石垣島の旅
7/18 一晩中暴風雨の凄まじい音によく眠れなかった。
朝からニュースを見たり、ANAに電話したり確認を取るが、
まだうちが乗る予定便(13:50発)の欠航は決まってないらしい。
取り合えず、もそもそ朝ごはんを食べながら、今日どうするか相談。
とにかく、レンタカーを返却しなくちゃいけないので、お昼前に一旦空港まで行こうと決定。
使ってなかったドリンク券があったので、
(パインジュースと指定されてる)を使いに1Fの「ヴィルゴ」まで行った。
チェックアウトして、荷物を送り、すごい雨風のなかトヨタレンタカーに行く。
このときホテルのロビーは大きな荷物を抱えた人でごった返してた。
(後で考えると、万が一に備えて、この時点で当日の予約を入れておくべきだった・・・。)
レンタカーを返し、そのまま空港まで送ってもらう。
道路はあちこち木がなぎ倒されてた。
空港のANAカウンターは人でいっぱい。
うちが乗る予定の便は欠航が決まってた。
仕方ないので、行列に並んで、キャンセル待ち番号札をもらうことにする。
「とにかく早く帰りたい、どこ経由でもいい」とお願いすると、
那覇、福岡、関西、名古屋行きそれぞれのキャンセル待ちをくれた。
但し、福岡、関西経由は、
[乗り継ぎ便の予約も同時に入らないと不可][名古屋便は名古屋から先が自腹]
番号は早いのでA-18遅いのでもA-36だった。
その時廻りの人がもらってたのがB-200番台だったから、
やっぱりSFCで助かったと思った。
係りの人は「運航が再開されればまず乗れます」と言って下さったので、
そのまま空港で待つことにして、空港ロビー2Fの食堂でお昼ご飯にする。
かなり混んでいたがちょっと待ったら座れた。
「八重山そば定食750円」「しょうが焼き定食750円」と「パインアイス300円」を食べた。
普通に美味しかった。周りは時間つぶしの人で満席。
うちも少し粘って、でも待ってる人に悪くてお店を出た。
お店の前の階段に座って待つ。
2時間くらい待ったが結局「本日も全便欠航決定」となる。
ホテルに電話すると、「とにかくホテルに来て名前を記入してください」とだけ言われる。
ファウンテンズクラブも関係ないときっぱり。
念のため、ANA系のホテルにも電話してみたが、
「連泊の人優先で、SFCの枠も無く皆さん一律にキャンセル待ちしてもらう」と言われた。
仕方ないので、タクシーで日航八重山ホテルに戻ることにした。
この時点でJALの全便欠航はまだ決まってなかった。
ホテルに戻り、名前を書くと「100組くらい待ってる状態」と言われる。
「今日泊れるかどうかだけでも確認したい」と言うと「とにかくお待ち下さい」の連呼。
来る客来る客皆この返事にいらいら。
携帯番号を記入して待つよう言われたが、肝心のホテルロビーが圏外なのだ。
どうしろっていうのか?すると、2Fの大広間が開放されてるというので行ってみると、ここ2本バー。
ひんたと五目並べをして待つ。
次々に廻りの客の携帯が鳴って部屋に移動して行く。
ついにうちだけが残されてしまった。これはおかしいとフロントに行く。
「お呼びしたんですよ」と言うけど、携帯鳴らなかったよ〜。
「圏外の場所にいらっしゃいましたか?」「いいえ、2Fの大広間にいましたけど」「おかしいですね」
そんなことはどうでもいいから早くお部屋に入りたい・・・。
やっと入れた今度の部屋は3Fのツイン。でも希望した禁煙ルームじゃない。
1度送った荷物を再び受け取る。(今日は発送出来ないからホテルにまだ残ってた)
料金は「台風特別料金1人朝食付き9000円」だって。
これは大人も子供もツインもトリプルも同額。
もちろんファウンテンズクラブ割引も無く、JALのマイルも付かない。
何だか足元見てる感じ。どうもこのホテルとは相性が悪い。
ホテルの人の態度が慇懃無礼なんだ〜。
そのせいだろう、フロントにはいつも苦情を言ってる人が必ずいた。
とにかく夕食を食べようと、ホテル内の和食&郷土料理店「はまゆう」に行く。
「お寿司定食2500円」「グルクンから揚げ定食2000円」を頂く。
どちらもラフテーやジーマーミ豆腐の小鉢や果物も付いておなかいっぱい。
食後、することもないので、お風呂に行く。
考えることは皆一緒で、浴場は大混雑。
暇なので、TVを見たり、何度も行った土産物やを見たりする。
今日から始まったという「ホテル縁日」にも行ってみたがしょぼかった。
明日は帰れるんだろうか?
帰れないなら早めにホテルの手配をするべきなのか?
またここに泊るなんて嫌だな〜。
色々考えながら暴風雨の音を聞きながら眠りについた。
7/19 天気は全く回復しない。
相変わらず雨風は強いし、台風は居座ったまま動きが遅い。
今日も帰れないのかと思って、ANAに電話すると、「今のところ通常運航予定」と言われびっくり。
急いで朝食に行く。内容はごく平凡。
宿泊料金に入っているから食べるけど、通常の1500円は出さないな〜と思った。
チェックアウトして、荷物を再び送り、タクシーで空港へ。
空港は大混雑で人でびっしり。何とかかき分け列に並ぶ。
並んでる途中で、係員にキャンセル待ちの札を見せると、
このままこの列で待つように言われる。
廻りの人は(キャンセル待ち番号によっては)並ぶことも許されない雰囲気。
この時、「着陸予定の便が風が強くて着陸出来ず、再度試みる予定」とアナウンス。
廻りの人の話で、すでにJALは2便到着してるという。いいなぁ。
うちの順番がやっと来て、交渉開始。
「那覇経由だとかなりお待ち頂く事になるが、
福岡経由なら次に出る臨時便(9:35発)に乗れます」
それに乗ります!乗り継ぎ1時間の福岡/羽田も無事取れてチェックイン。
もう少し待てば次の9:30発の那覇行きが取れたかもしれないが、
帰れるならこれでいいや思った。
しか〜し、この那覇行きが遅れに遅れた。
石垣空港はゲートがひとつしか無いから、那覇行きが出ないと次のうちの福岡行きが出ない。
段々福岡の乗り継ぎ時間が無くなってきた。
最初は、お弁当でも買って福岡のラウンジで食べようか〜と、
軽く考えていたが、どんどん時間経過。結局45分遅れでやっと出発。
乗った後のアナウンスに驚愕。
「この便の福岡空港到着予定は12:30です」
ひょえ〜福岡発は12:25なのに!!間に合わない。
次の便は14:10まで無いのだ。
早速CAさんに相談。
「お乗り継ぎという情報は次の便に行ってるはずですが、
確実に次の便が待ってる保証は出来ないんです」
あらら。もう仕方ない。ダメなら、のんびりとんこつラーメンでも食べて帰るか・・・。
座席は10列目の非常口席で、足元がちょっと広くて楽ちんだった。
飛行機はかなり揺れて、それでも何とか頑張って12:20に到着。
「羽田行き乗り継ぎのお客様は地上係員まで」とのアナウンス。
そうしたら、いるわいるわたくさんの乗り継ぎ客。数十人はいる。
「これならきっと待ってるね」と思ったとおり、羽田行きは待ってた。
おまけにゲートは隣りだった。
福岡空港滞在時間30秒で羽田行きに乗り込む。
この羽田行きでも「乗り継ぎのお客様をお待ちしており、出発が遅れております」とアナウンス。
結局羽田行きは15分遅れて出発。
乗り継ぎ客が多い時は待っててくれるのね。待たせてごめんなさい〜。
羽田には定刻よりそのまま15分遅れで到着。
何とか帰って来れた東京は石垣よりよっぽど暑かった。
バスまでの時間があったので、空港でおそばを食べた。
空港のお店はどこでもEdyが使えて便利。
1日延びたが、ともかく無事帰れてよかった。
☆今回の旅行代金☆
航空券代 : 765S$ (普通運賃の半額。お正月のシンガポール旅行で発券)
宿泊費 : 16170円×2泊 (通常価格23100円から日航八重山Hファウンテンズクラブで30%off )
9000円×1泊×2人分(台風特別料金)
レンタカー : トヨタレンタカー3日間 16100円 (ANAワンモアデスク)
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