2004年GWにラスベガスに行くためにソウル発券したANAの航空券は、途中降機一回のみ。
そこで行きは旅行の初日に日帰りでソウルを往復することにしました。
韓国滞在時間は約5時間あまり。
行きはANAの特典航空券C席の往路分使用。(復路は夏休みの旅行に利用予定)
4/29 朝5時起きで成田に向かう。
海外旅行なのに遠足のような気分だ。(本当に日帰り)
荷物も小さなリュックひとつのみ。中はタオルと下着の着替えが入っている。
成田空港内は連休初日とあって大混雑。
ANAのカウンターは空いていたが、手荷物検査は大行列。
朝ごはん抜きだったので、ラウンジで朝食。
国内線と違って、お寿司やサンドイッチがあるのがうれしい。
成田発9時15分NH907便でソウルへ。Cクラスも満席。
仁川着11時40分。
今回の旅の目的である「ヘスピア」に行く送迎バスが来るはずの、
14番のバス停には何の表示も無いので、観光案内所でお姉さんに聞いてみる。
「毎時20分発だけど、12時20分はお昼休みでなし。次は13時20分発。
場所は13と14番の間くらい。
タクシーは近過ぎて余り行きたがらないから避けたほうがいい」とのアドバイス。
仕方ないので、空港内のお店を見たり、お茶を飲んだりして、13時過ぎに外のバス停で待つ。
25分にやっとバスが来た。白と水色のマイクロバス。
始発はどこなのか、車内には既にたくさん乗っていた。
途中、人を乗せたり(←道端で待ってたおばちゃん。
その辺にいるだけで、何故ヘスピアに行くと判るのか?)
降ろしたり(←タクシーの運ちゃん、そこはタクシーの待機所だった)で、その後約10分ほど走って到着。
周囲には何も無い海岸沿いの建物。
フロントで1人6000ウォン支払う。
小さな売店があり、タオルやシャンプーも売っていた。
男女別の脱衣場には縦長のロッカーがずらり。
このロッカーの鍵が変わっていて、鍵の突起をロッカーの穴に差し込んで、
ロッカー側のつまみを回すと開く仕組み。
ちょっと難しい。タオルとシャンプー類を持って、お風呂へ。
韓国の人もタオルで前を隠して歩いている。
内部は海水風呂と淡水風呂。外に薬草風呂2種があった。
サウナは計4ヶ所。内部の温度は高くないのだが、床が高温でびっくり。
おもしろいのは、皆さん、最初にまず歯を磨く事。
備え付けの巨大歯磨きチューブとマイ歯ブラシで立ったまま、がしがし磨く。
他の備え付けは固形石鹸のみ。
大抵の人は手に垢すりをはめて、すりすりしてた。
垢すりコーナーがあり、15000ウォンとあったので、身振り手振りで頼んでみたら、
順番待ちのロッカーキーを指差すので、そこに加えてもらった。
順番を待つ間にデッキチェアーで寝転んでいたら、隣のおばちゃんに声を掛けられた。
私が日本人とわかると「日本語話すの久しぶり」と話を始めた。
女学校の1年まで日本語だったそうで、「何でこんなとこ来たの?」「1人で来たの?」と聞いてきた。
段々回りのおばちゃんたちも興味津々って感じで、垢すりの順番待ってると言ったら、
「そんなお金勿体無いから、あたしの垢すりで自分でやんなさい」とマイ垢すりを貸してくれた。
それにしても、平日なのにすごく混んでいるので聞いてみると、
「近くのショッピングセンターとヘスピアに行くバスツアー」が安くて地元のおばちゃんに大人気らしい。
色々話してくれたおばちゃん達にお礼を言って、お風呂を出た。
化粧水、乳液は備え付けであるが、ドライヤーは1回300ウォン。
但し、一度お金を入れるとずっと使えるので、何人かでも使えそう。
フロント前のロビーでひんたがビールを飲んで待っていた。
男湯はすごく静かだそうで、
女湯にいた監視員(ポロシャツ、短パン姿でいろいろ注意するおばちゃん)
〔先に身体洗えとか湯船の近くで垢すりしちゃダメとか〕
もいなかったらしい。不思議だ。男性は行儀良しなのか?
15時10分のバスで空港に戻った。
空港内の韓食堂で海鮮定食と石焼ビピンパを食べる。
その後買い物をして、ラウンジへ。
ANAのラウンジは無いので指定されたSQのラウンジに行った。
食べ物の種類も多く広さもあり、気軽な雰囲気。
仁川発18時30分NH908便Cクラスは7割ほどの乗客。
日帰りだし、行きと同じクルーだったら嫌だなぁと思ってたら、交替してた。良かった。
定刻の20時45分着。自宅に戻ったのは22時過ぎだった。
日帰りで海外に行くなんて不思議な気分。
勿体無いとは思うが、この日帰りで約5万円が浮くのだ。けっこう楽しかったし。
さぁ、明日はラスベガスに向けて出発♪♪♪
☆今回の旅行代金☆
航空券代: 行き=特典なので無料(ANA)
帰り=ソウル発券(ICN/NRT/LAX往復) 200万W
4/30 ラスベガスへ