2006年 9月 2日(土)
朝、6:00起床。カーテンを開けるとすでに夏の太陽が顔をのぞかせる絶好の旅行日和、今日も暑くなりそうだ。3歳の娘は朝から元気いっぱい、今日から旅行なんてことはお構いなしのマイペース。娘のペースに巻き込まれないようにとさっさと朝食を済ませて、身支度を整える。予定通り自宅を8時過ぎに出発し、那珂ICから常磐自動車道を柏方面へと急ぐ。平日の朝の常磐道は通行している車の数も少なく、守谷SAまで約1時間と順調な出足。三郷JCTで東京外環自動車道に乗り換え、大泉JCTから関越自動車道に入ると徐々に通行量も増えてはきたが特にトラブルもなく藤岡JCTから上信越自動車道へと分岐する。ここらあたりから窓から見える風景が山岳モードに切り換わり、旅行気分が一気に盛り上がる。特に松井田妙義ICと碓氷軽井沢ICの間は景色が良く、運転するのが楽しい。碓氷軽井沢ICで高速を下り、軽井沢駅を目指す。ICから駅まではほとんど一本道で迷うようなことはなく、矢ケ崎公園横の有料駐車場に車を停めたのが正午過ぎ。娘のトイレの心配もあり、休憩を多くとった割には所要時間約4時間と快適なドライブだった。
まずは行動開始前に昼食をと思い、とりあえず軽井沢駅へ。ガイドブックに駅構内にレストランがあると書いてあったので、探してみるが見つからない。駅構内をぶらついていると、釜飯の看板が目に入った。久しぶりに峠の釜飯もいいねと妻と意見が一致し、この店の暖簾をくぐることにする。この店(信州そばと峠の釜飯の店”志”)、信越本線の旧プラットホームを生かしたちょっと変わった店内。釜飯も美味しいので、ものは試しに一度行ってみるのもいいですよ。娘は食が遅いので、食事が終わった時にはすでに時計の針は1時半を回ってしまっていた。今日は旧軽銀座をぶらつく予定でいたので、急いでレンタサイクル店を探しに出る。駅近くの市村輪店で、子供用の補助椅子付きの自転車1台と大人用自転車1台を借りる。料金は1時間400〜500円、3時間以上は1000〜1500円。車種によって多少値段が違うようです。
旧軽銀座まで軽井沢本通りから途中万平通りを抜けて自転車で約15分。週末ということもあり、旧軽銀座はすごい人出。自転車を押しながら駐輪場を探すがなかなか見つからない。旧軽ロータリー近くの歩行者天国入口付近に自転車が沢山停めてあるのを見て、悪いとは知りながら”赤信号みんなで渡れば恐くない”の心境でそこに自転車を停める。少し歩くと娘はジュースが飲みたいと大騒ぎ、仕方がないのでチャーチストリート軽井沢1Fのオープンテラスのカフェでひと休みすることにする。優雅なティータイムを楽しんでいると娘がトイレに行きたいというのでトイレを探しに行くと、旧軽銀座内には有料トイレしかないようで1回100円。100円で買うコインを投入しないとトイレの扉が開かない仕組みになっている。トイレに100円も払うのは馬鹿馬鹿しいとは思ったのだが、娘の為とあっては背に腹は変えられず渋々コインを購入して用を足す。トイレをみんなできれいに使う為にお金を取るっていう主旨はわからないわけではないけど、観光地でそういうのはどうなんだろう。個人的にはちょっと違う気がする。観光地のトイレをきれいに保つっていうのは、観光で生計を立てている人達の自助努力なんじゃないだろうか?娘はトイレを済ませると今度は寒いと言うのでよく見ると鳥肌を立たせている。上着は車の中に置いてきてしまったので近くの店で調達しようかと思ったが、みんな値段が高くてちょっと我が家では買えないものばかり。無理して娘の体調が崩れても困るので、旧軽銀座の散策は明日に延期して少し早めでははあるが宿泊先へ向かうことにした。自転車で軽井沢本通りを駅方面へと戻るが歩道は人でいっぱいで、なかなか先へと進めない。ようやく自転車を返して車に戻り、宿へと向かう。今回の宿泊先はガイドブックで見つけた子供連れ向けのペンション”ストーンペンション”。期待通りの宿だといいのだが・・・。
宿に到着したのが4時半頃。チェックインを済ませて部屋でひと休みと思ったが、娘はあっと言う間に体調が回復したようで、プレイルームで遊びたいと駄々をこねる。このペンション、子供用に室内のプレイルームと遊具の沢山有る庭がセールスポイントの宿で、旅行出発前から娘にガイドブックの内容を見せていたので、娘はそこで遊ぶことを楽しみにしていたのです。娘の猛烈な抗議に根負けし、食事の時間までをプレイルームで過ごすことにする。娘はおもちゃのいっぱいある部屋に大満足のようで、満面の笑顔で遊んでいた。食事は正直、可もなく不可もなしといったところだが、やはり周りがみんな子供連れということもあり、娘が多少騒いでも気を使わなくてよいというところは気が楽だった。食事の後はちょっと広めのお風呂で初めての家族3人一緒の入浴体験。娘はそれがとっても嬉しかったようだ。明日に備えて娘と妻は夜9時にちょっと早めの就寝。私は地酒の”真澄”をちびちびと飲みながら明日の計画を練って、11時ごろ就寝。明日は軽井沢を満喫できるかな・・・。