飛び飛び日記 2006年5月〜12月

 

 

    12月30日   県知事候補へのアンケート

 来年早々に愛知県知事選挙が予定されている。 告示はまだだが、

すでに3人の候補者が名乗りを上げており、その3人の候補者に対し

て、タバコ問題・対策についてのアンケートを、子どもをタバコから守る

会・愛知と「タバコのない学校」推進プロジェクトから送付した。 

 すでに、一人の候補者からは、「会・愛知」の事務局長の所にファッ

クスでの回答があった。 回答結果は、とりあえず「会・愛知」の会員

に知らせて投票の参考にしてもらうつもりだ。 また、知事選挙の投開

票後に、推進プロジェクトのホームページやメイリングリストに結果を

紹介する予定である。

 このアンケートは、誰が知事になっても、タバコ問題に深い関心を持っ

ていただき、タバコ対策を積極的に推進していただくためのものである。

 ということで、他の2人の候補者にも、早く回答していただけることを

願っている。

 

    12月28日   冬至の日にゆず湯に入る

 冬至は、12月22日ごろで、北半球では、一年のうちで昼が最も短く、

夜が最も長い日である。 しかし、この日を境に、どんどんと昼が長くな

っていくので、私は「希望の光」の見える日、という印象も持っている。

 夜、お風呂にゆず湯セットを入れて入った。 柚子の香りがいい気分

だった。 「この日にゆず湯に入ると風邪を引かない」といわれているそ

うだが、浅学にして知らなかった。 香りによるアロマセラピーのリラック

ス効果もあるそうだ。 何にしても、世間並みのことができるのは、幸せ

なことである。

 

    12月26日   豊田スタジアムで忘年会

 先週、5号館と12号館の先生方の幹事で、非常勤の先生方も交え

て、豊田市内にある豊田スタジアムの4階レストランで教授会の忘年

会が開催された。 今回、特別にスタジアムの貴賓室と貴賓席を見せ

ていただくことができたが、貴賓席は、観客席の1部に設けられ、ガラ

スで囲まれた部屋のようになっていた。 2つの貴賓席にはさまれた場

所が、「お立ち台」のような場所になっていたので、そこから、競技場を

見下ろして、中山光子先生と一緒に、選手や観客がいるつもりになっ

て手を振ってきた。

 ちなみに、グラウンドは地下2階の部分に当るそうである。 そこから

観客席が上に続いており、バックスタンド側の屋根に近い席は下から

60mもあるという説明を聞いた。

 なお、忘年会では、青木先生のお宅から運んできた杵と臼で、2臼の

餅がつかれ、参加者は出来立ての餅に餡や黄な粉を付けて、たくさん

食べたのであった。

 

    12月24日   室伏広治の金メダル

 20日の朝、豊田キャンパスの図書館で開かれた「中京大学とオリン

ピック」展を観に行った。 展示のメインは、ハンマー投げの室伏広治

選手のアテネオリンピックの金メダルなどであった。 器械体操の中山

彰規先生のオリンピックの金、銀、銅メダルやハンマー投げの室伏重

信先生のアジア大会5連覇の金メダル5つも並んでいた。

 学生はもちろんのこと、一般市民の方や小学生の団体も展示を見に

来て盛況であった。 今後は、名古屋キャンパスの「Cスクエア」での展

示も計画したいとの話が出ていた。

 

 

 

 

    12月21日   震度3の地震

 昨夜、大学院健康科学系の懇親会が開かれたが、そのために車で

豊田市内へ移動している途中に地震があったようだ。 私たちは全く

気が付かなかったが、お店のテレビで、地震のあったことを知った。

 大学に帰ると、建物のエレベーターが止まっていた。 どうやら、3時

間以上も止まっており、その後もしばらく動かなかったようだ。 私は荷

物が非常に多いとき以外はエレベーターに乗らないようにしているが、

それでも、よほど運が悪ければ、エレベーターに閉じ込められたかもし

れない。

 また、私は、エレベーター管理会社の電話番号も知らなかったので、

直接電話することもできなかった。 改めて、地震時の問題を考えさせ

られたことだった。

 

    12月18日   松田選手世界選手権出場壮行会

 16日の夕方、名古屋キャンパス2号館の「アレーナ211」で開かれ

た標記の会に出席した。 「アレーナ211」は昨年の秋に出来た場所

だそうだが、今回初めて中に入った。 円形に段が付いているところ

があり、そこに座って中の催しを見ることもできる構造になっていた。

 会では、松田君の試合の様子がプロジェクターに投影され、「スポー

ツ・バー」にでもいったような雰囲気であった。 松田君の他にも、世界

選手権の出場を狙っているシンクロナイズド・スイミングの木村姉妹や

世界大会に出場した大学院生の川越君などが紹介されていた。

 豊田キャンパスから来たが、仕事をしていて1時間近くも遅刻したの

で、着いたときには、立食の料理も主だったところはなくなっており、か

ろうじてお惣菜のようなものが残っていた。 それで、それらの「ヘルシ

ーな」料理と、デザートのフルーツを食べて、ウーロン茶を1杯飲んで

帰ってきた。

 なお、久しぶりに、退職された水泳の鶴峯先生のお顔を拝見するこ

とができた。 また、私が部長になってからのホッケー部のOBにも会う

ことができた。

 

    12月15日   「中京大学とオリンピック」展 のお知らせ

 以下のお知らせは、大学ホームページから転記したものである。 

お近くの方は、ぜひお出かけいただきたい。

 

 この度、中京大学豊田図書館において、下記のように「中京大学とオ

リンピック」のテーマで企画展示を行うことになりました。 1968年のメ

キシコオリンピック、1972年のミュンヘンオリンピックで大活躍した中

山彰規選手(現本学体育学部教授)の金、銀、銅メダル、室伏重信選

手(現本学体育学部教授)のアジア大会5連覇の金メダル、2004年ア

テネオリンピックハンマー投げで優勝した室伏広治選手の金メダルの

特別展示もございます。

展示の概要

展示場所 : 中京大学豊田図書館  グループ学習室A
展示期間 : 12月18日(月)〜22日(金) 9時〜17時
                        (22日は15時まで)
主な展示物:

  歴代オリンピック大会出場者一覧(掲示資料)
  関係者が出場したオリンピック大会の概要(掲示資料)
  近代オリンピック大会の起源(クーベルタンによるオリンピック創設
   運動の掲示資料)
  歴代オリンピック大会等国際大会出場者の獲得メダル(展示物)
  図書館所蔵のオリンピック大会報告書等貴重図書
  オリンピック大会の過去を振り返るダイジェストフィルム(DVD映写)

 

    12月14日   愛知学院大学での「学習会」

 午後は、愛知学院大学の日進キャンパスで開かれた 「学習会」に

参加。 その後の、忘年会では、次の日のミニ・コンサートの練習を兼

ねて、ギターを弾いて禁煙替え歌を歌った。 「練習」とはいえ、人前で

の演奏だったので、普段、あまり歌っていない曲は歌うのをやめてお

いた。 そして、10日のイベントで、あまり歌っていない、しいなりんご

「りんごのうた」の替え歌(これは初披露だった)と「ヤングマン」の替

え歌を歌ったのだが、練習不足がたたって、両方とも、歌や演奏を間

違えてしまった。 慣れている曲はうまくできたので良かったが、2つの

曲でミスをしたことが、少しくやまれた。 今後は、ぜひ普段から楽器に

親しむような生活をしたいと思う。

 

    12月13日   全日本大学ホッケー大会

 8日と9日に、各務原市にある岐阜県グリーンスタジアムへ、標記の

大会のために行ってきた。 最初の日は、1時から大会の監督・主将

会議があり、その後1回戦の試合が行われたので、監督としてベンチ

から試合を見た。 1点先取した後、同点に追いつかれて、大丈夫か

なと思ったが、その後は、地力を発揮して快勝した。 その日、東名

阪高速道路から名古屋高速を通って小牧に行き、名神高速から東海

北陸自動車道に入って、各務原で降りるという道順で行ったが、帰り

は、気が付いたら、一宮から名古屋高速に入っており、行きと違う道

があることが分かった。

 9日の朝は、雨が降っていた。 8日の帰りに通った道を辿って、グ

リーンスタジアムに行こうとしたのだが、なんと、一宮で名古屋高速か

ら名神高速に乗り換えるところを、うっかりして一般道に下りてしまっ

た。 道路が混んでいたが、なんとか間に合うだろうと思ったのだが、

各務原市に入ったら大渋滞。 事故のため、センターラインのフェンス

に車がはまり込んでいたのだ。 結局、スタジアムに着いたのは、試合

開始の1分後、試合場に行けたのが5分後であった。 という訳で、遅

刻のため監督としてベンチに入れず、また、前半が終わって1対1とい

う緊迫した状態だったので、学生たちと顔を合わせてちょっと気まずか

った。 こちらの試合も、後半にはプレーを立て直して地力を発揮し、

相手チームを振り切った。 帰りは、東海北陸自動車道から名神高速

に入って、そのまま名古屋インターまで行くことにした。 

 

    12月9日    替え歌演奏中の写真

 10日のイベントについては、6日の毎日新聞の「おはよう愛知−知っ

得のコーナー」の「つどい」の欄に案内が掲載されました。 また、7日

の朝日新聞のインフォーメーション欄にも、イベントの紹介があったよう

だ。 今回も非常に力を入れた企画なので、ぜひ、たくさんの人に来て

いただきたいと思う。

 当日の「会の活動紹介」に入れてはどうかと、世話人の方から写真を

送っていただいた。 WALK AGAINST TOBACCOのマーク・ギブンス

さんと、名古屋女子大の建物の前で、「ニコチン監獄」を歌っているとこ

ろである。 「禁煙ジャーナル」にも掲載していただいたものだが、その

ときは白黒写真で、残念ながら、私の顔や体が、影のように真っ黒にな

っていたのだった。

 

    12月7日    「子どもをタバコから守る会・愛知」のイベント

 大学の秋学期も終盤に入って忙しい中でのイベントなので、いろいろ

と大変だが、なんとか下記の要領でイベントを実施できることとなった。

 なお、14時30分か40分頃から、私が弾き語りで、禁煙替え歌のミ

ニ・コンサートを行う予定なので、参加してくださる方は、それもお楽し

みに!

健康の大敵 『喫煙・受動喫煙』 その防止について理解を深めよう!
 
(健康度チェック:骨密度やお肌の老化度を調べてみよう)

日  時:平成18年12月10日(日)
  12時30分頃  受付開始(整理券を配布)
   午後1時   イベント開始 (終了予定4時30分)

場 所:中京大学 名古屋キャンパス センタービル2階「ヤマテホール」
       (地下鉄八事駅5番出口より2分)

参加費:無  料

 「外国の建物内禁煙法と日本の健康増進法(第25条) −飲食店など
の灰皿は法律違反です−」  中京大学体育学部教授  家田重晴

 「骨粗鬆症って、どんな病気ですか? タバコが関係するのですか? 
お肌にも悪いのですか?」 愛知学院大学歯学部助教授  稲垣幸司

薬剤師による禁煙支援コーナー:3名の薬剤師さん

健康度チェック内容:(受付順に整理券を配りますが、終了時間などで
 測定できない場合があります。)

・骨密度測定((株)エルクコーポレーション)、呼気一酸化炭素(CO)濃度
 測定、肌の老化度測定((株)インフォワード)、体脂肪測定など

主 催:子どもをタバコから守る会・愛知
(世話人代表 中川恒夫(青山病院小児科部長))
URL http://www.no-kidsmk-ai.com 
連絡先 事務局長 家田泰伸  TEL 052−881−3594

後 援:愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会

 

    12月5日    松田君が金メダル

 カタールのドーハでアジア大会が開催中である。 水泳の800mリレ

ーで、日本男子チームが金メダルを獲得した。 第1泳者の松田丈志

君は、自らの持つ200m自由形の日本記録を0秒24上回る1分47秒

83で、日本記録を更新した。 なお、松田君は、200mバタフライでも

銀メダルを獲得している。 このあと、400m自由形と1500m自由形

にも出場の予定で、さらなるメダル獲得が期待されている。

 

    12月2日    木曽川の流れをイメージ

 「なばなの里」では、ZIP−FMのジェームズの音楽演奏を聞いた。

実際には、リハーサルのときに少し聞いただけだが、ちょうどエリック・

クラプトンの「ワンダフル・トゥナイト」を歌っていた。 サックスも入って

ジャージーな雰囲気が出していたが、この曲は以前、自分でもバンド

で歌っていたので、なつかしく演奏を聴かせてもらった。

 さて、写真は、池に作られた木曽川の流れを表現したという光の筋

を写したものである。 私には、陸上競技場のトラックに見えたが、き

れいなことはきれいだった。

 光のトンネル(白い光のトンネルと青い光のトンネル)や青い光の海

(どこかに雲海だという説明があった)は、比較の対象がないため、写

真では何がなんだか分からないようなので紹介をやめた。

 

    11月26日   なばなの里のイルミネーション

 先日、1年半ぶりに「なばなの里」に出かけた。 名古屋高速に白川か

ら乗って、東名阪自動車道を通り、長島で降りて、全部で30分ほどで

「なばなの里」に着いた。 先に、「花市場」によって、花や野菜を買って

車のトランクに積んでから、「なばなの里」に入った。 3時までに入ると

1000円で、3時から3時半は入場停止、3時半からは1500円となっ

ていた。 入場制限のことを知らなかったが、運良く3時5分前に入場す

ることができた。 なお、入場の際に支払った1000円は、園内の飲食

や土産物の購入に使えるとのことだった。

 日のあるうちに広大な「花ひろば」に行ったが、ダリアが一面に咲きそ

ろって、大変見事であった。 5時からは、光のトンネルなど、呼び物の

イルミネーションが点灯され、花の代わりに光が主役となった。 「花ひ

ろば」のコスモス畑は、青い光がゆらめく海のようになっていた。

 「なばなの里」は、屋外の受動喫煙防止対策が不十分なのが気になっ

たが、飲食店・レストラン、及び大浴場のいずれも、建物内が禁煙とされ

ているのは、とても良いことだと思った。 私は、「カフェ・ラ・テラス」で飲

み物を飲んだり、大浴場「里の湯」で露天風呂に入ったり、イタリアンレス

トラン「麦」でおいしいパスタやピザを食べたりと、いろいろな禁煙の店を

気持ち良く使わせてもらった。

 なお、「なばなの里」の店で、「健康増進法」という言葉が書かれている

店内禁煙の表示を見つけたので、他の場所のものと合わせて、「お店の

禁煙表示」というページを作ってみた。 リンク集に入れておくので、参考

にご覧いただきたい。

 「お店の禁煙表示」のページは こちら です。

 

    11月24日   名東区の小学校で講演

 先週の土曜は、風邪気味かつ睡眠不足だったため、夕食も食べない

で夜の7時過ぎに寝てしまった。 そして、夜中に一度か二度目が覚め

たが、起きても半端になると思って寝続けた。 結局、日曜の朝、9時頃

に起きて、睡眠時間が14時間近くになった。

 きのう、妻に「チャングム」の最終回を見なかったでしょうといわれ、今

度の土曜じゃないのと答えたのだが、実は、14時間近く寝た日に放送

されたのであった。 「録画してあるよ」という言葉に、ほっと一安心。

ホントに有難うございました! あんたはえらい。 楽しみに観ていた番

組なので、どういう内容であろうとも、最終回は観ておきたいと思う。 

 さて、本日は名古屋市名東区の小学校で、6年生58人を相手に、「喫

煙防止」の講演をする。 名東保健所の依頼によるものであるが、ギタ

ーを持って行き、「タバコ3悪人」(だんご3兄弟の替え歌)と「ニコチン監

獄」(おさかな天国の替え歌)を、児童といっしょに歌ってくる予定。

 「タバコは人を殺す、だまされるな!」というWHO2000年の禁煙スロ

ーガンがテーマとなる。 「イエロー・カード」で、禁煙にしていない飲食店

に禁煙を要望しようという呼びかけもしようと思う。

 

    11月21日   東海学生ホッケーリーグ戦

 土曜に各務原市の岐阜県グリーンスタジアムへ男女の東海学生ホッ

ケーリーグ戦を見に行った。 行楽のためか、高速道路が小牧の手前

から一宮の先まで渋滞しており、一般道路を走るより時間が掛かってし

まった。 渋滞のおまけに、あせった人が事故を起こして、渋滞にさらに

拍車をかけていたが、ちょうど手元にデジタルカメラを持っていたので、

2か所の事故を撮影できた。 高速道路の事故の写真などは、なかな

か撮ることができないので、貴重な教材として利用したい。

 試合は、残念ながら男女とも敗戦となったが、女子は実力差のある相

手に健闘を見せることができた。 今回は、大学生が遠くから応援に来

てくれたので、大変うれしく思った。 

 来月も、男子の全日本学生ホッケー大会がここで開かれ、監督・主将

会議の日に試合があるので、その日の会議に出席し、また試合の応援

をすることにしよう。

 

    11月17日   讃岐うどん

 JR高松駅に11時半ころに着いた。 快速マリンライナーの指定席に

乗ってきたが、途中で英語を話していた外国人のグループが降りて行っ

た。 その時は、どこかの企業の見学にでも来たのかなと思ったのだが、

後になって、直島への観光旅行だということに気がついた。

 直島は、時間が取れればぜひ行ってみたいと思っている。 ベネッセ

ハウスという美術館、地中美術館、家プロジェクトなどがあり、地域全体

が現代美術の展示場になっているのだそうだ。

 ところで、讃岐うどんであるが、なかなかおいしかった。 高松駅構内

の立ち食いの店、「連絡線うどん」で、なんだかよく分からないまま「えび

天ぶっかけうどん」を注文した。 汁が少ないので、讃岐うどんはみんな

そうなのかなと思ったが、ホテルに行くタクシーで運転手さんに聞いたら、

だし汁を上からぶっかけるので、「ぶっかけ」というのだそうだ。 かける

だし汁も、熱いのと冷たいのがあるようだ。

 店内で、駅の外からも店に入れることを見つけたので、最後の日にも

お昼にこの店に来て「野菜天うどん」を食べた。 こちらもとてもおいしか

った。 両日ともおなかが空いているときに食べたので、最後まで、がつ

がつと平らげたのだが、よく考えるとうどんの量がかなり多いようだった。

後で人に聞いたら、うどんが2玉入っているとのことであった。 道理で

女性などは、食べるのに時間が掛かるはずである。

 

    11月14日   のだめカンタービレ

 二ノ宮知子作のまんが(講談社)をテレビドラマにしたものだそうだ。

フジテレビ系列で、全11回放送される。 名古屋では、東海テレビで月

曜の夜9時から放送されている。

 音楽学校でピアノを学ぶ「のだめ」(上野樹里)と、コンサートマスター

をめざすかっこいい男「千秋」(玉木宏)が主役である。 なんとなくいん

ちきくさい「世界的な指揮者」、シュトレーゼマンには竹中直人が扮して

いる。 漫画的な演出だが、オーバーな演技に慣れてしまうと、それは

それでなかなかおもしろい。 結局、よくあるスポーツ根性漫画と同じよ

うなところもあるが、普段、親しみのないクラシック音楽の世界を取り上

げているので、ときどき、目新しいことがあっておもしろい。

 チャングムがあと1回で終わってしまうので、それからしばらくは、この

「のだめカンタービレ」を楽しみに見ることにしよう。

 それから、「鉄板少女なんとか」という対決ものもおもしろいのだが、な

ぜか毎週、気がつくと終わっていて、なかなか見られない。

 

    11月10日   香川県高松市で日本学校保健学会

 朝、早くから新幹線に乗って岡山まで行き、特急マリンライナーに乗り

換えて高松に向う。 のぞみが4,890円、マリンライナーが510円、そ

して乗車券が7,020円である。 東京に行くより、少し高いのだろうか。

ちなみに、以前に飛行機を利用したことがあるので、今回も飛行機を予

約しようと思ったのだが、今は、名古屋−高松の直行便がないのだそう

だ。 

 金曜の午後は役員会、夜は自由集会の「子どもをタバコから守るため

に」の運営と発表。 土曜は、朝のシンポジウムで出番がある。 その後

は、土曜の午後と日曜の午後などに共同研究者の発表があるため、そ

の会場で発表を聞く予定だ。 大学院健康科学系などの関係で10人ほ

どが出かけるが、なかなかの人数である。

 自分自身の発表が土曜の午前中に終わるので、少し気が楽である。

 

    11月7日    ダンス部発表会の写真

 デジタルカメラで、フラッシュなしで写真を撮ったが、被写体が動いてい

ると画像がぼやけてしまうので、なかなかまともな写真が撮れなかった。

 それで、なんとかぼやけないで撮れた写真(作品を1枚と最後の挨拶

を1枚)を紹介する。

 

 

    11月5日    学園祭で焼きそばを食べた

 大学に出かけたので、お昼に講義棟の方に行き、通り沿いにぶらぶら

歩いて、模擬店を見学した。 「萌系炒麺」で、社会学部の加藤先生の

作った焼きそば(200円)を食べた。

 メインステージでは、実行委員会の企画が行われていた。 また、入

口の辺りには地震体験車があり、「これが東南海地震の震度です!」と

いって、参加者に大きな揺れを体験してもらっていた。 私は、すごい揺

れを見ているだけで気持ちが悪くなりそうだったので、体験はやめておい

た。 帰りに陸上競技場の横に並んでいた模擬店の端っこの店で、肉ま

んとアップルドリンクを買って帰って部屋で食べた。 途中でホッケー部

の女子部員たちとすれ違った。 これから何か食べるとのことで、五平

餅やぜんさいがおいしいといっていた。

 

 

 

    11月3日    ダンス部の発表会

 東京方面への出張があったり、講義準備や卒業研究アンケートに加え

て学外の急ぎの用事が入ったりするなど、帰宅の遅い日が続いたので

日記がかなり飛んでしまった。

 さて、本日は、ダンス部の発表会が豊田市民会館小ホールで開かれ

た。 中央の辺りの端の席に座ったら、通路を挟んだ隣のご婦人から

声を掛けられた。 監督(?)さんのお母さんで、東京から発表会を観に

来たのだそうだ。 少しお話をさせていただいたが、東京でも西の方の

ゆったりした地域にお住まいとのことであった。 私も三鷹市に10年近

く住んでいたので、武蔵野の自然や深大寺といった名所の話をして、昔

のことを懐かしく思い出した。

 ところで、肝心の発表会だが、大変に芸術性が高く、また、とてもおも

しろかった。 素晴らしい作品を観せていただき、「魂の洗濯」をしてもら

ったような気がした。 女子の踊りは当然のこと、男子の踊りにも非常に

感心した。

 

    10月23日   日本養護教諭教育学会

 10月8日に、名古屋国際会議場で日本養護教諭教育学会が開かれ

た。 私は学会員ではないが、関連学会の地元開催ということで、様子

を見に出かけた。 会場には短い時間いただけだが、さすがに全国学

会は熱気に溢れており、女性が多いこともあって、ちょっと圧倒された。 

 私は、国際会議場に隣接する白鳥庭園に行ったことがなかったため、

せっかく近くまで来たので、帰りがけにさっと見てきた。 白鳥庭園は、

観覧料が300円、普通自動車駐車料金も300円である。 小さいなが

ら、滝、渓流、竹林などがあり、都会にいることを忘れるような空間とな

っている。 また、伝統的な池には色鮮やかな鯉が泳いでおり、喫茶室

からは、名古屋デサイン博覧会のときに作られたモダンなデザインの池

を眺めることができる。 ということで、時間があればゆっくり過ごしたい

場所であった。

 写真は、庭園の方から撮ったものである。 秋空に国際会議場の建

物がよく映えている。

 

    10月21日   サンキュー・スモーキング

 名古屋大学から、山手通りを少し南に下ったところ(道路の東側に面

している)に、「The Cafe」 という店がある。 そこでカレーのランチを

食べてきた。 灰皿が置いてなかったので、もしかして店内禁煙なのか

と思い、尋ねてみたら、11時半から1時までのお昼の時間帯のみ禁煙

なのだそうだ。 とりあえず、お昼だけは安心して食事ができるというこ

とが分かった。 ちなみに、水曜休みだそうだ。

 店にある雑誌を見たら、ちょうど上映中の「サンキュー・スモーキング」

という映画のことが記事になっていた。 それによると、ジェイソン・ライト

マン監督の初の長編作品で、全米でヒットしたとか。 ”タバコ業界を代

表するPRマン”が主人公なのだそうだ。 禁煙推進関係のメイリングリ

ストでも話題になったが、「喫煙シーン」は登場せず、むしろ喫煙問題に

ついて考えさせるような作品になっているらしい。 ちょっと観たい気が

するが、残念ながら、このところ大変に忙しく、映画を観に行く余裕まで

はない。

 

    10月18日   日常生活での歩数

 今日は昼間に4000歩しか歩かなかったので、夜、家の近くで犬を連

れて、下り坂などときどきジョギングしながら歩いた。 万歩計で確かめ

るとその散歩で4000歩ちょっと稼いだので、合計が8000歩を超えて

いた。 ちょうど、朝の日経に、「健康日本21」の「中間実績値」が載って

いた。 記事によると、日常生活での歩数は、策定時の現状値が、男性

8202歩、女性7282歩、目標値が男性9200歩以上、女性8300歩

以上であるのに対して、直近の実績値は男性7532歩、女性6446歩

であった。 つまり、以前に比べて、むしろ歩数はかなり減ってしまってい

たわけだ。

 ここで自分を振り返ると、一日の歩数は、いいところ6000歩である。 

週末に運動したときには、1万歩を超えることもめずらしくないので、そ

れで少し挽回するとしても、平均が7500歩になるかどうかは非常に疑

わしい。 皆さんの実績値にも満たないというのは、かなりなさけないが、

私にとっては平日に9000歩も歩くというのは夢のような話である。 た

だ、9000歩は無理としても、せめて、7000歩に達していない日は、必

ず夜に散歩して7000歩を超えるようにすることくらいは実行した方がよ

いかもしれない。

 

    10月16日   コスモス

 車で名古屋−豊田線の一本北の道を赤池から日進市役所方面に走る

と、日進西小学校の北の辺りに、コスモスの咲いている畑がある。 紫、

ピンク、白など、色鮮やかな中にも、同系色の品の良さがあり、思わず車

を停めて眺めたくなるが、残念ながらその余裕がない。

 新学期は、あれやこれやで会議の嵐に翻弄されたが、講義のスタート

ダッシュをなんとか乗り切ったところだ。 これから、学会などの出張が

多くなり、講義準備の時間が足りなくなりそうなので、寸暇を惜しんで準

備に精を出すことにしよう。

 

    10月13日   健康パオ 

 12日と13日の12時から16時まで、生協学生委員の企画による、健

健康イベント、「健康パオ 食×アルコール×タバコ」が行われている。

場所は、豊田キャンパス、カフェテリア・ルパの一角である。 学生食堂

の1つのカフェテリア・ルパは、広い店内にお昼ご飯を食べに来たたくさ

んの学生でいっぱいになっていた。 看板やポスター、のぼりなどを見て

イベントをやっていることを知り、帰りがけに見てくれた人もかなりいるよ

うだ。

 CO(呼気一酸化炭素)チェック、骨硬度測定、アルコールパッチテスト

など、体験できるコーナーもあるので、参加者は、大いに興味を持ったの

ではないだろうか。 学生の企画で健康イベントが開かれるということは、

大変うれしいことである。 少し写真を撮影したので、後日、紹介しようと

思う。 (ちなみに、「パオ」というのは、モンゴル辺りにある、お饅頭のよ

うな形の簡便な建物の名称を用いたものであろうか?)

 

    10月11日   西本でうなぎを食べる

 先日、お店を禁煙にしていただいた東区の「うなぎ 西本」に、お礼を兼

ねてうなぎを食べに行ってきた。 少し字が細いのだが、店に入ったこと

ろと中の方に、店内禁煙の注意書きが貼ってあった。

 受動喫煙の心配をしないで食事ができることは、大変うれしいことであ

る。 ハワイでも11月16日から罰則付きの建物内禁煙法が始まるよう

だ。 個人の違反者には50ドル(約5900円)、店には500ドル(約5万

9000円)の罰金が科されるらしいが、早く、日本でも、健康増進法の受

動喫煙の防止を、罰則付きの法律に変えてほしいものである。

 ちなみに、西本の帰りに東区にある有名な喫茶店に行ったら、店内が

タバコの煙でかすんでいた。 お店の人と話したら、健康増進法のことは

聞いたことがないとのことであった。 本日、そのお店に、健康増進法関

係や飲食店の粉塵濃度の資料を送って、店内禁煙のお願いをしたとこ

ろだ。

 

    10月9日    プリウスの車検

 プリウスを車検に出した。 お店に車を持って行き、代車に乗って帰っ

たが、その代車は、CALDINA という車種だった。 乗ったらFMラジオ

が点いていたが、消し方が分からないのでそのまま点けていたところ、

交通情報が始まって、植田西交差点付近が事故のために渋滞だという。

ちょうどそのとき、どうも植田西交差点に向って運転しているようだった

が、実際、すでに車の流れが悪かった。 しかし、取りあえずそのまま運

転していたら、どんどん渋滞がひどくなっていったので、「これはいかん」

とコースを変えて、細い道を東の方に走っていった。 しかし、慣れない

道を走るのは、なかなか大変で、かなり気を使ったのだった。

 さて、家に帰ると、しばらくして、係りの人から、車の中に車検証が入っ

ていないという電話が掛かってきた。 フロントグラスに車検のシールも

貼っていないといわれた。 そういえば、なんとなく「何かがない」という印

象をずっと持っていたのだが、それがフロントグラスのシールだったこと

が分かった。 それで、部屋の机の引き出しを開けて、いっぱいある書

類などをひっくり返して車検証を探してみたが、どうしても見つからない。

 結局、紛失ということで再発行してもらうことになり、自宅まで申請書類

を盛ってきてもらい、印鑑を押すことになった。 自動車は、お金が掛か

るが、それだけでなく、面倒を見るのも、なかなか大変である。

 

    10月7日    中秋の名月が見られた

 今週、教職員の健康診断があった。 毎年のことだが、検査値が正常

範囲に収まるか、試験を受けるような気持ちで検査に臨んでいる。 今

回は、講義の関係で午後にしか行けなかったので、昼ごはんを食べない

で健康診断を受け、終わってから食べるようにした。 

 今年は検便の容器のデザインが新しくなり、円筒形から四角柱に近い

ものになった。 底が四角の角を落としたようになっており、なかなか良

い形だ。 また、それによって側面が平たくなり、名前などが書きやすく、

また見やすくなっている。 検査する人にも便利な変更であろう。

 ところで、6日は「中秋の名月」であった。 夕方まで雨が降っていたが

夜には止んで雲も晴れ、透き通った夜空に月が明るく輝いていた。 道

には、自分の歩く姿が影になって、くっきりと写っていた。

 そういえば、何日か前、NHKのラジオ番組で「中秋の名月」の話をして

いて、別名「芋名月」というと紹介していた。 サトイモなどを盛って名月

を眺める習慣から付いた名前だそうだ。 ちなみに、中秋の名月は旧暦

の8月15日で、今年は「うるう月」があったために、時期が遅くなったそ

うだ。 また、今年は、本当の満月は、7日の夜になるという。

 いずれにしても、久しぶりに煌々とした満月を見ることができて、少し

感激した。 

 

    10月5日    陸上競技場のリニューアルオープン

 10月7日(土)に、中京大学豊田キャンパス、梅村陸上競技場リニュー

アルオープンの開会式典が行われる。 オリンピック選手の室伏広治、

室伏由佳のハンマー投、学生チャンピオンの松本明日美の走高跳、江

島成美の円盤投も披露される。 一般学生の記録会と教職員希望者の

記録会も行われる。 そして、その後に、記念土曜記録会や長距離記録

会も予定されている。

 お近くの方は、ぜひ記念行事と競技会を見に、豊田キャンパスにおい

でいただきたい。

 

    10月3日    凱旋門賞

 日曜の夜、体重減少と体力増進のために、3kmほどのジョギングをし

た。 最初の坂道を登るときに歩いていたら、学部の女子学生に声を掛

けられた。 以前、長距離の選手をしているという学生に、ちょうど同じ

場所で声を掛けられたので、ひょっとするとその辺りに住んでいる同じ人

だったかもしれない。 「頑張ってください」という声を背に、張り切って走

り出したのであった。

 さて、その日の深夜は、フランスのロンシャン競馬場で、競馬の世界一

を決める凱旋門賞が行われ、そのテレビ中継があったので、12時半か

らの発走を、オリンピックのような気分で見た。 武豊騎手騎乗のディー

プ・インパクトは、日本から詰め掛けた5,000人にも上る日本人が馬

券を買ったために、ダントツの一番人気になっていた。

 結果はというと、ディープ・インパクトはいいレースをしたものの、残念

ながら3着に終わった。 さすが世界には強い馬がいるものだ。 しかし、

1着の馬は3歳馬、2着の馬は5歳馬で、4歳馬のディープインパクトよ

り、いずれも軽い重量を背負って走っていたそうだ。 オリンピックのよ

うな気分でと書いたが、ハンディキャップを付けるので、やはり競馬はオ

リンピックとはずいぶん違うわけだ。

 

    10月1日    絢香の三日月

 NHKのテレビで、 絢香という若い女性歌手が「三日月」という曲を歌っ

ていた。 印象に残るような、なかなかいい曲であった。 後で調べてみ

たら、デビュー曲が大変に売れてヒットチャートに入り、大型新人といわ

れているようだ。 フィギュアスケートの安藤美姫と生年月日が同じで、血

液型も同じなど、共通点が多いことから、ふたりの交流が始まっていると

いう話も聞いた。 絢香の今後が大変楽しみである。

 ところで、車に乗っているとき、ZIP−FMを点けたら、ジャズピアニスト、

小曽根 真(まこと)の番組をやっていた。 生演奏のリクエストに応えて、

「我が心のジョージア」を弾いていたが、これは私が好きで、以前よく歌っ

ていた歌なので、とても興味深く聴いた。 ブルージーな演奏だったが、

彼は、この曲はいつも、Bb(変ロ長調)のキーで弾くのだそうだ。 ちなみ

に、彼の誕生日は私の誕生日に近く、家族の誕生日といっしょだという

理由で、何の関係もないが、彼にちょっぴり親近感を感じるのであった。

 

    9月29日    生協のお店でパンの試食会

 今週、生協の理事会に出席した。 名古屋キャンパスのお店では、パ

ンの試食会などを開いて好評だったという。

 名古屋キャンパスでは、センタービル2階に外食チェーン「イタリアン・ト

マト・カフェジュニア」のフライチャイズ店が出店した。 営業は午前11時

−午後6時。 隣接の学生ホールの一部も店舗として使用するため、座

席数はこれまでの約3倍、101席に増えるそうだ。 また、センタービル

入口横のカフェ「パスコ・クロワッサン」は、少し変わって、手焼きのパン

とケーキなどのスイーツを出す店になるという。

 生協としても、以前、マクドナルドが出店したときと同様、理事・職員が

一丸となって、新店舗出店への対策を図ることとなった。 パンの試食会

などは、その対策の一環ともいえるが、レストランについては、「おいしい

カレー」をメニューに加えることを以前から考えていたようで、計画がうま

く行くとよいなと思う。

 近いうちに、「イタリアン・トマト・カフェジュニア」のパスタを食べに行って

みようと思う。

 

    9月26日    年齢別の試合で優勝

 テニスクラブで会員・スクール生の参加できるシングルスの大会が開

かれた。 私がエントリーしたのは年齢階級別のクラスだったが、結局、

参加者が少なかったため、45歳から59歳までが、「若壮年」ということ

で、まとめられた。

 試合は、少人数のためリーグ戦で行われた。 私はトレーニング不足

のため、右に左に振られるボールを拾うために走りまわっていたら、途

中から足にけいれんが来てしまった。 なんとかいくつか勝ちを拾ったも

のの、最後の試合は、あまり走れなくなったこともあり、ひどく負けてしま

った。 にもかかわらず、勝敗と直接対戦の結果から、からくも私が優

勝となったのであった。

 大会終了後、一般の部、壮年の部の優勝者といっしょに表彰式に出

て副賞の金券をいただき、景色の良いところで優勝カップと副賞を手に

写真を撮ってもらった。 後日、写真といっしょに表彰状をいただけるそ

うである。 今回、たまたま運が良くて一番になれたが、私くらいの力だ

と、クラブ内の大会でも表彰されるような成績を取ることは二度とないか

もしれないので、この幸運は本当にうれしかった。

 

    9月23日    結婚できない男

 阿部寛、夏川結衣主演のドラマ、「結婚できない男」は、この夏のドラマ

では一番おもしろかった。 有能な建築家で、自分の生活スタイルにこだ

わりを持っており、他人の気持ちをあまり考えないで発言や行動をする

男の物語であった。  自分が主人公の男に少し似ているところがある

なと思いながら見ていた。 最終回を楽しみにしていたが、最後があっけ

なくて、余所見しているうちに終わっていた。

 さて、このところ 「かもめ通信」を書いていた、やっと半年ぶりに送信

する準備ができた。 また、自宅の部屋を片付け、不要物を処分をした

が、これはまだ仕事半ばである。

 

    9月19日    イングリッシュ・ガーデン    

 蓼科で、家族がとうもろこしを買った1つの場所は、JAではなくて「たて

しな自由農園」だった。 レシートが出てきたので名前が分かったが、そ

のレシートの一番上には、「生産者直売」と記してあった。 また、とうも

ろこしは、「味来」という銘柄であった。 みらいと読むのであろう。 なか

なか良い名前だと思った。

 ここで私は、京都せんべい「えんどう豆せん」(植坂製菓)を買ったが、

えんどう豆が良いアクセントになって非常においしかった。

 そういえば蓼科で、義理の母が、「バングラデッシュに行こう、バングラ

デッシュに行こう」というので、一体何のことだろうかと思ったが、現地に

行って、「バラクラ イングリッシュ ガーデン」だということが分かった。

なるほど、縮めると、「バングラデッシュ」に似ている。 ちなみに、この施

設には、庭園の他に、ガーデンビュー・レストラン、ガーデンカフェ・レスト

ラン、フード・コート、ギフト&ブティック、プランツ・センターなどがあった。

イングリッシュ・ガーデンは、夏のため咲いている花はそれほど多くなか

ったが、それでも、ゆったりした、とても落ち着いた雰囲気の、美しい庭

園であった。

 

    9月17日    目で見るものと心で観るもの

 16日に、三重県の鈴鹿短期大学で、第49回東海学校保健学会が開

催された。 鈴鹿短期大学は、本年(2006年)4月から敷地内禁煙にし

たので、学会としても敷地内禁煙の場所での初めての開催となった。

 私は、朝、目覚まし時計の目覚ましを止めて、つい、また寝てしまい、

もう少しのところで寝過ごして電車に乗り損ねるところであった。 久々

に、冷や汗をかいた。

 ところで、学会では、佐治晴夫、鈴鹿短期大学学長の「目で見るもの

と心で観るもの」 −最新宇宙論の視座から生きることを考える− とい

う記念講演を聴いた。 もっとも、事務的な仕事などをしていて、会場に

入ったときには半分以上済んでしまっていたのだが、それでも、お経の

「空・色」の話など、含蓄のある話をいくつも聴くことができた。

 後でプロフィールを見たら、次のように書いてあった。 1935年生ま

れ。 理学博士。 米国NASAで地球外生命体(E.T.)の探査計画に

かかわって、1977年の太陽系・外惑星探査機ボイジャーの打ち上げ

の際には、地球からのメッセージとして、バッハのプレリュードを搭載す

ることを提案した。 趣味は、パイプオルガン演奏と ”真昼の星” を見

ること。 「宇宙が教えてくれること」(文渓堂)、「わかることはかわるこ

と」(川出書房新社)などの多数の著書がある。

 素晴らしい方を間近に見られて、これはきっと「ご利益」があるに違い

ないと思った。

 

    9月15日    21台玉突き衝突

 9月14日の午前1時に、長野県阿智村の中央自動車道下り車線で、

大型トラックがスリップし、横向きで車線をふさぐ形で停車した。 そこに

後続のトラックや乗用車20台が次々に衝突し、幼児ら4人が死亡した

ほか、1人が重体、9人が重軽傷を負ったという。

 私は蓼科高原からの帰りに中央自動車道を走ったが、前夜あまりよく

寝られなかったため、運転中だんだん眠くなってきて、ちょうど事故の起

きた辺りを眠気と戦いながら、必死になって運転していたのであった。 

阿智のカーブが70Kmの速度制限になっていることには気がついたが、

ここが事故の多発する ”魔のカーブ” だとは知らなかった。

 結局、私はその後、眠気が我慢できなくなって、恵那峡サービスエリア

で妻に運転を交代してもらったのであった。

 車の運転が好きでもないし、うまくもないので、高速道路(自動車道路)

では、大体、走行車線を走り続け、前の車との車間距離をあけるように

しているが、今回、トラックが将棋倒しのようになっている多重事故の写

真を見て、改めて、高速道路(自動車道路)は恐ろしい場所だということ

を確認した。

 

    9月13日    野菜・果物

 お家が農家だという女子学生が、いちじくを大きな箱に入れて持ってき

て、みんなに配っていた。 ちょうどドアを開けていた私の研究室にもやっ

てきて1パック置いていってくれた。 今、自宅の冷蔵庫に冷やしてある

が、明日の夜、早く帰ってきて食べようと思う。

 そういえば、8月末に家族・親類の数人で蓼科高原に旅行に出かけた。

現地では、あちこちで大々的に野菜を販売しており、女性の皆さんは、

八ヶ岳中央農業実践大学校やJAなどの何か所かで、まるで買出しが目

的であったかのように、野菜を買いまくっていた。

 私も、自宅に帰ってから、そのようにして妻が買って帰った蓼科高原の

とうもろこしを食べさせてもらったが、しっかりとした味とほどよい甘さの

感じられる、普段なかなか食べられないようなおいしさであった。 

 やっぱり、野菜は産地に限る!!

 

    9月9日     剣道にぎり

 テレビニュースで中村藍子(あいこ)選手が全米オープンテニスの1回

戦で勝った試合を紹介していたが、そのとき、彼女の両手打ちバックハ

ンドのグリップ(ラケットの持ち方)が、ちょっと変わっているのに気がつ

いた。 どうも気になったので、インターネットで検索すると、彼女のホー

ムページが出てきた。 

 「プロフィール」の情報によると、大阪府出身の22歳で、シングルスで

は、日本ランキング3位、世界ランキング76位の選手である。 また、

好きなコートサーフェスはハードで、左右とも両手打ちだそうだ。

 写真を見ると、サービスは右手で打っているので、右利きのようだが、

両手打ちのラケットの持ち方は、左右とも剣道やゴルフのように右手を

前にして握っている。 

 私も左右とも時々両手で打つが、特に左の両手打ちが、今ひとつしっく

り来なくて、分からないなーと思っていた。 ボレーも両手で打ったりして

いが、やはりイマイチである。 今回、中村選手のグリップを見て、こうい

うのもあるのかと目からうろこが落ちた感じがした。 両手打ちがなかな

か上手にならないので、この際、中村選手のグリップをまねて、「剣道に

ぎり」に変えてみようかという気になってきた。

 

    9月5日     風の球体

 1年前の話で大変申し訳ないが、やっと写真掲載の準備ができたの

で、本日、写真といっしょに、「風の球体」の紹介させていただく。

 昨年9月、中京大学豊田キャンパスのスクールバス発着所前広場に、

直径2メートルほどの陶製地球儀のオブジェ「風の球体」が設置された。

大学ホームページの説明によると、「愛・地球博の開催に合わせ、瀬戸

の陶芸家寺田康雄さんを中心に、国内外の陶芸家や彫刻家、建築家、

画家ら26人が分担して造形し、キャンパス内の大窯で焼成、金属パイ

プの躯体に張り付けて完成させた」とのことだ。 梅村清弘総長・理事長

が陶製地球儀の設置を発案し、26人の1人として北極部分を担当して

いる。 梅村氏は、除幕式で「学生の皆さんに平和を愛する心と何事に

もグローバルな視点を持ってほしい、との思いを込めて設置した」と述べ

たそうである。 

 写真の撮影をした際には、てっぺんの北極はよく見なかった。 今度、

近くを歩いたときに、理事長の制作部分をちゃんと見てくることしよう。

 

    8月31日     シングルスの大会

 私が入っている民間のテニスクラブで、今年も、会員とスクール生の参

加できるシングルス大会が開かれることになった。 

 男子は、「一般」のほかに、「成年(45歳〜)」、「若壮年(50歳〜)」、

「壮年(55歳〜)」、「ベテラン(60歳〜)」、及び「65歳以上」という年齢

別のクラスが設けられているが、クラスの名前がなかなかおもしろい。 

ちなみに、女子のクラスは、「一般」と「成年(45歳〜)」である。

 昨年、私が参加した際には、「50歳〜」のクラスに出たのだが、人数が

少なかったため、45歳から59歳までがひとまとまりにされた。 数年振

りにテニス大会に参加できて、非常に楽しく感じたのを覚えている。 今

年の大会にも、なんとか都合をつけて参加したいと思う。

 

    8月29日    学会の調査

 日本学校保健学会の学会活動委員会が、喫煙防止教育・禁煙推進の

ための活動等に関するアンケート調査を実施した。 「タバコのない学校」

推進プロジェクト・ホームページの認知度や学会員の普段の喫煙防止等

の活動実施の有無等について尋ねている。 学会誌送付の際に、アンケ

ートを同封し、ファックスで中京大学に送ってもらう形にしてあるのだが、

今週、最初の日から、1日30通ほどのファックスが届いている。 このよ

うな方式なので、それほど高い回収率は望めないが、最低でも200通は

集まってほしいと思う。

 ところで、先日、自宅に読売新聞の記者さんから電話をいただいた。 

タクシー禁煙化について記事を書きたいので、話を聞かせてほしいとの

ことであった。 近県のタクシー禁煙化の状況や「子どもをタバコから守

る会・愛知」から、愛知県、名古屋市やタクシー協会にタクシー禁煙化の

要望書提出を予定していることなどを話したが、後日の記事に私の話し

た内容を載せていただくことができた。 まだ、下記のWebページに記

事があるようだ。

 読売新聞 2006年8月21日

 http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/060821_2.htm

 

    8月27日    趣味悠々

 以前、NHKテレビで、やさしいピアノレッスンの番組を放送しているの

を見た。 「ムーンライト・セレナーデ」など、世界の名曲を取り上げてい

たので、興味を引かれた。 それを思い出して、きのうの夜、書店で「趣

味悠々」の本を買ってきた。

 ピアニスト・作曲家の西村由紀江さんが講師で、「指1本で弾いてみよ

う」というところから教えてくれる。 弾く時の手の形を写真で表したり、メ

ロディを弾く指使いを、参考として楽譜に番号で示しているところがうれし

い。 それに、メロディにはドレミも書いてある。 私のような、中年の初

学者を対象に作られた本であろうか。 本当に親切で、大変勉強になる、

とても有難い本であった。

 レッスン曲には、「ムーン・リバー」、「クロース・トゥ・ユー」、「サウンド・

オブ・ミュージック」など、参考曲には、「いそしぎ」などが含まれていた。

 

    8月24日    ドラゴンズファンに出会う

 仙台から帰るとき、その日の夕方に中部国際空港付近で雷雨があって

出発便に遅れが出たため、仙台空港の出発も50分ほど遅れてしまった。

結局、飛行機が中部国際空港に着いたのは、午後10時より少し前であ

った。 名鉄の空港駅に行くと、ミュー特急が出たばかりだったので、快

速電車に乗ることになった。 ミュー特急だと、金山−空港間に30分弱

掛かるが、快速電車でも40分くらいで、金山に着くことが出来た。 金山

からは、名城線左回りに乗って八事駅で鶴舞線に乗り換えたが、鶴舞線

のホームに、名古屋ドームで野球観戦をしてきたと思われる人たちがい

た。 1番福留、3番立浪など、背番号と名前の入ったTシャツがおもしろ

かった。 そして、電車を待っている間に、野球帰りの数がどんどん増え

てきて、ホームがかなりいっぱいになってきた。

 家に帰ってスポーツニュースを見ると、その夜、中日は、9回裏に同点

に追いついて、12回裏に「サヨナラ勝ち」をしたとのことであった。

 

    8月21日    室伏が日本体育学会で講演

 中日新聞の夕刊に、室伏広治が18日に、青森県弘前市で開かれた

日本体育学会のシンポジウムで講演したことが紹介されていた。 昨年

の休養中に編み出した新しい練習法を紹介し、その映像を公開したそう

だ。 私は、昨年、筑波大学で開かれた日本体育学会には参加したが、

今年は都合により参加を取りやめた。 弘前に出かけて美しい景色を

楽しんだり、室伏君の話を聞けるとよかったのだが、いたしかたない。

 ちなみに、先日、日本経済新聞でも、数回にわたって室伏の記事を特

集しており、その中で、腰から複数の鉄球をワイアでぶらさげている写

真を見た。 独自の練習法を編み出し、かつ記録を伸ばして行っている

ことは、誠に素晴らしいことだと思う。

 さて、21日は、日本学校保健学会の仕事で、朝、中部国際空港から

飛行機に乗って仙台に出かけることになっている。 せっかくなので、地

元のおいしいものでも食べてくることにしよう。

 

    8月19日    テニスクラブに再入会

 ぼちぼちしか行けなかったが、入会しているテニスクラブの会員の期

限が切れたので再入会することにした。 大学の管理棟にあるインスタ

ント写真の機械で顔写真を撮って、テニスクラブに持っていった。

 お盆の間にもテニスをしに出かけたが、あまりの暑さに閉口した。 夜

の睡眠不良もあってか、少し動くとすぐ疲れてしまう。 病気ではないか

とちょっと心配になるほどであった。 次回は、早寝早起きをして、十分

な睡眠を取ってから行くようにしてみたい。

 ところで、最近は、クラブでボールを借りてサーブの練習をし始めたが、

1カゴに90個近く入ったボールを利用して、行くたびに100球以上サー

ブを打つようにしていたら、やっと少し感じがつかめてきた。 何でも練

習量が問題だよね。

 なお、お盆の平日に、テニスクラブのコーチが小学生を教えているの

を少し見学したが、フットワークや姿勢の指導をしているのを見て、大変

参考になった。 私などは、小学生の練習している「基本」ができていな

かった。

 

    8月16日    GTOの再放送

 8月に入ってから、お昼のテレビでGTOの再放送をしている。 「グレー

ト ティーチャー 鬼塚」でGTOというわけだ。 たぶん、3回目くらいの放

送になると思う。 おもしろいので私も観るようにしていたが、観られない

回もときどきあった。 今回、たまたま、自宅にいた日に1回目と2回目の

放送をしていたのでテレビをつけてみたところ、観たことのない内容であ

った。 教師として採用されるところが出てきて、以前に観たときは最初

の方の回を見逃していたことが分かった。

 映画でもテレビでも、最初の方は特におもしろく作ってあるので、見逃

さないようにしたいものだ。

 

    8月13日    明け方の雷鳴

 土曜の朝方、5時くらいから、1時間近くにもわたって雷鳴が轟いてい

た。 最近は、暑いのでよるに、エアコンを点けて寝ているが、また、それ

が体に合わなくて、うまく寝られない。 うつらうつらしながら、エアコンを

点けたり消したりしているうちに朝になるという具合である。 この時も、

そんな風に「苦しんで」いるところにすごい雷鳴が響いたので、すっかり目

が覚めて、寝られなくなってしまった。 今回は、家からかなり近いところ

で、「バリバリバリバリ、ビシャーン」という音がしていた。 また、雷は普

通すぐに終わるのだが、この日はなんと40分近くも続いていたのであっ

た。 すごいエネルギーがあるものだと舌を巻いた。

 その朝、妻に、雷がすごかったねといったら、「爆撃のようだった」と答

えた。 「よく爆撃のことが分かるなー」と思ったが、いわれてみると、確か

に、イメージとしてはそんな感じだった。 本物の爆撃でなくて幸いである。

 

    8月11日    新しいコンピュータをセット

 研究室にあるウインドウズ98の古いコンピュータの動作がいよいよ悪

くなってきて、非常に使いづらくなっていた。 主にホームページの管理

に用いていたが、いつ壊れるか分からないような状態になったので、先

月新しいコンピュータを注文していた。 それが、今週納品されたのだが、

液晶カラーモニターの付いたNECのヴァリュースターのなんとかという機

種である。

 古いコンピュータからホームページのデータを移した。 そして、FFFTP

という通信ソフトとフロントページエクスプレスというホームページ作成ソ

フトも、うまくセットすることができた。

 それで、「タバコのない学校」推進プロジェクトのホームページを更新し

てみたところ、有難いことに全く問題なくできた。 成功するとは思ってい

たが、実際に乗換えがうまくできたので、本当にうれしく感じた。

 

    8月8日     スウィングガールズ

 先週、2か月ぶりに理髪店に行って髪を短くしてもらったので、お風呂

で頭を洗うのがより簡単になった。 一月に一度は理髪店に行けるとい

いのだが、ついつい、「これ以上は我慢できない」という限界の2か月に

なってしまうのである。

 さて、先日、夜のテレビで「ウォーターボーイズ」と「スウィングガールズ」

を放送していた。 新聞のテレビ欄で見て、いずれも矢口史靖監督の作

品だということを知った。 「ウォーターボーイズ」の方は二度ほど観てい

て、なかなかおもしろかったので、今回は、「スウィングガールズ」を観る

ことにした。 

 「スウィングガールズ」も、喜劇タッチの青春ドラマで、「ウォーターボー

イズ」と同様に竹中直人が出演して、やはり、ちょっと変わった人物を演

じていた。

 途中で、ど下手だったメンバーが急に上手になるのだが、まがりなりに

も指導を受けていた4人はともかくとして、その他大勢までいきなり上手

になるのは大変うそくさかった。 また、出場できないはずの演奏会に、

なぜか出場できるようになるのだが、これも誠に、都合が良すぎる話で

あった。 しかし、こういう漫画的なところが気になるようでは、この映画

を観る資格がないのであって、素直に、良かった良かったと思っていれ

ばよろしい。

 映画の最後の演奏会での主人公たちのジャズ演奏は、大変素晴らし

く、ビッグバンドのジャズもなかなか良いものだと再認識したことであっ

た。 なお、1曲目はスローテンポの曲(曲名を忘れた)で、2曲目はアッ

プテンポの曲であったが、その2曲目のアップテンポの曲は、聞いたこと

のない曲であった。

 

    8月4日     自宅で採点作業

 3日から自宅に篭って、定期試験の採点作業をしている。 枚数が大

変多いので、1日当り何クラスと目標を決めて、なんとかそれができるよ

うに頑張ってやっているところである。

 きょうは、夕方、予約を入れてある鍼灸院に出かける。

 あしたは、南山大学で開かれる日本協同学習学会の第3回大会に出

かけて、佐藤学氏(東京大学大学院教授)の講演などを聴いて来ようと

思う。

 

    8月1日     豊田の花火を見る

 この前、新年を迎えた思ったら、もう8月に突入してしまった。 月日の

流れの速さに驚かされるし、時間の余裕のない生活に、心理的な疲労

感を覚える。

 ところで、先日、豊田市内に勤めて23年目で、初めて豊田の花火を見

た。 ホテルでの食事とホテルの屋上で花火を見るのがセットになってい

る企画に申し込んだのである。 家族、知人といっしょに出かけたが、肝

心な花火は、なかなかりっぱなものであった。 お金も大層掛かったこと

であろう。 誰かが、トヨタ自動車がたくさん出しているのだろうといってい

たが、そうかもしれない。

 花火が開いてから約3秒で音が聞こえたことから、打ち上げ場所から

約1km離れていることが分かった。 ということなので、花火の見え方は、

すぐそばで見るのに比べるとやや物足りなかったが、それでも、「ドーン」

という音が体に響くように伝わってきて、「本物」という実感は充分あった。

いすに座ってゆったり見られたことも合わせると、まあまあ満足できる体

験だったといえよう。

 ちなみに、以前から乗りたいと思っていた愛知環状鉄道(貝津−新豊

田間)を初めて利用することができたのもよかった。

 

    7月29日    「世界禁煙デーin愛知2006」の画像

 5月28日に開催した「世界禁煙デーin愛知2006」の画像を、ホーム

ページに掲載しました。

 大変遅くなってしまいましたが、一度見ていただけるとうれしいです。

 「世界禁煙デーin愛知2006」
 http://www5d.biglobe.ne.jp/~seagull/nokidsmk0605.htm

 なお、「子どもをタバコから守る会・愛知」のホームページは、リニュー

アルのために、近々、一時閉鎖する予定(秋くらいまで)ですので、お知

らせ致します。

 

    7月25日    試験期間に突入

 講義期間が終わるとすぐに試験期間が始まるスケジュールになったの

で、試験問題作成が大変だった。 なんとかぎりぎりで試験問題を教務

課に提出した。 そして、20日には、1科目目の試験が実施され、無事

に終了した。

 21日の金曜は、昼から生協の会議のために名古屋キャンパスに出か

けた。 そして、1時から5時過ぎまで会議に出席し、その後、夜に名古

屋市内で開かれる別の会議に出席するため、一度自宅に戻って食事を

取ることにした。

 家に帰る途中、地下鉄八事駅のホームで偶然、体育学部の4年生男

子3人と出会った。 彼らは、愛知県の教員採用試験を受けた帰りとの

ことであった。 そのうちの1人は、次の日に大阪の教員採用試験を受

けるといっていた。 そういえば、研究室に訪ねてきた男子学生は、愛

知県の教採を受けたら、すぐに中部国際空港から飛行機で鹿児島に飛

び、次に日の鹿児島県の教採を受験すると話していたが、ニュースで見

ると鹿児島は大雨に見舞われたらしい。 試験は無事に行われたであろ

うか。

 

    7月23日    ラジオでサッカー観戦

 水曜の夜、車で家に帰るとき、AMのラジオ(東海ラジオ)を点けたら、

阪神対巨人の野球の試合が早く終わったため、すぐにJリーグのサッカ

ー中継に変わった。 サッカーの試合は、瑞穂競技場からの中継で、名

古屋グランパスエイトとサンフレッチェ広島の試合であった。 ワールド

カップでの中断後の再開第1戦とのことであったが、結果は、ホームの

グランパスが2対3で負けた。 話を聞くと、グランパスは長期低迷してい

るようだ。 

 ところで、その試合の解説を中京大学サッカー部総監督の城山喜代

次(きよつぐ)氏が担当していた。 何年も前から、城山先生に、ラジオの

サッカー中継で解説をしていると聞いていたが、放送時間がよく分からな

かったり忘れたりで、これまで一度聞くことができなかった。 それが、今

回、偶然に、初めて城山先生の声を聞くことができたので、大変にうれし

く感じた。 解説といえば、水泳の高橋繁浩氏(中京大学体育学部)がピ

カ一であるが、城山先生の解説も、ベテランの雰囲気で、なかなかのも

のであった。 城山先生の今後益々のご活躍をお祈りする次第である。

 

    7月20日    スポーツクラブに体験入会

 先日、妻に誘われて、駅前のスポーツクラブ 「KONAMI」に、私と私の

妹が1日体験入会をした。 ペアだと料金が2,000円ちょっとで割安だ

ったので、私もいっしょに出かけることにした。 妻と私の妹は、エアロビ

クスなどのコースに入って体を動かしていたが、私は、プールだけを使っ

てみた。 

 プールはロープでコースが分けられており、両縁のコースでは、何人か

が水中歩行をしていた。 後向きに歩いていた人がいたので、私もまね

をして、後ろ向きに歩いたり、蟹のように横向きに歩いたりしてみた。 

また、隣のコースに移って、平泳ぎやクロールを泳いだが、何年ぶりか

の水泳だったので、体の緊張が抜けず、25m泳いだだけで少し疲れる

ように感じた。 しばらく泳いだら体が冷えてきたので、プールサイドにあ

る発泡風呂に入って体を温めた。

 私は1時間ほどでやめて家に帰ってきたが、ちょうど雨が土砂降りに

なって、傘を差しても全身ずぶ濡れになってしまった。 雨が降ると屋外

の運動が出来なくなるので、その点では屋内の運動施設はよいなと感じ

た。 妻と妹は、夕方になってやっと帰ってきたが、ヨガのようなコースを

含めて5つのコースに入ったとのことであった。 ご苦労さまでした!

 私のテニスシューズが雨でびたびたになったが、そのままにしておいて

次の日に見たら、全く乾いていなくて、へんな臭いもするようになってい

た。 あわてて、ベランダに持って行き、新聞紙を丸めて靴の中に入れ

てから干しておいた。 ちゃんと乾いてくれるとよいが。

 

    7月18日    ウイルソンの新しいラケット

 以前、プリンスのグラファイトという重いラケットを長く使っていたが、や

っと2003年に、ヨネックスの軽いラケット(V-CON17 SPEC107)に替

えた。 しかし、どうも使いづらいように感じたため、半年後くらいに、同じ

ヨネックスのRDX500というラケットを買った。 このラケットはフェース面

積が90SQインチと小さく、ラケットが重いので、ストロークに向いている

と思った。 グリップサイズの1・2・3のうち、2・3しかなかったため、2の

サイズのラケットを注文したのだが、私は手が小さいので一番小さい1

のサイズでないと、やはりちゃんとにぎることができなかった。 そんなこ

とがあり、またV-CON17を使い始めたところ、だんだんとそのラケットに

なじんで来た。

 今年、同じラケットをもう1本買おうと思ったのだが、残念なことに、す

でにそのラケットが生産中止になっていた。 そこで、新しいラケットを選

ぼうとして、テニスクラブでヨネックスなどのラケットを何本か試打をした

が、気にいったものがなかった。 それで、インターネットで探したら、ウ

イルソンのラケットで似た感じのものがあったので、テニスクラブでそれ

を注文した。

 ウイルソンの「nTOUR TWO 105」というラケットで、フェース面積が

105SQinch、長さ27.25inch、重さ280g、(定価 33,600円)という

ものである。 グリップサイズ1があるのは、女性が使うラケットで、これ

もエナン・アーデンが使っていると宣伝されていた。

 後でインターネットでさらに調べたら、ヨネックスでも同じようなラケット

があるようだったが、注文したウイルソンのラケットが届いて、これを使

ってみたところ、とてもしっくり来たので、一安心した。 ちなみに、ガット

は緩めの45ポンドで張ってもらっている。 スピン系の場合は硬めに張

るように聞いているのだが、私の場合には、スピン系のボールを打つの

にも係らず、打ち方が悪いせいなのかどうか、硬めに張るとストロークの

玉足が短くなってしまうからである。

ウイルソン「nTOUR TWO 105」

 

ヨネックス「V-CON17 SPEC107」

 

    7月16日    短い靴下

 先日のゼミ・バレーボールでは、アタックにあまり進歩がなかったが、

サーブを毎回、どうにか相手コートに入れることができたのと、一度、遠

い所のボールを片手で拾ったら、偶然うまいこと上に上ってパスになっ

たのが、うれしいことであった。

 ところで、バレーボールコートに行ったら最初に、女子学生から「先生

の靴下、長ーい」と指摘された。 よく見ると、確かに学生は皆、くるぶし

辺りまでの靴下を履いている。 実は、私も長い靴下が履きにくくて、テ

ニスをするときなど、いつも折り返して履いていた。 きのう、テニスクラ

ブで会員さんの靴下を観察したら、短い靴下を履いている人もいた。

 家に帰って家人に短い靴下はないかと話したら、何足か、誰が履いて

いたのか分らないのが出てきたが、その中の1足がちょうど合うようだっ

たので、もらうことにした。 また、短い靴下は街で売っているということ

なので、買ってきてもらうことにした。

 

    7月14日    賞状に名前が入った

 春季関西学生ホッケーリーグ戦で、女子が3位となり賞状をもらった。

 賞状をもらったときには、大学名などが鉛筆書きしてあっただけなの

で、先日、妻に頼んで筆で書いてもらったが、なんとか格好が付いた。

身内に「字の書ける」人がいるのはありがたいことである。

 賞状はもう研究室まで運んであるのだが、忙しくてまだ飾っていない。

講義期間も終わったことだし、そろそろ、額に入れて飾るようにしよう。

 

    7月12日    プロテニスの試合を観戦

 私が会員になっているテニスクラブで、「名古屋国際女子オープン」と

いうテニスの大会が開かれた。 賞金総額25,000ドルの大会だが、

観戦は無料であった。 インターネットで女子の大会を調べたところ、日

本では少数の特に大きな大会以外は、賞金総額は25,000ドルか10,

000ドルの場合がほとんどであった。

 さて、この大会は、1週間以上前から、予選に出るためのトーナメント

が始まって、その後、予選、本選と進んで行った。

 私は、最後の週末にセンターコートで行われた、シングルス準決勝の

1つの試合と決勝戦を観戦した。 決勝は、シングルス・ランキング11位

の久松志保選手と12位の高雄恵利加選手の組合せとなり、高雄選手

が2−1のスコアで勝った。 プロテニスの試合を間近に見るのは初めて

だったが、相手の厳しいボールを、カウンターでさらに厳しく切り返してポ

イントを取るなど、ランキング上位選手のプレーはさすがにすごかった。 

 

 

    7月9日     保健科教育法の補講

 土曜の1,2限に保健体育科教育法の補講を実施したが、週末の土曜

にも関わらず、多くの学生が授業に出席してくれた。 1限は、中学校の

「喫煙と健康」の模擬授業で、ふたりの学生が張り切って授業をしてくれ

た。 そして1限の最後には、少し時間を取って、木曜日に模擬授業をし

たグループ(野村班)のメンバーに授業の準備等について話をしてもらっ

た。 野村班の題材は「エイズ予防」だったが、教材研究が行き届いてお

り、大変落ち着いてよい授業ができたという評判だったからである。 

 木曜は、3つの教室で模擬授業をしたが、その教室の運営を授業補

助者の伊藤君に任せて、私は別の2つの教室を見ていたので、私自身

も野村班の模擬授業を見ておらず、事前準備の苦心談も聞けなかった。

それで、私も聞いてみたいし、また1つの教室に皆が集まるときに皆に

聞いてほしいということで、土曜の講義で話をしてもらうことにした。

 野村班の2人の女子学生が、教材に関して次のような話をしてくれた。

 大学の図書館にある本では満足できたかったので、わざわざ鶴舞図

書館まで行って、7冊、エイズ関係の本を借りてきてしっかり勉強した。

お医者さんをしている友人にエイズのことをいろいろ聞いてきた。 図書

館の部屋を借りてみんなで集まって相談をした。 結局、この1時間(50

分)の授業のために、20時間くらい掛けた。

 野村班の気合の入れ方はすごかったが、本当に最初はこのくらいの

時間を掛けないと、まともな保健授業は出来ないと思う。 他の学生さん

たちにも、ぜひ教材研究を頑張ってほしい。

 

    7月7日     講演会のあとでゼミ・バレーボール

 水曜は、1時間目に介護等体験の事前指導となる教育講演会が411

大教室で開かれた。 名古屋のしおかぜ作業所の森脇拓恵氏と安城養

護学校の白濱菜穂子先生から、現場の具体的なお話を伺うことができ、

有意義な事前指導となった。 前に出て話してもらった何人かの学生の

感想からも、大切なことを学んだが知られた。

 2時間目のゼミナールの時間は、ゼミ・レクリエーションのバレーボ

ールであった。 私にとっては、毎年1回のバレーボールの機会である。

 試合になったら、1球目からサーブが私のところに飛んできたのだが、

低いボールを受けるのに重心が後に掛かってしまい、レシーブに失敗し

た。 すかさず、外で見ていた男子学生から、「下がっちゃダメ」の声が掛

かった。 その後、女子バレーボール部員に外から、毎回のように、「構

えて」、「腰を落として」と大きな声で注意された。 それで、私がレシーブ

の基本を知らないということが初めて分った。 

 次に、アタックは、一昨年はボールに手が当てられなかったのが、昨

年やっと、ボールを打ってネットを越せるようになった。 今年はというと、

アタックが何本かネットを越したが、点数を取れたのは確か1回だけで、

逆に1回は、へにゃっと当ててボールをネットに引っかけてしまった。 

自分では、根拠はないが、もっと打てるようなイメージを持っていたので、

それが「夢」に終わってちょっとがっかりした。

 ところで、3チームに分かれて行なった試合はなかなかの熱戦であっ

た。 私を入れた計21人のうちに、女子バレーボール部が5人、バレー

ボールサークルの男子が2,3人いたので、全体のレベルがかなり高く、

アタックを打ち込んだり、ブロックに飛んだり、アタックされたボールをや

っとのことで拾い、それを皆でつないで返したりと、いいプレーが随所に

見られた。 もちろんサーブのアウトなど、凡ミスもいくらかあったが、皆、

パスは上手で、ただ相手コートに返しているだけだったら、ずっと続いて

しまって点数が入らないような感じであった。 教育実習校での生徒の

バレーボールのゲームを見た後では、なおさら体育学部生の運動能力

の高さが目に付いた。

 

    7月2日     金目鯛の昼食

 静岡県の伊豆に教育実習の挨拶に出かけた。 熱海から伊豆稲取ま

で伊豆急行の列車に乗ったが、伊豆半島の西側の海岸沿いを走るため、

海を正面に眺めることのできるように、西側の窓に向って並んだ座席が

1両に20席ほど用意してあった。 いかにも観光列車という雰囲気になっ

ており、座席を見るだけで少しわくわくしてきた。 それで、私は、伊豆稲

取に着くまでの1時間と20分ほどの間、その席に座ってずっと外の景色

を眺めた。 普通、私は列車に乗ると寝てばかりいるのだが、特性の座

席のおかげで、めずらしく道中の景色を楽しむことができた。

 また、実習校に行くと、学校が海の近くであるのに山が迫った高台にあ

り、稲取の岬を見下ろす景色が大変に素晴らしかった。 校長先生のお

話では、年に数回は、テレビのタイトルバックに使いたいからといって、

旅番組の関係者が学校からの景色を撮影に来るとのことであった。

 なお、帰り際に、校長先生からこの辺りは金目鯛が名物だと教えてもら

ったので、稲取の駅前で食堂を探して昼食を取ることにした。 魚屋の2

階にある食堂に行き、品書きを見ると、お目当ての金目鯛があったので、

私は「金目鯛の味噌付け定食」というのを注文してみた。 金目鯛は、噛

んでいると味がしみ出てきて、なかなかおいしかった。 また、味噌汁に

は蟹が入っており、いい味を出していた。 さすがに海の町だけあり、食

べ物は期待にたがわなかった。

 写真は、駅前にあった金目鯛のモニュメントである。 町ぐるみで金目

鯛を売り出そうとしていることが窺われた。 大きさは、全長2m以上で

あろう。

 

    6月29日    ウインブルドン・テニス始まる

 テニスの全英オープンが始まった。 全仏オープンは、放送がなかった

が、さすがにウインブルドン・テニスは、深夜だがテレビで放送をしてい

る。 それで、久々にテレビでテニスの試合を見させてもらい、大変うれし

く思った。 

 ウインブルドンの女子シングルスは、128ドローだそうだが、その1回

戦では、杉山、ヒンギス、及びシャラポアの試合をテレビ観戦したが、い

ずれの選手のプレーにも、プロはすごいなと、改めて感心させられた。

たとえば、ストロークでは、しっかり打ち込んで、かつコースのコントロー

ルをしている。 

 まだ、しばらく続くので(ウインブルドン・テニスは、梅雨時の日本のよう

に雨が多いため、待機や順延も多いのだが)、毎晩少しずつでもテレビ

の試合を見ることにしよう。

 

    6月26日    ジョーズせんべい

 ゼミの女子学生グループが、USJ(Universal Studios Japan) のお土

産に 「ジョーズせんべい」を買ってきてくれた。 

 丸い箱に手書きの「ジョーズ」の絵が描かれていて、昔の映画館にあっ

た映画の手書きの看板の雰囲気になっている。 箱を開けると、小さな

袋があって、袋にはやはり 「ジョーズ」が描かれていた。 袋の中に1つ

ずつ収められた「せんべい」は、塩味のついた軽い感じの食べやすいせ

んべいであったが、その形はどう見ても金魚で、「ジョーズは無理だよな

ー」と、笑わせてもらった。 しかし、せんべいの、そのギャップ・いいかげ

んさ・かわいさが、若い子に受けているのかもしれない。 世の中には、

よく分からないことが多い。

 

 

    6月24日    ホッケー王座決定戦を観戦

 試合の前日、京都市で開かれた開会式並びに監督主将会議に出席し

た。 大会前のこういった会議には、初めて出席したが、細かい点でいろ

いろと知らないことがあった。 たとえば、白の地のスパイクは、試合に

使えないとか、選手の登録が18人でユニフォームの番号も1から18ま

ででないといけないなどである。 ちなみに後で、この春に私が買ったス

パイクを、一応確かめてみたところ、白い部分があるももの、白地では

ないようであった。

 その日は京都駅近くのホテルに泊まり、次の日の朝早く、天理市に向

った。 残念ながら、男子は1回戦で早稲田大学と対戦して1対4で負け

てしまったが、時に激しい雨の降る中での激戦であった。 また、女子も

早稲田大学が相手で、一時はリードするなど押し気味に試合を進めた

が、結局、1対1の同点で終わり、ペナルティーストローク戦の末負けて

しまった。 女子の試合に関しては、少し運が悪かったという印象を受け

た。 ところで、男女とも試合中に負傷する選手が出たが(ひとりは後で

知ったのだが)、選手層が薄いため、負傷したまま試合を続けていた。

なんとか、もっと部員を多くしてあげたいなと思ったことであった。

 なお、天理からの帰りの近鉄電車で、たくさん人が降りた駅があり、た

またま、どこかなと思って駅名を見たら「田原本町」と書いてあった。 そ

れが、家に帰ってテレビのニュースを見ると、長男が家族を殺して家に

火を点けたらしいという事件を報道しており、その事件のあった場所が

その「田原本町」だった。 こういう事件は、残念という他ない。

 

    6月21日    4号車7のE

 さて、境内の沙羅双樹であるが、残念ながら、今年は雨が多かったた

めに開花が遅れおり、何本もある木には、葉が生い茂っているものの、

花はほんの少ししか付いていなかった。 また、それなのに、地面には

花がいくつか落ちており、話のとおり、咲いたと思ったらすぐに落ちてしま

うのではないかと感じた。

 帰りがけには、「退蔵院」というところがあるのを見つけて、いくつかの

枯山水の庭を鑑賞してきた。 余香苑の池のある庭の眺めもなかなか

見事であった。 つくばいの水琴窟があり、水滴が裏返しの甕に垂れて

出す「ピョンピョン」という音を聴きながら、しばし幽玄の世界に遊んだ。

(といったら、ちょっと大げさ過ぎるであろうか。)

 京都駅で、名古屋に帰る「のぞみ」の指定席を予約したところ、なんと、

指定席券に書かれた座席は、4号車7のE。 「白雪姫〜」で覚えていた

ので、行きの座席と全く同じであることが分かった。 これって、ちょっと

めずらしいんじゃないだろうか。 こういうのは、「当り」として何か賞品で

も出すようにしたらいいのにねぇ。 いや、ホント。

 

    6月20日    沙羅双樹の寺

 先週、京都に出かけた際、大雨の影響で新幹線が遅れており、名古

屋駅で、すでに発車時刻を過ぎている「のぞみ」の指定席を予約するこ

とになった。 数年前から、座席を探すのに指定席券を見なくてもいいよ

うに、ホームで座席の場所を覚えるようにしているが、ただ丸暗記しよう

とすると忘れてしまうので、なるべく映像などで連想できるようにして覚え

ている。 先週は、4号車7番のEだったので、「白雪姫」を思いつき、し

(4)らゆき姫の7人の小人が「イー(E)っ」と笑う、と覚えて、ひとりで喜ん

だのであった。

 仕事が終わって、亀岡市方面から京都市に戻り、京都市花園の妙心

寺山内にある東林院を訪ねたところ、閉門時刻ぎりぎりに、やっと辿り

着くことができた。 東林院は、「沙羅双樹の寺」というのを「売り」にして

いるのであった。 普段は公開せず、6月の梅雨の時期のみに、「沙羅

双樹を観る会」として、観光客を受け入れているそうだ。

 ちなみに、平家物語に、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」という有名な一節があ

る。 沙羅双樹が、梅雨の季節に白い椿のような花を咲かせ、雨に打た

れてすぐに散ってしまうというところから、そのはかなさを盛者必衰に結

びつけたのである。

 

    6月19日    全日本大学ホッケー王座決定戦

 陸上ホッケー部のホームページでお知らせしたように、今週、関西で全

日本大学ホッケー王座決定戦が行われる。 男女とも12チームが出場

するが、中京大学の陸上ホッケー部も、関西・東海ブロックの代表校の

1つとして、男女とも出場の予定である。 1、2回戦は、天理市と京都市

に分かれて行われ、準決勝と決勝は大阪市の長居競技場で開催される。

 中京大学は、男女とも天理市の天理大学親里ホッケー場で、22日に

1回戦の試合がある。 めずらしいことに、男女とも相手が早稲田大学と

いうことで同じ大学になった。 王座決定戦は初出場ということもあり、私

も、1回戦の試合を観戦に行くことにした。

 写真は、大学の掲示板に張っていただいた、王座決定戦のポスターで

ある。 ガラスに反射して、建物のアーチが写り込んでいる。

 

    6月17日    ヨーロッパの国々

 フランス語の先生のコリンさんに、フランス語の学習サイトを教えてい

ただいた。 さっそく、インターネットでそのサイトを訪ねてみたところ、フ

ロントページに語彙のページがあり、ヨーロッパの国を地図で学べるよう

になっていた。

 「地図をクリックすると国の名前が示されるコーナー」や「国の名前が出

てきて、それに対応する地図上の場所をクリックすると正解か不正解か

が示される(間違いの場合は正しい場所が赤くなる)コーナー」などがあ

る。 試しに、国の場所が分かるかやってみたところ、フランス、ドイツ、

イタリアなど、西ヨーロッパはなんとか分かるものの、東ヨーロッパはさっ

ぱりだめだった。 

 せっかくなので、少し勉強してから挑戦したところ、4度目でやっと38カ

国の場所をすべて当てることができた。 また、すぐ忘れるとは思うが、

とりあえずワールドカップの間は、テレビ観戦の際に、ヨーロッパの国が

出ていたら「どの辺りにあるか知ってるぞ」と思いながら観ることができる。

 英語版もあるので(なぜか途中からフランス語になったりするが)、興味

とお時間とある方は覗いてみてはいかがでしょうか。

 LEXIQUE FILE  http://lexiquefle.free.fr/

 

    6月15日    Tシャツの寄せ書き

 アマゾンで注文した、「ゲームの達人」上・下が届いた。 上巻と下巻を

一度に頼んだのに、入荷した順に別々に送くられてきた。 揃ってから

いっしょに送ってもらってもよかったのに、なんともご苦労なことであった。

 ところで、1年半前のスキー実習で、担当した男子班の学生が、Tシャ

ツに寄せ書きをしたものを最終日の閉校式の後にくれた。 着て歩くわ

けにもいかないので、どこかに飾ろうと思っていたが、日々の仕事に追

われて、自宅にしまったままにしてあった。

 先月、Tシャツのことを思い出して、やっと大学に持って行き、研究室の

壁に張り付けたてみた。 Tシャツが意外に大きく、右にあるニューヨーク

の地図の裏に袖が掛かってしまったが、何もなかった場所が埋まって、

結構良い飾りになったように思う。

 

    6月14日    全仏オープンテニスの扱い

 今年は、サッカーのワールドカップが控えていたせいか、日本での全仏

オープンテニスの扱いが悪かったので、私はかなり不満であった。 忙し

くて、放送があっても観る時間がなかったかもしれないが、テレビでは深

夜番組でも全仏オープンがなかった。 ということで、新聞でしか試合の

様子が分らなかった。 大変残念に思ったので、せめて、主な結果だけ

でもここに書いておくことにしよう。

 男子シングルスは、20歳のラファエロ・ナダル(スペイン)が、決勝で世

界ランキング1位のロジャー・フェデラー(スイス)を破って優勝。 クレー

コートでの連勝を、60勝に伸ばした。 女子シングルスは、ベルギーの

エナン・アーデンが優勝。 2位は、スベトーラ・クズネツォワ(ロシア)。

 なお、日本の杉山愛が、ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)と組んで

女子ダブルスで準優勝。 久々の快挙であった。

 

    6月13日    ゲームの達人

 保養所のロビーに本棚があって、小説や漫画がたくさん並んでいた。

その中に、シドニー・シェルダン作の「ゲームの達人」(アカデミー出版サ

ービス)という本があったが、以前にヒットした本だと気がつき、手に取っ

てパラパラ読んでみたらおもしろそうだったので、部屋に持ち帰って寝

る前に、さーっと読んだ。

 題名から、この本を現代の話かと想像していたら、全く違っており、19

世紀の終わり頃から20世紀に掛けてのもので、3世代にわたる物語の

ようである。 上下2巻に分かれているが、上巻はジミーという男が主人

公で、英国から南アフリカにダイアモンドでの一攫千金を狙って渡ってき

て、苦労の末、富を築くという物語であった。 下巻は、その娘で男勝り

のケイトがビジネスの世界を渡っていく物語で、さらにケイトの孫の双子

姉妹の物語も続いているらしいが、最初の部分しか読むことができなか

った。 

 最後まで読んでみたいと思い、きのう、アマゾンで、下巻を注文したが、

その際、ついでに上巻も注文した。 しばらく、「ゲームの達人」を入眠用

の読書に使うことにしよう。

 

    6月12日    温泉地の保養所

 普段、出張の際はビジネスホテルに宿泊するが、ビジネスホテルでは、

食事も摂らずほとんど寝るだけという利用の仕方になる。 しかし、今回

の静岡出張では、実習校の近くに温泉地の保養所を見つけ、数日前に

インターネットで予約できたので、普段と違った宿泊になった。 

 午後6時に着いて6時半からゆっくりと食事を摂り、そのあとしばらく休

憩。 無料のマッサージ機で、全身マッサージをして、リラックスした後、

これも予約しておいた「足マッサージ」をしてもらった。 これは、本格的

なマッサージだった。 今回間違えて、いつも履いているテニスシューズ

でなく、革靴を履いてきてしまったが、当日その靴で1万5千歩も歩いた

ので、足がパンパンに張ってしまった。 そのせいか、そのせいか足マッ

サージはかなりきつかったが、おかげで後は足がずいぶんと楽になった

のであった。 

 最後は、夜遅く誰もいない大浴場で、ゆっくりと温泉に浸かった。 少し

しか空が見えないが一応外気に触れられる露天風呂にも入って、のんび

りした気持ちになれた。 また、幸い次の朝の予定に余裕があったので、

睡眠もたっぷり取ることができて、やはり、旅先の宿泊はこのくらいの楽

しみがないといけないなと、再確認したのであった。

 

    6月10日    小径の自転車

 きょうは、生協に急ぎの書類を届けるため、自宅から八事の名古屋キ

ャンパスまで、小径の自転車に乗って行った。 うちには電動補助の自

転車があるのだが、バッテリーがだめになって以来放置してある。 赤い

車体の小径の自転車は、以前娘が乗っていたものが、私は全く使ったこ

とがなかった。 それしかないので、タイヤに空気を入れ、座席の高さを

調節して乗ってみたところ、かなり快適に走ることができた。 スピードは

あまり出ないが、ギアが軽いので、坂道も降りないでなんとか走って登る

ことができる。 

 名城大のグラウンドと八事霊園の横を通って、20分弱で大学に着い

た。 そして、生協で用事を済ませると、またすぐ自転車で帰ってきたが、

帰りは下り坂が長く続いて、それが終わると最後の稲葉山の坂を登る

ことになる。 行きと違う道を通ったら、なんと少し道に迷ってしまったが、

それでもやはり20分弱で家に帰り着いた。 

 汗をかいたので、下着を替えてから休憩した。 電車代は掛からない

し、運動になるし、風が気持ちいいし、良いことばかりである。 これで膝

が痛くならなかったら、万々歳ということになるがどうであろうか。

 

    6月9日     富士宮市に出かける

 教育実習視察(挨拶)で、静岡県に出かけた。 早朝の出発となったた

め大変眠く、新幹線など、列車の中ではずっと、うとうとしては時々目を

覚ますような状態だった。 なんとか静岡の手前で目を覚まして新幹線を

降り、身延線に乗り入れる列車に乗り換えて1時間近く乗り、さらに、バ

スに乗り換えて、最後は徒歩。 やっと最初の学校にたどり着いた。

 その高校では、体育の授業を見学させていただいたが、教頭先生に

案内されて体育館に行くと、そこで2クラスの生徒が民謡(盆踊り)を踊っ

ていた。 意外といえば意外なのだが、地域のお祭り以外で、生徒が民

謡を踊るのを見るのは、初めてであった。 それで、最初はちょっと驚い

たが、「のうえ節」「ちゃっきり節」「富士宮音頭」といった地元の踊りを熱

心に踊る様子を見ていたら、大変に微笑ましく感じ、また、ちょっとまじめ

にいうと、このような伝統文化の継承も非常に大切なことなのだと感じ、

体育授業の盆踊りも大いに結構なことだと思った。 

 ところで、「佐渡おけさ」も演目に入っていたが、この有名な民謡に関し

ても私は踊りを知らないかった。 この数年、地元の盆踊りに参加して

いるが、なにせ年季が浅いので、知識も技術も非常に乏しいのだ。 そ

れで、この機会にと、興味を持って「佐渡おけさ」の踊りを観察してみたと

ころ、踊りに体の向きを反転させる箇所が多く、そのために動きが大き

く見えるといった印象を受けた。 また、間違いかもしれないが、向きを

反転させるために、他の踊りよりも、前方への移動距離が短いように感

じた。

 そのようなことで、学校に何をしに来たのかも忘れて、しばし生徒の踊

りを楽しませてもらったのであった。 

 

    6月5日     西洋しゃくなげ

 5月の初め、浜名湖の辺りの小旅行から帰った日に、ちょうど庭の西

洋しゃくなげが満開を迎えていた。 花が集まって、まりのようになってい

る。 花が大きいのでたくさん咲くとかなりの迫力があるが、残念ながら、

花が開いている時期は、あまり長くない。 先ほど庭に出てみたが、当

然ながら、すでに、花のかけらもなかった。

 ちなみに、西洋しゃくなげは、学名を「ロドデンドロン・ヒブリダム」という

そうだ。 以前、何かを検索していて、「ロドデンドロン」という言葉に行き

当たったのだが、その時探していたものの方は忘れてしまった。 もしか

すると、水族館の関係だったかもしれない。

 

    6月3日     少し膝が痛い

 31日は4,500歩ほどしか歩かなかったので、夜、少し運動をしようと、

家にあるエアロバイクを漕いだ。 次の日、少し右膝に違和感があった

が、普通に生活して、大学の階段なども上っていたら、2日の朝になって

右膝がかなり痛くなってきた。 どうも、エアロバイクを漕いだのが原因の

ようだ。 あまり使い慣れていないのに加えて、大きな負荷に設定して漕

いだのが悪かったのではないか。 妻に尋ねると、やはりエアロバイクで

膝が痛くなったことがあるという。 健康機器で体を悪くしては、シャレに

もならないなー。

 しかし、よく考えると、30日にスパイクを履いて「ダッシュ」という、やり

慣れないことをしたので、この時点で少し膝に負担を掛けてしまったのか

もしれない。 

 ケガのないように運動をするのも、なかなか難しいことである。

 

    6月1日     とても暑くなった

 雨が上ると気温もぐっと上って、夏を思わせる暑さとなった。 近頃、車

で走ると、豊田市の大学の近くや日進市にある田んぼに、水が湛えられ、

稲の苗が植えられているのが見える。 田んぼの水が豊かさの象徴の

ような気がして、なんとなく幸せな気分になるのであった。

 ところで、夜、妻が買ってきたクリスタルカイザー・スパークリング(レモ

ン)という発泡ミネラルウォーターを飲んだ。 レモンの味がほのかにして、

飲むと「シュワッ」と来るのだが、その「シュワッ」というところが、ちょっと

豪華な感じがした。 「売れています」などと、タグに書いてあったが、確

か人気が出るかもしれない。

 

    5月30日    新しいホッケー・シューズ

 きょうの夕方、新しいシューズを持ってホッケーの練習に顔を出した。 

時間を設定して多目的グラウンドの縁を走るというので、入れてもらって

いっしょに走った。 そのシューズは、26cmを注文したら横幅が狭くて

履けなかったので、送り返して27cmに変えてもらったものである。 履

き心地は悪くなかったが、初めて使ったためひもの調節が完全でなく、

走っていると踵が少し靴底から浮くような感じがした。 

 さて、「ダッシュ」がどうなったかというと、1回目は、ペース配分がちょ

うどよかったので、少し時間を余して走ることができた。 しかし、2,3分

の休憩で、すぐまた順番が回って来てしまい、心拍が元に戻っていなか

った。 しかも、走り出したら、学生たちのペースがかなり早く、それにな

んとかついて行こうと頑張ったが、それがオーバーペースで、半分くらい

のところで急にガクッとスピードが落ちてしてしまった。 最後にペースを

上げて、どうやら最後の1秒で設定タイムに滑り込んだようだが、尻の筋

肉が痛くなるし、ふくらはぎはパンパンになるしで、歩くのも難儀なくらい

であった。 ということで、2回でギブアップ。 普段そんなペースで長い距

離を走ることがないので、体がちょっとびっくりしていたようだ。

 少し休憩してから、今度は女子部員といっしょにホッケーの練習をし、

その後、大学院の授業(研究セミナー)に参加した。 服を着替えて授業

に出かける直前に、ホッケー部のOBが、東京からこちらに仕事に来たの

で寄ってみたといって研究室を尋ねてくれた。 彼は、多目的グラウンド

にも後輩の激励に行ってから帰るとのことであった。 私は、セミナーの

後、次の日のゼミの用意をしてから家に帰ったが、日本学校保健学会の

演題が明日締切なので、明日も気が抜けない。

 

    5月27日    2006年世界禁煙デーin愛知

 教育実習指導などで忙しく、日記をさぼっていた。 とりいそぎ、明日の

「子どもをタバコから守る会・愛知」のイベントについてお知らせしておく。

 日本一短いパレード、及び「子どもをタバコから守るために手をつなぎ

ましょう」 という集まりである。 きょうの朝日新聞に、愛知県薬剤師会ほ

かによる、このイベントの広告が載ったそうだ。 各方面のご協力に深く

感謝する次第である。

 日時:平成18年5月28日(日)雨天決行

  午後1時      名古屋、地下鉄鶴舞線八事駅1番出口 集合

  午後1時15分  パレード開始。吸殻を拾いながら、中京大学に向か
             って歩く。
  午後1時30分頃 中京大学名古屋キャンパスセンタービル2階
             「ヤマテホール」に到着
  午後1時40分頃から講演 (ビートルズのライブ演奏で開会)

 参加費:無 料
 講 演: テーマ 『子どもをタバコから守るために手をつなぎましょう』

 講演者: 奈良女子大学教授   高橋 裕子
       名古屋女子大学教授  谷 由美子
       前衣浦東部保健所長  吉田 京
       愛知県薬剤師会理事  臼井 豊恭

 グループでの話し合い:

  なお、他に、リセット禁煙の実践についての報告も予定されている。

たくさんの皆さんに、ぜひご参加いただきたい。 新聞やテレビの取材

もあるのではと期待している。 「ニコチン監獄」も、もちろん演奏の予定!

 

    5月22日    ハリー・ポッターの第6巻    

 17日、「ハリー・ポッター」シリーズの第6巻、「ハリー・ポッターと謎のプ

リンス」の販売が、全国で始まった。 上下2冊セットで、3,990円だと

いう。 新聞によると、第6巻は、突然「魔法薬」の才能を発揮した16歳

のハリーが、復活した邪悪な魔法使いヴォルデモートとの対決を迫られ

るのだそうだ。

 私は今年、映画の第4作を観たが、なかなかスリルのある展開でとて

も楽しめた。 映画を観てから、本の第4巻を読み直したのだが、物につ

かまって瞬間的に空間を移動する「移動キー」というのが、物語の重要

な道具になっており、最初の方で、それを伏線として用いていることを確

認できた。 代表者による学校対抗戦を軸にした第4巻は、本を読んで

も、やはり非常におもしろかった。

 それに比べると、本の第5巻は、上巻の終わりの4分の1くらいまでは

なくても良いような内容であり、全体的にも魅力が少ないように感じられ

た。 映画になると、無駄な部分が省かれるので、観られるようになると

は思うが、それにしても第5巻は期待はずれの出来であった。

 新作の第6巻は、一応、夏休みにでも読んでみようと思うが、上下2巻

がページの無駄使いになっていないことを祈っている。

 

    5月20日    Walk Agaist Tobacco 2006

 5月18日の朝は、禁煙を訴えて鹿児島の南端から北海道の北端まで

日本列島の徒歩縦断旅行(Walk Against Tobacco 2006)をして

いるオーストラリア人のマーク・ギブンスさんとサポート役の奥さん、黒木

玲子さんを、学生の全員禁煙化を目指している名古屋女子大に案内し

た。 マークさんと奥さんにお目に掛かり、「頑張っているなー」と胸が熱

くなった(写真参照。持って歩く旗には、「禁煙は愛!」と書いてある)。

 名古屋女子大では、保健室の鹿取先生に大学のタバコ対策に関して

説明いただき、また大羽学長とも歓談したが、皆さんに大変親切してい

ただき、非常に感激した(写真の左端が大羽和子学長)。

 最後に、建物の外で、応援歌として「ニコチン監獄」(おさかな天国の替

え歌)を演奏させてもらい、皆さんに聞いていただいた。 マークさんにも

「タバコ タバコ タバコ〜」 といっしょに歌ってもらった。 前日の大学

院新入生歓迎会で演奏したのがちょうどいいリハーサルになり、ここでは

余裕を持って、楽しく歌えたのでよかった。

 

 

 

    5月18日    スポーツと遊戯の歴史

 17日の夜、大学院の新入生歓迎会が、大学の生協食堂で行われた。

研究科長の守能先生が、挨拶の際に、中日新聞の1面の下の方に自分

が翻訳した本の宣伝が出ていたので感激したと述べておられた。

 次の日、新聞を探したらその宣伝があったので、ここで紹介しておく。

 タイトルは標記のとおり、「スポーツと遊戯の歴史」で、出版社は、駿河

台出版社、ジャン=ジュール・ジュスラン著、守能信次訳。

 「スポーツ文献の古典的必読書! 中世から近代にいたるまでのフラ

ンス社会において行なわれた運動・遊戯について紹介。テニス、ホッケ

ー、ゴルフ、サッカーの萌芽期の様子や情報を得ることができる」とのこ

とである。

 

    5月16日    エナジーフロー

 京都の帰りに納屋橋のYAMAHAに寄って、前からほしかった坂本龍

一の「エナジーフロー」のピアノ・ピース(楽譜)を買ってきた。 店には、

ちょうど、「05」という、「エナジーフロー」の入ったCDアルバムがあった

ので、それも買ってきた。

 うれしいことにピアノ・ピースには「Easy Play Version」というのが付いて

おり、それは、右手は単音が多く、左手はエレクトーンの演奏のように和

音を押えるのが多い楽譜であった。 上手に弾けるかどうかは別にして、

このくらいなら少なくとも練習は出来そうであった。 日曜に、家内が外出

している間に、早速、ピアノを弾いてみたところ、ピアノの調律がしてある

ので、右手だけで単音を弾いても、それなりにきれいな音色がして、気持

ちが良かった。

 

    5月14日    瑞穂ホッケー場

 男子の関西学生ホッケーリーグの試合を見に、京都府船井郡瑞穂町

まで行ってきた。 試合開始が朝10時と早いため、前夜京都まで行き、

京都タワーホテルに宿泊した。 展望室の無料券をもらった。 ホテルに

着くのがもう少し早ければ、タワーに上って京都の夜景を見物できたの

に、すでに展望室が閉まっていて、ちょっと残念であった。

 次の朝は、6時過ぎに起きたのだが、ぐずぐずしていて嵯峨野線(山陰

本線)の7時11分の列車に乗りそこねたため、次の7時47分に乗ること

になった。 園部まで行き、そこからJRバスに乗り換えて桧山(ひのきや

ま)に着いた。 しかし、タクシーも見あたらないし、悪いことにせっかくイ

ンターネットで調べたホッケー場付近の地図も家に置いてきてしまった。

 しかたがないので、スーパーマーケットで道を尋ねて歩き出したが、途

中で分らなくなり、地元の中年女性に道を尋ねたところ、歩くと遠いので

だんなさんに送らせるので、軽トラックに乗って行きなさいと勧めてくださ

った。 歩いていては試合開始に間に合いそうになかったので、ずうずう

しく車に乗せていただいたのであった。 

 そんなことで、なんとか中京大対京都産業大の試合を初めから見るこ

とが出来た。 雨が次第に強くなってきて、私は小さな屋根のついたスタ

ンドで観戦していたからよかったが、選手はずぶ濡れになっていた。 試

合は前半2−0と、なんとかリードしての折り返しであったが、後半は調

子を上げて5点を追加し、結局7−0と快勝したのであった。 私は、チー

ムの得点シーンがたくさん見られたので、大変にうれしかった。 

 バスの時間に遅れないよう、試合が済むすぐに、荷物を抱えて小走り

に走ってバス停に向った。 途中であきらめかけたが、とにかく頑張ろう

と思って走って行ったら、ちょうどバス停についたときに、私といっしょに

バスも到着したのだった。 今回は、初めての場所に出かけたが、新緑

の景色も見ることができてとても楽しく、また、地元の方に親切にしてもら

ったことも、うれしい思い出になった。

 

    5月12日    モネの睡蓮

 新聞の夕刊に、パリのオランジュリーが改装工事を終えて17日から再

開されることになったという記事があった。 それに伴って、モネの巨大

な「睡蓮の池」の作品が一般公開されるのだそうだ。

 それで思い出したが、この連休に私は家族と浜名湖ガーデンパークを

たずねたところ、その公園の呼び物の1つが「モネの庭」だった。 美しい

花壇があったほか、モネの「睡蓮の池」を模して造った池があった。 そ

の池を、太鼓橋を入れてモネの絵で見たような構図で撮ってみたら、睡

蓮の花はないものの、緑のきれいな写真が撮れた。

 

    5月9日     ハスラー2

 うちの本棚にあったのを最近見つけて、寝る前などに読んでいた。 京

都にも持って行き、新幹線の中でも読んだりしたので、やっと読み終えた。

「ハスラー2」は、昔、ポール・ニューマン、トム・クルーズ主演で映画が作

られたが、ポール・ニューマンはこの作品でアカデミー賞主演男優を受賞

したのだそうだ。 私は映画を観ていないが、「かつてのハスラーが、天

才的な青年と出会い、彼を一人前のハスラーに育てようとする物語」だと

記憶していた。

 ところが、本を読むと、その天才的な青年が出てこないうちに、女性と

のロマンスが生まれるなどどんどんと話が進んでいく。 そのうちに映画

のことを忘れて物語を追っていったが、半分も過ぎるころに、やっと凄腕

の若いハスラーたちが出てきた。 しかし、若いハスラーを育てようとす

るといったことは全くなかった。 どうやら、映画では、人気が出るように

かなり設定を変えてしまったようだ。 

 映画のことでちょっと惑わされたが、映画のことを頭から除いて読めば、

主人公の中年男性がしぶとく頑張るという、かなり痛快な話であった。

 

    5月7日     久しぶりの京都

 新幹線の中でつい寝てしまったが、京都に着くという列車のアナウンス

で目が覚めた。 京都駅で次週の試合のための新幹線の切符を買って

から、地下鉄で「北大路」まで行き、そこから市バスに乗って「柊野別れ」

で降り、そこから徒歩で、立命館大学のホッケー場に向った。

 試合は、伊藤コーチといっしょにベンチから見ることができた。 結局、

チームは広島文教女子大に1対2で負けてしまったが、後半に追い上げ、

最後まで期待を持たせる、なかなかおもしろい試合だった。 愛知県か

らOGの石川さんも駆けつけて、応援してくれた。 試合後のミーティング

では伊藤コーチからたくさんアドバイスをもらえたので、チームはこの試

合が良い経験になることであろう。

 なお、帰りに祇園の辺りに寄ってみたが、さすがにゴールデンウイーク

中とあって、歩くのもままならないような混雑振りであった。 地図やガイ

ドブックを持っていかなかったため、帰りの新幹線の時間が迫ってきた

ら、京都駅への帰り方がはっきり分らなくてちょっと不安になった。 次

回は、ちゃんとガイドブックを持っていくようにしよう。

 

    5月5日     山口県の自治体への要望書

 4日は、午後から大学に出かけた。 講義のためのプリントの準備を

しようと思ったのだが、会議の報告やら何やら、いろいろすることが出て

きて、おまけに、つい、いらない書類の廃棄までしていたら、肝心のプリ

ント準備に手が付かなかった。

 家に帰って遅めの夕食をとってから、山口県の自治体に5団体の学校

敷地内禁煙の早期実施等の要望書を送るために、封筒の宛名書きなど

の発送準備をしたが、自治体の数が22とそれほど多くなかったので、ほ

どなく作業を終えることが出来た。

 5日は、朝、新幹線で京都に行き、立命館大学のホッケー場で、お昼

から行われる女子ホッケーの関西学生春季リーグ戦(対広島文教女子

大)をベンチから見てくる予定である。 帰りに祇園の甘味所で、好物の

黒糖みつ豆でも食べてこよう。

 

    5月3日     はままつフラワーパーク

 2週間ほど前に、どこか旅行に行けないかという話をしていたら、幸運

にも宿が見つかったので、1日から浜名湖に1泊で旅行に出かけた。 

当日の朝、東名三好から東名高速に乗ったら、岡崎インタ付近で起きた

事故のため、道路がかなり渋滞していた。 少しずつ進んで岡崎インタま

で来たが、岡崎から音羽蒲郡までの10キロほどに70分かかるという掲

示が出ていたので、岡崎で一旦下に降りて国道1号線を走ることにした。

1号線も車がいっぱいだったが、なんとか音羽蒲郡に着いて、そこから

また東名に入った。 

 予定から1時間ほど遅れて、はままつフラワーパークの辺りに来たが、

先に、調べておいた舘山寺のうなぎ屋に行った。 客が多いのにタイミン

グよく席に着けたのはよかったが、店内がタバコ臭く、すぐに窓を少し開

けて空気の入れ替えを図った。 しかし、タバコを吸う人がいて空気はき

れいにならず、うなぎを味わうどころではなかった。 わざわざ行くなら禁

煙かどうかを調べてからにするに限る。

 はままつフラワーパークの入園料は大人が800円、子ども・70歳以上

が350円であった。 ブラジル人の団体といっしょに、フラワートレインと

いう蒸気機関車型の園内観覧自動車(100円)に乗って園内を回り、ク

リスタルパレスという温室まで行った。 フラワートレインは、運転手さん

が、車掌を兼ね、ガイドも兼ねるという大変さであったが、園内のいろい

ろな説明をしてくれ、とても参考になった。

 その説明によると、この施設が出来てから35年になるとのことであっ

たが、私は10年以上前に、この辺りに教育実習の視察に来たとき、帰

りにここに寄ったことがあるように思った。 動物の顔(写真参照)ではな

いものの、広い斜面には、当時から花で模様が書かれていたように記

憶している。 

 

 

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