐに済んだが、1件郵便振込の用事があって、その順番がなかなか回

ってこなかった。 いすに座って赤ちゃんを抱いている若い女性が、ち

らちらと私の方を見ていたので、「混んでますねー」と目で訴えているの

かなと思ったりしていた。 そして、いすに座った私も、赤ちゃんやお母

さんの方をちらちら見ていた。

 そうしたら、順番が終わってから彼女が、立って待っている私のとこ

ろに来て、「○○先生ですか」、私は5年くらい前の卒業生ですと名乗っ

た。 私は、「あっ、そうか。 道理で見たような顔だ」と心の中で思った。

彼女は旧姓、森本さんで、ソフトボール部に入っていたそうである。 ソ

フトボール部はなかなか強いので、きっと彼女も当時、部で頑張ってい

たことであろう。 森本さん、どうぞお元気で。

 ちなみに、彼女は「どうも先生らしい人がいるので、気にしていたので

すが、シューズ(テニスシューズですが)で、そうだと分かりました」と言

っていました。 靴が決め手だったのですね。 なるほど。

 

 なお、きのう、大学院のよっちゃんのホームページをリンクしたので、

よかったら見てください。

 

    2月26日    ジャパンクイーンズ・カップ

 女子レスリングの五輪代表選考会の1つとして、標記の大会が開催

された。 世界選手権で7つあった階級がオリンピックで4階級に減る

ため、世界選手権の優勝者同士が激突するというような、熾烈な代表

争いになった。

 48kg級では坂本真喜子が優勝して、全日本選手権の優勝者、伊調

千春と3月のプレーオフでふたたび戦うことになった。 なお、復活を目

指した山本美憂は、準決勝で坂本に敗れた。

 55kg級は、吉田沙保里が山本聖子を下し、代表の座を射止めた。

注目を集めた山本姉妹はいずれも残念な結果となった。 また63kg

級、72kg級は、それぞれ伊調馨と浜口京子が優勝し、代表に決まっ

た。

 新聞でも大きく扱われたが、すごい闘いであった。 女子レスリング

はアテネ五輪でのメダルが期待されている。 期待どおり、日本女性

の「強さ」を世界に示してくれるとうれしい。

 

    2月24日    オーガニック ビスケット

 英国オーガニック食品のダッチーオリジナルズというブランドのクッキ

ーを食べた。  箱に、この会社が1990年にチャールズ皇太子によっ

て創設されたと書いてあった。 すごい宣伝文句である。

 ところで、「チョコレート ココナッツ クッキー」は、10枚入り(125g)

で600円、ちょっと値が張るが味はなかなかいい。 ココナッツの風味

と食感があるクッキーをミルクチョコレートで包んである。

 ココナッツ味がタイ国を思い出させてくれる。 ただし、残念ながらタ

イ国にはおいしいチョコレートはないので、こういうおいしいクッキーも

食べられないと思う。

 ちなみに、オーガニックというだけあって、有機チョコレート、有機小

麦粉など、原材料に「有機」の文字がずらりとならんでいた。

 妻は、松阪屋ストアでこのクッキーを手に入れたそうである。 ココナ

ッツ味が好きな方はお試しを。

 

    2月23日    モーグルの世界選手権

 トビー・ドーソンというアメリカ選手が、苗場スキー場で開かれたモー

グル世界選手権で、前週の大会に続いて優勝した。 テレビの優勝イ

ンタビューで顔を見たら、日本人のような顔つきだった。 三世か四世

なのかな。

 モーグルはこぶ斜面をスキーで滑り降りる競技だが、途中に2回のジ

ャンプがある。 最近はこのジャンプに縦回転系が入るようになり、体

操競技のように伸身宙返りや「月面宙返り」のような、はでな技、複雑

な技が使われている。 テレビでは「3D」という言葉で紹介していたが、

ルール改正で女子にもこれが許されるようになり、外国人女子選手の

中には早速、大会で使う選手が出てきた。 新聞で読んだが、上村愛

子選手は今まで「3D」の技をやったことがないので、練習しようかどう

しようかと悩んでいるらしい。 モーグルも難易度が上がってきたので、

それに付いて行く選手も本当に大変である。 「スキーを使ったサーカ

ス」といったところであろうか。

 

    2月21日    王の帰還

 ちょうど仕事が一段落して、時間がとれたので、先週上映が始まった

ばかりの「ロード・オブ・ザ・リング」の第3話「王の帰還」を見に行った。

この数年、映画を見ようと思ったらちょうど上映が終わっていたというこ

とがときどきあった。 こんなにいいタイミングで見られるのはめずらし

く、大変にうれしかった。

 映画は、予告編などを含めて3時間半にもなるが、見ていて長いとは

感じなかった。 むしろ、もっと続いてほしいと思ったくらいである。 こ

の第3話で物語がちゃんと完結したので、その点にも満足ができた。 

近年の映画で同じく3部作になっているものに、「マトリクス」があるが、

これは、第2話を見て、どうせ次も似たり寄ったりだと思い、第3話を見

に行かなかった。 納得できる結末が用意されていないのではないか

と思ったこともある。

 ところで、「ロード・オブ・ザ・リング」の話にもどるが、第2話から見た

せいか、主人公のフロドたち、「ホビット」が、体の小さい種族だという

ことを知らなかった。 (第2話では、ホビットの4人は、他の主人公た

ちと分かれて旅をしている。) 第3話で、体が小さいので闘いは無理

といった会話があったり、体の比較ができるような場面が出てきたりし

たので、やっと気がついた。 物語のおさらいができるように帰りにパ

ンフレット(800円)を買って帰った。

 

    2月20日    夜、Swing へ

 きのうは、午後に追再試験があって、会場に行ったら、非常勤で来

ていただいている浅井先生といっしょになった。 お元気そうなご様子

であった。 浅井先生は、私が高校時代に保健体育を教えていただい

た先生である。 縁あって、同じところで働くことができ、大変うれしく

思っている。

 学部紀要論文の英文の校正を提出し、生協に寄ったあと、早めに

家に帰ってきた。 家に帰ってからは、時間がなくて食べ残してしまっ

たお弁当を食べ、次期町内会長に連絡をしたり、メイルの返信を送っ

たりした。 また、外が暗くなってから、犬を連れて町内をぐるぐる回り、

防犯灯の設置希望が出ている場所を見たり、その他の暗い道を捜し

て適当な設置場所を選んだりした。 

 そんなことをしていて予定より大幅に遅くなってしまったが、8時10分

頃に出かけて、9時には新栄の”Swing”に着いた。 昨年の4月まで

名古屋にいた友人が出張でこちらに来て、彼に久しぶりにジャズのラ

イブに誘われたのだ。 当日の演奏は、赤崎真由美さん(ヴォーカル)、

水野修平氏(ピアノ)、他であった。 赤崎真由美さんは魅力的な歌を

聴かせてくれたし、水野氏のピアノは相変わらず素晴らしく、私はどん

な伴奏をするのかと真剣に耳を傾けた。

 話はそれるが、「健康増進法」ができたというのに、店では相変わら

ず客にタバコを吸わせている。 こういうことをしていると、そのうちジャ

ズがタバコと「心中」することにもなりかねないと思う。 ジャズが「絶滅

危惧芸能」にならないよう、関係者もこの辺りで頭を切り替えて、タバコ

と「手を切る」方法を相談してほしい。

 

    2月19日    女子校生を対象とする不正請求

 テレビのニュースで、名古屋の女子校生に、出会い系サイト、画像

サイトの使用料金を振り込めという、身に覚えのない内容の督促状が

送りつけられているという話を取り上げていた。 名古屋市消費生活

センターに200件以上の問合せがあったという。 督促状の茶封筒

には「重要」とゴム印が押してあるそうだ。

 それを聞いて思い出したが、きょう郵便受から取ってきた娘宛の郵

便にそんなのがあった。 それで、妻にニュースの話をして娘に来た手

紙を持ってきてもらうと、まさにその督促状であった。

 使用料金や振込口座が書かれており、送信者は、日本メールセンタ

ー 名古屋営業所の 担当 高野 とされていた。 しかし、日本メール

センターというのは実在しない会社である。 こういうものは無視する

のが一番良いのだそうだ。 世の中には、悪巧みを考える者が多いの

で本当に困る。

 

    2月18日    かすかな呼び声

 きのうは、午前中に担当科目の追再試験があったので、問題を持っ

ていき、試験監督をした。 終わり次第、事務所でマークカード部分の

採点作業をした。 大した人数でもなかったが、やはり機械採点の方

が早いようだ。 その後、生協食堂に昼食を食べに行ったら、学生の

列が出来ていたので、どうしてこの時期にと、いぶかしく思った。 顔見

知りの学生がいたので、何か行事があるのかと聞いたら、午後から業

者による教職の特別講座があるとのことだった。 一般教養と教職教

養の講座らしいが、教員採用試験の勉強のコツを教えてもらえるので、

採用試験を受けようという学生は出ておくと良いかもしれない。

 ところで、食べ物を持ってサッカー場が見下ろせる席に着き、食べ始

めたら、「○○せんせー」と、かすかに私を呼ぶような声がした。 辺り

を見回してもそれらしい人がいないので、おかしいなと首をひねってい

たところ、また小さな呼び声がした。 声の方を見ると、少し離れた席

から何人かの女子学生が手を振っていた。 誰かよく分からなかった

ので、適当に手を振っておいた。 そうしたら、食べ終わった頃にまた

呼び声を聞いて振り返ると、今度は、声を掛けたのが通路を歩いて帰

ろうとしているゼミ学生たちだと分かった。 謎が解けて良かったが、

「かすかな呼び声」というのは、かえってドキッとする。 できれば次回

は、近くから声を掛けてもらえると有り難い。

 

 テレビで言っていたが、2月18日は「禁煙運動の日」だそうである。 

1978年のこの日に「嫌煙権確立をめざす人々の会」が設立され、こ

の日が決められたのだとか。

 

    2月17日    ヒカルの碁 22・23巻

 スキー実習から帰った日に、駅前の書店に寄って、「ヒカルの碁」の

残りを買ってきた。 私はすでに8巻から21巻まで持っていたのだが、

その後は22巻と23巻があって、それで終わりだった。 物語は、主人

公のヒカル、ライバルのアキラ、それにもうひとりの少年が代表になっ

て、18歳以下の日本・中国・韓国の3か国対抗囲碁大会で健闘したと

ころで幕となった。 まだまだ続いても良さそうな段階なので、少し残念

といえば残念である。 ドラゴンボールなどは、「天下一武闘会」をいや

というほど繰り返しやっていた。 囲碁界の話なので、はちゃめちゃな

ドラゴンボールとはいっしょには出来ないだろうが、もう少しはおもしろ

いアイデアが出せるのではないだろうか。

 ところで、私は囲碁は生き死にも分からないが、将棋はごくたまに指

す。 ちょうど、先日のスキー実習のときに、実に3年前のスキー実習

以来、久々に将棋を指したが、相手をしてくれたのは、同室のT・Y氏、

それとA・H氏、T・H氏のチームであった。 T・Y氏とは以前から指して

いたが、A・H氏、T・H氏が将棋を指すことは知らなかった。 やはり、

私から上くらいの世代は、皆さん、この手の室内遊戯の経験が豊富な

ようだ。

 久しぶりに対局をしたら、ヒカルのようにはいかないが、少しは手を

読んだので、普段使っていない脳の部分を使ったような気がした。 頭

のボケ防止のためにも、たまには将棋を指すのが良さそうだ。 そうい

えば、研究室に、数年前に買って1回だけ使ったチェスクロックがある

のを思い出した。 これは、対局のときに互いの消費時間を計るもの

であるが、使わないで壊れてしまうというなさけないことにしないために

も、少しは使ってあげたいと思った。 

 

    2月15日    雪を戴いた富士山

 きょうの朝、「のぞみ」で東京から名古屋に帰ってきた。 初めて新幹

線の品川駅に停車した。 ここで降りると、新宿や渋谷に行く時には少

し早く行けるかもしれないが、私は東京で十分のように思った。

 ところで、席が窓際だったので外を見ていたら、遠くに雪を戴いた富

士山のてっぺんが見えた。 東京から富士山が見えるとは聞いていた

が、それが本当だということが分かった。 その後、新横浜の手前でも

見えたし、小田原の手前では、やや小さいものの、白い富士山が両裾

を引いているのが見えた。 その後、トンネルに入ったり、山があった

りして見えなくなるのだが、東京を出て50分くらい経ったところで、大き

な富士山が姿を現した。 天気が良かったので、雪のない半分から下

を含めて全体がはっきりと見られた。 こんなにはっきりと見られるの

は、なかなかめずらしいことであった。 隣の席の男性は、携帯電話の

カメラでしきりに写真を撮り、運がいいですねと話していた。

 

    2月13日    トップランナー 柴咲コウ

 NHKの深夜番組、「トップランナー」に柴咲コウが出演した。 45分

間たっぷりと話を聞くことができた。 映画の話、歌の話、子どもの頃

のエピソード。 どの話にも、タダモノデハナイという雰囲気が、強く感

じられた。 

 読書感想文が好きで、他の人の分まで書いていたそうだ。 そして、

自分の分については、5枚の原稿用紙の5枚目の最後のマスに丸を

書いて終わるようにすることに執念を燃やしたという。 「そこまで考え

るの?」と、ほとんど意味のない執着に大変びっくりした。

 読書感想文は、自分に引きつけて、影響を受けたなどと書くのだそう

だ。 私などは、子どものころ読書感想文に「往生こいて」、どうしてこう

いう馬鹿馬鹿しいものを書かせるのかと思っていたが、なるほど、その

気になって「ノリノリ」で書けば、それなりに「おもしろいもの」が書けると

いうことらしい。 私が馬鹿馬鹿しいで片づけていたところを、柴咲は、

読書感想文の「作法」を見抜いて、楽しんで書いていたのである。 別

の観点からいうと、私は本当のことを書くべきだと考えていたが、彼女

は創作したり事実を脚色したりすることに喜びを感じていたということで

ある。 (彼女の話を聞いて、学校でも、読書感想文を書かせるときに、

「本をネタにおもしろい話を作るのものだ」と教えるべきだと思った。 

「本を読んで感じたことを書く」などと、建前だけをいうので、私のように

読書感想文嫌いの子どもを作ることになってしまう。)

 作詞の話では、柴咲は、頭の上に漫画の吹き出しのようなものが現

れて、そこに言葉が出てくると言っていた。 私もそんな便利な吹き出し

をもらって、作詞活動を再開したいものだと思った。 とりあえず、彼女

のCDを買って、物語を紡ぎ出す研究をしてみようか。 

 

    2月12日    マウント6

 日本の6つの伝統あるスキーリゾートが、マウント6(Mt.6)という名

前でグループを作っている。 「ウインターフェスティバル」を開催するな

ど、スキー人気の回復に乗り出したようだ。 今回、そのフェスティバル

に合わせて、インターネットによる 「Mt.6 レディース・コンテスト」が

行われたが、そのコンテストに、ちょうどスキー実習の宿舎になった「岡

山館」の娘さんが、赤倉温泉スキー場の代表として参加した。 彼女は

毎日、私たちの食事の世話をしてくれたのだが、実習の中日にコンテ

ストのことが紹介され、大きな話題となった。

 投票の締切をはっきり聞かなかったので、忘れないうちにと思って、

今日、ホームページを捜したら、残念ながらもう終わっていて、彼女の

写真が見られなかった。 皆さんにお知らせするのも、ちょっと遅すぎ

たことになるが、スキーや「レディース・コンテスト」などに興味のある方

は、Mt.6のホームページをご覧いただきたい。 

 (あるいは、こういうコンテスト自体を問題にする人がいるかもしれない

が、私には、どうして「レディーズ」とSの音が濁らないのかという、言葉

のいいかげんさの方が気になる。)

 Mt.6 ホームページ は こちら です。

 

    2月11日    おなかが空いて

 予想されたことではあるがスキー実習から帰ってきた後、おなかが空

いてしかたがない。 運動もほとんどしていないのに、食べる方だけい

っぱい食べては、恐ろしい結果が待っている。 しばらく、食欲との戦い

が続くようである。

 ところで、吉野家の牛丼が、きょうでなくなるという。 外国では鳥イン

フルエンザで人が死んでいるところもあり、安心して食べられるものが、

だんだん少なくなっている。 本当に心配なことである。

 しかし、中国では、吉野家が牛丼の販売を続けている。 一杯180円

くらいで他の食べ物に比べると高いらしいが、そのうち、中国に牛丼を

食べに行くツアーが組まれるのではないか。 どうも、日本にはそのくら

い牛丼のファンが多いようである。

 ところで、きょうは祭日なのに、入試の関係で教授会が予定されてい

た。 「お篭り」して採点しようという計画が、初日にしてもろくもくずれて

しまった。 なんと、まあ、間の悪いことである。

 

    2月10日    試験の採点がまだ

 スキー実習から帰ってから、片づけや何やらいろいろ用事があって、

また疲れも残っていたので、残っていた試験1科目の採点に、まだほ

とんど手を付けていない。 3日ほど自宅に篭って、ひたすら採点に取

り組みたいところである。 幸い、ちょうど明日からの3日間は、区政

協力委員会の定例会と町内の新組長会議があるだけなので、頑張っ

てこれをやっつけよう。

 そういえば、先日、「ロード・オブ・ザ・リング」の第1話をテレビで放送

していたので日本語で見た。 以前レンタルビデオで見たことがあるが、

ストーリーをだいぶ忘れていた。 最初に見たときは、景色の美しさに

呆然とした。 ニュージーランドで撮影したと聞いているが、素晴らしい

景色を見ると、それだけで十分、後はどうでもいい、という気分になって

くる。 たまたま友人に、この映画のビデオテープをもらったところなの

で、このビデオを背景音楽・映像にして試験の採点をすると調子よく仕

事ができるかもしれない。

 

    2月9日     QUEEN

 月曜夜9時のドラマ、「プライド」の主題歌に「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」

が使われているQUEENのベストアルバム、「ジュエルズ」が売れてい

るそうである。 うちでも早速、妻が買ってきたところ、とても素晴らしい

といって、家族が争うようにして聴いている。 最初にヒット曲が並べて

あるようで、名前は知らなくても馴染みのある曲ばかりであった。 

 以前にQUEENのアルバムを買ったことがないので、初めてきちんと

聴いたのだが、よく考えられた曲の構成やフェレディ・マーキュリーの

力強くかつ繊細な、表現力に溢れたヴォーカルにいたく感心させられ

た。

 「プライド」は、その主題歌によってQUEENのファンを増やしたことだ

けでも、大きな価値があったといえよう。

 

    2月8日     宿舎の全館禁煙

 スキー実習の宿舎には、新赤倉の4つの旅館が使われた。 昨年の

5月に健康増進法が施行され、受動喫煙の防止が定められたことを

踏まえて、この実習では、初めて宿舎が全館禁煙となった。 1年生の

科目で学生のほとんどが未成年であることと指導スタッフの中に喫煙

者が非常に少ないことから、この措置の実施が決断された。 学校敷

地内禁煙の広がりもあり、体育学部としては喫煙しない学生を育成す

ることの重要性がさらに増しているのである。

 学生の喫煙については、ゲレンデなどの喫煙場所でも、喫煙する者

はほんの一部であまり目立たなく、非常に良い傾向であった。 その代

わり、ゲレンデの下の道路沿いにあるクレープ屋には、女子学生だけ

でなく男子学生も鈴なりになっていた。 実は、私も出来れば食べたか

ったのだが、毎回の食事で普段の2倍食べており、クレープの分まで

おなかの余分がなかった。

 

    2月7日     スキーの調子は

 今回は、日頃運動不足だったので、3週間前からなんとか調整して

実習に間に合わせようとした。 犬の散歩と数回のジョギング、それと

腕立て伏せなどであった。 重めの体も2キロしぼれて、なまっていた

体が多少しまった感じになった。 その効果があったのかどうか、スキ

ーの方は、今回は最初から気持ち良く滑ることができ、実習の間、そ

のままずっと好調が続いた。 上級コースにも圧雪車が入り、滑りやす

くなるなど、全体にゲレンデが少しやさしくなっていることも関係してい

るのだろうか。 しかし、こぶ斜面を滑るのも非常におもしろいことなの

で、そういう楽しみがなくなったのは、私としては残念でもあった。

 

    2月6日     赤倉から帰る

 昨夜、新潟県の妙高高原赤倉温泉スキー場から帰った。 特急「しな

の」で千種まで来たが、ホームに降りたらすごく寒くて、スキー場と変わ

らない寒さだと思った。 今朝はゆっくり寝ていたが、雪が少し降ったそ

うだ。 天気はその後良くなり、選択日和となったが、私は11泊の旅行

の疲れが少し残っているので、自宅でメイルのチェックをしたり返信した

り、午前中に届いたスキー場から送った宅急便の荷物の片づけをした

りして、だらだら過ごしている。

 そういえば、メイルの中に「報告書」が完成したので、全国の図書館

や都道府県教育委員会に送付したという伊藤忠記念財団からの知ら

せがあった。 共同研究者からも「報告書」が届いたというメイルが来

ていたので、大学の方には私の分が届いているのだろう。 子どもの

危機管理関係の報告書だが、韓国の日本人学校で事件があったり、

日本で子どもが襲われる事件が続いたりしていることもあり、財団には

すでに報告書に関する問合せがいくつか来ているそうだ。

 

    1月24日    新聞に「守る会」の紹介記事

 「子どもをタバコから守る会・愛知」の紹介記事が、25日の朝日新

聞に載るそうである。 中川代表世話人がピアノを弾く写真もあると

か。 これを見て、25日午後1j時30分から電気文化会館で開かれ

る「旗あげ会」に、たくさんの方が集まっていただけると有難い。 

 「旗あげ会」には、静岡や関西からもタバコ対策関係者が、応援に

駆けつけてくれるらしい。 テレビ局も2社が取材に来てくれるとのこ

とである。 また、会員数についても、2週間と少しの期間に300人を

越える方にご入会いただいた。 なお、中日新聞には、すでに18日

(日)に紹介記事を載せていただいた。 愛知県でこのような会が作ら

れることに対して、かなり大きな期待が集まっているように思われる。

  (「守る会」については、10日の日記をご覧下さい。)

 

    1月23日    ゼミナールの懇親会

 定期試験が終わったので、3年ゼミナールの学生に我が家に集まっ

てもらい、懇親会をした。 私はおとつい急に決まった会議に出て、そ

の後、1つの科目で4年次学生分の成績報告を出していなかったこと

を思い出してばたばたその仕事をしていたら、集合時間に遅れてしま

った。 自宅に着いたら、もうみんな来ていて、それから私の車でお酒

やその他の飲み物を買出しに行った。

 家内の用意した料理を、学生さんたちがたくさん食べていってくれた。

若い人がたくさんいると、にぎやかで良いものである。 余興に私が1

曲歌わせてもらった。 しかし、10月以来、歌ってもいない、ギターを

弾いてもいないというひどい状況だったので、歌もギターもそれなりに

ひどい出来だった。 まあ、やらないよりはましということでやったわけ

で、練習したらもう少しましなんだよ、といっておこう。

 終わりがけには、他のゼミの学生も飛び入りで参加したりして、おも

しろかった。 電話で最寄駅の豊田方面最終電車の発車時刻を尋ね

たところ、11時40分過ぎとのことであった。(何分か忘れた。) いつ

かのダイヤ改訂で、以前に比べて、かなり遅くなったようだ。

 ところで、21日の日記に、試験で学生が静かだと書いたが、木曜に

他の先生の試験監督をしたところ、廊下に出た学生たちが少しうるさ

かった。 少し早めに出て行く学生が多いと、そういうことが起きるよう

だ。 ただし教室内は、やはり整然としていた。

 

    1月21日    秋学期の定期試験

 2年生と3年生の定期試験が始まった。 私は第1週が2年と4年か

と思ったが、成人式の関係で、2年を第2週にして、代わりに1年を第

1週に回しているようだ。

 きのうは、自分の科目の試験監督をしたあと、2年次開講の「女性

学」の試験監督をした。 試験問題を見たが、なかなか勉強になった。

ここで、問題を話題にできないのが残念である。

 そういえば、きょうのコース会議のときに、試験の話題になって学生

の受験態度が以前より良くなっているという意見が聞かれた。 確か

に最近は、全体に落ち着いた雰囲気がある。 以前は試験を終えて

廊下に出た学生が大声で話すので、廊下に出て「静かにしなさい!」

と注意したことも少なくなかった。 しかし、最近はそういうこともあまり

なく、受験者も整然としているので、監督が大変楽になっている。 意

識していなかったが、会議で指摘されて、そういえばと思い当たった。

 自分の科目は、明日もう1つあり、それで終わりである。 きのうの試

験では、マークカードの問題に誤りが発見され、訂正のために5つの教

室で訂正の説明をするはめになった。 事前に解答してみて選択肢に

誤りがないことを確認したのだが、残念なことに問いに同じ番号が2つ

あった。 今回は100点満点の50点分を50問のマークカード問題に

したのだが、そういうことがあるので、マークカードの問題作成はなかな

か難しい。 明日の試験で慌てないように、事前にもう一度問題を見直

して置くことにしよう。

 

    1月18日    「ヒカルの碁」の古本

 昨年末に近所のお医者さんの待合室で、「ヒカルの碁」という漫画を

読み、非常におもしろいと思った。 それで年明けにインフルエンザの

予防注射を打ってもらいに行ったときも、1時間ほどその漫画を読ん

だ。 しかし長い漫画で、やっと7巻まで読んだだけだった。 用もない

のにお医者さんに行って漫画を読むというのもはばかられるので、1週

間ほど前に古本チェーン店に行き、8巻から先を10巻ほど買ってきた。

 ところが、残念なことに全部揃っておらず、途中が3巻抜けていたの

で、その抜けているところをきのう、駅前通りの書店で買ってきたのだ。

改めて価格を見ると、1冊の定価は380円であった。 古本では1冊が

200円になっており、約半額というわけだ。 ちゃんと読めれば、古本

でも十分だと思う。

 ところで私は囲碁が全くできないのだが、囲碁ができる人はこの漫

画をおもしろいと思うのだろうか?

 

    1月17日    センター試験の監督

 大学入試センター試験の監督に割当られたので、少し早起きした。

新聞を取りに外に出ると、雪が舞っており、地面にも薄っすらと雪がか

ぶっていた。

 さて、試験監督は初めてだったので、最初はかなり緊張したが、午後

にはずいぶん慣れてきた。 それにしても、監督者として注意事項を読

み上げるのだが、全くといってよいほど同じことを5時限にわたって試

験ごとに繰り返すので、ちょっと精神的に疲れてくる。 ペアになった職

員の方に助けられて無事に仕事を終えられたが、早起きのせいで午

後からは少し眠くなってくるし、ホントに、やれやれ終わってよかったと

いう気持ちであった。 しかし、受験者はまた明日も試験を受けるわけ

で、誠にご苦労なことである。 ちなみに、私が担当した教室では、42

人の予定者のうち37人が実際に受験した。 この受験率は、全国平

均に近い値であった。

 ところで、センタービルの2階ロビーの壁にテレビモニターが3行3列

の9台並んでいるところがあった。 午後遅くそこを通ったら、そのうち

の5台のモニターで、アニメの「ヒカルの碁」を放送していた。 BSチャ

ンネルであろうか。 ちょうど、帰りに本屋に寄って「ヒカルの碁」の漫画

を買ってこようと思っていたので、偶然だなあと少しうれしく感じた。

 

    1月16日    天津飯について

 きょうは、修士論文の提出締切日だった。 私の指導している学生も、

なんとか書きあげて、提出したようだ。 その件が早めに終わったので、

鍼灸院に電話してひとり分だけ空いているところに入れてもらい、早速、

車で出かけた。 腰の具合が少しおかしくなっていたので、すぐに見て

もらえてよかった。 スキー実習が控えているので念のため、来週も予

約を入れておいた。

 ところで数日前、大学の近くの(といっても何キロか離れていて、車に

乗ればすぐという意味だが)中華料理店に夕食を食べに行った。 店の

人はみんな中国人で、料理はなかなかおいしいという評判である。 そ

れで私もときどき行くのだが、普段はよく、ニラレバ炒めとか、四川炒

飯、マーボ豆腐、餃子などを食べる。 それで、その日はたまには違う

ものをということで、天津飯を注文してみた。 すると、待つこと久しく、

その天津飯が出てきたが、上の玉子の部分をれんげで切って、ご飯と

いっしょにすくって食べるわけだが、どうも想像と違った。 私の考える

天津飯は、玉子の中に具が入っていて歯応えがあるのだが、ここの天

津飯の場合は、どこを咬んでも柔らかい。 玉子焼に甘いたれ(あん)

が掛けてあるだけで、具が入っていないのだ。 これはこれで、おいし

くないことはないのだが、やはり今ひとつ物足りない。 具の入ってい

ない天津飯は、「天津飯」と呼んではいけないのではないか、とさえ思

ったくらいである。 餃子をいっしょに頼んだから良いようなものの、こ

の天津飯だけでは、栄養バランスも十分ではないだろう。

 皆さんは、具のない天津飯をどう思いますか。

 

    1月15日    寒い日が続く

 きのうはかなり寒かった。 研究室で暖房の温度設定を30度にして

おいたのだが、いすに座っていると足が寒くなってきてしまい。 思わ

ず、そのあたりをうろうろ歩いて体を動かすようにした。

 遅れていた試験問題をやっと提出して、ほっと一息。 後は16日締

切になっている修士2年生の論文の指導だけである。 しかし、今週は

少しゆっくりできると思ったが、あてが外れてしまった。

 今夜は、区政協力委員会、あしたの夜は学区広報誌の編集会議が

ある。 今夜は忙しいので、委員会の出席は妻に代わってもらうことに

しよう。

 ところで、犬の散歩をしたり走ったりし、また食事の量を少し減らした

ところ10日で2キロ近く体重が減った。 有難いことだが、まだベスト体

重を2キロ以上上回っている。 今度の日曜、月曜にしっかり運動をし

て、もう少し減らすようにしたい。

 

    1月14日    プライド  

 格闘技の番組かと思ったら、キムタク主演の「月9」の新番組だった。

何の関係か、息子がビデオに取っておいてと妻の「携帯」にメイルを送

ってきたので、私も興味を引かれて賀状代わりの「通信」を送るために

封筒の宛名書きをしながら(忙しかったため、12日になってやっと賀状

の返信を書いていた)番組を見た。

 アイスホッケー選手の話で、以前の映画「私をスキーに連れてって」

のようなノリで番組が始まっていた。 相手役は竹内結子。1回目は緊

張感もあり、テンポもよく、なかなかおもしろかった。 この調子が続け

ば、この番組も人気が出るように思う。 ちなみに、キムタクがスター選

手をしているティームの名前は、「ブルー・スコーピオンズ」という。

 夜10時過ぎに、犬を連れてポストに郵便を出しに行った。 これで、

年賀状がなんとか15日までに届くのではないかと思う。 やれやれ。

 

    1月13日    成人式

 日曜の午後、地元の小学校へ成人式の準備をしに行った。 成人式、

新年会と学区運動会は、区政協力委員会の行事なのだそうだ。 ただ

し、学区運動会については、実行委員会を作ってそちらに仕事を任せ

る形になっている。

 ところで、小学校で行事があると、いつも教頭先生が来て部屋を空け

たり道具の場所を教えてくれたりする。 今回は、物を運ぶのを手伝っ

ていただいたりもした。 有難いことだし、教頭先生の仕事は大変だな

あとも思った。

 月曜の朝に成人式があり、私は会場係をした。 式での役割を与えら

れた6人の新成人を集めて、リハーサルができるようにしたり、皆で歌

うことになった「かあさんの歌」の歌詞を配ったりした。

 今年は、女性会コーラス部が、「なだそうそう」と「かあさんの歌」を歌

ってくれた。 「かあさんの歌」は、参加者全員で立って歌うようにした。 

私もいっしょに歌ったが、2番、3番を歌ったのは初めてのことだった。

 式の後、写真撮影をしたが、新成人が90人近くもいたので、毎年の

ことで一応やり方を決めてはあるものの、皆の顔が写るようにするの

がなかなか大変だった。 

 式の後、すぐに会場の片づけをしたが、その後の新成人との懇親会

は失礼して家に戻った。 寝坊して朝ご飯を食べそこねたので、すぐに

お昼ご飯を食べたが、しばらくすると急に眠くなってしまい、これでは仕

事にならないと思い、ふとんを敷いて寝てしまった。

 

    1月12日    遅ればせながら実家へ

 日曜は、北区の実家に年始挨拶に出かけた。 大晦日にボブ・サッ

プと曙が試合をしたナゴヤドームの横を通り、昨年、立てこもった犯人

が火を点けたために気化したガソリンが爆発した大曽根ビルの横を

通った。ビルは、外観からは、そのような大事故が起きたことが分か

らなくなっていた。

 帰りに、初めて上野天満宮に寄ってみた。 建物の朱塗りが鮮やか

で、りっぱな感じがした。 牛の大きな置物があったが、このような牛

の置物は、地元である天白区の針名神社にもある。 娘が、私のお金

でおみくじを引いた。 小さいこけしの中におみくじが、巻いてキャンデ

ィーの紙の棒をねじったようにして入れてある。 すごく固く巻いてある

ので、はがすのが大変そうだった。 最初に牛の置物を見たとき、台の

あたりに、小さい物がびっしりと置かれていて、何だろうといぶかしく思

ったが、それがおみくじのこけしなのであった。

 

    1月11日    ヘアーショップ八木で散髪

 土曜に大学の近くの理容店で、2か月振りに髪を切ってもらった。 

やはり、伸ばしているよりは頭がすっきりして見える。 忙しくてなかな

か行けなかったが、やはり1月に1回は行きたいものである。

 この店は、有線放送で「ジャズやブルース」のチャンネルを点けてい

る。 この日も、R&Bとか1950年代かと思われるようなブルースの

曲が掛ったりして、まるで私のために曲を選んでくれているかのようで

あった。 多分、このチャンネルを点けているのは以前からのことだ

が、そのことはすっかり忘れていた。 こういう有難い店に、2か月に

1回しか行かないようでは、罰当たりもいいところである。 大いに反

省しなければいけない。

 

    1月11日    テニスの初打ち

 きのうは、11月以来2か月振りにテニスクラブに出かけた。 3時過

ぎに着いたのであまり長くできなかったが、ちょうど私の所の元ゼミ生

でテニス部のOBのH君が来ていたので、いっしょにダブルスをしても

らった。 そしてその後、別の方たちとミックスダブルスで2ゲームした。

 2ゲーム目は照明の点いたコートでプレーしたが、終わったときには

空は真っ暗になっていた。 2ゲームとも相手側の女性は同じ人で、こ

れまでに一緒にゲームをした記憶がなかった。 体があまり大きくない

ので、普通に打っていればなんとかポイントが取れるだろう、ぐらいに

考えていたら、これが大間違い。 ストロークは上手でライジングでする

どいボールを打ってくる。ボレーも上手でこちらのロブもしっかりスマッ

シュするし、おまけにロブやロブボレーがバックアウトしそうで実は全部

入るという恐ろしさだった。 結局、2ゲーム相手してもらって、すごく上

手な人だということが分かった。 

 もともと、このクラブの女性会員は、皆さんかなりお上手なのだが、テ

ニスのうまさ、強さは見かけでは分からないなと、改めて思ったことだっ

た。 ぜひ、「お近づき」になって、技を教えてもらおう。 (1か月や2か

月に1回行っても、上手にはならないので、まず回数を増やすのが先で

あるが。)

 

    1月10日    旗あげ会のお知らせ

 「かもめ通信」の1月号に書いたように、今月25日、名古屋伏見の電

気文化会館5階ホールで、「子どもをタバコから守る会・愛知」の旗あげ

会を開催する。 奈良女子大学教授(インターネット禁煙マラソン主宰)

の高橋裕子先生の記念講演と「ビートルズ曲のライブ」(代表世話人、

中川氏のバンド)などが行われる。 私も「おさかな天国」の替え歌を歌

う予定である。 時間は午後1時半開演、3時半か4時頃終演。

 参加は無料なので、皆さんにぜひ来ていただきたい。 それから、当

日までに会員を500名集めたいが、まだ50人くらいないので、下記の

ホームページを見て会の趣旨に賛同くださる方は、ぜひご入会いただ

きたい。 (単なる賛同署名のつもりでも結構である。)

 申込みはホームページでもできるし、氏名、住所(メイルアドレス)を私

にお知らせいただくという形(メイルで)でもOK。 会費も無料。

 「子どもをタバコから守る会・愛知」  http://www.no-kidsmk-ai.com

 

     1月9日    インフルエンザの予防注射など

 きょうは少し遅めに起きて、朝食後に近所のお医者さんに行ってイン

フルエンザの予防注射をしてもらった。 注射自体はちょこっと打つだ

けで、「もう終わり?」というほどのものだった。 これで、スキー実習中

にインフルエンザにかかる心配が減ったので大変にうれしい。 値段

は、確か2500円だった。

 その後、銀行に寄って帰り、昼食後、今度は郵便局に行って出版社

からの郵便為替のお金を下ろし、そのお金の中からある団体に寄付

金の振込みをした、そして旅行代理店に行って、スキー実習に行くた

めの列車の切符を買った。 それから、自宅でメイルを何通か送り、

それが終わると、家人の誕生祝いに、犬を連れて近くの園芸・花の店

へ花束を買いに行った。 これから、印刷所に伊藤忠記念財団「報告

書」の3校の修正部分をファックスして、本日の仕事の終わりとしよう。

 学部紀要の投稿論文も7日に提出し、いろいろな仕事に区切りが付

いてきている。 本当にうれしいことである。

 

     1月8日    アルコールパッチ・テストを実施

 きのうは、忙しい一日だった。 12月の講義の補講で、1限「保健科

教育法」、2限、3限「学校保健」と3年生の講義をするなど、朝から夕

方までずっと忙しかった。

 「保健科教育法」では、B組の中田君と中根君が高校の「飲酒と健康」

の題材で模擬授業をしてくれた。 模擬授業の中で、アルコールに対す

る体質(お酒が飲めないタイプか、飲めるけど飲みすぎに注意すべきタ

イプか)を調べる「アルコールパッチ・テスト」を実施した。 エチルアル

コールをたらしたパッチを10分ほど腕に貼って、はがしたときにその部

分が赤くなっているかを見るものである。 日本人では、赤くなる、「飲

めない人」「あまり飲めない人」が約4割いるそうであるが、模擬授業の

際にも、赤くなった学生がかなりいて、授業が盛り上がった。

 前日に、彼らが3人で研究室に打ち合わせに来てくれたので、念のた

めに部屋にある消毒用アルコールでテストしてみたら、酒があまり飲め

ないという学生も、パッチをはがしたところが赤くならなかった。 それ

で、同じくあまり飲めない私がパッチ・テストをしてみたが、やはり赤くな

らなかった。 それで、急遽、彼らに新しいエチルアルコールを買いに

行ってもらうことにしたのであった。 そういうことがあったので、模擬授

業で、パッチ・テストがうまくできて、大変うれしく思った。

 

     1月5日    体重の最高記録

 タイで子どもの形態計測をしているときに、自分も服を着たまま体重

計に乗ったら、ひどく増えているように思った。 年末に妻が新しい体

重計を買ってきて居間に置いていたので、そのことを思い出して、きょ

うの昼に体重を量ってみた。 そうしたら、食後とはいえ70.6Kgもあ

り、これは自己最高記録であった。 自分の考えるベスト体重が66Kg、

標準体重が64Kg程度なのでかなり重い。 しかも、重いという自覚が

なかったことが恐い。 このままだとスキーパンツが履けないかもしれ

ないので、脚筋力のトレーニングも兼ねて毎日ジョギングをし、3週間

で2、3Kgの減量をしたいと思う。

 

     1月4日    穏やかな日曜日

 きのうは一日中家にいて、大学院生の修士論文を読んだり、自分の

論文を書いたりしていた。 頑張った甲斐があって学部紀要に投稿す

る論文が仕上がった。 後は、英文抄録を残すだけである。 しかし、

もう1つ論文があって、そちらも英文抄録を書いてないので、英文抄録

は合計2つ書かなければいけない。

 風邪も治りきっていないことだし、せっかくの日曜だがテニスにも行か

ず、仕事の続きをするつもりである。 年賀状代わりの「かもめ通信」を

送るため、宛名書きを少しするかもしれない。 いずれにしても地味な

お正月になった。

 

     1月2日    坂本竜馬のドラマ

 午後から家族で、豊田のお寺に年頭の挨拶に伺った。 去年の正月

はとても寒かったが、今年はいい陽気で、のんびりとした気分になった。

お寺では抹茶をいただき、和尚さんとお話をした。 娘が、部活で合気

道をしていると話したところ、和尚さんは、自分も学生時代から合気道

をしており、しかも全国大会で2回優勝をしたことがあるという話を聞か

せてくださった。 人は見かけによらないものである。

 お寺の帰り、私は家族と別れて大学に行って仕事をした。 ひとりで

きりでなんとなく寂しいのでテレビをつけると、市川染五郎主演のドラマ、

「竜馬がゆく」をやっていた。 私は、竜馬ファンで司馬遼太郎の本は5

回も6回読み、話はすっかり頭に入っているが、テレビでやっていると

やはり見たくなる。 仕事をしながらではあるが、ずっとテレビをつけて

おいた。 夜、家に帰った後も、まだまだ番組が続いていた。 こういう

長い番組は正月らしくて良いと思った。

 

     1月1日    良い年になりますよう!

 大晦日は、テレビで3つも格闘技の番組が放送された。 私は、妻の

実家で、「世界はこうしてだまされた」という番組など、あれこれチャンネ

ルを変えながら見ていた。 テレビを見ながら、おせち料理やすき焼き

をたくさん食べたが、そういえば年越しそばを食べなかったなあと、今

になって少し残念に思う。

 ところで、「プライド」の吉田はグレイシーにずいぶんやられていたが、

上になったときに、柔道着の袖を掴んで防御され、非常に困っていたよ

うだ。 柔道着がじゃまになることがあるとは気がつかなかった。 曙は、

ボブ・サップにKO負け。 自分の体重をもてあましていたように見えた。

50〜60Kg 体重を落としてから出てほしかった。

 元旦は、届いた年賀状を見たが、電子メイルの通信を送っていない

人もかなりあった。 今は忙しいので、論文作成などが終わってから返

事を出すことにしよう。

 よい年になりますよう。 自分のことはともかく、世界では戦争がない

ことを、国内では犯罪が少ないことを祈っている。

 2004年

 

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