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読 書 日 記

(不定期日記です)


11月27日

1ヶ月をオーバーしてる(^^;;  いっそ1ヶ月日記に?(さらに延びるに決まってるからダメ)
最近読んだ本。A・C・クラーク「3001年終局の旅」、ロバート・J・ソウヤー「フラッシュフォワード」、V・S・ラマチャンドラン「脳の中の幽霊」、S・ウィリアムズ&S・ディックス「太陽の闘士(上下)」、佐々木倫子「おたんこナース(1〜5)」、 一条ゆかり「有閑倶楽部(19、虎の巻)、山田ミネコ「草原の狼(上下)」・・・コミックが多い。

感想。
「3001年終局の旅」、2001年、2010年、2061年と続いたシリーズもこれが最後だそうだ。シリーズ当初とずいぶん印象はかわっている。
「フラッシュフォワード」、読み返しだけど、時間テーマの久々の収穫、という感じは変わらなかった。
「脳の中の幽霊」、火星の人類学者と同じくノンフィクション。大脳生理学からみた人間の意識・心理はまったく驚くべき事実に満ちあふれていて、目から鱗が落ちることうけあい。
「太陽の闘士(上下)」、道具立ては新しいが、通常のスペースオペラという感じ。シリーズだそうだが今後は立ち読みして買うかどうか決定しよう(笑)
「おたんこナース(1〜5)」、再読だがやはり面白い!動物のお医者さんのほうがもっと好きだけど。
「有閑倶楽部(19、虎の巻)」、昔からのファンです♪知ってることばかりでも、虎の巻は楽しい。
「草原の狼(上下)」ついにシリーズ終了だそうだ。あとは同人誌で手に入れるしかないそうだが、どうしようかな?


10月23日

またまたまた1ヶ月経過(しつこい)
最近読んだ本。オースン・スコット・カード「エンダーズ・シャドウ(上下)」、アイザック・アシモフ「ゴールド−黄金−」、ロバート・J・ソウヤー「イリーガル・エイリアン」ちょっと少なめ。

感想。
「エンダーズ・シャドウ(上下)」、ひさびさのエンダーもの。カードってどうしてこんなに話がうまいんだろう、ちょいと手に取ったらもう手が離せない。帰宅して、服を着替えるのももどかしく最後まで読みふけってしまった・・・。わかっていても最後は泣かせる。しかしあらためて読むと、年とともに円熟味を増したせいか(?)先行作の「エンダーのゲーム」が粗削りに見えてくる。気のせいかな?
「ゴールド−黄金−」、表題作は神々自身が元ネタ。こういうことでも愛されるアシモフって人徳がある(笑)アシモフ自身の作品解説がないのはさみしいが、エッセイが後半にあるからよしとしよう。
「イリーガル・エイリアン」、読んでるうちは面白かったが、読み終えるといまいち印象に残らない。ファースト・コンタクト、殺人事件、裁判での法廷駆け引きなど読者サービス盛りだくさんなのに。それがかえって散漫な印象をあたえるのかな・・・。


9月22日

またまた1ヶ月経過(汗) 言い訳はよそう(^^;;
最近読んだ本。ヴァーナー・ヴィンジ「最果ての銀河船団(上下)」、タッド・ウィリアムス「黄金の幻影都市(1・2・3・4・5」、エリザベス・ヘイドン「プロフェシィ−大地の子(上下)」、山岸凉子「青青の時代」、山田ミネコ「猿神の迷宮」「メビウスの時間の輪」。こうしてみるとまあまあ読んでるのかも。

感想。
「最果ての銀河船団(上下)」、すごく面白い!正統派SFという感じで読みごたえ充分、最後まであきさせなかった。しかし同じ作者の「遠き神々の炎」は設定がおなじなのにあまり面白くなかった・・・なぜ?
「黄金の幻影都市(1・2・3・4・5)」、ずっと伏線続きで、5巻でようやく第一部終了。最後に面白くはなってきたが、ちと長すぎるかも。
「プロフェシィ−大地の子(上下)」、ラプソディの続き。ちょっとキャラの活躍が意外な感じだが、前作を下回るわけではない。
「青青の時代」、邪馬台国が舞台。日出処の天子より落ちるが、もう少し長く書いてほしかったな〜。
「猿神の迷宮」「メビウスの時間の輪」、前者はコミック、後者は小説の最終戦争シリーズ。どうでもいいけど、小説の挿し絵も山田ミネコさんが描いてほしかった(^^;;


8月27日

また1ヶ月経過(^^;;; でも本は読んでいた(言い訳)
最近読んだ本。ロイス・マクマスター・ビジョルド「ミラーダンス」、キャサリン・アサロ「制覇せよ、光輝の海を!(上下)」「目覚めよ、女王戦士の翼!(上下)」、ニーヴン&パーネル&フリン「天使墜落(上下)」、吉田秋生「YASHA(12)」、山田ミネコ「友達に似ている」。みんな分厚い長編ばかりだ・・

感想。
「ミラーダンス」、ヴォルコシガンもの。これだけで読んでも非常に面白いが、通しで読むとまた格別。ヒューゴー賞受賞が続出するのも当然だろう。
「制覇せよ、光輝の海を!(上下)」、「目覚めよ、女王戦士の翼!(上下)」、スコーリア戦史シリーズはとにかく派手。そしてまたどれもこれも主人公たちの恋愛がストーリーを動かす主要なキーポイントだというのがまた面白い(と言ってけなしているわけじゃない)。どっちかと言えば、派手なドンパチの「制覇せよ、光輝の海を!」より、物事を動かしていく”クイス”というゲームが魅力的な「目覚めよ、女王戦士の翼!」のほうが好み。主人公の派手な女性関係には笑えるが。
「天使墜落(上下)」、アメリカのSFファンならニヤリとするのだろうけど、いまいち細かなジョークなどが解説付でないとわからないのが欠点かなあ。テクノロジー礼賛が丸見えなのもちょっと気になる(パーネルが絡んでいるとわりとそうなりやすいけど・・)
「YASHA(12)」、とうとう感動の最終巻。「BANANAFISH」ほどではないが、相当の力作。 ホント、なにひとつ後に生み出さないようなレベルの低い漫画家たちはこれぐらいのものを目指してみては??
「友達に似ている」、とことんつきあいます♪


7月28日

ファンタジーの反動?か読む本バラバラ。
最近読んだ本。オリヴァー・サックス「火星の人類学者」、松本修「全国アホ・バカ分布考」、K・W・ジーター「ブレードランナー2」「ブレードランナー3」、山田ミネコ「神聖都市伝説」。

感想。
「火星の人類学者」、脳神経科医である著者が紹介する様々な症例にはおどろくばかりだ。人間の心の不可思議さと、その精妙な仕組みの一端がうかがえて興味深い。
「全国アホ・バカ分布考」、時間が遅いのでなかなか見られないが、「探偵ナイトスクープ」は好きな番組だ。このアホ・バカ調査は見てないけど、単なるバラエティを越え、なんと学術の域にまで達してしまってる。アホ・バカの分布という馬鹿馬鹿しい調査が、ここまでなってしまうとは感動もの。
「ブレードランナー2」「ブレードランナー3」、映画はたいてい原作を越えられないものだが、ブレードランナーは原作と別な世界を作って、ともに成功している珍しい例。原作者のフィリップ・K・ディックが物故しているため、K・W・ジーターが続編を書いたのだが、「ブレードランナー2」は映画の続編という雰囲気で、「ブレードランナー3」はそれ+ディックらしさに挑戦といった感じ。ジーターは苦手な作家だが、あのディックらしさをよく消化し、自分なりにまとめたところはなかなかの力業だと思う(特に3)。
「神聖都市伝説」最終戦争シリーズが続くのは嬉しい。


7月21日

さぼり気味だが本は読んでいた(汗)
最近読んだ本。L・M・ビジョルド「スピリット・リング」、エリザベス・ヘイドン「ラプソディ−血脈の子(上下)」、R・シルヴァーバーグ編集「伝説は永遠に(1・2・3巻)」、ジェフりー・アーチャー「十四の嘘と真実」。ファンタジーづいてる・・・ファンタジーってなんでこんなに分厚いんだろう(笑)

感想。
「スピリット・リング」、さすがはビジョルド、ファンタジーを書かせても一級品。ルネサンス時代のイタリアが舞台の If ものだが、よく感じが出てる。
「ラプソディ(上下)」、浄化の炎で信じられないほどの美女(もともと美人だけど)に生まれ変わるヒロインが魅力的。3部作の第一部だそうで、続きが楽しみ。
「伝説は永遠に(1・2・3巻)」、知ってるのも知らないのもあるけど、有名なファンタジー作品(あるいはそれに近い分野)の外伝を集めたアンソロジー。カード、マキャフリィ、ル・グィンなど超豪華メンバーで、しかもすべて書き下ろしだというからすごい。ファンにはこたえられない。
「十四の嘘と真実」、これはファンタジーでは無論ない。ジェフりー・アーチャーの短編集は洒落たものが多くて好きだが、今回はやや毒気があるような気がした。


7月1日

読書モードまだ健在なり。
最近読んだ本。ハーバート&アンダースン「公家アトレイデ(3巻)」、神林長平「敵は海賊・海賊課の一日」、「敵は海賊・A級の敵」、アーシュラ・k・ル・グィン「言の葉の樹」、アスプリン&ヘック「銀河おさわがせアンドロイド」。

感想。
「公家アトレイデ(3巻)」、第一部はレトが一人前の公爵となり終了、まずはめでたし。若き日のダンカンも一途ですごく好き!このあとの第2部などの刊行予定が待たれる。
「敵は海賊・海賊課の一日」、「敵は海賊・A級の敵」、ふつう一話完結型のシリーズは、次第にインパクトが薄れていく事が多いが、これは逆に盛り上がっていく少ない例。キャラクターもスケールも当初の設定よりパワーアップ!この水準のままで行ってほしいものだ。
「言の葉の樹」、ハインシリーズの系譜のひとつ。「世界の合い言葉は森」ほど強烈なメッセージは表に出ないが、ル・グィンのメッセージは静かに深く私たちの心に届く。キリスト教(一神教)ではなく、多神教(東洋的アニミズム?)などに調和(平和?)を見いだすのは女性作家の特権かな・・・? いや、クラークみたいな例もあるが・・(クラークは感性ではなく理性でとらえてると思うけど)。
「銀河おさわがせアンドロイド」、ごく普通の一話完結型のシリーズはこんな感じかな。相変わらず楽しませてくれるし、初めて読む人には十分お勧め。でもシリーズ当初から読んでいるものには、一番最初と同じハチャメチャさが感じられるかというと、そうでもない。それはこのシリーズが、シリアス系ではなく、読者に更なるエスカレーションの期待をいだかせるようなユーモア系の作品だからだろう。


6月22日

読書モードが再びおきたので更新(ホントは暇が少々できただけ)。今回はめずらしくコミックが無い(笑)
最近読んだ本。ハーバート&アンダースン「公家アトレイデ(1・2巻)」、神林長平「敵は海賊・猫たちの饗宴」、「敵は海賊・海賊たちの憂鬱」、「敵は海賊・不敵な休暇」。

感想。
「公家アトレイデ(1・2巻)」、いわずとしれたSF界の名作「デューン・砂の惑星」シリーズの新作。といっても原作者は物故しているため、その志を受け継いだ子息らの手によるもの。ポウルの父親・レトの若き日を書いているため、なつかしいキャラが続々登場、彼らの若き日のエピソードも併せて楽しめお得♪ よく考え抜かれていて本シリーズとの整合性もあり、違和感もない。あえて言えば本作より映像的でわかりやすい、かな(これはある意味誉め言葉ではないが、けなしたいわけじゃない)。続きが実に楽しみ!
「敵は海賊・猫たちの饗宴」、「敵は海賊・海賊たちの憂鬱」、「敵は海賊・不敵な休暇」、テンポがいいという感じの「敵は海賊」シリーズだが、読んでてそれだけではないなーというイメージが強くなった。意識とは?みたいな、形而上学論がさりげなく見え隠れしている。が、そんなことはおいといて楽しめばよいかも♪本屋でふらりと衝動買いしてしまってるので、まだ2冊ある続きが楽しみ。


6月13日

おそるべきことに3ヶ月経過・・・まったく怠慢もいいところ。
身辺に重大な変化があったとはいえ、言い訳にはならないなあ(^^;;
最近読んだ本。スティーヴィン・キング「アトランティスのこころ」、J.K.ロ−リング「ハリ−・ポッタ−とアズカバンの囚人」、山田ミネコ「黄泉の向こう岸」、「逢魔街道」、「敦煌」、 一条ゆかり「有閑倶楽部(9、10)、高野文子「黄色い本」。

感想。
「アトランティスのこころ」、自分としては個人的ベスト1の【刑務所の中のリタ・ヘイワース】に及ばないが、まずまずの出来。上巻と下巻が登場人物・時代背景等かなり異なる物語でとまどうが、上巻の魅力はなかなかのもの。メインキャラクターとおぼしき少年が、読書に親しんでいく本のタイトルに、なつかしいSFが出てくるあたりちょっぴり嬉しい。
「ハリ−・ポッタ−とアズカバンの囚人」、ハリポタ第3作。サクサクと読めるのは相変わらず。次回作が待ち遠しいほどではないが、出たら読むかな(笑)
「黄泉の向こう岸」、「逢魔街道」、「敦煌」、最終戦争シリーズ健在なり。少々ファンタジーっぽくなってるような気がしないでもないが、ファンとしてはOK。
「有閑倶楽部」、文庫への買い換えで読んだ。昔からファンなのだ♪
「黄色い本」、書評で気になり読んでみた。やや大人向け?(へんな意味ではない)、人生経験が必要とは言わないが、あったほうが汲み出せるものが深くなるかも。


3月11日

またしても一ヶ月経過(^^;;
この間いちおう簡単SF用語集の表用語集は完成したが、言い訳にはならないなあ。風邪ひいてUPが遅れたのは最近のことだし。半村良さんの訃報に接したとき書くべきだった・・・。
最近読んだ本。野尻抱介「SETI@homeファンブック」、マーガレット・アトウッド「侍女の物語」、J.K.ロ−リング「ハリ−・ポッタ−と秘密の部屋」、吉田秋生「YASHA(11)」、山田ミネコ「秋津島大和」。

感想。
「SETI@homeファンブック」、文字通りSETI@homeに関するノンフィクション。この本に刺激されていま参加してるけど、我が家のPCでは1つのワークユニットを処理するのにおそろしく時間がかかることが判明(要はCPUがボロいのだ)。続けるかどうか悩み中・・・。
「侍女の物語」、ジェンダーとフェミニズムを扱った、恐ろしく歯ごたえがあるのでなかなか読めなかった本。読み手にパワーを要求するので、こちらのテンションが低いと読みづらいが、女性なら読んで、考えてみてもよいかも。
「ハリーポッターと秘密の部屋」、ハリポタ第2作。こちらは逆に読み手にパワーを要求しない。その辺りが受ける秘密なのではないかしらん。
「YASHA」、ますます絶好調!そこらの駄本なんかメじゃない。
「秋津島大和」、最終戦争シリーズの続き。こ、このあとどうなるの?


半村良さんの訃報に接して。
最初に読んだのはSFマガジンでの「わがふるさとは黄泉の国」だったと思う。伝奇SFと銘打たれた作品群をよく読みふけったが、好きだったのは「産霊山秘録」「石の血脈」「戦士の岬」「戸隠伝説(のような○○伝説モノ)」etc。短編集も読んだなあ。スマートな欧米SF型の作品が多い当時、土俗的で妖しいまでの光を放っていたっけ。昨今のその手の作品は、シフトがあきらかにSFじゃなく怪奇に近いものが多いような気がするが、半村さんのはバランスが取れていた。いまいち納得がいかなかった(理屈じゃなく感性的に)「妖星伝」の結末を、またひもといてみたいような気もする。合掌。


2月13日

読書モードがかってきたので日記更新。いつまで続くやら・・・。
最近読んだ本。野尻抱介「ロケットガール」「天使は結果オーライ」「私と月につきあって」「ふわふわの泉」「ピニェルの振り子」、マーセデス・ラッキー「運命の剣(上下)」。

感想。
「ロケットガール」「天使は結果オーライ」「私と月につきあって」、この3冊はまとめてロケットガールシリーズとなっている。ネットの知り合いに作家を薦められたのだけど、邦人作家ひさびさの収穫♪ みかけはヤング層向けのノリの軽さだが、どうしてどうして、なかなかのハードSF。なにより宇宙に対する熱い思いが溢れているところがいい。「ふわふわの泉」も同じくノリは軽いが、なかにでてくるガジェットが科学的検証に耐えうる(技術的には別だが)本物だというところが、あまたの凡百のSFもどきとは違う(笑)。「ピニェルの振り子」だけは作風が違うが、これはこれで次回作が楽しみだ。 残念なのはこの作家の代表作らしい「クレギオン・シリーズ」がすでに絶版ということ。なんとかして、いつか読みたいものだ。
「運命の剣(上下)」、以前から気に入っているファンタジーの続きで、ヴァルデマール年代記という作品群の一部だそうだ。「女王の矢」もそのひとつだけれど、下巻はすでに絶版だった。あ〜続きが読みたい。


2月2日

1ヶ月どころか2ヶ月すぎてる・・・。 次は3ヶ月すぎるのだろうか(^^;;
更新したものといえばSF用語集だけ(しかもまだ追加項目がある)。う〜ん・・・。
最近読んだ本。M・ラッキー「女王の矢(上)」、J.K.ロ−リング「ハリーポッターと賢者の石」、水樹和佳子「エリオットひとりあそび」、山田ミネコ「影」「ドクターレイクの休診日」「風の迷路」。用語集を書くために科学書も読んだけど、数のうちにはいれるのはちょっと、ねぇ。

感想。
「女王の矢(上)」、M・ラッキーはお気に入りの作家だ。これもすごく好みだが、下巻が手に入るかどうかすごく心配。なかったら悲しい。
「ハリーポッターと賢者の石」、意外に面白い。書評でいまいちという印象があるが、エンターティメントとしてよい出来。なにも重厚長大の感動作ばかりがファンタジーじゃないと思う。
「エリオットひとりあそび」、イティハーサのようなSFじゃないけど好きだ♪
「影」「ドクターレイクの休診日」「風の迷路」、ここまでは知ってるシリーズだが、以後が読みたい。ぜひ出てほしいな・・。


11月13日

ほぼ1ヶ月ぶりだ・・・怠け者だなあ・・・
最近読んだ本。L・M・ビジョルド「天空の遺産」、久美沙織「竜飼いの紋章」「竜騎手の誇り」「聖竜師の誓い(上下)」山田ミネコ「冬の円盤」「緑の少女」「笛吹伝説」。
相変わらず未読本の山減らず・・・某サイトが楽しかったり、身内のHPをいじったりといそがしい。自分のサイトを真面目にやらないでどーする(^^;;

感想。
「天空の遺産」♪ヴォルコシガンものとしてはやや軽く、物足らないけど相変わらず面白い。さすがビジョルド、日本をモチーフに使っていてもヘンに馬鹿げた世界になったりしていない(どうかするとすっごくヘンな勘違いの世界を作る作家がいるから、これはイチオシ) 
「竜飼いの紋章」「竜騎手の誇り」「聖竜師の誓い(上下)」は一気に読んだけどなかなか良かった。あれで完結とは惜しい。もっと続きがあってもいいのに。
「冬の円盤」「緑の少女」「笛吹伝説」、ああ懐かしい・・・これも続きが読みたいな。


10月12日

最近読んだ本。大原まり子「銀河郵便は”愛”を運ぶ」、萩尾望都「海のアリア」、吉田秋生[YASYA」、富樫義博「レベルE」、川原由美子「観用少女2」、山田ミネコ「最終戦争」。
う〜ん、「銀河郵便は”愛”を運ぶ」を除いてみんなコミックだ・・・。コミック好きだからいいんだけど(コミック万歳!)、未読本を読むという当初の計画はどこへやら・・・(^^;;
いや、活字本の読書量は確かに増えている。アシモフを書くためにファウンデーションシリーズの再読をしてたんだったっけ。しかし再読ばっかりじゃ未読本の山は減らない。う〜ん、がんばれ自分。

感想。
「銀河郵便は”愛”を運ぶ」、面白かった(美形は好きである)。
「海のアリア」、やはり萩尾望都は凄い!
[YASYA」、続きが早く読みたい・・
「レベルE」、富樫義博は幽遊白書のときはさほど印象なかったけどこれはすごく好み♪
「観用少女2」、相変わらず綺麗〜
「最終戦争」、懐かしい・・・。


9月26日

最近読んだ本といえば、なんといってもアン・マキャフリィの「竜の挑戦」。サイド・ストーリーや過去の物語は翻訳されていたけど、本編の続きはずいぶん待たされた・・・(泣).
待たされただけあって期待を裏切らない出来栄えに満足♪ お気に入りのキャラが亡くなったりするのはちょっぴり(いいやだいぶ)嫌だけど、しかたないのかな・・・。
解説&SFマガジンを読むとさらに続きがあるそうな。読みたいけどここで終わってほしいという気持ちも強い。ここまでは知りたかったけど、この先、話が進めばパーンの竜騎士でなくなっちゃうような気がする。もちろんわがままとはわかっているけれど・・・。


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