この日は朝雨が降っていたが、午前中に雨が上がるとの予報。
3月18日から首都圏ICカード相互利用サービスがスタートし、Suicaでも私鉄やバスに乗れるようになったので、
それを120%活用してやろうと、雨上がりの新宿を飛び出した。
2007年3月30日(金)
まずは山手線に乗って駒込へ向かい、六義園(りくぎえん)に到着。
東京23区内(文京区)にこんなうっそうとした森が。その中で桜の木が存在感を示す。
この日は一眼レフも持っていったので、ここからは一眼レフを生かした(?)画像を。
せっかくのカメラの良さをあまり生かしきれていないような?
桜ばかりだと飽きるので、たまには違う花でも。
ここ六義園のメインは枝垂桜(しだれざくら)。正門近く(入ったのは染井門)に行ってみると…。
周りに人が多すぎて下までは撮れず。朝の雨でだいぶ花が散ってしまったようだ。
六義園を出て、近くのバス停から上野方面を目指す。
都営バスを降りて、上野不忍池でこの日2ヶ所目(通算3ヶ所目)の花見と洒落込む。
まだ満開には早かったが、十分見ごろと言えよう。
不思議な形の建物は「ソフィテル東京」というホテルらしい。
不忍池を一周するともう正午過ぎ。上野駅近くで昼食を済ませて、日本最古の地下鉄銀座線で浅草へと向かう。
地下鉄浅草駅から地上に上がり、吾妻橋たもとから隅田公園に入っていく。
途中東武伊勢崎線と言問橋の下をくぐりながら、吾妻橋から隅田川沿いを桜橋まで桜の下をひたすら歩く。
隅田川の対岸にも桜並木。反対側の墨田区(この時点で歩いているのは台東区側)も隅田公園の一部。
桜橋の上から墨田区役所をバックに。橋の下を飛び交う鳥が写りこんできた。
墨田区側は出店が並ぶなど、お祭り気分であることがわかる。
すぐそばを通るのはその名も「墨堤通り」。
墨田区役所前に建つ勝海舟像。墨田区の出生・出身らしく、明治維新後の名「安芳」となっている。
吾妻橋から桜橋まで往復3km近く歩きに歩いて、再び地下鉄銀座線に乗って新宿方面へと向かう。
赤坂見附乗換えで丸ノ内線新宿御苑前で降り、その新宿御苑に行ってみた。
桜には高い建物がよく似合う。下写真は代々木にあるNTTDoCoMoビル。(上部が携帯電話アンテナ)
このまま千駄ヶ谷駅から自宅に戻ろうと思ったが、中央線に乗るのならと、最後は”隠れ名所”東中野へ。
東中野駅から中野方面に歩いて5分ほど。線路を跨ぐ歩道橋の上から、ある消えゆく光景を撮影。
しつこいようだが、オレンジの電車と桜の組み合わせは今年で最後。同じ目的で歩道橋には20人ほどが撮影していた。
ようやくこの日の花見は終了。前日とあわせて6ヶ所回ったが、残りは4ヶ所。
翌日が仕事なので、あとは次週に持ち越すことにした。
ちなみにこの日は交通費(1020円)を一切現金で払っていない。やはりSuicaの力は絶大だ。
まだまだ続く桜特集