写真 写真京都散策日記トップへ戻る

2001年 10月28日 (日)


最終日


 京都旅行最終日、突然、携帯電話の着信音が鳴り目が覚める。電話は親戚の結婚式で新潟へ帰郷している母親から。家と妻の実家へ新米を送ってくれるとのこと。親はいくつになってもありがたい。


 今日は、比較的のんびり支度をして、朝食は再び「イノダコーヒー」へ。朝食を済ませて、9:00にホテルをチェックアウトし、まずは、京都駅へ。初日と同様、コインロッカーに荷物を預け、今日の目的地「東映太秦映画村」へ出発。JR嵯峨野線で太秦駅へ向かう。


東映太秦映画村


 10:00過ぎには現地に到着。入場券(¥2200)を購入し、中に入る。まずは、芝居小屋で、ちゃんばらを見学。ちゃんばらそのものより、その後のちゃんばら教室で舞台に上がった演劇好きの女の子と、目立ちたがりやのお婆ちゃんが面白かった。2人で江戸の街並をぶらぶら。銭形平次の家や町奉行所、吉原、宿場町などあっちこっちで写真を撮りながら歩き回る。


 とりあえず、目的もなくぶらぶらしていると、「千年の恋〜ひかる源氏物語〜」スタジオ特別公開中の看板を見つけ、東映京都撮影所の中へ。「千年の恋」は、天海祐希がひかる源氏を演じ、吉永小百合が紫式部として語り部役を演じる物語の世界と歴史上実在の人物を融合させた来年のお正月映画の話題作。撮影所の中は、映画のセットとして使われた清涼殿が置かれており、セットの上に上がって記念撮影などができるようになっている。その他には、映画のシーンのパネルや登場人物の相関図などのパネルが展示されている。


 映画村の方へ戻ると、時代劇の衣装を纏った人を発見。映画村の人かと思い一緒に写真を撮ってもらおうかと近づいていくと、どうも様子が違う。2人で互いに写真を撮りあったりしている。ふっと、左を見ると「時代劇扮装の館」の文字。それで、納得。しかし、プロってのはすごいものだ。ただの素人をあんなふうに変身させてしまうのだから・・・。


 シュミレーションシアターという無料のアトラクションを発見。さっそく中に入る。スクリーンの映像に合わせて椅子が動くというもので、まあ、TDLのスターツアーズのミニチュア版のようなものか。アトラクション自体はどうということはないが、その映像がくだらなくて笑える。奥さんに見送られて、旦那が出勤するのだが、その通勤手段がスキー、ヘリコプター、モーターボート、バイクと次々と移り変わっていき、それに合わせて椅子が上下左右に動く。最後に会社に着いて会議室に入ると、七福神が待っており、通勤していた本人が大黒天というオチ。


東京へ・・・


 その後も、展示館やお土産屋などを回っていると、いつのまにか時刻は3:00に。行きと同じ経路で京都駅へ戻り、京都タワーの下で慌ててお土産を買う。


 16:14発の東京行きひかり330号に乗って東京へ。本当に楽しい時間は、あっという間に終わってしまうものだな〜。

前ページ