これを展開すると
人間が生きていく上において、出くわす場面・出来事をどのようにして生きていったならいいのか、
対処したならいいのかを判断する力。
また、その時にそのように心が働く力。
を 認識力 というのである。
そして、その 力 が大切なのだと・・・。これが結論である・・・が、これで認識力ということがわかるのかと問われるのならば、これを書いているわたしもわからない・・・。
だから、次に辞書で調べた認識の意味を構成している、それぞれの意味を辞書で調べてみることにする。
物事・・・物と事。一切の事柄。(事柄の方に重点を置く場合がある。)
とある。
ついで物事の意味を構成している言葉、物と事・事物・事柄という、これらの言葉も辞書で調べてみることにする。
物・・・事よりは割合に具体的に感じたり、考えたりできる対象。(特に取り立てて言うべき<りっぱな>事柄・状態)。
事・・・ものとしてでなくとらえた意識・思考の対象(一般的にものが、その形を見たり手で触れたり、
ある場所を占めると考えるのに対し、ものの働き・性質、ものの間の関係などの面を取り上げる時、「こと」と言う)。
「もの」より抽象的なさし方である。
(原義):言語で表すところの存在・内容。
事物・・・物事(事柄より物の方に重点を置いて言う)。
事柄・・・ものごとの模様・ありさま・内容。
続いて、判断・心・働きという、これらの言葉を辞書で調べてみることにする。
判断・・・ある事柄について、考えをまとめて定めること。
心・・・1.体に対し(しかも体の中に宿るものとしての)知識・感情・意志などの働きのもとになると見られいるもの。また、その働き。
イ 心の本来の状態。まごころ。 (他、略)
2.事物の内にこもっていて、それの価値のもとになるようなもの。
働き・・・1.動いて仕事・役目をすること。
イ 生活を保って行く能力。 (他、略)
どうであろうか?辞書で調べてみると、案外わかっていると思っている言葉でも、意味するところの内容が深いということに気づくのではあるまいか・・・。
それでは、辞書で調べてみた、それぞれの言葉の意味を踏まえながら、認識力と言うものを考えてみることにする。
言葉の上での認識力というものを考えただけでも、そこに人間生活における、すべての場面・出来事を切り抜けられる 力 と、今まで辞書で調べてみた結果、解釈できるのではあるまいか・・・認識という言葉の意味するところの内容に、人間生活の 一切 が含まれているということである。
それでは、まず、認識という言葉を解釈してみることにする。
認識・・・人間生活におけるすべての場面・出来事、それにかかわる人間の意志・感情等、
それ等から生じる(それ等に起因して起こる)こと・ものの内容・存在等をはっきり見分け(判断して)、
それ等に対して、まごころをもって対処し(考え)ながら、生活を保っていく能力、その内容をいう。
従って、認識力 とは、今、認識という言葉を解釈したところの内容の、その 力 (その内容から生じる力)となるのではあるまいか。
どうであろうか?飛躍しすぎであろうか?
解釈した内容のなかの、すべての場面・出来事、それ等から起因して生じること・ものを見分ける(判断する)という内容のなかに、できるだけ、それ等の 意味 するところの 価値 を見いだす(見つけだす)考え方(とらえ方)をしなければならないということも付け加えておこう。
続きは次回の更新にて!
*文章的には難しくないと思いますが、形式が読みづらいと思います。でも読んでみて下さい。繰り返し、繰り返し読んでいくとわかると思います。よろしくお願いします。