小型船舶操縦士免許2009/01更新

もうしばらくの間、船に乗る事もなくペーパーとなってしまいました。 免許の更新だけは忘れぬようにしていますが・・・、住所が入って身分証明書の変わりになります(^^; 2004年11月1日 -
免許の種類船の大きさ航行区域取得年齢
1級小型船舶操縦士総トン数20トン未満無制限満18歳以上(満17歳9ヶ月以上より受験可能)
2級小型船舶操縦士総トン数20トン未満(18歳になるまでは5トン未満)平水区域および海岸から5海里以内(約9km)
満16歳以上(満15歳9ヶ月以上より受験可能)
2級小型船舶操縦士(湖川小出力限定)
出力15kW未満の小型船舶(水上オートバイを除く)
湖・川及び指定水域
満16歳以上(満15歳9ヶ月以上より受験可能)
特殊小型船舶操縦士
水上オートバイ専用
陸岸から2海里以内(約3.7km)
満16歳以上(満15歳9ヶ月以上より受験可能)



↓旧制度↓
ここから下の記載内容は昔の制度で、現在は変更となっています。


4級小型船舶操縦士免許の習得。


・小型船舶免許の種類と内容について。
免許の種類
船の大きさ
航行区域
受験年齢
1級小型船舶操縦士
総トン数20t未満
遠洋区域(すべての海域)・・・・・*注1 
近海区域・・・*注2
満17歳9ヶ月以上
2級小型船舶操縦士
総トン数20t未満
平水区域および陸岸より20海里以内(約37km)
満17歳9ヶ月以上
3級小型船舶操縦士
総トン数20t未満
*注3 
平水区域および陸岸より5海里以内(約9km)
満17歳9ヶ月以上
4級小型船舶操縦士
総トン数5t未満
*注3 
平水区域および陸岸より5海里以内(約9km)
満15歳9ヶ月以上
4級小型船舶操縦士 
(湖川小馬力)
総トン数20t未満 
エンジン10馬力未満
湖・川および指定区域
満15歳9ヶ月以上
*注1 但し、@とAの場合は6級海技師(機関)の乗船が必要。
   @動力船で陸岸より100海里以上出る時。A帆船で北緯60度以北、南緯60度以南に出る時。
*注2 東緯175度、南緯11度、東緯94度、北緯63度に囲まれた水域。
*3平水区域には、湖や川のほかにも東京湾や伊勢湾、瀬戸内湾(一部を除く)などのような水域も含まれます。
 
・身体検査合格基準
検査項目
合格基準
甲種合格基準
視力
矯正視力が両眼ともに0.6以上であること、ただし小型船舶操縦士の資格試験にあたっては、一眼が見えないものであっても次の用件に適合する場合は合格とする。 
@他眼の視野が150度以上 
A他眼の矯正視が0.6以上
裸眼視力が両眼ともに0.6以上である事
弁色力
色盲または強度の色弱でないこと完全であること
聴力
5m以上の距離で話声語を弁別できる事、ただし、小型船舶操縦士については、補聴器をつけたまま5mの距離で話声語を弁別できる事。さらに弁別できなかったものについては、補聴器をつけたまま汽笛の音が弁別できること。両耳
眼疾患の有無眼疾患があっても、軽症で勤務に支障をきたさないと認められるものトラホーム、斜視、その他の眼疾患がない事
嫉病の有無および体格 嫉病または身体障害があっても、軽症で勤務に支障をきたさないと認められる事 
ただし、小型船舶操縦士の資格試験にあたっては、身体障害があってもその障害の程度に応じた支障をきたさないと認められる場合には合格とする。
心臓疾患、てんかん、精神障害、言語障害、奇形、四肢の欠損、運動機能障害、その他の嫉病または身体障害(軽微なものを除く)がないこと。
●各検査項目とも合格基準に達してはいるが、どれか1つでも甲種合格基準に満たないものがあるとすると、すべて”乙種合格”とゆうことになる。
●身体検査に合格すると、合格した日から加算して次に期間、身体検査試験が免除される。
   甲種合格・・・1年、乙種合格・・・3ヶ月
●学科再受験、実技再受験、身体検査有効期限が切れていると、予備身体検査証明書及び身体検査受験手続きが必要になる。
これで、免許の種類と身体の基準が理解できたかとおもいます(^-^)

<<それでは次に習得方法について。>>

○受験コース
    もっと一般的で「講習会コース」なんて呼び方もされていますが、各地で行われている講習会に出席して学科講義と実技講習をうけて、いざ国家試験に挑む方法です。
    この場合、学科講習1日、実技講習で1日、身体検査と学科試験で半日、学科試験合格後に実技試験が半日、そして免許交付へ!
    のべ、4日の期日を必要とします。
    費用は、学科受講料が6万円(その場所によって、まちまちです。)受験申請料・免許申請料・学科受験手数料で1万円前後となり約7万円前後。
    もちろん、必要書類の作成のお金は別途かかります(^^;
○養成コース
   やはり確実に取りたいと思うならこちらお勧めします、車の教習所とほぼいっしょですが実技も学科もすべて審査が含まれる所が違います。
   日程は車の免許習得と一緒で、規定の講習を受け、修了審査を受ければ後日免許が発送されます。
    金額は、たいたい10万円前後。
○合宿コース
    免許はほしいけど休みが気軽にとれない、そんな私と同じ境遇にかたには合宿コースできまりですね!
    期間はたいてい3泊4日で最終日は試験の所がおおいようです。
    実際私がお世話になったのは、「シーボニア」3泊4日コースで木・金・土・日でした。
  (株)シーボニア:神奈川県三浦市御崎町小網台1286 
  油坪マリンパークのすぐそば!
 
 
・必要書類
住民票または戸籍標本・・・1通 国家試験または養成講習の開始日の6ヶ月以内に発行されたもので、住民票の場合、本籍が記載されたものでなければなりません。 
日本に居住している外国人の方の場合には、本国領事館の証明書および外国人手帳の写しを提出します。
予備身体検査証明書・・・1通所定の用紙(A4)を使用し、医師による身体検査を受けます。医師・医院について指定はされていませんが視力・聴力・弁色力など、身体検査基準全項目について審査してもらわなければならないので。予備身体検査受ける前にあらかじめ医師に連絡、相談しておいたほうが無難です。
写真・・・受験コース6枚、養成・合宿コース8枚白枠を除いて、3cm×3cmのサイズのもので、上半身・無帽・無背景のものを提出します。白黒写真・カラー写真のどちらでもかまいませんが、スピード写真は避けてください。6ヶ月以内に撮影されたものに限ります。
認印・・・1個大半の方は、受験申請・免許申請を代行してもらう事になり、長期間預けることになりますので、三文判でもかまいません。ただし、ゴムスタンプ式のもの(シャチハタなど)は受け付けてもらえない場合があります。
海技免状用写真票所定の用紙に黒のボールペンで、住民票に記載されている氏名を楷書で記入します。


<<最後に、いったいどんな事を勉強しなければならないか!?>>
○学科
   試験は4者択一式のマークシートで行われ各科目の半分以上正解で、6科目の合計が65%以上の得点で合格となります。
   試験範囲は、一般常識(2問)・船舶概要(3問)<<正解3問以上>>・航海(10問)<<正解5問以上>>・運用(15問)<<正解8問以上>>・
   機関(5問)<<正解3問以上>>・法規(15問)<<正解8問以上>>
 各科目での合格基準をもうけてあるのが、車と違う点でしょう。
○実技
  実技自体は車の免許をもっているかたなら、さほど難しいとは感じないはずです、しかし日頃車のボンネットを開けて見る機会が少ない様に船のエンジン・ルームなど見る機会はほとんどないと思います。
特に女性の方などは、ほとんど聞いた事ないような言葉がたくさんでてきますが、丸覚えしてしまうのが近道だとおもいます。
(でも、名前と機能を理解しておけばいざとゆうとききっと役に立つ事でしょう。)
実技に内容は。
離岸・針路変更・スラローム・人命救助・停船・着岸
ロープワーク・ハンドコンパスの使用・船外点検(口答)・エンジンルーム点検(口答)・装備品点検(口答)・操縦席での点検(口答)・口答による質問

備考
付け加えさせてもらうと、今年に入って5級とゆう免許ができたそうです。
内容的にはそれほど変わらないんですけど、実技・筆記、共に大分簡略化され、習得までの費用も5・6万円でとれるそうなので、
こちらの方がお徳かもしれませんね!(一番の違いは、沿岸より1海里までとゆう事でしょか・・・。)

さあ、これであなたも船長さんです!?

これが免許です!
(ちと、しょぼいかな・笑)

この船はヤマハがレンタルしているSRVです!
私も会員になっていました。




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